【進撃の巨人】エレン「アルミン、それ…」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。ある日突然犬耳と尻尾が生えてきてしまったアルミン。その可愛さに104期の同期達もメロメロになってしまいます。さらに身体能力まで向上して…。
エレン「アルミン、それ…」
1 : ◆xdKjNX.K8k sage 2013年07月06日 (土) 14:29:41 ID: tBaTSnPM
アルミン「え?何?」ピョコ ピョコ
エレン「いや、何って…頭のそれ…」
アルミン「えっ?」ピョコ ピョコ
ミカサ「犬耳」
アルミン「え?」ナデ
アルミン「あ、あれれ?」ピョコ ピョコ
2 : ◆xdKjNX.K8k sage 2013年07月06日 (土) 14:34:14 ID: .NiDPDJM
アルミン「なんで犬耳なんかが…」
エレン「何か身に覚えはないのか?」
アルミン「ないよ」
ミカサ「アルミン、お尻に何か…」
アルミン「えっ」
アルミン「尻尾?」パタパタ
エレン「どうなってんだ」
5 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月06日 (土) 14:45:29 ID: LzfhuMZE
アルミン「うーん?」パタパタ
エレン「それ、思い通りに動くのか?」
アルミン「いや、半分自分で半分自動かな…耳も尻尾も」ピョコ
ミカサ「…」ニギッ
アルミン「うひゃああ!」ゾクゾク
アルミン「ちょっと、尻尾握らないでよ!」バシッ
ミカサ「アルミンが叩くとは珍しい」ニギッ ニギッ
アルミン「ひゃうっ、きゃはっ!」ゾクゾク
エレン「なんかエロいな」
7 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月06日 (土) 14:53:24 ID: LzfhuMZE
ライナー「なんかエロい声が聞こえたが」
エレン「見てくれよ。アルミンに犬耳と尻尾が」
ベルトルト「わお」
ライナー「ずいぶんメルヘンな状態だな」
アルミン「ちょっと、耳触んないで!」
ミカサ「柔らかい」フニフニ
ライナー「なんでこうなったんだ?」
エレン「それがわからないってよ」
ベルトルト「寝る前までは普通だったよね」
9 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月06日 (土) 15:01:16 ID: VDnYyoRI
ライナー「ていうか尻尾がズボンを突き破ったのか」
アルミン「そうみたい。たぶん寝てる間に」
ライナー「尻尾にそんなパワーがあんのかよ」
ミカサ「アルミン、お手」スッ
アルミン「ほい」ポン
アルミン「あれ?体が勝手に…」パタパタ
ベルトルト「しつけてもいないのに」
ミカサ「アルミンは賢いから」
アルミン「いや、それは違うでしょ」
11 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月06日 (土) 15:14:54 ID: JmyL8how
エレン「とりあえず教官に相談するか?」
アルミン「そうしようか」ガタッ
ミカサ「お座り」
アルミン「ほい」ストン
ベルトルト「ぷっ」
アルミン「ちょっと!」パタパタ
ミカサ「面白い」
エレン「ミカサ、やめろよ。アルミン、行くぞ」
アルミン「うん」ガタッ
ライナー「お座り」
アルミン「ほい」ストン
ベルトルト「ぶふっ」
アルミン「もー!」パタパタ
ライナー「はは、すまんすまん」
13 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月06日 (土) 15:26:49 ID: 32lJHBkY
教官室
教官「なるほどな」
教官「訓練に支障は出そうか?」
アルミン「立体機動の訓練に多少影響が出るかと」
教官「本来余分なものだ。千切れたとしても問題はないはずだ。普段通り、訓練に励め」
アルミン「ハッ!」
教官「…一応原因はこちらでも調べてみる。下がれ」
アルミン「ハッ!失礼します」
ガチャ
バタン
教官(グリシャにもらった、従順になる薬…アルレルトの夕食に混ぜてみたが)
教官(まさかこうなるとは)
16 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月06日 (土) 15:34:57 ID: iyWoFcsk
エレン「どうだった?」
アルミン「普段通りに訓練しろだってさ。原因も調べてくれるらしい」
エレン「良かったな」
アルミン「うん」パタパタ
……
サシャ「へー。触ってもいいですかね?」
アルミン「優しくね」ピョコ
コニー「おおぉ」ニギッ
アルミン「ふぁぁあ!握らないで!」ゾクゾク
コニー「すまん」パッ
17 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月06日 (土) 16:03:55 ID: lTTQegM.
サシャ「本当に犬の耳なんですねー」ナデナデ
アルミン「うん…」ピクッ ピクッ
エレン「耳と尻尾だけでなく、お手とかお座りとかも犬そっくりだよな」
ライナー「アルミン、お前犬に何かいたずらとかしたことあるか?」
アルミン「うーん…小さいころ、近所の犬にエサをねだられたけど、あげなかった、ってことはあったよ」
ライナー「それだ。その犬はアルミンにエサをもらえなかったことを怨み、アルミンに呪いをかけたんだよ」
アルミン「ええっ!?」
サシャ「なるほど」
コニー「こえー」
20 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月06日 (土) 17:02:31 ID: YJW3irI.
エレン「んなわけねえだろ。その犬、その後ちゃんと飼い主にエサもらってたし、アルミンはいつもその犬可愛がってたぞ」
ライナー「バレたか」
ベルトルト「嘘はいけないよ」
ミカサ「アルミン」ポイッ
コロコロ
アルミン「ボール…はっ!」ダッ
ヒョイ
アルミン「はい、ミカサ」スッ
ミカサ「ありがとう、アルミン」ナデナデ
アルミン「えへへ」バタバタ
コニー「ほえー」
24 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月06日 (土) 22:54:28 ID: CK2w/reM
コニー「本当に犬になったみたいだな」
アルミン「いや、なんか体が勝手に…」パタパタ
ミカサ「はい、もう一回」ポイッ
コロコロ
アルミン「よしっ!」ダッ
ヒョイ
アルミン「取ってきたよ」パタパタ
ミカサ「偉い偉い」ナデナデ
アルミン「えへへ」ブンブン
ライナー「これは萌える」
エレン「喜ぶと尻尾が凄いな」
25 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月06日 (土) 23:13:59 ID: pA2Pg7ls
ミカサ「はい」ポイッ
コロコロ
アルミン「よーし!」ダッ
ヒョイ
アルミン「早く早く!」バタバタ
ミカサ「してあげない」
アルミン「えー…」シューン
ミカサ「嘘」ナデナデ
アルミン「!」バッサバッサ
ベルトルト「パブロフの犬だっけ?」
ライナー「条件付けだな。たぶん」
コニー「なんだそりゃ?」
サシャ「さあ?」
エレン「つまり、ボールを拾えば撫でてもらえるから先に喜んでんだよ」
26 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月06日 (土) 23:22:43 ID: Rv5OrMu.
アニ「何やってんの?」
ライナー「よう」
ベルトルト「アルミンが犬になったんだ」
アニ「犬?」
ミカサ「ほら、アルミン立って」
アルミン「はい」パタパタ
ミカサ「ほら、尻尾、耳」
アニ「ホントだ」
27 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月06日 (土) 23:25:51 ID: wA7FgdYc
ミカサ「お座り」
アルミン「はい」ストン
ミカサ「お手」スッ
アルミン「はい」ポン
ミカサ「おかわり」スッ
アルミン「はい」ポン
ミカサ「良くできました」ナデナデ
アルミン「わっ…」ブンブン
アニ「…犬だね」
エレン「だろ?」
28 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月06日 (土) 23:36:01 ID: 4ydsJvb.
