【進撃の巨人】サシャ「ではお○ぱいで殴りますよ?」モグモグ【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。食べ物を貰うのと引き換えにコニーを胸で殴ったサシャ。しかしそのせいでコニーが命を落としてしまい…。馬鹿馬鹿しいタイトルに反して実はシリアスなSSです。
サシャ「ではお○ぱいで殴りますよ?」モグモグ
1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/05(木) 21:41:26 ID:J41UGgls
コニー「ああ!おもいっきり頼むぜ!」
サシャ「パン貰ったし仕方ないですね、フンッ!」バチンッ
コニー「ぐはっ!」ガシャーン
サシャ「コ、コニー大丈夫ですか!?」
コニー「」チーン
サシャ「コニー?コニー!起きて下さい!コニー!」
マルコ「凄い音がしたけどどうしたの?」
サシャ「マルコ!コニーが!コニーが息をしてないんです!」
マルコ「何だって!?どいて!コニー!おいコニー!」
マルコ「ダメだ、完全に首が折れてる……瞳孔も……心臓も動いてない……」
2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/05(木) 21:49:49 ID:J41UGgls
ライナー「おい、何か凄い音したけどどうkっておい!コニーどうしたんだ!?」
ベルトルト「それ、完全に首が折れてないかい……?」
マルコ「ライナーにベルトルト、コニーが死んだ……」
ライベル「なっ!」
サシャ「私が……私がコニーを……私が……」
マルコ「サシャ落ち着いて、何があったかゆっくりでいいから教えてくれ」
ライナー「俺は教官を呼んで来る!ベルトルト、お前もこい!」
ベルトルト「あっああ、わかった」
3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/05(木) 21:57:26 ID:J41UGgls
サシャ「私が、おっぱいで殴ったんです!」
マルコ「え?」
サシャ「コニーがパンをやるからおっぱいで殴ってくれって……」
マルコ「それでその、胸で殴ったと……?」
サシャ「はい……おもいっきり殴ってくれと言われて……」
ライナー「おい、教官を連れてきたぞ!」
キース「ブラウンから話は聞いたがスプリンガーが死んだとは本当か!?」
マルコ「はい……ここに」
コニー「」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/05(木) 22:05:34 ID:J41UGgls
ざわざわ ざわざわ
「おいあれってコニーじゃないか?」
「え?もしかして死んでるのか?」
「オェェエエ」
キース「つまりブラウスが胸でおもいきりビンタをしたらスプリンガーが吹き飛び死んだと」
サシャ「……はい」
キース「馬鹿者が……呆れて物も言えん……」
キース「しかしスプリンガーをこのままにしておく訳にもいかん」
キース「ブラウス、スプリンガーを運んで私について来い」
サシャ「ハッ……」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/05(木) 22:18:19 ID:J41UGgls
コンコン
キース「スプリンガーさんいらっしゃいますか?」
コニー母「はいはい、どちら様でしょう?」
ガチャ
キース「訓練兵団で教官をしているキース・シャーディスです」
コニー母「えっ?まさかコニーが何かしたんでしょうか!?」
キース「いえ、そういうわけでは……おいブラウス」
サシャ「はい……」ゴソ
コニー母「……え?棺桶?」
サシャ「私が……コニーを殺してしまいました……」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/05(木) 22:26:49 ID:J41UGgls
コニー母「う…うぅ……息子は……貴女を助けて……そういう意味ですよね!?」
サシャ「……!!」
コニー母「息子の死は!貴女の命を助けて名誉の死なんですよね!?」
ヒュゥゥゥウゥウ
サシャ「もちろん――!……………………いえ……」
サシャ「コニーが死んだのは私が胸で殴ったからです!」
サシャ「私が食いしん坊なばかりに……!ただの悪ふざけで……!」
サシャ「コニーの息の根を止めてしまいました!!」
10 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/05(木) 22:33:35 ID:J41UGgls
コニー母「胸で殴って死んだ……?」
サシャ「……はい」
コニー母「それはどういう……?」
サシャ「コニーに胸で殴って欲しいと言われ、私が殴った結果コニーは……」
コニー母「息子が胸で殴ってくれと?」
サシャ「はい……私も断ればいいのにパンをくれたのでつい……」
コニー母「つい!?ついで私の息子は死んだんですか!?」
サシャ「本当に申し訳ありませんでした!本当に!」
