ユリー・チャコフスキー(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ユリー・チャコフスキーとは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』に登場するモンゴル系ロシア人のプロボクサーである。Jr.ウェルター級の世界王者でありながら、世界ヘヴィ級王者獲得までの6階級制覇を狙うパウンド・フォーパウンド(全階級を通じて最も安定した王者)と認められている。全米ヘヴィ級王者トミー・カービンがスパーリングパートナーとして起用されるほどの実力者で、喧嘩師の花山薫(はなやまかおる)や主人公の範馬刃牙(はんまばき)と対決した。

ユリー・チャコフスキーの来歴・活躍

ユリー・チャコフスキーVSトミー・カービン

実際にスパーリングをしている場面はないが、帝王ジムの石丸トレーナーの話によるとユリーはトミーを1RでKOしたと言う。トミー・カービンは24戦24勝24KO全米ヘヴィ級チャンピオンでユリーのスパーリングパートナーとして起用されたバリバリの世界ランカーである。世界タイトル挑戦前に中量級のスピードを身につけさせるため交渉が成立したのだ。そのトミーを1RでKOするユリーがいかに強いかがわかる。刃牙は同じ学校のボクシング部キャプテンの平尾からトミー・カービンが日本にいる最も強いボクサーと聞いて帝王ジムに会いにいこうとしたが、ユリーにやられたことを聞いてユリーに俄然興味を持つようになった。

ユリー・チャコフスキーVSセンサラック・ディーノイ

タイから来たムエタイチャンピオンのセンサラック・ディーノイとのスパーリング。ユリーはボクシングで戦うがディーノイはムエタイで戦っても良いというルールで行われた。ユリーはディーノイの蹴り技をかわしてパンチのコンビネーションを入れロープ際に追い詰める。ディーノイは反撃の肘打ちを入れようとするがユリーにかわされる。さらにディーノイは首相撲から膝蹴りの連打を入れるがユリーにガードされ、ユリーのアッパーカットで脳を揺らされた。そこにユリーはパンチのコンビネーションを入れ最後に右フックを顎に極めて失神KOした。刃牙はこのスパーリングを見て気持ちを抑えることができず、ユリーとのスパーリングを申し出た。

ユリー・チャコフスキーVS範馬刃牙

刃牙(左)に右アッパーを入れるユリー(右)

ユリーとディーノイのスパーリングを見ていた刃牙はユリーとスパーリングがしたいと言い出した。ユリーのトレーナーであるウラジミールは聞き流してユリーの練習の続きをしようとしたが、ユリーは刃牙にグラブをはめてやるよう伝えたために2人のスパーリングが行われることとなった。ユリーはヂギール戦士のため、どんな人からの挑戦にも逃げない勇者なのだ。スパーリングが始まると、ユリーはいきなり左ストレートを刃牙の顔面にヒットさせ、刃牙は崩れ落ちた。立ち上がる刃牙にユリーは容赦なくコンビネーションを叩き込むと刃牙は窮地から逃れるために足を使った。四方八方に動きながら撹乱し、ユリーの首に足をかけるとパンチの連打を浴びせることに成功した。さらに動きながらリズムを作っていくとユリーは集中力を研ぎ澄まし、刃牙の後ろからの攻撃にカウンターで強烈な右フックを入れて失神KOした。刃牙が目を覚ました時にはユリーはすでにロードワークに出かけており、負けた事実を知って涙を浮かべて悔しがった。それを見たジムの練習生が慰めると刃牙は逆上して喧嘩なら負けないと主張しながら暴れた。ユリーはユリーでロードワーク中、刃牙に殴られた場所をさすりながら刃牙の強さを認めていた。

ユリー・チャコフスキーVSケバス

中量級の世界王座決定戦。ユリーがケバスに右クロスカウンターを極めてあっさりとKO勝ちを収めた。ユリーはこの試合で中量級を完全に制覇し、重量級の制覇を宣言した。モニター越しに見ていた刃牙はユリーの動きが自身の記憶よりも5倍遅く感じたことを母親の朱沢江珠(あけざわえみ)に伝えると、江珠は側近の栗谷川(くりやがわ)にすぐ刃牙とユリーの試合を実現させるよう命じた。ちなみにケバスのモデルは世界タイトルを3階級制覇したフリオ・セサール・チャベス。

