シオン(転スラ)の徹底解説・考察まとめ
シオンとは『転生したらスライムだった件』に登場する、主人公リムルの配下。オーク軍に自身の住むオーガの里を滅ぼされた過去を持ち、復讐を果たすためにリムルの配下となった。オークへの復讐を果たした後は、武士(もののふ)という役職に就き、リムルの秘書兼護衛の役割を担う。リムルへ絶対的な忠誠を誓い、スライム姿のリムルをよく抱きかかえている。少し危なっかしい一面もあるが、リムルの頼れる配下の1人として成長していく。
数百年に一度生まれるというオークロード”ゲルド”の討伐を依頼されたリムル。シオンはオークへの復讐を果たすため、リムル配下の同族”ベニマル””ハクロウ”とともに戦場へと向かうのだった。”鬼刀砲”で一気にオークをなぎ倒していくシオン。キジンやほかの仲間たちの活躍で、テンペスト側の優勢に思われた。
しかしそこへ、オーガの里にも来たことがあるという上位魔人”ゲルミュッド”が現れる。そして、オークロード”ゲルド”はゲルミュッドを捕食したことで魔王へと覚醒。シオンはベニマルの指示で魔王ゲルドへ攻撃を仕掛けるのだった。
ハクロウとの連携で一度は首を撥ねたものの、凄まじい回復能力を持ったゲルドに致命傷を与えることができない。
シオンたちキジンは、ゲルドの相手をリムルに任せ、その戦いを見守るのだった。最後、ゲルドとの喰らいあいにリムルが勝利し、シオンたちの復讐は果たされたのである。
その後もリムルに仕えることを望んだキジンたちは、改めてリムルへの忠誠を誓う。
「私はリムル様の秘書兼護衛ですよ。絶対に離れませんからね」と、シオンは笑顔でリムルに飛びつくのだった。
カリュブディスとの戦い
厄災級の魔物”カリュブディス”が、13体の鮫型の魔物”メガロドン”を引き連れてテンペストへ襲来した。
シオンはリムル配下の”ランガ”の背に乗り、上空を駆け巡って3体のメガロドンを撃破。その後、リムル配下の同族”ソウエイ”も加わり、3人でカリュブディスを相手にするのだった。
しかし3人は、硬い鱗を使ったカリュブディスの攻撃に負傷してしまう。そこへ駆けつけたリムルのおかげで大事には至らなかったが、3人は前線を退き、遠方からの攻撃に専念するのだった。
カリュブディスは最後、魔王ミリムによって倒されたのである。
スフィアとの戦い
テンペストへ獣王国ユーラザニアから使節団がやってきた。
ところが、獣王国の三銃士の1人”スフィア”は、到着するなりテンペストの住民たちを挑発。シオンはそんなスフィアと対峙することになるのだった。
シオンとスフィアはお互いに一歩も引かぬ戦いを繰り広げる。そこへ三銃士の1人”アルビス”が止めに入り、テンペスト側を試していただけだったことが判明する。話が丸く収まった頃、シオンは爆発寸前の魔法弾を抱え、これをどうすればいいかと困惑していた。
リムルに自分に向けて放てと命令されたシオンは、リムルに向かって魔法弾を放つ。リムルによって魔法弾は捕食され、事なきを得たのだった。
子供を庇って絶命
人間の国”ファルムス王国”と3人の異世界人がテンペストを襲撃してきた。
”魔法不能領域(アンチマジックエリア)”と”神聖魔法結界”、この2つの結界による魔素濃度の低下の影響で弱体化してしまったシオンは、異世界人の1人に対し防戦一方だった。そこへファルムス軍が遅れて到着し、狙われた子供を庇ったことで、シオンは絶命してしまう。
シオン死亡にリムルは激怒。
魔導王朝サリオンから駆け付けた”エレン”から、死者蘇生のおとぎ話を聞いたリムルは、シオンの蘇生を決意する。
その後、魔王へと覚醒したリムルの”反魂の秘術”によって、シオンは無事に蘇生。”完全記憶”や”サバクモノ”を獲得した状態で復活した。
リムルが進化の影響による眠りから覚めると、そこはシオンの腕の中だった。
ワルプルギスへの参加
一連の事件の黒幕である魔王クレイマンに直接会うため、魔王たちの宴”ワルプルギス”に参加することになったリムル。
シオンはランガとともに、リムルの護衛としてワルプルギスに参加するのである。
そこでクレイマンが長い演説を行うも、結局はリムルと戦闘になり、シオンはクレイマンを圧倒。精神攻撃も備えた愛刀”剛力丸”で、クレイマンをボコボコにした。
シオンの活躍もあり、リムルは無事に八星魔王”オクタグラム”の仲間入りを果たす。
西方聖教会との戦い
テンペストへ西方聖協会の聖騎士団団長”ヒナタ・サカグチ”が100名の騎士を引き連れてやってきた。
この戦いでシオンは”ヨミガエリ”、”クレナイ”の2つの部隊を率いることになる。
しかし戦況はリムルが立てた当初の作戦とは大幅に外れていった。シオンが序列争いと言い出したことで、リムルの配下たちはリムルに自分が活躍する姿を見せようと張り切っていたのである。