11 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/05(木) 22:43:59 ID:J41UGgls
キース「私が無能なばかりに!訓練兵の管理を出来なかったせいで!!」
キース「有望な兵士を……!死なせてしまいました!!」
コニー母「そんな……嘘でしょう?ついこの間も元気にやってると手紙に……」
キース「申し訳ありませんでした!ブラウス、貴様も!」
サシャ「申し訳ありませんでした!」
コニー母「もうわかりました……きっと息子も幸せだったでしょう」
コニー母「貴女のような可愛い子の胸で死ねたのなら、巨人に殺されるよりもきっと……」
12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/05(木) 22:52:13 ID:J41UGgls
サシャ「本当にすみませんでした!」
コニー母「いいの、もう謝らないで?息子が馬鹿だっただけ」
コニー母「だからもう貴女も気に病まないで?」
サシャ「……ありがとうございます」
コニー母「ただこれだけは約束して?息子の分もいい兵士になると」
サシャ「ハッ!必ず!必ずなって見せます!」
コニー母「ありがとう、頑張ってね」
キース「では私達はこれで、帰るぞブラウス」
サシャ「ハッ!では失礼します!」
コニー母「頑張ってね……」
ガチャ バタン
コニー母「ああぁぁぁああぁあぁあぁぁあああぁああぁあ!!!」
14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/05(木) 22:59:10 ID:J41UGgls
――時は流れて
「上位10名を発表する、呼ばれた者は前へ」
首席 ミカサ・アッカーマン
2番 ライナー・ブラウン
3番 ベルトルト・フーバー
4番 アニ・レオンハート
5番 サシャ・ブラウス
・
・
・
サシャ(やっとここまで辿り着きました!コニー、見ていて下さい)
サシャ(貴方の分まで私は頑張りますから!!)
おわり
20 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/05(木) 23:45:07 ID:J41UGgls
コニー家からの帰路
キース「ブラウス、スプリンガーの母親はああ言っていたが忘れてはならんぞ?」
キース「貴様がスプリンガーを殺した事実は変わらん!その責任は重い」
サシャ「わかっています!」
キース「ならいい、ただわかっているな?おそらくこれから同期の目は厳しいだろう」
キース「しかし負けてはならんぞ?強くなれ!」
サシャ「ハッ!」
21 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/05(木) 23:53:07 ID:J41UGgls
「おい、人殺しが帰って来たぞ」
「よく平気な顔してやがるな」
「人殺しは開拓地に送れよ」
サシャ(……私は負けません)
クリスタ「サシャ、周りの声は気にしないでいいからね?」
サシャ「クリスタですか、ありがとうございます、でもいいんです、事実ですから」
クリスタ「でも……」
ユミル「クリスタ、あんま相手すんな、お前まで悪く言われるぞ」
サシャ「そうですよ、気にしないで下さい、私なら平気ですから!」
23 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 00:04:24 ID:.6b.lcrI
ジャン「一瞬だけ強めに吹かせばいい、そうやって慣性を云々」
サシャ(なるほど、ジャンの話は覚えておきましょう)モグモグ
ジャン「おいサシャ、お前最近俺の話をよく聞いてるよな?」
サシャ「え!?」
ジャン「何か用でもあんのか?あ!もしかして俺を殺すチャンスでも伺ってんだろ!怖えな人殺しはよ!」
マルコ「ジャン、それは言い過ぎだ!」
サシャ「いえ、いいんです、ただジャンの話は参考になるので聞いてました」
サシャ「しかし嫌な思いをさせたようですみませんでした、席移動しますね」
24 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 00:13:46 ID:.6b.lcrI
マルコ「ジャン、今のは言い過ぎだった、謝りなよ」
ジャン「うるせえな!いいんだよ、あいつは責められて当然の事をしたんだからな!」
マルコ「ジャン……」
ジャン「なあ!お前等もそう思ってんだろ!?素直になれよ!」
ジャン「人一人殺して平気な顔してる奴と一緒に訓練なんて出来ねえってよ!」
エレミカ「…………」
「確かに怖いよな……」
「ああ、いつ殺されるかわかったもんじゃねえ」
27 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 00:23:38 ID:.6b.lcrI
ミカサ「サシャ、後で話したい事がある、ので食後倉庫裏にきて」ボソッ
サシャ「えっ?」