ユリー・チャコフスキーVSヘヴィ級の猛者達

ユリーはケバスに勝ってから徐々に体重を増やし2ヶ月で15キロ増量した。しかもスピードを落とさず脂肪をともなわず筋肉とパワーだけを手に入れることに成功したのだ。帝王ジムでのスパーリングでは世界ランク入り直前のヘヴィ級の猛者達が選ばれ、ユリーは彼らを次々とKOしていった。すると帝王ジムに刃牙が訪れユリーの前に立ちはだかった。刃牙はユリーに「ワルいけどボクシングは格闘技としてあまりにも不完全すぎる」と言い放つと、それを聞いていた1人のヘヴィ級ボクサーが「聞き捨てならんなボウヤ…」と言ってサンドバッグを思い切り殴ってボクシングの強さを誇示した。「今のパンチは不完全だったかね?」と言うボクサーに刃牙は大きな背中を見せながらサンドバッグの前に立って構えた。すると斬撃技でサンドバッグを破り、「グラブをハメる、蹴り技がない、組み技がない、投げ技がない、極め技がない。以上の理由で君らは闘技者として不完全だッ」と言い放った。ユリーはこの様子を見て、トレーナーのウラジミールに「この3か月間、あの少年が私以上のトレーニングをしていたというのか…答えてくれウラジミールッッッ」と不安な表情をしながら聞いた。

ユリー・チャコフスキーVS花山薫

花山(左)に先に仕掛けられるユリー(右)

ユリーがついにヘヴィ級の試合に挑戦する日、控室からリングに向かう途中で喧嘩師の花山薫と対面した。ユリーの関係者達は花山の取り巻きに刃物で脅されすくみあがっていたためユリーと花山は対決することを余儀なくされた。花山は飲んでいたウイスキーを叩き割ると、メガネを外して左パンチを入れようとした。ユリーはすかさずカウンターの右ストレートを花山の顔面に入れ、アッパーからコンビネーションを入れる。花山は攻撃を受けながらも大振りの右フックで反撃する。ユリーはかわしさらにコンビネーションを叩き込むが花山は倒れない。倒れないどころか頭突きで反撃するとユリーのこめかみをかすり、一瞬気を取られたユリーは遂に花山に左腕を掴まれた。花山は反撃されながらも両腕でユリーの左腕を掴み握り込むことで内側の血液を圧縮させて内部から破壊した。これは花山の必殺技であり握撃(あくげき)と呼ばれる。左腕を破壊されてもユリーは反撃したが花山の右ストレートをカウンターで顔面に喰らいダウンした。ユリーは心が折れない限り敗北は無いというヂギール戦士の誇りにかけて立ち上がったが、花山から強烈なパンチを受けて失神KO負けした。

ユリー・チャコフスキー&花山薫VS範馬刃牙

花山(右)と組んで刃牙(左)とスパーリングするユリー(真ん中)

刃牙が父親の範馬勇次郎(はんまゆうじろう)と対決する前に、スパーリングパートナーとして花山薫とユリーを指名した。まずはユリーが先に戦うこととなり、開始早々ユリーはパンチではなく中段蹴りを入れた。刃牙が驚く間にユリーは間合いに入りパンチのコンビネーションを入れようとする。しかし刃牙は全てさばき、さらにユリーのパンチをかわそうとするとユリーはフェイントを入れて再度蹴りを入れた。バランスを崩した刃牙にユリーは左アッパーを極めたが刃牙は自ら首を回転してダメージを殺した。刃牙に全て見切られていることに焦ったユリーは右ストレートを放ったが刃牙にあっさりかわされて投げ飛ばされたため、花山薫と交替になった。花山は思い切り振りかぶり刃牙に殴りかかると刃牙は避けたので、花山のパンチはそのままフェンスをぶち破った。花山はさらにもう一度思い切り振りかぶって殴りかかると刃牙は避けずに体の正面からパンチを受けた。さらに花山は刃牙に追い打ちの連打を入れても刃牙には効かず、刃牙は反撃の左ストレートを花山のみぞおちに入れて後ずさりさせた。あまりにも高みに昇った刃牙を見てユリーは、花山に交替で戦うことを提案する。そこからは交替どころか2人がかりで戦うこととなり、それでも刃牙の優位性は変わらず2人は翻弄されることとなった。スパーリングが終わった後も刃牙は勇次郎との戦いに備えてウォーミングアップをし続ける。そして時間が来ると服を脱いで体に付けていた20キロ以上のおもりを取り鉛入りの靴を脱いだ。なんとおもりを付けたままユリーと花山の相手をしていたのだ。それを見たユリーは「なんか生きてンのが嫌ンなりますよ」と花山につぶやいた。

