フォレスト・ガンプ／一期一会（小説・映画）のネタバレ解説・考察まとめ

『フォレスト・ガンプ／一期一会』の概要

『フォレスト・ガンプ／一期一会』とは1994年公開のアメリカ映画である。1986年に発売したウィンストン・グルームの『フォレスト・ガンプ』を原作としており、エリック・ロスが脚本を担当した。監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの監督ロバート・ゼメキス。本作で第67回アカデミー賞と第52回ゴールデングローブ賞の両方で監督賞を受賞している。主演のトム・ハンクスは本作で、『フィラデルフィア』に引き続き、2年連続のアカデミー賞主演男優賞を受賞した。作品自体も第67回アカデミー賞作品賞、第52回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞など多数の賞を受賞した。
映画のキャッチコピーは『人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない』。これは劇中のセリフでもあり「アメリカ映画の名セリフベスト100」で40位に選ばれている。
主人公のフォレスト・ガンプは人より知能指数は低いが、母と1人の女性を一途に愛する心優しい青年だ。幼少期にはいじめの対象にされてしまう。しかし唯一フォレストの友達になったのが、同級生のジェニーである。2人はいつも一緒にいたが、大人になるとそれぞれの道を行き離れ離れになってしまう。それでもフォレストはジェニーを想い続ける。大人になったフォレストは、高い運動能力と誠実さでさまざまな記録を作り人々の心を動かす。フォレストの一途な愛と純粋無垢な人柄が、周りの人に影響を与え幸福をもたらしていくヒューマンドラマである。

『フォレスト・ガンプ／一期一会』のあらすじ・ストーリー

学生時代

バス停のベンチに座っているフォレスト・ガンプは、足元に落ちてきた白い羽を拾い本に挟む。そこへ隣のベンチに女性が座る。フォレストは「僕の名前はフォレスト・ガンプ。チョコレートどうです？」と言ってチョコレートの箱を差し出す。女性は雑誌を読みながら軽く受け流すが、フォレストは気にせずに「ママは言ってた。“人生はチョコレートの箱みたい“って」と話を続ける。さらに女性の靴を指差し、「はき心地が良さそうだ」「僕もそんな靴が欲しい」と言うフォレストの靴は泥だらけだ。「ママは言ってた。“靴で人が分かる”って。どこから来てどこへ行くか。僕もたくさん靴をはいた」と続ける。そこで女性は初めてフォレストに興味を向け、フォレストは「最初の靴を一生懸命思い出してみよう」と言い、子ども時代の回想に進む。

フォレストはアラバマ州グリーンボウの町から歩いて800メートルの一軒家にママと住んでいた。使わない部屋が多いので、通りががりの旅人に部屋を貸して収入に得ていた。
小学校入学前、背骨が曲がっていることを理由に脚装具を付けることになったフォレスト。周りから奇妙な目で見られることを心配したママは、フォレストに「お前は皆と同じ。何も違っていない」と言い聞かせる。母親がそう言うのは脚装具だけが理由ではない。フォレストは知能指数が低いのだ。ママは最高の教育を求めてグリーンボウ郡立小学校の校長に会いにいくが、案の定、知能指数が75しかないことを理由に養護学校への入学を勧められる。しかし息子に皆と同じチャンスを与えたいと考えるママは、校長を裏の手で落とし、入学できるようにする。初登校の日、スクールバスに乗ると、脚装具をつけたフォレストを見た生徒たちは誰も隣に座らせてくれず、フォレストは立ち尽くす。その時「ここに座っていいわよ」と言うこの世で一番優しい声を聞く。彼女こそフォレストがその後永遠に愛するジェニーだ。その日から2人はいつも一緒に過ごす。フォレストはジェニーと木に登ったり、読み方を教わったり星を眺めたりした。
ある日ジェニーと2人でいると、いじめっ子3人がフォレストに石を投げて嫌がらせをしてきた。ジェニーはフォレストに「逃げて」と言い、フォレストは走った。しかし脚装具をつけているのでうまく走れない。いじめっ子3人は自転車でフォレストを追いかける。フォレストは必死に走っているうちに脚装具が外れ、風のように速く走れるようになった。いじめっ子から逃げ切り、走ることの快感を覚えたフォレストはそれからどこへいくにも走った。

