SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)のネタバレ解説・考察まとめ

『SSSS.DYNAZENON』とは、2018年に放送された『SSSS.GRIDMAN』と同じく、特撮番組『電光超人グリッドマン』を原作とするTRIGGERによるアニメ作品。同社のメディアミックスプロジェクト『GRIDMAN UNIVERSE』の中核作品の1つである。
高校生の麻中蓬は、ガウマという破天荒な少年の命の恩人となる。謎の怪獣が街を襲った時、ガウマは巨大ロボダイナゼノンを召喚。蓬はガウマ、同級生の南夢芽、無職の山中歴と共にダイナゼノンに搭乗し、これと戦うこととなってしまう。

『SSSS.DYNAZENON』の概要

『SSSS.DYNAZENON』とは、特撮番組『電光超人グリッドマン』を原作とするTRIGGERによるアニメ作品。同社のメディアミックスプロジェクト『GRIDMAN UNIVERSE』の中核作品の一つである。
2018年に放送され好評を博した『SSSS.GRIDMAN』は、同じく『GRIDMAN UNIVERSE』の中核作品かつ『電光超人グリッドマン』を原作としている。このためキャラクターや世界観は完全に別の物となっているが、同作のファンからは“事実上の続編”として受け止められている。

高校生の麻中蓬(あさなか よもぎ)は、ある日「怪獣使い」を自称する行き倒れの少年ガウマと出会い、これを何気なく助けたことで彼から“命の恩人”として付きまとわれることとなる。ある日、蓬がクラスメイトの南夢芽(みなみ ゆめ)に会う約束をすっぽかされ、義憤に駆られたガウマが彼女を咎める中、街に突如謎の巨大怪獣が出現。ガウマは怪獣使いとしての力でこれを止めようとするも及ばず、ならばと不可思議な機械を作動させる。するとその場に巨大なロボットが現れ、蓬、ガウマ、夢芽、さらに近くで怪獣の様子を眺めていた山中歴(やまなか こよみ)を強引に収納してしまう。
その巨大ロボット「ダイナゼノン」で怪獣を撃破した蓬たちは、まるで知らなかった者同士様々に交流を深めながら、街を守るための戦いに否応なく巻き込まれていく。

『SSSS.DYNAZENON』のあらすじ・ストーリー

怪獣と巨大ロボット

蓬たちの前に現れた、謎の巨大ロボット・ダイナゼノン。

高校生の麻中蓬(あさなか よもぎ)は、ある日ガウマという名の行き倒れの少年と出会う。放っておくこともできずにこれを助けると、ガウマは蓬のことを“命の恩人”と認識し、「恩を返させてくれ」と言って彼に付きまとうようになる。
その蓬のクラスメイトの南夢芽(みなみ ゆめ)は、校内の男子生徒を次々と呼び出しては待ち合わせ場所に現れないことを繰り返しており、女子生徒から反感を買っていた。蓬もこれに巻き込まれ、噂を知ってはいたが律儀に待ち合わせ場所へと向かう。果たして夢芽は現れず、事情を聞いたガウマは激怒し、少し離れた場所で様子を見ていた夢芽を探し出して「どういうつもりだ」と詰問する。ガウマを追ってここに駆けつけた蓬の前で、夢芽はどこか寂しそうな顔で「私はどうかしてるんだよ」とつぶやく。

直後、街中に巨大な怪物が出現。ビルを薙ぎ倒し暴れるそれを「怪獣」だと言い切り、ガウマはこれを操ると言って手をかざすも失敗。ならばと懐から竜の像を取り出すと、それはグングン大きくなり、巨大なロボットとなって蓬、ガウマ、夢芽、そしてたまたま近くを歩いていた山中歴(やまなか こよみ)を取り込む。
巨大ロボの名はダイナゼノン。蓬たちが戸惑う中、ガウマは「これでアイツを倒せということか」と1人で納得して怪獣に挑む。激闘の末これを倒したガウマは、どうやらダイナゼノンは4人が力を合わせないと戦えないらしいと察して、蓬たちにダイナゼノンのパーツを渡していく。

その後も怪獣は続々と現れ、その強大な力と不可思議な能力に対抗できるのはダイナゼノンだけだった。ガウマは自分たちで怪獣から街を守ろうと蓬たちに呼びかけ、ニートで自己主張が苦手な歴は流されるままこれに従う。蓬は「こういうことは政府に任せるべきではないのか」と考えるが、呼び出しをすっぽかしたことを彼に謝罪した夢芽が「政府に任せたら小回りが利かなくなる、私たちならもっと早く動いて怪獣からみんなを守れる」と言って意外にも乗り気な様子を見せる。
誰かのために、今できることをやろう。夢芽にそう促された蓬は、ガウマたちと共にダイナゼノンに乗って戦うことを受け入れ、怪獣との戦いを重ねていく。同時に、ただのクラスメイトだったはずがいつの間にかダイナゼノンという秘密を共有する仲間となった、時折り寂しそうな顔を見せる夢芽のことを気に掛けるようになる。