ユリー・チャコフスキーの関連人物・キャラクター

範馬刃牙(はんまばき)

ユリーとスパーリングしたがる刃牙(右)

本作の主人公。学生時代に同じ学校のボクシング部の主将に最も強いボクサーの名前を問いただしたところ、トミー・カービンという答えが返ってきた。ヘヴィ級の世界ランカーでウェルター級のユリーとスパーリングするために来日している情報を手に入れた。刃牙は大阪の帝京ボクシングジムに訪れたところ、トミーがユリーに1ラウンドKOされたことを聞いてユリーに興味を持った。初めてユリーと対面した日にスパーリングをしてボコボコにやられたが、刃牙はそれから数々の修羅場をくぐり抜けた後に再戦した際はユリーのはるか格上の存在となっていた。

renote.net

花山薫(はなやまかおる)

tw-27063159189
tw-27063159189
@tw-27063159189

Related Articles関連記事

グラップラー刃牙(刃牙シリーズ第1部)のネタバレ解説・考察まとめ

グラップラー刃牙(刃牙シリーズ第1部)のネタバレ解説・考察まとめ

『グラップラー刃牙』とは板垣恵介による日本の漫画。1991年から『週刊少年チャンピオン』で連載され、OVAやテレビアニメ、ゲームなどメディアミックス展開もされている。東京ドームの地下に秘密裏に建造された闘技場では日夜、熱き格闘家たちによる試合が行われていた。地下格闘技場の若きチャンピオン範馬刃牙は、「地上最強の生物」である父親、範馬勇次郎を倒すため、強者との戦いを求め続ける。全国の男を熱くさせた格闘漫画の金字塔である。

Read Article

松本梢江(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

松本梢江(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

松本梢江(まつもと こずえ)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するヒロインで、主人公の範馬刃牙(地下闘技場チャンピオン)が住む下宿を営む松本絹代の一人娘。刃牙とは同じ高校に通っている。第1作『グラップラー刃牙』で刃牙に地下闘技場最大トーナメントの観戦に招待されて、刃牙の正体を知る。第2作『バキ』ではより親密な関係になり、最凶死刑囚対地下闘技場戦士の戦いに巻き込まれる。最凶死刑囚の攻撃で毒に侵された刃牙の治療をするために中国まで同行するなど、刃牙の強さを支える重要人物である。

Read Article

ビスケット・オリバ(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ビスケット・オリバ(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ビスケット・オリバとは『刃牙』シリーズ第2作『バキ』から登場する囚人。ミスター・アンチェイン(繋がれざる者)の異名を持ち、刑務所に収監されながらも自由に生活している。鍛え上げられた異常な筋肉によるパワーとタフネスを武器に極悪人捕獲の際は警察に協力している。『バキ』では最凶死刑囚の捕獲に協力。中国大擂台賽編では囚人ドリアン海王の代わりに参戦。第3作『範馬刃牙』では主人公範馬刃牙、J・ゲバル(囚人)の挑戦を受ける。第5作『バキ道』では二代目野見宿禰(力士)と対決した。