高校生になっても2人は親友だった。そして自転車で追いかけてきたいじめっ子3人は高校になると車で追いかけてきた。ある日、車から走って逃げていたフォレストは、気づかずにアメフトの試合に乱入してしまう。それを見ていたアラバマ大学の監督がフォレストの足の速さに驚きスカウトをする。そうしてフォレストはアラバマ大学に入学することになる。それから大学の5年間はアメフト選手として、全米代表になるほどの活躍をした。ジェニーは女子大学に入学したが、その間もフォレストはジェニーに会いに行った。しかしジェニーがデートをしていてもフォレストにはそれがデートとは理解できず、恋人との仲を引き裂いてしまうこともあった。それでもジェニーはフォレストに優しかった。そんなジェニーは将来歌手として有名になるのを夢見ていた。

ベトナム戦争に赴く

大学卒業式の日、フォレストは陸軍に勧誘され入隊する。入隊初日、またもやバスで隣に座らせてもらえない事態になるが、隣の席を開けてくれたベンジャミン・ブルー（通称バッバ）と仲良くなる。バッバの家はエビ漁業を営んでおり、兵役が終わったら自分の船を買うことがバッバの目標だった。
軍隊はフォレストに合っていた。銃の組み立ては特に早く「将軍になる人材」と言われた。その頃ジェニーは、大学のセーターを着てヌード雑誌の写真を撮らせたのが見つかり大学を追い出されていた。しかし、メンフィスで劇場を持っている男がその写真を見たのがきっかけで舞台で歌う仕事を手に入れる。フォレストは休みの日にショーを見に行った。しかしそこはストリップ劇場だったので、客は裸で弾き語りをするジェニーにちょっかいを出した。困っているジェニーを見たフォレストは男たちに殴りかかる。ジェニーはそんなフォレストに怒り舞台を降りてしまう。「私を助けようとするのはやめて」と言うジェニーに、フォレストは「でも君を愛してるんだ」と言うが「愛がなにか分かってない」と流されてしまう。「私のことはほっといて」と言ってヒッチハイクした車に乗ろうとするジェニーに、自分はベトナムに送られると言い別れを告げるフォレスト。ジェニーは「何かあったら勇気など見せずに走って」と約束を交わし去る。

フォレストはバッバと共にベトナムでの任務に就く。初日に小隊長のダン・テイラー中尉に出会うと、隊律として、足を清潔に保つことと敵に撃たれるようなバカはしないことの2点を守るように言われる。フォレストは上官を尊敬できる人だと思った。ベトナムではたくさん歩きたくさんの雨に打たれた。そしてフォレストとバッバは兄弟のように互いを思いやり絆を深めていった。
バッバはフォレストに戦争から帰ったら一緒に商売をしようと話を持ちかける。経費も計算し、バッバが船長で稼ぎはきっちり分けると決めた。
フォレストはジェニーにほぼ毎日手紙を書き「いつも君を想ってる」「君の返事を待ちわびている」と書いた。4ヶ月降り続いた雨が突然止んだ日、フォレストの隊は敵の襲撃を受ける。負傷者が多数出て後退をすることになると、フォレストはジェニーの言葉を思い出し必死に走った。しかし、足の速いフォレストは走りすぎて独りになってしまう。バッバの無事を確かめるべく来た道を戻ると怪我をして歩けなくなった仲間を見つけたため、安全な場所まで運んだ。それを何度も繰り返し何度もバッバを探しに戻った。ダン小隊長も足を怪我して自力で動ける状態ではなかったのでフォレストが運ぼうとするが、「隊を見捨てるわけにはいかない」と言って自分をさっきの場所へ戻すようにわめき怒る。フォレストはそれを無視して安全な場所に運ぶと、再びバッバを探しに戻る。そしてついに、胸を撃たれ致命傷を負ったバッバを見つける。フォレストはバッバを担いで運びみんなの元に戻るが、「うちへ帰りたい」と言う言葉を最後にバッバは亡くなってしまうのだった。