サシャ(話したい事?やはり責められるのでしょうか……)
倉庫裏
サシャ「エレンもですか、話しとは何でしょうか?」
ミカサ「サシャ、今までの貴女を見てきたからわかる、サシャは信用出来ると」
ミカサ「だから聞いて欲しい事がある」
サシャ「信用出来るなんて、私は人殺しですよ?」
ミカサ「実は私も昔、人を殺した事がある、エレンも」
サシャ「え?」
29 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 00:32:28 ID:.6b.lcrI
サシャ「そんな事が……」
ミカサ「ええ、正当防衛とはいえ、取り返しのつかない事をした」
ミカサ「それでここからが本題なのだけど」
サシャ「?」
ミカサ「今のままでは辛いと思う、ので明日から私達と訓練をしない?」
サシャ「しかしそれではお二人にも矛先が向くかもしれません」
ミカサ「それくらい構わない、私達からの提案だから気にしないでほしい」
サシャ「お二人の提案は嬉しいのですが、迷惑はかけられません」
サシャ「なのですみませんがこの話はなかった事にしてください、それでは」
30 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 00:39:42 ID:.6b.lcrI
次の日・食堂
エレン「皆に聞いて欲しい事がある!」
ジャン「おいおいなんだ?やっぱり巨人が怖くなったか?」
エレン「俺は昔人を殺した事がある!」
ジャン「あ?どうした死にたがり野郎!気でも狂ったか?」
エレン「それも二人だ!9歳の時の話だ!」
ざわざわ ざわざわ
ジャン「何だ?ここは巨人を殺すための訓練所だぜ?人殺し養成所じゃねえぞ?」
ミカサ「私も人一人を殺している、でも今まで平気な顔をしていた」
ジャン「なっ……」
32 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 00:46:33 ID:.6b.lcrI
ミカサ「ので、サシャを責めるなら私も責めるべき」
エレン「ああ、俺も責められて当然のはずだ」
ジャン「嘘だろミカサ……?」
バンッ
サシャ「やめて下さい!ミカサやエレンが人を殺すわけないじゃないですか!」
サシャ「私が可哀相に見えましたか!?惨めに見えましたか!?」
ミカサ「サシャ……」
サシャ「やめて下さい!私を庇うならもっとまともな理由にしてください!」
サシャ「私なら平気ですから!だからそんなこと言わないで下さい!」
33 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 00:54:52 ID:.6b.lcrI
ジャン「そ、そうだぜ、人殺しのくせにまともな事言うじゃねえか」
ジャン「ミカサが人を殺すはずねえだろ」
ミカサ「違う!私は本当に!」
サシャ「ミカサ!やめて下さい!」
ジャン「そうだぜ、やめとけミカサ、誰も信じねえよ!死にたがり野郎もな!」
エレン「クソッ!何で信じてくれねえんだよ!」
アルミン「話が突飛過ぎるんだ、普通人を殺すなんて事はしない」
アルミン「そしてサシャのあの発言じゃ残念だけど誰も信じてくれないよ」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 01:03:43 ID:.6b.lcrI
サシャ「アニ、すみませんが相手がいないのなら対人格闘訓練の相手をしてもらえませんか?」
アニ「はぁ、別にいいけどさ、手加減はしないよ?」
サシャ「はい、お願いします!」
サシャ「はぁ……はぁ……」
アニ「もう終わりかい?なあ人殺しさん」
サシャ「まだまだです!次お願いします!」
アニ「ならかかってきな」
サシャ「はあぁぁああ!!」
アニ「全然なってないよ」ヒュッ
35 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 01:13:46 ID:.6b.lcrI
サシャ「今日はありがとうございました」
アニ「別に、サボってるのがばれるよりはマシなだけさ」
サシャ「アニの体術は凄いですね、とても参考になりました」
アニ「そうかい、それはよかったね」
サシャ「はい!」
アニ「じゃあね、私は目をつけられたくないから」
サシャ「そっそうですよね、すみませんでした……」
アニ「頑張りな……」ボソッ
サシャ「は、はい!」
36 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 01:24:19 ID:.6b.lcrI
夜・倉庫裏
サシャ(こう!確かアニは脛を思い切り!)ヒュッ
サシャ(もっと強く!もっと!)ヒュッ
サシャ(そういえば何をされたかわからず投げられたのはどうやったのでしょう)
サシャ(確か腕と顎を押さえられて……足を蹴られると同時くらいにえっと……)
サシャ(こう?いやこうだったかな?あれ?人がいないとどうにも……)
ザッ
サシャ(!?まずい、隠れないと!)