Read Article

花山薫(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

花山薫(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

花山薫(はなやまかおる)とは、『刃牙シリーズ』に登場する喧嘩師で、強くなるためのトレーニングを一切せず、生来の腕っぷしの強さだけで圧倒していく強者である。特に握力が並外れており、その握力から繰り出される「握撃(あくげき)」は相手に致命傷を与える花山の必殺技である。主人公の範馬刃牙(はんまばき)、その父勇次郎(ゆうじろう)、ボクサーのユリー・チャコフスキー、神心会空手の愚地克巳(おろちかつみ)、死刑囚のスペック、白亜紀の原人ピクル、宮本武蔵(みやもとむさし)のクローン達と対決している。

Read Article

範馬勇次郎(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

範馬勇次郎(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

範馬勇次郎(はんまゆうじろう)とは、『刃牙シリーズ』に登場する地上最強の生物。通称オーガ。主人公である範馬刃牙(はんまばき)の父親である。その戦闘力は、一国の軍隊よりも上と言われており、どの闘いにも圧倒的な強さを発揮する。刃牙は勇次郎を倒すために日々トレーニングを続けており、親子の対決は2度行われた。多くの猛者が勇次郎と対戦しているが、いまだ勝利した者はおらず、地上最強の生物の名にふさわしいキャラクターである。本気の戦闘モードになった時、背中の筋肉が鬼の顔になる特徴を持つ。

Read Article

ジェーン/ダイアン・ニール(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ジェーン/ダイアン・ニール(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ジェーン/ダイアン・ニールとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するピット・ファイターであるジャック・ハンマーの母親。ベトナム戦争時、国連軍の一員であったジェーンは近々一国の軍事力同等の戦闘力を持つと懸念されていた当時16歳の範馬勇次郎を殺害するために接触を図った。アメリカ軍の激しい爆撃から身を守り、勇次郎が背後から銃撃されそうになった時に敵を銃撃して援護するなど戦闘能力は高い。戦場で行動を共にしていた勇次郎に正体が暴かれて強姦された際にジャックを妊娠し、獄中で出産している。

Read Article

渋川剛気(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

渋川剛気(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

渋川剛気(しぶかわ ごうき)とは、板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する合気道家である。モデルは塩田剛三。小柄な老人だが、渋川流合気柔術で体格や年齢の差を物ともしない戦いをする。「真の護身」を完成させており、危険な敵に近づくと同等の危険性を表す幻影が見える。第1作『グラップラー刃牙』最大トーナメントではベスト4まで進出。第2作『バキ』では柳龍光、ビスケット・オリバ、マホメド・アライJrと戦う。第4作『刃牙道』では宮本武蔵と戦い、第5作『バキ道』では巨鯨と相撲で対決する。

Read Article

ジャック・ハンマー/ジャック・範馬(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ジャック・ハンマー/ジャック・範馬(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ジャック・ハンマー/ジャック・範馬(はんま)とは、『刃牙シリーズ』の全てに登場し、ステロイドを常用する噛みつきが得意な強者である。範馬という名前の通り、主人公である範馬刃牙の義理の兄にあたる。第1作目『グラップラー刃牙』では、地下闘技場最大トーナメントで初登場し、決勝で刃牙と戦うことになる。第2作目『バキ』ではシコルスキー(死刑囚)やマホメド・アライJr.(マホメド・アライ流拳法)、第3作目『範馬刃牙』ではピクル(白亜紀の人間)、第4作目『刃牙道』では本部以蔵(柔術家)と対決する。

Read Article

本部以蔵(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

本部以蔵(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

本部以蔵(もとべ いぞう)とは板垣恵介原作漫画の『刃牙』シリーズ第1作『グラップラー刃牙』から登場する柔術家である。実戦を重視した独自の流派「本部流柔術」の師範で、数々の他流試合を行っている。武器を使用した戦闘にも精通しており、武器の使用が許可された対決では驚異的な強さを発揮する。第4作『刃牙道』では宮本武蔵(クローン技術で蘇った伝説の侍)の危険性にいち早く気付き、自ら闘う事で現代格闘家を守護(まも)る活躍をした。