アルミン「遊ばないでよ」パタパタ
ミカサ「尻尾を見る限り、嫌がっていない」
アニ「で、なんで犬になったの?」
エレン「それがわかんねえんだ」
ライナー「近所の犬の呪いだ」
ベルトルト「やめなよ」
アルミン「教官が原因を調べてくれてるんだけど、こんなケース聞いたこともないよ」
アニ「ふーん…尻尾に感覚ある?」ニギッ
アルミン「やぁぁん!」ゾクゾク
アニ「あっ、ご、ごめんなさい」アタフタ
ミカサ「尻尾をいきなり握るなんて、無礼にも程がある」
エレン「お前が言うなよ」
32 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 03:02:21 ID: BGjsMgnE
アルミン「尻尾は敏感だから注意してよ!」
ミカサ「頭を撫でるといい」
アニ「こう?」ナデナデ
アルミン「くぅーん」ブンブン
アニ「ちょろい」ナデナデ
ユミル「お前ら、何やってんだ?」
サシャ「あ、ユミル、クリスタ」
コニー「アルミンが犬になったってよ」
アルミン「ははは…」ブンブン
クリスタ「あ、本当だ。かわいい耳と尻尾」
ライナー(かわいい)
33 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 03:10:10 ID: TkB6tgeg
ミカサ「クリスタ、ボールをテキトーに投げてみて」スッ
クリスタ「えっ?うん。えいっ」ポイッ
コロコロ
アルミン「あっ、アニ、ごめんね」ダッ
ヒョイ
アルミン「はい、クリスタ」パタパタ
クリスタ「えっ、ありがとう…」スッ
アルミン「…」パタパタ
クリスタ「あの…」
ミカサ「撫でてあげて」
クリスタ「ああ、そういうこと」ナデナデ
アルミン「えへへ」ブンブンブンブン
34 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 03:16:19 ID: 8ZAXRM7.
ユミル「あっははは、犬だなこりゃ」
エレン「尻尾の振りが凄まじいな」
ベルトルト「そりゃクリスタに撫でられたらね」
ライナー「ああ、そうだな(結婚したい)」
クリスタ「撫でられるの、嬉しい?」ナデナデ
アルミン「なんか凄く気分が良くなるんだ」バッサバッサ
ユミル「で、なんで犬に?」
ライナー「近所の犬の呪いだ」
ベルトルト「やめなって。そろそろ寒いよ」
サシャ「原因不明だそうです」
ユミル「まあこんなの聞いたことねえしな」
37 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 08:58:09 ID: 774bEWF.
エレン「アルミン、その耳って、ちゃんと聞こえるのか?」
アルミン「どうだろう?」ピョコピョコ
ミカサ「実験する。クリスタ、普通の耳をふさいで」
クリスタ「うん。ちょっとごめんね」ブニ
アルミン「いや、全然いいよ」バッサバッサ
ライナー「これでテキトーに話をすればいいのか」ヒソヒソ
エレン「だな」ヒソヒソ
アルミン「…」ピョコ ピョコ
ミカサ「質問に答えて。ライナーはホモか否か」ヒソヒソ
ライナー「えっ」
アルミン「…」ピョコ ピョコ
38 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 09:03:57 ID: 2qmWd6uk
アルミン「さすがにそれは僕もわからないよ」
サシャ「おお…」
ユミル「否定しないってことは、ライナーはホモだな」
ライナー「なぜそうなる」
クリスタ「えー、そうなんだ」
ライナー「」
ベルトルト(普段からケツにぶちこむとか言ってるから…)
エレン「ちゃんと聞こえるな」
ミカサ「もうひとつ質問に答えて。私とエレンは、アルミンにとってどういう存在?」ヒソヒソ
アルミン「…」ピョコ ピョコ
39 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 09:13:49 ID: /yBsj1Jk
アルミン「親友だね」
コニー「おー…」
エレン「ありがとな、アルミン」
アルミン「いや、こっちこそ、ありがとう」ブンブン
ミカサ「実験終わり。クリスタ、離していい」
クリスタ「うん。…耳触っていい?」
アルミン「優しくなら、ね」バタバタ
ユミル「クリスタが優しくないわけないだろ」
クリスタ「へー、柔らかいね」フニ
アルミン「うん…」ピクッ
40 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 09:21:48 ID: TkB6tgeg
ライナー「そういえば、尻尾ってどんな生えかたしてんだ?」
アニ「変態」
ライナー「えっ」
ミカサ「尻尾の確認という口実で、アルミンのお尻を狙うつもりだ。アルミン、私のそばに」サッ
アルミン「はーい」パタパタ
ライナー「えっ、いや」
コニー「うわぁ…」
クリスタ「そうなの?」
ライナー「」
ベルトルト(このタイミングでそんなこと言い出した君が悪いよ、ライナー)
41 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 11:23:11 ID: sz12xtLc
格闘訓練
アルミン「誰と組もうかな…」ピョコ ピョコ
ミーナ(えー、何あれ、ゆるキャラ?)
ミーナ「アルミン、私と組んで」
アルミン「うん」パタパタ
ミーナ「えいっ」シュッ
アルミン「ふっ」ガッ
アルミン「よっ」グイッ
ミーナ「わっ」ドサッ
アルミン「はい、交代」バタバタ
ミーナ「その尻尾、何?」
アルミン「えっ?ああ、これ?なんか今朝急に生えたんだ」パタパタ
ミーナ「へー」
42 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 11:28:20 ID: r8VDjqbE
ミーナ「犬の尻尾?」
アルミン「うん」
ミーナ「てことは」ニギッ
アルミン「ぁん!」ゾクゾク
ミーナ「やっぱり」ニギッ ニギッ
アルミン「だめっ、やめっ!」ゾクゾク
ミーナ「これはエロい」ニギッ ニギッ
アルミン「あっ、ぁはん!」ゾクゾク
ミカサ「やめなさい」バシッ
ミーナ「むげっ」
アルミン「はぁ…はぁ…」
43 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 11:33:34 ID: r8VDjqbE
アルミン「ミーナなんて嫌いだ!」プイッ
ミカサ「ほら、謝りながら頭を撫でてあげて」
ミーナ「ごめんね、アルミン」ナデナデ
アルミン「えへへ、許してあげる」バッサバッサ
ミーナ「ちょろすぎ」ナデナデ
教官(ふむ…)コソッ
教官(従順になる、というよりも、犬になる、という方が正解か。グリシャめ…従順=犬ではないのだぞ)
教官(最初にアルレルトで実験してみたが、他のやつには投与できんな)
45 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 12:11:37 ID: VRQDNKO6
立体機動訓練
エレン「アルミン、大丈夫か?」
アルミン「ちょっと尻尾が装置に当たって邪魔かな」
ミカサ「ワイヤーを巻き込まないように注意しないと」
アルミン「うーん…」
エレン「それかズボンの中に入れてみるか?」
アルミン「そうだね。やってみる」ズボッ
アルミン「うーん…やっぱり邪魔かな」
ミカサ「でも、これで巻き込む心配はなくなった」
エレン「とりあえずこれでやってみるぞ」
アルミン「うん」
46 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 12:16:35 ID: VRQDNKO6
アルミン(やっぱり違和感があるなー)バシュ
アルミン(うーん…)シュルルル
アルミン(おっと木が)スタッ
アルミン「よっ、と」タッ
アルミン(兵士としての水準に満たない場合は、訓練兵を卒業できない…)バシュ
アルミン(ただでさえ身体能力が低いのに、犬の耳と尻尾、それから行動まで…)シュルルル
アルミン「はぁ…」スタッ
ジャン「くそっ!アルミンに追い付けねえ!」バシュ
ミカサ「どうなってるの…」バシュ
47 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 12:24:59 ID: r8VDjqbE
アルミン「あれ?みんなは?」スタッ
教官「よくやった、アルレルト。貴様が一番だ」
アルミン「えっ…ありがとうございます!」モゾモゾ
アルミン(どうなってんの?人生初の快挙だよ)モゾモゾ
ミカサ「…」スタッ
ジャン「くそっ、三位か!」スタッ
ミカサ「アルミン、おめでとう」ナデナデ
アルミン「えへへ、ありがとう!」モゾモゾ
ジャン「…羨まし、い?耳?」
教官(まさか…身体能力が上がったというのか?これは…)
49 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 14:14:24 ID: eUhKIjwM