38 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 01:35:27 ID:.6b.lcrI
アニ「出てきなよ」
サシャ(アニ?何故アニが?)
アニ「別に襲ったりしないよ、教えてやるから出てきなサシャ」
サシャ「……もしかして見てたんですか?」
アニ「ああ、下手なキックだったよ」
サシャ「すみません」
アニ「いいよ、今から私が教えてやるから」
サシャ「そんな、私と一緒にいるところを見られたら……」
アニ「誰もこんな所に来ないよ、戻るのさえ別々にしとけば誰も気付かないさ」
サシャ「しかし……」
39 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 01:44:10 ID:.6b.lcrI
アニ「そう、もっと脇をしめて!」
サシャ「こうですか?」
アニ「そう、そのまま左側を軸にしておもいきり蹴る!」
サシャ「蹴る!」ヒュッ
アニ「今のでいい、今のを忘れないでもう一回!」
サシャ「蹴る!」ヒュッ
アニ「ダメだ、今のは軸足が少しズレた」
サシャ「すみません」
アニ「ほら謝ってないでもう一回!」
サシャ「はい!」ヒュッ
アニ「もう一回!」
サシャ「はい!」ヒュッ
40 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 01:51:25 ID:.6b.lcrI
ザッ
ミカサ「そろそろ消灯が近い、戻ろう」
アニ「見張りご苦労様、もうそんな時間なんだね」
サシャ「お二人共ありがとうございます!」
ミカサ「気にしないで、私にはこれくらいしか出来ないから」
サシャ「そんな!あんな事言った私なんかのためにここまでして頂いて感謝しかありません!」
アニ「私も驚いたよ、アンタに頼み事されるなんてね」
ミカサ「とても助かった、出来れば明日以降もサシャに教えてあげて欲しい」
41 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 02:00:42 ID:.6b.lcrI
サシャ「え?そんな私なんかのためにそこまでされなくても……」
アニ「いいよ、私も嫌いじゃないからね」
ミカサ「決まり、そういう事だからサシャは気にしないで」
サシャ「ありがとうございます……本当にありがとうございます」
アニ「何泣いてんだい」
ミカサ「お礼なんていい、私達は仲間でしょう?」
サシャ「ミカサ……はい!」
アニ「時間が無い、サシャ、アンタが先に戻りな!アンタが遅れたら告げ口する奴が出るかもしれないからね」
ミカサ「確かに、サシャ早く行って」
サシャ「お二人共……すみません!」
43 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 02:11:11 ID:.6b.lcrI
アニ「ねえミカサ、朝言ってた人を殺したって奴さ、本当なんだろ?」
ミカサ「ええ、事実」
アニ「やっぱりね、そんな気がしたよ」
ミカサ「……」
アニ「サシャもそれを知っててアンタ等を庇ったんだろ?」
ミカサ「多分、サシャは優しいから」
アニ「私は詳しく聞かないけどさ、そういう過去を打ち明けたなら最後まであの子を支えてあげな」
ミカサ「そのつもり、少なくともサシャが無事卒業するまではエレンと同じくらい大切にする」
44 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 02:26:17 ID:.6b.lcrI
『おいバカ!人の飯勝手に取るんじゃねえ!』
『聞いてくれ!昨日母ちゃんから手紙届いたんだよ!』
『あちょー!ほあたー!あっ避けんなよな!』
『げっ!教官!』
『だよなー、座学とか何言ってんのかサッパリだぜ』
『憲兵団に入って村の皆を見返してやるんだ!』
『家族皆元気にしてっかなー?』
『なあサシャ、俺の事忘れないでくれよ?絶対だぜ?』
45 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 02:35:38 ID:.6b.lcrI
サシャ「はっ!」ガバッ
サシャ(夢……?)
