「喪いたくない」信念を胸に戦う少年の物語、『将国のアルタイル』
2007年より月刊少年シリウスで連載が始まり、今なお目の離せない展開を続ける『将国のアルタイル』。この魅力的な作品の掴みについてまとめました。
あらすじ・ストーリー
草原と砂漠に覆われた遊牧の国・トルキエ将国は、以前から対立していたバルトライン帝国と一触即発で戦争が起こりそうな状況下にあった。
そのトルキエの将軍の一人・マフム―トは頭はキレるが情に流されやすい、まだ幼い少年。悩ましい日々を送る彼のもとに、ある日友人のイブラヒムが国家転覆をはかる動きに協力しているとの報が届く。にわかに信じがたい彼は、友人を助けるために敵地へと身を乗り出してゆく…
登場人物・キャラクター
カリル将軍…穏健派の老将軍。戦争で母を失ったマフム―トを拾い、なにかと彼を気にかけている。
美麗なイラスト
迫力あるストーリーもさることながら、細やかで繊密な絵も魅力的。エキゾティックな世界観にマッチした美しいイラストは、正に〈歴史絵巻〉と言った感じです。
まとめ
中世トルコ風の世界を舞台に繰り広げる、魅力的な人物と知略に溢れた物語。歴史絵巻が好きな方にオススメの一作です。