夕食
エレン「すごいな、アルミン」
アルミン「はは、犬になったおかげかな」パタパタ
ミカサ「良いこと」ナデナデ
アルミン「うん」ブンブン
ジャン「ちくしょう、犬になりてえ!」
アルミン「じゃ、いただきまー」アーン
サシャ「待て」
アルミン「す」ピタッ
サシャ「はい、どうも」ヒョイ モグモク
アルミン「あっ」
アルミン「僕のパン…」ジワッ
50 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 14:16:28 ID: eUhKIjwM
アルミン「ぅ…」ポロポロ
サシャ「ごめんなさいねー」ナデナデ モグモク
アルミン「サシャなんて嫌いだ!」バシッ
サシャ「あ、あれ?」モグモク
ミカサ「サシャ」ガタッ
サシャ「はい?」モグモク
ミカサ「削ぐ」ゴゴゴゴ
サシャ「ひっ…」ゴクン
52 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 14:22:07 ID: r8VDjqbE
サシャ「」チーン
アルミン「ぅぅ…」グスッ グスッ
エレン「そう落ち込むなよ。俺の分けてやるよ」サクッ
ミカサ「私のも」サクッ
アルミン「ありがとう、エレン、ミカサ!」ゴシゴシ パタパタ
ミカサ「よしよし」ナデナデ
アルミン「えへへ、ミカサ大好き!」バッサバッサ
ミカサ「かわいい。エレン、アルミンを飼いたい」ナデナデ
エレン「結婚してからな」モグモク
ミカサ「うん」ナデナデ
ミーナ「ちょっと、今のプロポーズ?」
エレン「そうだけど?」モグモク
ジャン「は?」
53 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 14:25:14 ID: 2qmWd6uk
ライナー「おめでとう。結婚式には呼んでくれよ」
ベルトルト「おめでとう」
ミカサ「ありがとう」ナデナデ
アニ「私も行くよ。招待状送ってよ」
ジャン「」
ユミル「人生まだまだ長い。失恋の一つや二つ」
クリスタ「そうだよ。ジャン、落ち込まないで」
コニー「サシャ、起きろよ」ユサユサ
サシャ「」
54 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 14:47:17 ID: eUhKIjwM
男子寮
アルミン「うーん…仰向けで寝るのは無理かなー」ゴロッ
ライナー「そうか、尻尾か」
ベルトルト「横向きが無難でしょ」
コニー「それか俯せか?」
アルミン「本物の犬じゃないから、それはしんどいよ」
エレン「やっぱり横向きか」
マルコ「ジャン、しっかり」ユサユサ
ジャン「」
56 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 17:03:16 ID: BGjsMgnE
アルミン「じゃ、おやすみー」ゴロッ
エレン「おやすみ」ゴロッ
ライナー「zzz」
ベルトルト「zzz」
コニー「zzz」
ジャン「zzz」
マルコ「zzz」
エレン「zzz」
アルミン「zzz」
エレン「zzz…」ゴロッ
ムギュ
アルミン「い!」ゾクゾク
57 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 17:21:39 ID: 05BNecIg
エレン「zzz」ムギュー
アルミン「ふぁぁああ!」ゾクゾク
アルミン「えれぇん!あぁぁ!どいてぇえ!」ゾクゾク
エレン「zzz」ムギュー
アルミン「あぁあぁん!」グイッ
エレン「zzz」ムギュー
アルミン「このぉ、このぉ、んっ!」ポカッ ポカッ
エレン「ん…なんだよ、アルミン…」ムクッ
アルミン「はぁ…はぁ…死ぬかと思った…」ピクッ ピクッ
63 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 23:21:46 ID: vMQggRkc
エレン「どうしたんだ?悪い夢でも見たか?」
アルミン「エレンが…尻尾を下敷きに…」ピクッ
エレン「ああ、すまん」ナデナデ
アルミン「はぁ…」ブンブン
エレン「落ち着いたか?」ナデナデ
アルミン「うん」ブンブン
ライナー「ぅう…今の騒ぎはなんだ?」
アルミン「なんでもないよ」ブンブン
エレン「寝ろよ」ナデナデ
ライナー「そうか…うん…zzz」
エレン「今度は離れて寝るよ。おやすみ」ゴロッ
アルミン「うん、ありがと。おやすみ」ゴロッ
64 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 23:29:47 ID: TkB6tgeg
翌朝・食堂
エレン「…て、ことがあったんだ」
ライナー「なるほど」
エレン「その後も、寝返りをうったりで、なかなか眠れなかったみたいだ」
ミーナ「大変ね」
コニー「だから今寝てるのか」
アルミン「zzz」
ミカサ「可哀想なアルミン」ナデナデ
アルミン「zzz」ブンブン
エレン「これか。アルミンが半分自動って言ってたのは」
ベルトルト「すごいね」
65 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 23:38:07 ID: 2qmWd6uk
サシャ「アルミン、このまま朝食を食べずに寝てるんですかね」
コニー「何そわそわしてんだよ」
ミカサ「サシャ、二度目は手加減しない」ナデナデ
サシャ「ひっ…冗談ですよ…」
アルミン「…んっ」ムクッ
ライナー「おっ」
ベルトルト「おはよう」
アルミン「おはよう」ブンブン
ミカサ「おはよう。朝食にしましょ」ナデナデ
アルミン「うん」ブンブン
67 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月07日 (日) 23:56:08 ID: 8ZAXRM7.
アルミン「教官に原因がわかったかどうか聞いてみるよ」モグモグ
エレン「昨日の今日でわかるもんなのか?」モグモグ
アルミン「それはそうだけど、寝不足は嫌だよ」モグモグ
ミーナ「えー…アルミンを撫でたい?」ヒソヒソ
アニ「うん。他の連中には内緒ね」ヒソヒソ
ミーナ「アニって意外とかわいー」ヒソヒソ
アニ「やめてって…」ヒソヒソ
アルミン「…」ピョコ ピョコ
アルミン「アニ、撫でたいならどうぞー」パタパタ
アニ「!?」
68 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 00:03:00 ID: m/QUOT3c
アニ「エッ?ナンノコト?」
アルミン「全部聞こえたよ。どうぞ」パタパタ
ミーナ「まさかあの耳…」
ミカサ「アニ、遠慮することはない。アルミンも撫でられたがってる」
アニ「う…」
アルミン「…」パタパタ
アニ「じゃあ…」スタスタ
アルミン「!」バタバタ
アニ「失礼」ナデナデ
アルミン「はにゅ…」バッサバッサ
72 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 08:16:19 ID: 9UaPMI42
アニ「…この犬いくら?」ナデナデ
ミカサ「あなたの命と等価」
アニ「そう…残念」ナデナデ
アルミン「にゅーん」バッサバッサ
エレン「犬になってから、甘えん坊になったな」
ミカサ「かわいい。もっと甘えてほしい」
アニ「…」ナデナデ
ライナー「はは、なかなか似合ってるな」スッ
ベルトルト「だね」スッ
アニ「…なんであんたたちはこんなに可愛いげがないのかな」ナデナデ
ライナー「なんだそりゃ」
73 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 08:25:35 ID: 9V9AtOvM
教官室
教官「原因はおそらく、医療班が開発した新薬だ」
アルミン「薬ですか」
教官「うむ。どういう過程かはさすがにわからんが、貴様の食事に混ざってしまったと思われる」
アルミン「あの、副作用とかは」
教官「身体能力が上がる代わりに犬に近くなる。効果は貴様が一番よくわかってるはずだ」
アルミン「薬の効果はどのくらい続くのでしょうか」
教官「おそらく一生だ」
アルミン「一生…」
教官「うむ。…しかし私はこれで良かったと思う。貴様は元々兵士として体力が不足していた。それに一生兵士ならば、犬になろうとも身体能力が上がっていた方が有利だ」
75 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 08:32:36 ID: 1G1v9umo
教官「立体機動でアッカーマンを超えた今、元々の頭脳と併せ持って、貴様は今、最強の兵士への一歩を踏み出したといえる」
アルミン「なるほど」バタバタ
教官「訓練に励め。その名を歴史に刻むのだ」
アルミン「ハッ!」バッ
教官「下がれ」
アルミン「失礼します」
ガチャ
バタン
教官(…身体能力が上がったのは事実だからな。本人も喜んでいるようだし、いいよな?)