怪獣優生思想とガウマの過去

蓬たちがダイナゼノンで怪獣を打ち倒していく中、その周囲に「怪獣優生思想」と名乗る4人組が現れる。ガウマに執着するジュウガ、もっとも好戦的なオニジャ、紅一点のムジナ、謎めいた少年シズム。彼らはガウマのかつての仲間で、全員が怪獣を操る力を持ち、5000年前にはそろってとある国に仕えていたという。ある時、怪獣の強大な力を意のままに操る怪獣優生思想の面々を恐れた国王は、彼らを排除することを画策する。これを知った怪獣優生思想は反乱を企てるも、国の姫と恋仲にあったガウマが彼らを裏切り、相打ちの形で命を落としたという。
怪獣とはこの世の理をも変える力を持っており、ガウマと怪獣優生思想の面々はその力で現代に蘇ったのである。かつて国と仲間に裏切られて全滅した怪獣優生思想の面々は、怪獣の力を利用して世界を自分たちの望むままに作り変えることを目論んでいた。それはやりようによっては「死という概念が存在しない世界」をも作れる可能性を秘めていたが、そのためには今の世界の全てを破壊する必要があり、愛する姫の生きた場所を守るためにガウマは再びかつての仲間たちとの戦いに臨んでいく。

一方、蓬は夢芽との交流を重ねる中で、彼女の姉である香乃(かの)が事故とも自殺ともつかない形で命を落としていたことを知る。夢芽の男子を呼び出しては放置する奇癖も、香乃の死の真相を知りたい、少しでも当時の姉の心境を理解したいという想いが膨らんだ末の行為だった。それでいて「もし本当に姉が自殺していたのだとすれば、家族がそんなに苦しい思いをしていたことに気付かなかった自分を許せなくなってしまう」と夢芽は悩んでおり、香乃の死の真相を本格的に調べることを躊躇していた。そんな彼女に、蓬は「1人で調べるのが怖いなら自分が付き合う」と提案し、共に当時の卒業生たちから話を聞いていくこととなる。
年下の少年たちがそれぞれに戦う意義を見出していく中、ニートとして過ごす内にすっかり逃げ癖がついてしまった最年長の歴は、従姉妹の飛鳥川ちせ(あすかがわ ちせ)から強引に勧められる形でダイナゼノンに乗り続ける。しかしある時学生時代に交流した稲本(いなもと)という女性と再会し、飲み友達という形で彼女との付き合いを復活させる。これが異性として意識されているということなのか、それとも自分の勘違いなのかは分からないまま稲本との関係を強くしていく歴を、ちせはおもしろくなさそうに眺めていた。

見参、グリッドナイト

怪獣優生思想との戦いが激化していく中、蓬は夢芽と共に香乃の死の真相を追い続ける。しかし在学中に命を落とした香乃のことは、当時彼女が所属していた合唱部の仲間たちからしてもなるべく思い出したくない過去であり、その記憶はすでに曖昧なものとなっていた。仮に香乃が自殺だったのだとすれば、部内でイジメがあったのではないかと推理する夢芽だったが真実は曖昧なままで、「本当に香乃はイジメられていたのか、自分は自殺を選ぶほど姉が苦しんでいたことに少しも気づけなかったのか」と苦悩していく。
「どれだけ手伝おうと、自分は夢芽の抱える問題とはほとんど無関係の立場でしかない」との意識を捨てられない蓬は、そんな夢芽にどう接すればいいのか分からず戸惑い続ける。なんのつもりか蓬たちの学校に転入してきたシズムが、夢芽と親しげにしていることに気付いたことも、彼の心を惑わせていく。

歴は歴で、稲本がすでに結婚していることを知り、そればかりか彼女が飲み会に夫を連れてきたことで「自分は飲み仲間として愚痴に付き合わされていただけ」だと気づいて愕然とする。さらにひょんなことからムジナと交流し、彼女にダイナゼノンのパーツを盗まれるという失態を犯し、ガウマから叱責されて仲間内での面目を失う。
蓬たちがコンディション最悪な中、かつてなく強大な怪獣が現れ、ついにダイナゼノンは地に倒れる。トドメを刺されそうになったその時、空から謎の巨人が降り立ち、怪獣を攻撃。相手を一時的に退かせる。