配下たちが騎士に苦戦するなか、シオンは単独で敵本軍へと乗り込む。そこで十大聖人である”レナード”、”ギャルド”を相手にすることに。
敵の命を奪うことは禁止されていたため、シオンは「今からお前たちの最大の攻撃を、私に向かって放ってみろ。耐えきったら私の勝ちだ。大人しく、私の軍門に降るがいい」と2人に提案する。2人はその提案を受け入れ、攻撃を開始する。
シオンは”ホーリーフィールド”に捕らわれ、さらに炎の精霊王の力を利用した攻撃”極炎獄霊覇(インフェルノフレイム)”を放たれるが、それをあっさりと叩き斬って勝利。
3人の弟子
魔王となったリムルのもとへ、ジュラの大森林からさまざまな魔物が挨拶をしにやってきた。そんななか、魔王ダグリュールの息子”ダグラ””リューラ””デブラ”がリムルの前に現れる。しかし3人は、リムルに対して尊大な態度をとったため、シオンに一瞬でぼこぼこにされるのである。
負けたことで父・魔王ダグリュールの息子たちはリムルのもとへ修行へ行けと言われ、シオンの傘下に加わることに。シオンの厳しさにすぐに逃げ出すだろうと思われていたが、3人はすっかりシオンに懐いてしまい”シオン親衛隊”が秘密裏に結成されたのだった。
テンペスト開国祭
テンペスト開国祭にて、武闘大会が行われた。
シオンは武闘大会に参加するにはあまりにも強すぎるということで、リムル配下のディアブロ、ベニマル、ソウエイとともに、出場禁止となる。
しかし、リムルからテンペスト四天王の地位を与えられ、大喜びするのだった。
Web版小説では、ハクロウやディアブロと対戦。
ハクロウとの闘いではお互いに一歩も譲らぬ剣術を見せ、危うく致命傷をハクロウに負わせるところであったシオンを魔王ミリムが止めに入り、シオンの勝利とした。シオンにとって親のような存在であるハクロウは、シオンの成長に心から喜んだ。
ディアブロとの闘いでは、ディアブロの左腕を吹き飛ばすことに成功するが、自身も爆発の余波に吹き飛んでしまい、立ち上がれなくなってしまう。
左腕がなくなっても構わず立ち上がるディアブロに、シオンは自ら敗北を宣言した。
3位決定戦ではリムル配下のホブゴブリン”ゴブタ”と対戦。余裕の表情でゴブタを試すように闘い、シオンの勝利で終戦する。
シオンの関連人物・キャラクター
リムル=テンペスト
本作の主人公で、シオンが仕える主。普段、シオンはリムルの第一秘書としてほとんどをリムルのそばで過ごしている。
シオンはそれを喜んでいるが、リムルのほうはというと、シオンの手料理や喧嘩っ早い言動には、たびたび頭を抱えている。
それでもリムルに対する忠誠心や配下の中でも上位の強さを持つシオンを、なんだかんだで頼りにしている。
リムル=テンペスト(転スラ)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
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ハクロウとは『転生したらスライムだった件』に登場する、主人公リムルの配下。自身の住んでいたオーガの里をオーク軍に滅ぼされるという過去を持ち、その復讐を果たすために、リムルの配下へと加わる。復讐を果たした後は指南役として、ジュラ・テンペスト連邦国の住民たちを鍛えるという役割を担う。テンペストには欠かせない、剣鬼の異名を持つ剣の達人である。
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目次 - Contents
- シオンの概要
- シオンのプロフィール・人物像
- シオンの能力
- 完全記憶
- 料理人(サバクモノ)
- 闘神化(とうしんか)
- 暴虐之王(スサノオ)
- シオンの必殺技
- 鬼刀砲(きとうほう)
- 断頭鬼刃(だんとうきじん)
- 天地活殺崩誕(カオティックフェイト)
- シオンの来歴・活躍
- リムルとの出会い
- オーク軍への復讐
- カリュブディスとの戦い
- スフィアとの戦い
- 子供を庇って絶命
- ワルプルギスへの参加
- 西方聖教会との戦い
- 3人の弟子
- テンペスト開国祭
- シオンの関連人物・キャラクター
- リムル=テンペスト
- ベニマル
- シュナ
- ディアブロ
- シオンの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あ!リムル様、お目覚めになられたのですね!」
- 「私の料理、その腹がはちきれるまで堪能させて差し上げましょう」
- 「リムル様、よろしいのですか?」
- シオンの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 音楽が得意
- スキル不使用でおいしく淹れられるのは唯一紅茶
- 笑い上戸