教官(しかしこの薬…本当に医療班に解析してもらう必要があるな)ジャラ
76 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 08:38:01 ID: 7xVTcIcs
エレン「どうだって?」
アルミン「うん。薬が原因なんだって」バタバタ
エレン「薬?」
アルミン「犬になる薬」バタバタ
エレン「なんだそりゃ。…なんか嬉しそうだな」
アルミン「えっ?そう?」バタバタ
エレン「尻尾で丸わかりだっての」ナデナデ
アルミン「わっ…きゅ」ブンブン
ミカサ「エレン、アルミン。原因はわかった?」スタスタ
エレン「まあ待て。後でアルミンからみんなに話してもらうからな」ナデナデ
アルミン「はーい」ブンブン
77 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 09:18:16 ID: rgVXHPNM
ライナー「医療班の失態かよ」
コニー「何の薬だ?」
アルミン「身体能力を上げる薬らしい。副作用で犬になるとかなんとか」
ユミル「致命的だろ、その副作用」
ミカサ「そんなことはない。おかげでアルミンは私たちの飼い犬」ナデナデ
アルミン「えー…昨日は流したけど、勝手に決めないでよ」ブンブン
ミカサ「じゃあ、やめる」ピタッ
アルミン「あっ…」シュン
ミカサ「アルミンは私たちの飼い犬。ね?」ナデナデ
アルミン「うん!」バッサバッサ
アニ「…ライニャー」ボソッ
ライナー「あぁ?何か言ったか?」
アニ「なんでもない」
78 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 09:24:27 ID: Y7E.j4Yg
エレン「ほれ、アルミン」ポイッ
コロコロ
アルミン「あっ!」ダッ ヒョイ
アルミン「はい、エレン」パタパタ
エレン「よしよし」ナデナデ
クリスタ「ちょっと貸してね。アルミン」ポイッ
コロコロ
ユミル「おっと」ヒョイ
ユミル「さあ、クリスタ」ニヤニヤ
クリスタ「もー!アルミンが良かったのに」ナデナデ
ユミル「いやぁ、最高」
ライナー「はははは(結婚したい)」
79 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 09:39:15 ID: 1G1v9umo
座学
アルミン「…」ピョコ ピョコ
ベルトルト(気になって集中できない)
ライナー(教官もチラ見しすぎだろ)
ミーナ(あら、かわいい。アニ)ツンツン
アニ「何?」ヒソヒソ
ミーナ「あれあれ」ヒソヒソ
アニ「わかってる」ヒソヒソ
教官「…では、この問題がわかる者は?」
アルミン「はい」スッ
教官「アルレルト、答えてみろ」チラッ
アルミン「はい、この場合うんたらわんわん」
教官「素晴らしい。この調子で頼む」チラッ
アルミン「はい!」ブンブン
アニ(尻尾が…)
81 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 11:18:38 ID: .Q6gQ9aE
教官「よし、今回はここまでだ」チラッ
ガヤガヤ
ミカサ「難しい問題なのによくできた」ナデナデ
アルミン「へへ」バッサバッサ
ベルトルト「アルミン」
アルミン「ん?なーに?」バッサバッサ
ベルトルト「座学の時は耳をピョコピョコするの、やめてくれないかな?どうも気になって集中できないんだ」
アルミン「えー…」バタバタ
ミカサ「アルミンをバカにした。削ぐ」ナデナデ
ベルトルト「ちょっ」
ライナー「アルミンの耳がかわいくて集中できないってことだ」
ミカサ「なるほど。なら仕方ない」ナデナデ
82 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 11:23:40 ID: rET/quOs
アルミン「そうは言っても、勝手になるから無理だよ」ブンブン
ベルトルト「そう。ごめんね」
ジャン「わんわん」
マルコ「ジャン、やめなよ」
84 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 11:37:14 ID: .Q6gQ9aE
兵站訓練
ダッダッダッ
教官「どうした!キルシュタイン!貴様らしくもない!遅れているぞ!」
ジャン「はぁ…はぁ…」
教官「そんなようでは憲兵団に入ることなど不可能だな!」
ジャン「くそっ…(ミカサ…頭から離れねえ…)」
アルミン「ジャン、貸して」ヒョイ
ジャン「!?」
ジャン「お、おい、何やってんだ!」
アルミン「呼吸を整えて…ほら」
ジャン「あ、ああ…お前、大丈夫かよ」
アルミン「犬になってから体が軽いんだ」
ジャン「だからって…」
85 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 11:45:57 ID: l2vb1Ej.
アルミン「それに、なんだか放っておけなくて」
ジャン「へっ…ありがとよ」
アルミン「…」パタパタ
ジャン「もう十分だ。減点される前に返してもらうぞ」ヒョイ
アルミン「じゃ、無理しないでね」スタタタタ
ジャン「速っ」
アルミン「エレン、手伝おうか?」
エレン「いや、大丈夫」
教官(身体能力アップ…犬化の副作用がこれほどとは…うーむ)
教官(しかも周囲への気遣いが以前のアルレルトを超えている…)
86 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 12:04:57 ID: zm/Tibvc
夕食
ジャン「ありがとな、アルミン」
アルミン「いや、いいよ。好きでやったわけだし」パタパタ
ミカサ「何があったの?」
ジャン「アルミンが荷物を持ってくれたんだ」
ミカサ「優しいのね」ナデナデ
アルミン「みゅー」バッサバッサ
ジャン「…なあエレン」
エレン「なんだよ?」
ジャン「ミカサを幸せにしてやれよ」
マルコ「ジャン…」
エレン「なんだよ急に」
ジャン「ふっ…いや、なんでもねえよ」ポン
ジャン「マルコ、食うぞ」スタスタ
マルコ「うん」スタスタ
87 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 12:12:08 ID: zm/Tibvc
ライナー「なんだありゃ」モグモグ
ベルトルト「アルミンの優しさで、失恋を乗り越えたとか?」モグモグ
ライナー「んなわけあるかよ。いくらアルミンが犬っぽくても」モグモグ
ベルトルト「だからだよ。ほら、ペットって心を癒すためにあるわけだから」モグモグ
90 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 12:27:53 ID: zm/Tibvc
アルミン「ごちそうさまでした」
ミカサ「アルミン、お手」スッ
アルミン「はい」ポン
ミカサ「おかわり」スッ
アルミン「はい」ポン
コニー「またやってんのか」
エレン「調教タイムらしい」
ミカサ「ちんちん」
ジャン「」ガタッ
マルコ「落ち着け!」
アルミン「どうやるの…」
ミカサ「こう…にゃー、みたいな」ニャー
ジャン「イェア!」
マルコ「失恋したんだろ?落ち着けって」
91 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 12:59:32 ID: 3U/k0WxM
アルミン「名前をちんちんじゃなくてにゃーにしない?」
ミカサ「わかった。はよ」
アルミン「にゃー」ニャー
ライナー「犬なのに、にゃーとは」
ベルトルト「訴訟も辞さない」
アニ「…」
ミーナ「にゃー」ニャー
アニ「何してんの?」
ミーナ「いや、なんでもないよ」
92 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 13:17:53 ID: wd/29Sjs
ミカサ「はい、次」ポイッ
アルミン「やった」ダッ
アルミン「はい。早く早く」パタパタ
ミカサ「はい、いい子いい子」ナデナデ
アルミン「くぅーん」ブンブン
エレン「ほい」ポイッ
アルミン「わんわん」ダッ