巨人の名はグリッドナイト。あらゆる世界を怪獣の脅威から守るため活動する、グリッドナイト同盟の戦士である。普段はナイトという人の姿で行動する彼は、強大な力を持ちながらそれを御せずに敗北したガウマたちを無様と一蹴。手を組むつもりはないと告げる。
しかし怪獣優生思想が怪獣の力をさらに引き出そうとするわずかな時間に、歴は戦闘に巻き込まれて怪我をした稲本の夫を助けることで過去を吹っ切り、蓬は夢芽の苦悩に寄り添うことで彼女との関係を少しだけ進め、夢芽はそんな蓬の存在に救われて彼らはそれぞれに心の傷を乗り越える。再度現れた怪獣をグリッドナイトと共に倒すと、ガウマたちは共に怪獣から世界を守ることを誓い合う。

重なる気持ち・超合体竜王

グリッドナイトという心強い味方を加えて、快進撃を続けるガウマたち。しかし、ちせは1人それをおもしろくなさそうに観察していた。特異な才能の持ち主だった彼女は学校に馴染めず不登校になっていたが、ダイナゼノンという存在はその鬱屈を吹き飛ばすとても魅力的なものに思えた。しかし自分は歴たちの戦いを見守るばかりで、どうしても疎外感が拭えない。そんなある日、彼女が拾った真珠のような石の中から、金色の竜が現れる。その石こそは怪獣の源であるバロックパールで、金色の竜はちせの情動を養分として誕生した存在だった。おとなしい性質で、自分の言うことにはなんでも従ってくれる金色の竜を、ちせはゴルドバーンと名付けてかわいがる。
一方、蓬と夢芽の「香乃の死の真相の調査」はいよいよ暗礁に乗り上げていた。当時の香乃の彼氏ですら彼女の死についてまったく情報を持っておらず、そればかりかすでに別の相手と結婚していた。彼らにとって香乃の存在は過去のもので、できる限り忘れていたいものなのだと気付き、夢芽は衝撃を受ける。

やがてゴルドバーンの存在はガウマやナイトの知るものとなり、その処遇を巡って一同が紛糾する中、新たな怪獣が出現。しかし招集をかけても夢芽は現れず、蓬はガウマに命じられて彼女を迎えに向かう。
この時、夢芽は香乃の遺体が見つかった水門近くの監視塔の屋上で、姉の死の真相が謎のままで終わってしまうことに絶望していた。ゴルドバーンを追ってここにやってきたちせは、“夢芽のすぐ近くに怪獣(ゴルドバーン)がいる”という状況に気付いて死に物狂いで駆けつけて彼女を守ろうとする蓬を見て、夢芽に「そうやっていつまでも絶望していられるほど、あなたにとってこの世界は希望の感じられないものだったのか。今目の前で、必死にあなたを守ろうとしている人がいることに気付かないのか」と問う。その言葉は、夢芽に「今の自分には支え合う仲間がいる」という事実と、誰より近くで自分を守ろうとしてくれた蓬の存在を改めて意識させることとなった。

悲しみと共に進む決意を固めた夢芽と共に、怪獣との戦いに戻る蓬。「ゴルドバーンは敵じゃない、私の友達だ」というちせの訴えを聞いた歴が瞬時にこれを信じると、ガウマやナイトも戦友たる彼の判断を受け入れる。ガウマたち4人、グリッドナイト、そして本来世界を壊す存在である怪獣ゴルドバーンの心が1つに重なった時、彼らは超合体竜王カイゼルグリッドナイトという新たな力を得て、怪獣を打ち倒す。

最後の戦いと彼らの結末

怪獣優生思想との戦いが続く中、怪獣の力で平行世界の香乃と再会した夢芽は、彼女の口からイジメなどなかったこと、平行世界の自分が死んでいるのならそれは恐らくただの事故であることを知る。長らく抱え続けた悩みが解消した彼女は、誰より優しく自分の隣にいてくれた蓬への想いを明確に認識していく。
蓬もまた、時にミステリアスで、時にあまりに弱々しい夢芽に付き合う内、彼女を何よりも大切な存在だと意識する。全ての怪獣を倒し、グリッドナイト同盟が新たな世界に旅立つ準備を進める中、蓬は夢芽に告白。しかし彼女が返事を言う前にその場にシズムが現れ、2人に襲い掛かる。シズムが転入してまで蓬たちに近づいたのは、彼らの間に“恋”というもっとも強大な情動が芽生えることを期待したからだった。それはシズムが心の内に潜ませている正真正銘最後の怪獣を育てるための最良の餌となってしまったのだ。

この事態を予測していたガウマとナイトが割って入るも、シズムの攻撃でガウマが重傷を負う。これまでの戦いで、「怪獣の力で生き返ることができたのは自分たち怪獣使いだけで、普通の人間である姫は死んだまま」だということを察していたガウマは、自分の最後の仕事だとして蓬たちと共にダイナゼノンを駆る。一方怪獣優生思想の面々も、シズムと同様に自ら怪獣と一体化し、この世を自分たちの思い描く理想郷にするために暴威を振りまく。
壮絶極まる死闘の末、ダイナゼノンは怪獣を撃破し、今度こそ怪獣優生思想との決着をつける。しかしガウマは力尽き、蓬たちに見守られながら息を引き取る。