Read Article

ガイア(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ガイア(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ガイアとは『刃牙シリーズ』に登場する超軍人。防衛庁が組織した最強の実戦部隊の指揮官を務めるが、多重人格者で普段は衛生兵の野村という別人格で生きている。北海道大雪山系で最終訓練中に主人公の範馬刃牙(はんまばき)が訪れるところから2人は出会い闘うことになる。刃牙の父親であるオーガこと範馬勇次郎(はんまゆうじろう)に匹敵する戦力と言われていたが、実際勇次郎には及ばなかった。他にもロシアの死刑囚シコルスキーや宮本武蔵のクローンと闘う場面で登場する。自然を味方につけた環境利用闘法が特徴である。

Read Article

鎬紅葉(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

鎬紅葉(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

鎬紅葉(しのぎ くれは)とは『刃牙シリーズ』に登場する医師兼格闘家である。医師としては世界的な名声を手にしており、格闘家としては鍛え上げた完全な肉体と解剖学を究めた的確な攻撃を武器に戦う。東京ドームの地下で最強の戦士を決める場所「地下闘技場」のイベント「2大決戦」のメインで範馬刃牙(地下闘技場チャンピオン)と戦う。「最大トーナメント編」では鎬昂昇(地下闘技場戦士の空手家)との兄弟対決も描かれる。医師としても活躍し重傷を負った戦士の治療にあたる事も多い。

Read Article

範馬刃牙(バキ)の徹底解説・考察まとめ

範馬刃牙(バキ)の徹底解説・考察まとめ

範馬刃牙(はんまばき)とは、『刃牙』シリーズの主人公。父は「地上最強の生物」と呼ばれる範馬勇次郎。母は朱沢財閥グループの朱沢江珠(あけざわえみ)。父勇次郎を倒すべく、日々トレーニングに明け暮れる。その中で数々の強敵と闘いながら強くなり、17歳にして猛者が集まる地下闘技場のチャンピオンに君臨。父勇次郎とは2度対決している。恋人は松本梢江(こずえ)で、学生時代から付き合っている。

Read Article

愚地独歩(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

愚地独歩(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

愚地独歩(おろち どっぽ)とは板垣恵介原作『刃牙シリーズ』に登場する空手の達人。空手団体「神心会」の総帥で「武神」「虎殺し」の異名を持つ。三戦(さんちん)を始め様々な構えや散眼など古くから伝わる技も実戦で使ってみせる。第1作『グラップラー刃牙』では地上最強の生物と呼ばれる範馬勇次郎と地下闘技場で戦い、最大トーナメントにも参戦する。第2作『バキ』では最凶死刑囚との戦いに加わり神心会を代表して活躍。第4作『刃牙道』ではクローン技術で蘇った宮本武蔵と対決し、第5作『バキ道』では力士の猛剣と戦う。

Read Article

天内悠(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

天内悠(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

天内悠(あまない ゆう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第1作『グラップラー刃牙』の最大トーナメント編に登場するアメリカ合衆国大統領のボディーガードである。天内流格技と称される空中殺法や組み技を得意としており、地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎も天内の実力を認めている。戦いに勝ち続けるために愛は必要不可欠で、相手を喜ばせる事と倒す事は表裏一体との持論を述べており、相手の考えている事を見抜く洞察力が優れている。勇次郎の推薦で最大トーナメントに出場し、空手家の愚地独歩と死闘を繰り広げた。

Read Article

愚地克巳(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

愚地克巳(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

愚地克巳(おろちかつみ)とは『刃牙シリーズ』に登場する神心会空手の最終兵器(リーサルウェポン)と呼ばれる空手家。神心会空手の館長愚地独歩(おろちどっぽ)の養子であり才能は独歩を凌ぐと言われ、音速を超える速さで繰り出されるマッハ突きは克己の必殺技である。喧嘩師の花山薫(はなやまかおる)、中国拳法の烈海王(れつかいおう)、死刑囚のドリアンやドイル、白亜紀の原人ピクルなど数々の猛者と闘い善戦している。ピクルに腕を噛みちぎられたが、『刃牙シリーズ』の第5作目『バキ道』で烈海王の腕を移植手術して蘇った。