アルミン「はい」バタバタ
エレン「はは、よしよし」ナデナデ
アルミン「ふふふん」バッサバッサ
サシャ「はい」ポイッ
アルミン「べー、だ」ブンブン
サシャ「あ、あれ?」
95 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 22:44:26 ID: XvLbTDlI
ベルトルト「ほれ」ポイッ
アルミン「あっ」ダッ
アルミン「はい」パタパタ
ベルトルト「ありがとう」ナデナデ
アルミン「わっ、手がおっきい」ブンブン
ベルトルト「あー、これいいね、ミカサ」ナデナデ
ミカサ「でしょ?でもあげない」
サシャ「私だけダメなんですか」
エレン「当たり前だろ」
96 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 22:49:17 ID: XvLbTDlI
ライナー「どれ、俺も」ポイッ
アルミン「あ」
ミカサ「だめ」ガシッ
アルミン「なんで?」パタパタ
ミカサ「ライナーは危ない。ここにいなさい」ナデナデ
アルミン「うん」ブンブン
ライナー「おい、どういう意味だ」
ミカサ「またアルミンを狙ってる」ナデナデ
ミーナ「最低」
アニ「地獄に落ちればいいのに」
ライナー「」
ベルトルト「特に根拠のないホモ疑惑がライナーを襲う」
97 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 22:58:10 ID: LW4Nxl5o
サシャ「あっ…」
ブーッ
エレン「うわっ、くせえ!」
アルミン「ぎゃああああ!」ジタバタ
ミカサ「アルミン、どうしたの!?」
アルミン「…」ピクピク
ミカサ「アルミン!アルミン!」ユサユサ
教官「今しがた大きな音が聞こえたが…」ギィ
ミカサ「教官!サシャの放屁でアルミンが!」
サシャ「ええっ!私のせいですか!?」
教官「また貴様か。アッカーマン、アルレルトを医務室へ」
101 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 23:10:36 ID: LW4Nxl5o
医務室
アルミン「…ぅう」
エレン「おっ、気づいたか」
ミカサ「アルミン、大丈夫?私がわかる?頭は痛くない?鼻はちゃんと利く?」
アルミン「大丈夫だよ…たぶん」
ミカサ「よかった…」ナデナデ
アルミン「へへ…」バタバタ
エレン「サシャの屁で倒れてから一時間ってとこか」
ミカサ「サシャにはちゃんとアルミンが苦しんだ分、苦しんでもらった」ナデナデ
アルミン「えー…死んでないよね?」バタバタ
ミカサ「たぶん」ナデナデ
102 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 23:12:18 ID: LW4Nxl5o
サシャだったもの「」
ユミル「なんだこりゃ」
ベルトルト「サシャだったものだよ」
クリスタ「お墓作らないと」
107 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 23:21:56 ID: LW4Nxl5o
男子寮
アルミン「今日は俯せで寝てみようかと思う」ゴロッ
エレン「やっぱり尻尾が邪魔か?」
アルミン「うん…寝不足はごめんだよ」
エレン「しんどくないか?」
アルミン「それが思ったよりしんどくないんだ。というかむしろ楽?」パタパタ
ジャン「骨格が変わったわけじゃねえよな?」
ライナー「んなわけあるかよ。いつも通りのアルミンだろ」
アルミン「あっ、ライナーは離れて寝てね。ミカサからの言いつけなんだ」
ライナー「」
108 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 23:32:37 ID: TwBRvLSM
アルミン「じゃ、おやすみね」パタパタ
エレン「おやすみ」
教官「…」カキカキ
教官「…ふむ」
教官(この案が通るかどうか…)
109 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 23:40:16 ID: UQyw7Jr6
翌朝・食堂
アルミン「おはよう、ミカサ!」パタパタ
ミカサ「おはよう。よく眠れた?」ナデナデ
アルミン「うん!」ブンブン
エレン「よかったな、アルミン」
サシャ「アルミン、昨日はすみませんでした」ドゲザ
アルミン「昨日の…屁のこと?」
サシャ「はい…」
アルミン「ああ、あれは気にしてないからいいよ。次からは気をつけてね」
サシャ「…!ありがとうございます!」ナデナデ
アルミン「やめてよ!」バシッ
サシャ「えっ」
112 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 23:44:49 ID: rnRbXwu2
サシャ「何故ですか!?何故まだ怒っているんですか!?」
アルミン「僕は一昨日のサシャの行動に怒ってるの!」プンプン
サシャ「あっ…すみません、あれは出来心でして…」
エレン「アルミン、そろそろ許してやったらどうだ?」
ミカサ「エレンの言う通り。パンを返してもらって許しましょ」ナデナデ
サシャ「えっ」
アルミン「そうだね。サシャ、今日のパンをくれたら許してあげる」ブンブン
サシャ「えっ、いや、でもですね…」
113 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 23:51:34 ID: qnFvJXvw
ライナー「芋女の人生最大の二択、だな」
ベルトルト「もし返したら、僕たちの食われそうだから、先に食べよ」モグモグ
エレン「たった一個のパン、しかも元々アルミンの分を返すだけで仲直りできるんだぜ?」
サシャ「うぅ…でも、でも…」
ミカサ「これ以上の解決方法はない。さぁ、早く」ナデナデ
サシャ「…」
ユミル「二回半殺しにされた分、サシャが損だよな?」
クリスタ「しーっ!」
114 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月08日 (月) 23:58:55 ID: 7g/S.gEI
サシャ「…わかりました」スッ
ライナー「おー」モグモグ
ベルトルト「これは珍しい光景だ」
アルミン「ありがとう。仲直りだよ。サシャ」バタバタ
サシャ「いえ、アルミンと仲直りできるなら…このくらい…」
サシャ「このくらい…」グスッ
サシャ「やっぱり返してくださああああ」ガバッ
ミカサ「どうどう」ベシッ
サシャ「ミカサぁぁぁ!どいてくださぁぁぁい!」ギギギ
ミカサ「だめ」ギギギ
エレン「アルミン、早く食べなさい」
アルミン「はーい」モグモグ
サシャ「ああぁぁぁ…」
115 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 00:10:32 ID: qF9N/i9g
サシャ「パァン…」シクシク
アルミン「うーん…二個も無理かな」チラッ
アルミン「サシャ、一個あげるよ」スッ
サシャ「な!?いいんですか!?」ガタッ
アルミン「うん。大事な仲間だからね」パタパタ
サシャ「お犬様ああああ!ありがとうございますぅうう!」ガバッ
アルミン「うわっ、何それ」
ミカサ「さすがアルミン。いい子」ナデナデ
アルミン「えへへー」ブンブン
エレン「本当に優しいな」ナデナデ
アルミン「もっと褒めて」バッサバッサ
ミカサ「ふふ」ナデナデ
129 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 09:13:38 ID: uu.M.RLo
対巨人訓練
アルミン「ふっ!」ザシュ
ジャン「ちっ!二番か!」ザシュ
アルミン「くんくん…」バシュ
コニー「今度はあっちか!」バシュ
ジャン「くそっ、コニーのやつ!」バシュ
アルミン「こっちから独特の臭いが…」シュルルル
アルミン「あった!」ザシュ
サシャ「ああ!?一番だと思ったのですが」ザシュ
アルミン「次!」バシュ
130 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 09:38:13 ID: yD4JxFUc