3か月後。歴は就職し、ちせは不登校のままながら再起への一歩目を踏み出す。ダイナゼノンやゴルドバーンと共にダリッドナイト同盟が次なる世界に旅立つ中、蓬と夢芽は交際を開始。ダイナゼノンで戦っていた頃についたそれぞれの傷跡を見て、夢芽は「何十年経っても忘れないよう、ずっと消えない痕になればいい」と語り、2人は思わず笑い合う。

その頃、どことも知れぬ異空間で、ガウマの遺体を乗せたままパイロットのいなくなったはずのダイナゼノンがゆっくりと身を起こす。それが何を意味するのかは不明なまま、物語は次なる舞台へと続いていくのだった。

『SSSS.DYNAZENON』の登場人物・キャラクター

ガウマ隊

ダイナゼノンを構成する四つのパーツを所有する、ダイナゼノンのパイロットたち。「ガウマ隊」という呼称は作中にセリフとしては登場しないものの、ちせは彼らとのグループラインをこの名で設定している。これがガウマや蓬たちの間で共通認識として使われているものなのか、ちせが一方的につけたものなのかは不明。
怪獣が現れるたびにダイナゼノンで撃退するのがその務めだが、なんらかの義務を課せられているわけでも、戦うことに報酬があるわけでもなく、個々人の意志によってのみ活動している。このため蓬はアルバイトを優先して操縦練習をサボったり、風邪をひいた時はちせに代打を頼んだりしている。

麻中蓬(あさなか よもぎ)

CV:榎木淳弥
東京都立フジヨキ台高等学校の一年生。近所にあるゆりマートでアルバイトしており、友達は数人ほど。少なくとも学生としては極めて平凡な、“特徴が無いのが特徴”といった少年。行き倒れていたガウマに警戒しつつも手を差し伸べる、噂だけで夢芽を判断せず彼女の口から直接真偽を確かめようとするなど、温厚で優しい性格。
死別か離婚か不明ながら、父のいない家庭に育つ。母親が再婚を考えている上条に対しては、表面的には当たり障りなく接しつつ贈り物は受け取った後で拒絶するなど複雑な態度を見せる。アルバイトしているのも、「母親が再婚したら、その家庭に自分の居場所は無いのではないか」との想いから、自立する資金を作るため。

ガウマに“命の恩人”と付きまとわれた末、彼が呼び出した巨大ロボット「ダイナゼノン」に夢芽や歴ともども成り行きで搭乗。これを構成する機体の一つである竜人型ロボット「ダイナソルジャー」を任されることとなる。次々に現れる怪獣たち、今まで本気で向き合ってこなかった自身の問題、夢芽や歴など本来知るはずもなかった人々の抱える様々な葛藤に翻弄されながらも、これらに挑んでいくこととなる。

ガウマ

CV:濱野大輝
「怪獣使い」を自称する謎の少年。行き倒れ寸前になっていたところで蓬に会い、彼から総菜パンを恵んでもらったことで九死に一生を得る。これにより、蓬を“命の恩人”として付きまとうようになった。
決断力と行動力に富む熱血漢。それが行き過ぎてやや考え無しに動くところがあり、当初は蓬から「変なのに絡まれた」と敬遠されている。現在は河原の橋の下に住み、アルバイトで生計を立てているが、ちょくちょく蓬の家に顔を出しては食事を御馳走になっている。

街に怪獣が現れた際、これを“操って”止めようとするも「力が弱まっている」ために失敗。ならばと謎の装置を取り出し、これを起動する。結果表れた巨大ロボットダイナゼノンに乗り込んで戦うが、本人の言によれば彼自身ダイナゼノンのことは知らず、呼び出したのもこれが初めてだったようである。「自分たちの素質を見抜いたのかもしれない」として、四つの機体に分かれたダイナゼノンの内三つをそれぞれ蓬、夢芽、暦に渡す。自身は潜水艦「ダイナダイバー」に搭乗し、今後も現れるだろう怪獣に対抗して訓練しようと言い出す。
本人が語るところによれば、五千年前の人間で、当時は怪獣優生思想の仲間だったという。しかしとある女性と出会ったことをきっかけに怪獣優生思想を裏切り、彼女からダイナゼノンを託され、理由は不明ながら現代にて生き返る。この女性への想いは並みならぬものがあり、「自分と同様に生き返っているのでは」と探し続けており、これが彼がダイナゼノンで戦う理由ともなっている。
スタッフロールでは声優の欄の一番最初に名前が記載されており、本来は彼こそが物語の主人公であるかのような演出が為されている。

YAMAKUZIRA
YAMAKUZIRA
@YAMAKUZIRA

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