サシャ(コニー、私は絶対忘れません!絶対!)
サシャ(朝みたいですね、まだ誰も起きてませんが自主トレでもしましょう)
サシャ(昨日アニが教えてくれた事の復習です)
ガチャ
サシャ「んっ!」
サシャ(この時間は空気が澄んでいて気持ちいいですね)
サシャ(さて、自主トレ自主トレ、脇をしめて蹴る!)ヒュッ
46 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 02:46:09 ID:.6b.lcrI
ドンッ ガシャーン
「あ、悪い悪い見えなかった」
サシャ「いえ、私の方こそ……払えば食べられますから」
「うぇっ、人殺しは落ちたもんでも食うのかよ」
「気持ち悪!近付くなよ!?」
ミカサ「」ガタッ
サシャ(ダメですミカサ!やめてください!)フルフル
「何首振ってんだよ!ついにおかしくなったか?いや人を殺す奴だから元からか?」
サシャ「いえ、すみません……」
アニ「ちっ……」
47 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 02:56:42 ID:.6b.lcrI
ライナー「どうした、何かあったのか?」
アニ「サシャへのイジメをどうにか出来ないかい?見ていて胸糞悪い」
ライナー「確かにそうだが……」
アニ「ベルトルト、アンタはどうなんだい?」
ベルトルト「僕もあれはやり過ぎだとは思う、けど……」
アニ「少しくらい軽減出来ないのかい?」
ライナー「それくらいなら出来るだろうが、どうしたんだ?お前らしくない」
アニ「別に、あんなの毎日見せられたら私まであの日の事を責められてるみたいで嫌なんだよ!」
48 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 03:05:13 ID:.6b.lcrI
ベルトルト「確かに、それは僕も少し思ってた」
ライナー「俺達を呼び出すくらいだ、わかった、少しでも軽減出来るよう動いてみよう」
ベルトルト「僕もやってみるよ」
アニ「ああ、頼んだ」
ライナー「じゃあ解散だ、あまり一緒にいる所を見られるのは困るからな」
アニ「わかってる、じゃあね」
49 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 03:13:31 ID:.6b.lcrI
サシャ(馬術訓練……いつもはクリスタとユミルと一緒でしたが)
サシャ(ユミルがクリスタを私に近付けようとしません)
サシャ(まあユミルはクリスタを大切にしてますから仕方ないですね)
サシャ(しかし馬術に関しては村で馬に乗っていて助かりました)
50 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 03:20:35 ID:.6b.lcrI
サシャ(座学……こればかりは自分の力ではどうにもなりませんね……)
サシャ(誰かに聞いて迷惑をかけるわけにもいきませんし……)
サシャ(昼休憩に教官に聞きに行くのが一番ですかね……)
サシャ(しかし教官にとっても昼休憩ですし、教えてもらえるでしょうか……)
51 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 03:29:03 ID:.6b.lcrI
コンコン
サシャ「失礼します」
眼鏡「ん?ブラウスかどうした珍しい」
サシャ「座学でわからない所を教えていただきたいのですが」
眼鏡「どこだね?」
サシャ「その、殆どです……」
眼鏡「そうか、仕方ない基礎から教えなおそう」
サシャ「ありがとうございます!」
眼鏡「気にするな、キースから話は聞いている、大変だろうが頑張りたまえ」
眼鏡「私は座学を教える事しか出来ないが、応援はしているよ」
サシャ「勿体ないお言葉です!」
眼鏡「さてでは基礎からだったな……」
52 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 03:38:50 ID:.6b.lcrI
サシャ(頭が破裂しそうです……次は立体起動でしたね)
サシャ(ミカサのような動きは正直無理でしょう……)
サシャ(ジャンが言ってたやり方を練習しましょう)
サシャ(ガスを慣性を利用するとか言ってましたね)