教官(鼻で巨人の位置を特定するか…精度はミケと同等かそれ以上)
教官(また、立体機動は一番速く、スプリンガー並に小回りが利き、斬撃もそこそこ…)
教官(まさに最強か)
アルミン「えい!」ザシュ
133 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 10:56:23 ID: hhXJ1kh2
ミカサ「ふっ!」ザシュ
エレン「負けてられるか!」ザシュ
ミカサ「次」バシュ
エレン「よし!」バシュ
スカッ
エレン「しまった!うわああ!」ヒュウウ
ミカサ(エレン!ダメだ、間に合わない!)スタッ
ビュン
アルミン「エレン!」ガシッ
エレン「うっ!…はぁー、助かったぜ、アルミン」
134 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 11:03:09 ID: hhXJ1kh2
ミカサ「エレン!ケガはない?」スタッ
エレン「ああ、アルミンのおかげだ」
アルミン「ふー、ヒヤヒヤしたよ。間に合ってよかった」パタパタ
エレン「ありがとな、アルミン」ナデナデ
ミカサ「あなたは最高の忠犬ね」
アルミン「えへへ…でも忠犬はちょっと」ブンブン
ミカサ「嫌なの?」ナデナデ
アルミン「…嫌じゃないです」バッサバッサ
教官「貴様ら!何を遊んでいる!」
135 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 11:21:40 ID: BrhHfTPU
夕食
ベルトルト「アルミンって、発情とかしないの?」
ライナー「は?なんだそりゃ」
ベルトルト「いや、犬ってさ。人間が生理の時に寄ってくるし、メスが発情してたらずっとあれが勃k」
ライナー「ストップ。お前、ホモだったのか?」
ベルトルト「いや、違うよ。ただ犬はそうだから、アルミンもそうなんじゃないかって」
ライナー「いやいや。アルミンが犬ミンになったからといって、小便で縄張りを主張したりしないだろ?理性があるからな」
ベルトルト「それはつまり、アルミンが性欲を理性で抑えてるってことだよね?」
ライナー「うーん、そう言われればそうだな」
136 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 11:40:33 ID: K8dpAJPQ
ジャン「お前ら、メシの最中に下品だぞ…」モグモグ
ライナー「お、すまん」モグモグ
ベルトルト「でも、アルミンが聞き耳を立てられない今だから話したかったんだ」モグモグ
マルコ「ああ、あれか」
アルミン「僕のパン返してよぉ」ピョン ピョン
ミカサ「ほれほれ、もっと高く」セノビ
エレン「ミカサ、そろそろやめてやれよ」モグモグ
アニ「…」
ミーナ「まあ可愛らしい、抱きたい(棒)」
アニ「何?」
ミーナ「えっ?何?」ニヤニヤ
139 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 12:34:41 ID: BrhHfTPU
ライナー「とにかく後で聞いてみるか」モグモグ
ベルトルト「頼むよ」モグモグ
ミカサ「はい、あーん」スッ
アルミン「あーんっ」パタパタ
アルミン「なんか恥ずかしいよ」ブンブン
ミカサ「エレンもするから恥ずかしくない。はい、あーん」スッ
エレン「そうだぞ。あーんっ」パクッ
ジャン「ちくしょおぉぉ!」ガタッ
マルコ「ジャン、落ち着け!」
ジャン「失恋がなんだ!寝取りだ寝取り!」
140 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 12:46:11 ID: 6GGKyavU
アルミン「ごちそうさまでした」
サシャ「アルミン!」ポイッ
アルミン「キャッチ!」パシッ
アルミン「はい、サシャ」パタパタ
サシャ「ナイスキャッチです」ナデナデ
アルミン「はは、どうも」ブンブン
ミカサ「サシャ、飼い主の私を差し置いて一番乗りとは、いい度胸」ゴゴゴ
サシャ「ひぃ…すみません」パッ
アルミン「あっ…」シュン
ミカサ「(尻尾が…!)やっぱり撫でて構わない」
サシャ「あ、ありがとうございます」ナデナデ
アルミン「ふへ…」バッサバッサ
141 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 12:56:05 ID: efpFjJNo
エレン「飼うのは結婚してからだっての」
ミカサ「でも、もう飼ってるのと同じだと思う」
エレン「それもそうだな」
ライナー「よう、アルミン」スッ
ベルトルト「(まさか今聞くつもりじゃないよね?)邪魔するよ」スッ
アルミン「あ、二人とも」ブンブン
ミカサ「何か?」
ライナー「いや、アルミンに聞きたいことがあってな」
アルミン「何?」ブンブン
ライナー「今お前、サシャに撫でられてるけど、発情とかしないのか?」
アルミン「ええっ!?」ピキーン
143 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 13:04:07 ID: /YAQV60Y
サシャ「アルミン、尻尾が真っ直ぐになりましたが大丈夫ですか?」
ミーナ「今の聞いた?最低」
アニ「変態」
ライナー「いや、犬ってのは…(ドゴォ
ミカサ「死ね」ドゴッ バキッ メキメキ グシャ
ベルトルト(男子寮で聞けばいいのに…)
ベルトルト「あー…犬のオスってよく見境なく発情するじゃない?アルミンにはそれがあるのかなーって話題になったんだ。もしそうだったら、アルミンはだいぶしんどいんじゃないなーって」チラッ
元ライナー「」
ミカサ「なるほど」フキフキ
144 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 13:31:25 ID: XVsKGQf.
エレン「そうなのか?アルミン」
アルミン「いや、そんなことはないよ」
ミカサ「本当?心配かけたくないとか思って嘘ついたりしてない?」
アルミン「本当だよ。僕はミカサには嘘つかないよ」パタパタ
ミカサ「嬉しい」ギュッ
アルミン「ちょっ…抱きつかないで」ブンブン
ミカサ「嫌?」ギュッ
アルミン「嫌じゃないけど」ブンブン
アニ「…」
ミーナ「あー、羨ましい。私も抱きつきたい(棒)」
アニ「何なの?」
ミーナ「別にぃ?」ニヤニヤ
145 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 13:36:40 ID: Xn0GlXyM
ベルトルト(股間が膨らむ様子はない…本当に発情してないね)チラッ
元ライナー「」
ベルトルト(ライナー…すまない。僕のどうでもいい疑問のために…)
エレン「アルミン、俺には嘘つくのか?」
アルミン「もちろん、つかないよ」ブンブン
サシャ「私はどうですかね?」
アルミン「状況次第かな」ブンブン
サシャ「えー」
ミカサ「私たちとサシャでは格が違う。当たり前」ギュッ
147 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 13:45:58 ID: KVTllK76
マルコ「アルミンには嫉妬しないの?」
ジャン「アルミンへは飼い犬としての愛だろ。嫉妬するわけねーよ」
ミーナ「そういえば、顔をペロペロとかもしないね」
ミカサ「そっちはどうなの?」ナデナデ
アルミン「うーん…たまにしたくなるんだ…」ブンブン
アニ「へえ…」
ミーナ「おっ」
アニ「さっきから何なの?」
ミーナ「いや?何も?」ニヤニヤ
エレン「どういう時にしたくなるんだ?」
148 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 13:54:30 ID: 3F6rAbSA
アルミン「…すごく嬉しい時、とかかな」ブンブン
アニ「例えば?」
アルミン「…今、ミカサの顔をペロペロしたいんだけど」ブンブン
ミーナ「わお」
ジャン「!」ガタッ
マルコ「おい」
ミカサ「ヘイ、カモン」ナデナデ