卓球の才能開花

皆を助けている間に尻を撃たれ負傷したフォレストは、治療のため戦地から離れて病院に入院する。隣のベットにはダン小隊長がいた。フォレストにとっては嬉しいことだったが、ダン小隊長は両足を切断し塞ぎ込んでいた。「戦場で名誉の戦死を遂げるはずだったのに貴様がその運命をぶち壊した」とフォレストに怒り、これからどう生きればいいのかと絶望しするダン小隊長。そして治療を終えたダン小隊長は、フォレストに挨拶もせず帰国してしまう。
その後フォレストは病院で卓球を教えてもらう。フォレストには卓球の才能があったのだ。それからは卓球にとりつかれ、水を得た魚のように卓球に打ち込む。

ベトナム戦争での活躍が評価され、名誉勲章を授与したフォレストは治療を終えて帰国し叙勲式に出た。そこではジョンソン大統領と握手を交わした。ちょうどその日はリンカーン記念館の前で大規模な反戦デモの集会が行われていた。式典が終わり首都見物をしていたフォレストは集会の参加者と間違えられ、演説をすることになってしまう。フォレストは状況を理解できぬままに演説をするが、集会を邪魔する者がマイクを切ったため、その内容は多くの人々に伝わらなかった。演説を終えてからマイクが繋がり、最後に名前を名乗るとどこからかフォレストを呼ぶ声がする。それはジェニーだった。集会に集まった人々に見守られながら、ジェニーとフォレストは感動の再会を果たす。ジェニーはフォレストを仲間のところへ連れて行き、仲間に紹介した。そこはUCLA（カリフォルニア大学ロサンゼルス校）の反戦委員会だった。ジェニーはフォレストに反戦委員会の会長でジェニーと同棲をしているウェスリーを紹介する。ジェニーとウェスリーはフォレストから離れ口論を始める。心配してフォレストが遠くから見守っていると、ウェスリーがジェニーにビンタをしたため、フォレストはウェスリーに殴りかかった。それからその場を追い出されたフォレストは、ジェニーと一晩中話しながら歩く。これまでジェニーが見てきたもの、感じてきたことをたくさん聞いたフォレスト。翌日、フォレストの制止も虚しくジェニーは仲間の元へ戻る。フォレストは「君の言う通りにしてもらった物なんだよ」と言ってジェニーに名誉勲章のメダルを渡す。ジェニーに「なぜ優しいの？」と聞かれたフォレストは「恋人だもの」と答え、ジェニーも「そう永遠にね」と言って2人は別れるのだった。

それからフォレストはベトナムには戻らず、卓球で共産主義と戦う役割を担う。特別奉仕隊に入り、負傷兵を慰問して卓球を見せていると腕を買われて全米代表卓球チームに入った。アメリカ人として何百万年ぶりの中国訪問をし卓球の試合をすると、“世界平和を担うもの“と言われ、帰国する頃には有名人になっていた。
帰国後、ニューヨークでトークショーに出てジョン・レノンと共演をする。トークショーを終えて外に出ると、ダン小隊長が待ち構えていた。フォレストは再会を喜んだがダン小隊長は卑屈になっており、フォレストに悪態をついた。それでも2人はクリスマスや年末を一緒に過ごした。フォレストはダン小隊長にバッバとの約束を果たすため、船を買いエビ採り業をすると話した。ダン小隊長は「お前が船長になる日が来たら、おれが一等航海士だ」と冗談めかして言った。数ヶ月後、卓球チームはホワイトハウスに招待され、ニクソン大統領からの激励を受けた。その後大統領は辞任し、フォレストにも除隊命令が下り故郷へ帰ることとなる。