Read Article

夜叉猿(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

夜叉猿(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

夜叉猿(やしゃざる)とは、『刃牙シリーズ』に登場する飛騨の大猿。第1作目『グラップラー刃牙』では主人公の範馬刃牙(はんまばき)が山籠りの修行中に出会い戦うこととなった。その子供の夜叉猿Jr.は地下闘技場最大トーナメントにも現れ神心会空手の加藤清澄(かとうきよすみ)や愚地克己(おろちかつみ)と戦った。刃牙が戦った夜叉猿の配偶者はその昔刃牙の父親である範馬勇次郎(はんまゆうじろう)と戦っている。

Read Article

柴千春(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

柴千春(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

柴千春(しば ちはる)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する暴走族の特攻隊長である。体を鍛える事を女々しいと考えており、素手喧嘩最強と称されるヤクザの花山薫を心の師としている。格闘技経験は無いものの、喧嘩で鍛えられた体と持ち前の根性で一流の格闘家とも互角以上の戦いをする。第1作『グラップラー刃牙』では東京ドーム下の地下闘技場で開催された最強の戦士を決める最大トーナメントに出場し、柔道家の畑中公平やボクサーのアイアン・マイケルと戦って勝利する大健闘を見せた。

Read Article

烈海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

烈海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

烈海王(れつ かいおう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙』シリーズ第1作『グラップラー刃牙』の最大トーナメント編から登場する中国拳法の達人。中国拳法屈指の実力者だけが与えられる海王の名を持ち、シリーズを通して活躍。第2作『バキ』では最凶死刑囚との死闘に加わり、中国大擂台賽編では毒に苦しむ範馬刃牙(本作の主人公。高校生ながら最大トーナメントで烈を倒す)を中国に連れて行く事で死の危機から復活させる。第4作『刃牙道』ではクローン技術で蘇った宮本武蔵に敗れて死亡するが、外伝作品で異世界転生により復活した。

Read Article

加藤清澄(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

加藤清澄(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

加藤清澄(かとう きよすみ)とは、板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する空手家である。愚地独歩(武神と呼ばれる空手の達人)が総帥の空手団体神心会で修行を積んだが、目突きや急所攻撃など危険な技を好み、凶器を持った相手と戦える闇社会で用心棒になる。『グラップラー刃牙』では地下闘技場チャンピオン範馬刃牙に対抗心を抱き、刃牙を倒すために神心会に復帰する。最大トーナメント出場権を獲得したが、夜叉猿Jr.(凶暴な野獣)に敗れた。『バキ』では最凶死刑囚ドリアン(中国拳法の達人)と対決した。

Read Article

猪狩完至(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

猪狩完至(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

猪狩完至(いがり かんじ)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロレスラー。プロレス仕込みの必殺技と打たれ強さに加えて観客を味方につけるパフォーマンスが武器。地下闘技場に参戦経験があり、地下闘技場支配人の徳川光成(とくがわ みつなり)とは旧知の仲。最大トーナメントではベスト8まで勝ち上がり、高校生チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)と善戦する活躍を見せた。最大トーナメント後はプロレスラーのマウント斗羽(まうんと とば)と対決し、最凶死刑囚編ではロシアの死刑囚シコルスキーと戦った。

Read Article

マウント斗羽(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マウント斗羽(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マウント斗羽(まうんととば)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロレスラー。巨人と称される恵まれた体格とプロレスで培われてきたタフネスを武器としている。師匠の力剛山がケンカに敗れて死去してからは、プロレスラーはケンカに強くなければならないという信念を持ち、必死にトレーニングを続けてきた。異種格闘技である地下闘技場の戦いではチャンピオンの範馬刃牙と善戦し、最大トーナメントにも補欠選手として出場。引退試合としてプロレスラーのライバル猪狩完至と激闘を繰り広げた。

Read Article

鎬昂昇(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

鎬昂昇(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

鎬昂昇(しのぎ こうしょう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する空手家である。斬撃拳と称される鎬流空手を使い、指で神経を切断する紐切りを得意技としている。第1作『グラップラー刃牙』では地下闘技場チャンピオン範馬刃牙に挑戦し、死闘の末敗れる。進化した紐切りを習得して最大トーナメントにも出場。兄で外科医の鎬紅葉と対決し、幼少期から抱いていた兄への恐怖心を乗り越えて勝利。2回戦は合気道の達人渋川剛気と対決して惜しくも敗れる。第2作『バキ』では死刑囚ヘクター・ドイルと対決し、反則技で敗れた。