アルミン「ミカサは嫌じゃないの?」ブンブン
ミカサ「嫌じゃないから我慢せずに舐めなさい」ナデナデ
アルミン「う、うん…失礼します」ペロペロ
ジャン「おおおおぉぉ」ガタガタ
マルコ「揺らすなよ」
149 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 14:02:36 ID: 7tUWII.k
アルミン「…」ペロペロ
ミカサ「ふふっ、くすぐったい」ナデナデ
エレン「これぞ犬って感じだな」
アニ「…」
ミーナ「いいなぁー、私もかわいいアルミンきゅんにペロペロされたいなー(棒)」
アニ「…」ジロッ
ミーナ「…」ニヤニヤ
サシャ「ミカサのお味はどうですかね?」ワクワク
アルミン「ふほひひょっはひ」ペロペロ
ジャン「なるほど、ミカサは少ししょっぱいと…」メモメモ
マルコ「ストーカーかよ」
150 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 14:36:55 ID: rL.ow8HI
二週間後
格闘訓練
アルミン「ふっ!」ダッ
ミカサ「はっ!」サッ
アルミン「よっ!」ヒラリ
ミカサ「後ろ!?」
アルミン「もらった!」ヒュ
ミカサ「お手」スッ
アルミン「わん!」ポンッ
ミカサ「はい、短刀いただき」ヒョイ
アルミン「あー、ずるーい」プンプン
ミカサ「文句ある?」ナデナデ
アルミン「えへへ、ありません」バッサバッサ
ベルトルト「すっかり犬だね」
ライナー「ああ」
152 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 15:07:57 ID: efpFjJNo
教官(スピードと反射が著しく上がり、パワーも少々…何より鼻と耳による索敵が素晴らしい…期待通りか)
教官(認可もされたことではあるし、伝えておくか。正式な発表はまだだが…)
教官「アルレルト訓練兵!」
アルミン「あっ、ハッ!」バッ
教官「訓練が終わったら、教官室に来い。いいな」
アルミン「ハッ!」
エレン「ん?なんだ?」
アニ「さあ?」
ミーナ「気になるの?」ニヤニヤ
アニ「うん」
ミーナ「最近素直でつまんない」
153 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 15:15:56 ID: JwGDgyys
食堂
エレン「アルミン、遅いな」
ミカサ「どうしよう…格闘訓練でお手なんかしたから怒られてるのかも…」オロオロ
エレン「それだったらお前も呼ばれてるだろ」
ライナー「もしかしたら、憲兵団に引き渡されるとかか?」
ベルトルト「どういうこと?」
ライナー「医療班の新薬でああなったんだろ?だったら効果を確かめるとかで解剖するとか」
コニー「マジかよ!」
ミカサ「ダメ!ダメ!」ドガ ボコッ メリメリ ブチッ
アニ「落ち着いて。さすがにそれなら憲兵団が大勢で引き取りにくるでしょ」
156 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 18:33:13 ID: Hgypkby6
アルミン「…」スタスタ
ミカサ「アルミン!」ガタッ
アルミン「これ、何?」
元ライナー「」
ベルトルト(安らかに眠ってくれ)
ミカサ「そんなものはいい。アルミン、教官と何の話をしていたの?」
アルミン「えーと…話せない」ピョコ ピョコ
ミカサ「解剖されるの?そうなの?」ガッ
アルミン「いや、何それ、違うよ!」
ミカサ「違うのなら話して」
アルミン「それが…教官に話しちゃダメだって言われて…」
157 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 18:53:39 ID: ZlCdYix2
ミカサ「私たちに話せないほど重要なことなの?」
アルミン「いや、そこまで重要じゃないとは思うけど…」
ミカサ「なら話して」 ニギッ
アルミン「ふぇぇ!」ゾクゾク
ミカサ「話すまで握り続ける」ニギッ ニギッ
アルミン「みゃぁ!やぁぁ!」ゾクゾク
元ライナー「ぉお…エロい声が…」
アニ「あんた生きてたの」
ミカサ「さあ、どうする?」ニギッ ニギッ
アルミン「にゃぁ!わかった、ぁん!話すからぁん!」ゾクゾク
ミカサ「よし」パッ
アルミン「はぁ…はぁ…」ビクン ビクン
158 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 18:57:01 ID: i6SxFtT6
ミカサ「さ、話して」
アルミン「うん…僕、新しい兵団の団長になるんだって」
エレン「えっ」
コニー「どういうことだよ」
159 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 19:11:52 ID: 4Dj5v.JA
アルミン「忠犬兵団って名前で、所属団員は全員僕みたいに犬になる薬を飲むんだ」
エレン「なんだそりゃ…」
ミーナ「かなりやばくない?」
アルミン「犬になると身体能力が上がるからね。身体能力不足で訓練兵を卒業できなかったの中の希望者に、もう一度チャンスをあげるんだって」
コニー「なるほど」
ミカサ「任務の内容は?」
アルミン「駐屯兵団と調査兵団の手伝いらしい。身体能力が上がるといっても、スピードとかだから、補給任務が中心になるとかで。もちろん、希望者は壁外調査にも参加できるんだって」
161 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 19:26:43 ID: REXhTpzw
ライナー「ようは補欠兵団か」
ベルトルト「生き返った…」
アルミン「うん、そんなとこだね」
エレン「いちいち分けなくても良くないか?任務の配分とか二度手間だろ?」
アルミン「それはそうだけど…ほら、姿が違うから、って兵団内で差別があったりしたら大変じゃない?それを防ぐためでもあるらしいから…」
ミカサ「まさかアルミン…今現在、誰かから差別を…」
アルミン「えっと…その…」ピョコ
ピョコ
ミカサ「名前を言って。そいつを削いでくる」ゴゴゴ
アルミン「いや、僕は気にしてないから大丈夫だよ!」
163 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 19:33:49 ID: nvbY0bCY
ミカサ「あぁ…可哀想なアルミン…一人で抱え込んで…」ギュッ
アルミン「えへへ…その分、ミカサ達からいっぱい愛をもらってるよ!」ブンブン
ミカサ「まあ、なんていい子なの!」ギュッ
エレン「ははっ、くさいセリフだな」
アニ「でもそれがいい」
ベルトルト「うん。そうだね」
166 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 19:45:21 ID: lAGHTkoE
コニー「なんで隠す必要があんだよ?」
アルミン「正式な発表がまだだからだよ。他の人には内緒ね」ブンブン
エレン「なんだ、それだけか」
ミーナ「アルミンが団長なのは、やっぱり犬第一号だから?」
アルミン「うん。実際はただのお飾りだよ」
ミカサ「アルミンが解剖されなくて、本当に良かった」ギュッ
アルミン「心配かけてごめんね」ペロペロ
ミカサ「ふふっ、くすぐったい」ナデナデ
168 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 20:05:58 ID: n8vRlaTg
アニ「アルミン」ポイッ
アルミン「あっ」ダッ
ミカサ「あっ、アルミン」
アルミン「はい、アニ」パタパタ
アニ「いい子」ナデナデ
アルミン「えへへー」ブンブン
ミカサ「ちょっとアニ」
アニ「いいじゃん。ずっと我慢してたんだし」ナデナデ
エレン「ケンカすんなよ。アルミンが気を使う」
教官(さて…)スッ
教官(あとはこの薬をいつ、ブラウスとスプリンガーに飲ませるかだな)
終わり
182 : ◆xdKjNX.K8k sage 2013年07月09日 (火) 20:26:31 ID: XVsKGQf.