エビ採り業を始める

家に帰ると、有名人になったフォレストへたくさんのプレゼントが届いていた。フォレストはバッバとの約束を果たすためすぐに家を離れ、バッバの家族に会うため、バイユー・ラ・バトルへ行った。フォレストはファンが置いていった2万5000ドルの小切手を使って船を買い、バッバとの約束通りエビ採り業を始めた。しかし、バッバからエビの採り方は聞いていたもののなかなかうまくいかない。同じ入り江でエビ採りをしているおじさんに「船に名前をつけないからツキがないのさ」と言われたので、フォレストは迷いなく「ジェニー号」と名付けた。フォレストはジェニーを想い続けながら漁業を続けた。
その後フォレストは、ダン小隊長にエビ採り業を始めたことを報告する手紙を送った。それを見てダン小隊長はフォレストの元を訪れる。フォレストは大喜びで駆け寄り、ダン小隊長は「海で賭けがしたくなった」と言った。ダン小隊長は年末に言った「お前が船長になったら、おれは一等航海士だ」という約束を守りに来たのだった。それから2人で海に出るようになったが収穫は一向に増えずにいた。そんな日々を繰り返していたある日、ハリケーンが直撃しエビ漁業は壊滅的な被害を受ける。同じ沿岸にいた船は全滅してしまうが、運よくフォレストの船だけが被害を逃れる。それからは大漁続きで、フォレストの会社「バッバ＝ガンプ社」のエビは売れに売れた。それから船も12隻に増え倉庫も持ち、会社は有名になりフォレストはお金持ちになった。その頃にはダン小隊長の心にも変化があらわれ、フォレストに命を救ってもらった礼を言う。

ママが病気になったという連絡を受け、フォレストは実家に駆けつける。「なぜ死ぬの」と聞くフォレストに、ママは「そういう時が来たのよ」と言う。2人は最後の時間を過ごし、数日後ママは亡くなる。エビ採り業はそれっきり辞めて、ダン小隊長はフォレストの金をApple社に投資してくれた。その知らせだけを受け取ったフォレストはApple社をどこかのフルーツ会社だと思っているが、ダン小隊長のおかげでお金の心配がなくなった。それから「必要以上のお金は意味のない無駄な金」というママからの教えに従い、一部を教会へ、一部を入り江の漁師共済病院へ、一部をバッバの家族へ寄付した。バッバの母はそのお金のおかげで働かずに暮らせるようになった。
お金持ちになったフォレストは無料で大好きな芝刈りをして過ごしていた。そして、ジェニーを想い続けて過ごすフォレストの元に、本物のジェニーが現れる。それからジェニーはフォレストの家で過ごした。毎日散歩をしながらとめどなく話をした。フォレストは毎朝ジェニーの部屋に花を飾り、ジェニーはフォレストに靴をプレゼントした。2人は家族のように過ごし、フォレストは生涯で一番の幸せを感じていた。そしてフォレストは、ジェニーに「結婚しよう」と言う。しかしジェニーはその言葉を素直に信じられない。フォレストは「僕は利口じゃないけど愛が何かは知ってるよ」と伝える。その夜、ジェニーはフォレストが寝ている部屋に入って「愛してる」と言い、2人はひとつになる。しかし、翌朝ジェニーは黙って家を出て行ってしまう。

アメリカ大陸横断と運命の再会

ジェニーが出て行ったことに気がついたフォレストは虚無感に陥っていたが、突然なんの理由もなく少し走りたくなった。フォレストは着のみ着のまま、ジェニーからもらった靴を履いて走り出した。道の外れまで、ついでに町の外れまで、ついでに郡の外れまでと走っているうちにアラバマ州を横断していたフォレスト。それからも理由なく走り続け海まで辿り着くと、回れ右をして反対の海まで走った。反対の海にたどり着くとまた回れ右をして走り、アメリカ大陸横断を繰り返した。走りながらママやバッバ、ダン小隊長のことを想った。そして誰よりもジェニーのことを想った。
走り続けて2年が経った頃、フォレストはニュースで取り上げられるようになる。なんのために走っているのか聞かれてもフォレストは「走りたいから走っているだけだ」と答える。しかし人々はフォレストに対して勝手に意味を見出し、彼を追って走り始める人々も出始める。そして世間からは“人々に希望を与えた”と言われるようになる。
その後もフォレストは、「過去を捨ててから前へ進みなさい」というママの教えを守るために走っていた。3年2ヶ月14日と16時間走り続け、道づれは30人以上になった時、急に立ち止まり「僕はとても疲れた。うちに帰る」と言いアラバマに戻った。