Read Article

徳川光成(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

徳川光成(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

徳川光成(とくがわみつなり)とは『刃牙シリーズ』の全てに登場する資産家である。水戸黄門すなわち徳川光圀の子孫で第1作目『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントを開催した。第2作目『バキ』では世界中の死刑囚達を、第3作目『範馬刃牙』では白亜紀の原人ピクルを日本の強者達と引き合わせた。第4作目『刃牙道』では宮本武蔵のクローンを現世に蘇らせるプロジェクトを立ち上げ、第5作目『バキ道』では古代相撲の野見宿禰(のみのすくね)が山に籠って修行中のところを下界に降ろし強者達と出会わせている。

Read Article

安藤玲一(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

安藤玲一(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

安藤玲一(あんどう れいいち)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の登場する飛騨の山奥で山岳監視員をしている大男である。地上最強の生物と呼ばれる範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)とは旧知の仲で、勇次郎の息子である主人公の範馬刃牙(はんま ばき)の事も刃牙が幼少期の頃から知っている。刃牙が修行の場として安藤の住む山奥にある夜叉岩(やしゃいわ)を選んだ事により、刃牙の修行をサポートした。刃牙が夜叉岩に住む大猿の夜叉猿(やしゃざる)に遭遇した時、安藤は刃牙を救うために自ら夜叉猿と戦い、重傷を負った。

Read Article

アレクサンダー・ガーレン(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

アレクサンダー・ガーレン(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

アレクサンダー・ガーレンとは、『刃牙シリーズ』に登場するロシア人レスラー。ロシアの明日のために戦う熱烈な愛国主義者で、作中でも実力を高く評価される強豪の1人だが、それゆえに強さの指標としてたびたび噛ませ犬にされる。第1作目『グラップラー刃牙』で開催された地下闘技場最大トーナメントの補欠選手として出場し、控室では暴走族の柴千春や喧嘩師の花山薫と揉めた後、アナコンダやカナダのピットファイター(喧嘩屋)であるジャック・ハンマーと戦った。第2作目『バキ』ではロシアの死刑囚シコルスキーとも戦っている。

Read Article

末堂厚(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

末堂厚(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

末堂厚(すえどうあつし)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』と第2作目『バキ』に登場する空手家である。愚地独歩(おろちどっぽ)の創設した神心会空手の門下生で、フルコンタクト空手の全国ナンバー1を決める大会の決勝戦で主人公の範馬刃牙(はんまばき)と対戦している。またアメリカの死刑囚ドリアンと夜中、遊園地の中で決闘したこともある。友人は同門の加藤清澄(かとうきよすみ)で若い頃から苦しいトレーニングを共にしてきた。

Read Article

稲城文之信(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

稲城文之信(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

稲城文之信(いなぎぶんのしん)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』に登場する日本拳法の使い手。地下闘技場最大トーナメントでは喧嘩ヤクザの花山薫(はなやまかおる)と戦った。総合格闘技を完成させたと言われるほどの才能の持ち主で、卓越した運動神経と試合前のパフォーマンスで観客をわかせた立役者である。主人公の範馬刃牙(はんまばき)は一度稲城の道場に訪れ稲城の組み手を見た時、直突きの速さと威力に驚かされた。

Read Article

ローランド・イスタス(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ローランド・イスタス(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ローランド・イスタスとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第1作『グラップラー刃牙』の最大トーナメント編に登場するレスリングの選手である。繋がっているものを引き離したくなるジョイント・アレルギーに悩まされていたが、関節技に出逢ってからは技の探求に喜びを感じるようになる。ジムの仲間とのスパーリングに物足りなくなったイスタスは野生のライオンと戦い、ライオンを敗北寸前まで追い詰める。最大トーナメントでは空手の達人である愚地克巳(おろち かつみ)と対決して敗れ、1回戦敗退となった。