ほなまったりゆっくり書くわ
ペロペロ画像よろしく
187 : ◆xdKjNX.K8k sage 2013年07月09日 (火) 20:31:59 ID: 3F6rAbSA
ミカサ「エレン。アニは私たちからアルミンを奪うつもり」
アニ「そんな気ないし」ナデナデ
アルミン「ふにゅー」ブンブン
エレン「ほら、大丈夫だって。少しくらいアニに撫でさせてやれよ」
ミカサ「エレン…」
アニ「大丈夫。しばらくしたら返すから…」ギュッ
アルミン「きゅぅ」バッサバッサ
ベルトルト「羨ましい」ボソッ
ミカサ「ふん!ふん!」ドゴォ ドゴォ
ライナー「おぅふ!」
189 : ◆xdKjNX.K8k sage 2013年07月09日 (火) 20:43:24 ID: 1JcoMcK2
アニ「アルミンは嫌?」ギュッ
アルミン「ううん…嫌じゃないよ」バッサバッサ
アニ「そう…ふふ」ギュッ
ミーナ「きゃー、アニかわいいー(棒)」
アニ「なんとでも」ギュッ
ミーナ「つまんないの」
サシャ「みなさーん、夕食までまだ時間ありますけど、何を集まっていらっしゃるので?」スタスタ
ミーナ「あ、サシャ。ねえ聞いてー、アニが私に構ってくれないの」
アニ「私は今アルミンを可愛がるので忙しいの」ギュッ
アルミン「へへー」スリスリ
エレン「おお…ここにきてバージョンアップか」
193 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 20:47:46 ID: JwGDgyys
ミカサ「アニ、終わり」
アニ「あんたはもう少しライナーと遊んでたら?」ギュッ
ミカサ「ライナーは壊れて使い物にならない」
イナ ラー 「」
コニー「なんだこりゃ」
アニ「私はあんたじゃ引き出せなかったアルミンの最終形態を引きずり出したよ」ギュッ
アルミン「くぅーん」スリスリ
ミカサ「そんな…」
サシャ「なぜミカサじゃなくアニでバージョンアップしたんですかね」
エレン「あれだろ。ミカサ、硬いから」
ミカサ「」
199 : ◆xdKjNX.K8k sage 2013年07月09日 (火) 20:54:47 ID: KVTllK76
ミカサ「まだだ、まだ私にしかしてないペロペロがある!」
アニ「へえ…」ナデナデ
アニ「アルミン、ペロペロしたい?」ナデナデ
アルミン「うーん…今は別に」スリスリ
ミカサ「ふふん」ドヤ
アニ「ふん、だから何?って話よね」ギュッ
ミカサ「負け惜しみはみっともない」
教官「ブラウス、スプリンガー」スタスタ
サシャ「あっ、ハッ!」バッ
コニー「ハッ!」バッ
教官「楽にしろ。二人とも、ついてこい」スタスタ
サシャ「なんでしょうか」
コニー「さあ?」
200 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 20:57:30 ID: 5uxY1IKQ
ミーナ「今の状況をスルーとか、教官すごくない?」
エレン「踏んできた場数が違うんだろ。さすがだ」
ベルトルト「二人とも、ライナーを組み立てるの手伝って」ヨイショ
教官室
教官「まあ、座れ」
サシャ「はい」ストン
コニー「失礼します」ストン
203 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 21:04:16 ID: r6a0K1Ss
教官「貴様たちにこの菓子を用意した。私の手作りだ」スッ
サシャ「こ、これは…チョコレート!」
コニー「なんだそりゃ?」
サシャ「知らないんですかコニー!貴族階級しかほとんど食べられない、超高級なお菓子なんですよ!」
コニー「なんだって!」
教官「その無駄な知識よりももっと役に立つことを頭に入れろ…」
教官「まあいい。これをお前たち二人だけにやろう」
サシャ「いただいてよろしいのですか!?」キラキラ
教官「ただ他の者に見られると面倒だ。今ここで食べろ」
205 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 21:08:38 ID: r6a0K1Ss
サシャ「はい!わかりました!いただきます!」ガブ
コニー「いただきまーす」ガブ
教官「残さず食えよ」
サシャ「もひろんれふ」モグモグ
コニー「うへえー」モグモグ
教官「はっはっは、それは良かった」
206 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 21:19:29 ID: K8dpAJPQ
翌朝・食堂
ミカサ「おはよう、アルミン!」ガバッ
アルミン「わっ、おはよう、ミカサ」ブンブン
ミカサ「昨日は結局アニに取られっぱなしだった」ナデナデ
エレン「一日くらいいいだろ別に」
ミカサ「アルミンもアルミン。私たちの飼い犬なんだから、主人を優先すべき。ちゃんとアニの誘いを断りなさい」ナデナデ
アルミン「まだ飼い犬じゃないよ。それに、アニに撫でられるのも気分がいいもん」ブンブン
ミカサ「反抗的な…たまにはしつけなきゃ」ギュー
アルミン「ふあぁぁ!尻尾ぉぉ!」ゾクゾク
ミカサ「僕はミカサの飼い犬。はい、復唱」ギュー
アルミン「ほくわぁみかさぁのぉ、んんっ」ゾクゾク
207 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 21:27:14 ID: KVTllK76
ライナー「朝からなんだ?」
ミカサ「調教。ちゃんと言えてない。やり直し」ギュー
アルミン「ぁぁん、そんなぁ!」ゾクゾク
ミカサ「僕はミカサの飼い犬です。復唱」ギュー
アルミン「ぼくわぁ、みかさのぉ、あんっ、かいひぬれすぅ!」ゾクゾク
ミカサ「まだ言えてない。やり直し」ギュー
アルミン「しょんなぁぁ、んっ!」ゾクゾク
ライナー「…ちょっとトイレ」ガタッ
ベルトルト「ライナー…君は…」
エレン「ミカサ、やめろよ。アルミンがおかしくなるぞ」
209 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 21:34:38 ID: KVTllK76
サシャ「おはようございます」ピョコ ピョコ
ユミル「おい、芋女。ふざけてんのか?」
サシャ「はい?」ピョコ ピョコ
クリスタ「サシャ、その耳…」
サシャ「耳?何も変わりありませんが」サワサワ
クリスタ「違うよ、頭の耳…」
サシャ「頭?」ナデナデ
サシャ「あ、あれ?」ナデナデ
212 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 21:41:28 ID: BLbX6b22
クリスタ「やっぱり犬耳だよ、それ」
ユミル「てことはだな…おい、後ろ向け」
サシャ「はい」パタパタ
ユミル「やっぱりか」
ミーナ「えー、何?サシャも犬になったの?」
クリスタ「どうしてサシャも?」
サシャ「えー、どうしてでしょう?」パタパタ
ユミル「なんか拾い食いしたろ、お前」
213 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 21:48:52 ID: 3F6rAbSA
アルミン「ふにゅ…」ピクッ ピクッ
ミカサ「これに懲りたら、これからはアニより私に」
アニ「アルミン、大丈夫?」スッ
アルミン「アニ…ミカサがいじめてくるんだ…」グスッ
ミカサ「えっ」
アニ「よしよし。辛かったね」ナデナデ
アルミン「ぅぅ…アニ…」ブンブン
ミカサ「アルミン、私はそんなつもりでは」
アルミン「ミカサ、嫌い」プイッ
アニ「ほら、あっち行った」シッシッ
ミカサ「こんなはずでは…」
エレン「キツくし過ぎだろ。後で謝っとけよ」
218 : ◆xdKjNX.K8k 2013年07月09日 (火) 22:01:31 ID: iL6tEb0Y
サシャ「へえー、アルミンってこんな風に動かしてたんですね」パタパタ ピョコ
ベルトルト「あれ?サシャも犬化?」
ミーナ「みたい」
ライナー「ふぅ…あ?サシャもかよ」
ユミル「てことはよぉ…」ニギッ
サシャ「ひゃぁあ!」ゾクゾク
ベルトルト「!」
ユミル「ははっ、おもしれえ!」ギュー
サシャ「ぁぁぁん!ぃゃあぁぁぁん!」ゾクゾク
ベルトルト「ちょっとトイレ」ガタッ
ライナー「俺もまたトイレだ」
マルコ「トイレ」ガタッ
フランツ「ごめん、ハンナ。ちょっとトイレ」ガタッ
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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