家に帰るとジェニーから手紙が届き、そこには「サバンナに来てほしい」と書いてあった。その約束を守るために、冒頭のシーンであるバス停にフォレストはいるのであった。これまでの経緯をバス停にいる人たちが入れ替わり立ち替わり聞いていたのだが、最後に話を聞いていた女性がフォレストの目的地までバスに乗る必要がないことを教えてくれる。それからフォレストは女性に礼を言うと、走ってジェニーの元へ行く。家に来たフォレストを見てジェニーは笑顔で迎え入れる。ジェニーはそれまでと違い、普通の生活を手に入れた様子で幸せそうだった。そしてフォレストに今までしてきたことを謝った。そこへ小さい男の子が帰ってくる。ジェニーはママになっていたのだ。子どもの名前は父親の名前から名付けてフォレストとだと言う。その子はフォレストの子どもだった。動揺するフォレストに、ジェニーは落ち着いた様子で「あなたな何もしなくていいのよ。」と言って諭す。フォレストは自分のように知能が低くないのかを心配するが、ジェニーから「とてもお利口で学校でも一番」と聞くと安心し、子どもに話しかけに行く。
それからジェニーは自分の病気を告白する。治療の余地が無いことを知り、フォレストは「一緒に住もう」と言う。ジェニーに「結婚してくれる？」と聞かれ、「いいよ」と答えるフォレスト。そうして3人はフォレストの家に移り、結婚式を挙げた。結婚式にはダン小隊長が来た。ダン小隊長は義足をつけて歩き、髪を切って髭も剃り、フィアンセの女性を連れてこれまでとは打って変わったスッキリとした表情になっていた。

それからジェニーは病気が進行し寝込むようになる。フォレストは今まで経験してきて見た美しい景色の話をした。一緒に見たかったと言うジェニーに「君もいたよ」と言うフォレスト。その後ジェニーが亡くなると、フォレストはジェニーのお墓の前で息子との暮らしと素晴らしさ、ジェニーに会えない寂しさを話す。それから子どもは学校に通う。2人がスクールバスを待っている間、本を開くと挟んでいた羽が足元に落ちる。スクールバスが到着すると、息子はフォレストの幼少期よりも利口な様子で、フォレストと同じように名前を名乗りバスに乗り込む。それを見送ったフォレストの足元からは、先ほど落ちた羽が空を舞うのだった。

『フォレスト・ガンプ／一期一会』の登場人物・キャラクター

フォレスト・ガンプ（演：トム・ハンクス）

人より知能指数が低いが一途で誠実な性格と高い身体能力を活かしてさまざまな記録を生み出し、波瀾万丈な人生を送る。フォレストという名前は南北戦争の英雄である「ネーサン・フォレスト」が由来だ。この名前をつけた理由として“人間は馬鹿なことをする“という戒めのためと聞かされている。フォレストの幼少期はマイケル・コナー・ハンフリーズが演じている。

ミセス・ガンプ（演：サリー・フィールド）

フォレストの母。女手一つでフォレストを育てている。いつも前向きな言葉をフォレストに言い聞かせ、知能が低いことを理由に何かを諦めることがないようにサポートしている。

ジェニー・カラン（演：ロビン・ライト）

フォレストが生涯愛する女性。小学校の時に父親に虐待されていたので、家を出ておばあちゃんに引き取られる。大学を中退してからは旅をしてヒッピーになったり薬におぼれたりと、フォレストとは違った波瀾万丈な人生を過ごす。ジェニーの幼少期はハンナ・ホールが演じている。

ダン・テイラー（演：ゲイリー・シニーズ）