Read Article

金竜山(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

金竜山(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

金竜山(きんりゅうざん)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する力士である。『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントに現役横綱として参戦し、1回戦で柔術家の本部以蔵(もとべ いぞう)に勝利。2回戦はプロレスラーの猪狩完至(いがり かんじ)と対決して激闘の末敗れた。大会に乱入してきた地上最強の生物、範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)を止めるために立ち向かったが、脊髄損傷の重傷を負わされる。『バキ道』では親方として再登場し、地下闘技場戦士VS力士の対決に関わった。

Read Article

加納秀明(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

加納秀明(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

加納秀明(かのうしゅうめい)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』で登場する徳川家のボディガード。徳川家とは水戸黄門、すなわち徳川光圀(とくがわみつくに)を先祖とする家系である。光圀の11代目の子孫、徳川光成(とくがわみつなり)は日本有数の資産家でボディガードとして加納を雇っていた。光成が主催した地下闘技場の選手でもあり、主人公の範馬刃牙(はんまばき)が光成に「闘技場の選手にしてほしい」と直談判するため徳川家を訪れた際に加納と戦っている。

Read Article

アイアン・マイケル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

アイアン・マイケル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

アイアン・マイケルとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロボクシング世界ヘビー級チャンピオン。第1作『グラップラー刃牙』では、プロボクシング世界ヘビー級チャンピオンこそは「世界最強の男」だと証明するため、仲間の反対を押し切って地下最大トーナメントに出場。テコンドー選手の李猛虎に勝利し、暴走族の柴千春にはセコンドの違反行為で敗れたが終始圧倒した。第3作『範馬刃牙』では刑務所で服役しており、犯罪者がプロボクシング界に復帰することを疎んだ者に派遣された三つ子の戦士「マウス」と対決した。

Read Article

ゲリー・ストライダム(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ゲリー・ストライダム(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ゲリー・ストライダムとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するアメリカ陸軍の大佐である。地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎に側近として仕え、同時に危険人物として監視する任務も遂行している。側近として勇次郎の移動手段の手配や情報伝達の役割を担う一方、彼の息子である範馬刃牙の動向も気にかけており、2人が対決する時は会場の用意や互いの状況を頻繁に伝えるなど忙しく立ち回った。米軍で戦場格闘技の指導をするほどストライダム自身の戦闘力は高いが、完全武装をしても勇次郎には敵わない。

Read Article

劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。中国拳法を代表する実力者で、100歳を超えても屈強な肉体を維持している。自身が率いる白林寺では多くの格闘家が修行し、烈海王やドリアン海王といった一流の戦士も輩出している。海王同士が戦い、優勝者に最強の証たる「海皇」の称号を与えるトーナメント「中国大擂台賽」に現役海王として出場。「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎と対決し、顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北を喫した。

Read Article

刃牙シリーズの武術・流派まとめ

刃牙シリーズの武術・流派まとめ

『刃牙』シリーズは、強さを求めて飽くなき戦いを繰り広げる格闘家たちの熱く壮絶な生き様を描いた板垣恵介の描く漫画作品。『グラップラー刃牙』、『バキ』、『範馬刃牙』、『刃牙道』、『バキ道』と名前を変えながら30年以上の長期連載を果たしている。 格闘技を扱った作品であるだけに、現実に存在するものを中心に様々な武術や流派が登場する。空手や柔道といったお馴染みのものから柔術、合気道、ボクシングまで多種多様。ここでは、『刃牙』シリーズに登場する武術と流派を紹介する。

Read Article

刃牙シリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

刃牙シリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『刃牙シリーズ』とは、若き格闘家「範馬刃牙」を主人公とする板垣恵介の一連の漫画作品。様々な格闘技の使い手たちが、“最強”の称号を目指して時に戦い、時に共に修行に励み、交流を重ねていく様を描いている。 「強靭なフィジカルを作る」ことも格闘家にとって必要不可欠な修行であるため、食事シーンには特に力が入れられている。料理漫画顔負けの食事描写も少なくなく、ファンの間では「刃牙メシ」として有名。ここでは、『刃牙シリーズ』に登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。

Read Article

目次 - Contents