サシャ(このタイミングでしょうか?)プシュッ
サシャ(あれ?あまり変わらないですね、これはタイミングを覚えるのが大変そうです)
サシャ(今!?)プシュッ
サシャ(ここも違う……)
53 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 03:48:06 ID:.6b.lcrI
サシャ(朝はあんなにされたのに夕食は遠くでヒソヒソ言われるだけですか)モグモグ
サシャ(もう飽きたんでしょうかね?いきなりやめるなんて不思議ですね)モグモグ
ミカサ(サシャを直接イジメる人がいなくなった……)
ミカサ(喜ばしい事だけど、何か不気味……)
アニ(ライナー達、仕事が早いね)
アニ(でも陰口は当分なくなりそうにないね……)
54 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 04:00:13 ID:.6b.lcrI
サシャ「蹴る!」ヒュッ
アニ「大分良くなったね」
サシャ「ありがとうございます!」
アニ「投げ技も教えてやるよ」
サシャ「お願いします!」
アニ「理屈は簡単さ、相手の攻撃を利用してそのまま倒すだけ」
サシャ「確かに言葉だけならそうなんですが、相手の攻撃を利用とは?」
アニ「そのままさ、歩いてる奴でも足を引っ掛ければコケる」
アニ「後は手も使ってさらに確実に倒す、それだけだよ」
55 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 04:08:39 ID:.6b.lcrI
ミカサ「時間、戻ろう」
アニ「了解、じゃあ今日はここまでだね」
サシャ「はい、ありがとうございました!」
アニ「いいよ、先に戻りな」
サシャ「はい、お先に失礼します」
ガチャ
クスクス クスクス
サシャ(嫌な視線ですね……)
グチャ
サシャ「ひっ!」
サシャ(何か触った!?これは……泥!?それも寝具全てに……)
クスクス クスクス
サシャ(嫌な笑い声……はぁ、今日はどうやって寝ましょう……)
57 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 04:17:48 ID:.6b.lcrI
ミカサ「あれ?サシャが寮から出てきた、おかしい」
アニ「だね、それに何か持ってる」
サシャ(あっ、アニとミカサ……しかしここで助けを求めてはダメです……)
ガチャ
ミカサ「今サシャが寮から出て行ったけど……」
「ああ、人殺しさんなら寝具を汚しちゃったから洗って来るんだって」
クスクス クスクス
ミカサ「貴女達がしたの?」
「何それ、私達を疑ってるの?もしかしてミカサって人殺しの仲間なの?」
58 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 04:27:38 ID:.6b.lcrI
ミカサ「あなt」ガシッ
アニ「」フルフル
ミカサ「くっ……」
「何?言いたい事あるなら言いなよ」
ミカサ「……何も無い」
ミカサ(今ここで私が言ってしまえばサシャの気持ちを裏切ってしまう……)
アニ(よく堪えてくれた)
ガチャ
アニ「ミカサ、どこに行くつもりだい!?」
ミカサ「トイレ、それくらい言わなくても行ってきていいでしょ?」
アニ「それもそうだね、悪かったよ」
59 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 04:37:38 ID:.6b.lcrI
サシャ(はぁ、中々泥が落ちませんね……)
ミカサ「サシャ!」
サシャ「え?ミカサ!?」
ミカサ「大丈夫?私も手伝う」
サシャ「そんな!ダメです!早く寮に戻って下さい!」
ミカサ「サシャごめんなさい、私はそろそろ限界」
サシャ「え?」
ミカサ「今まで私達に迷惑がかからないように我慢してくれたのはわかってる」
ミカサ「でも流石に我慢出来ない、迷惑がかかってもいい、だから一緒に洗おう」
60 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/06(金) 04:46:18 ID:.6b.lcrI
サシャ「ミカサ……すみません……すみません……すみません……」
ミカサ「いい、私にとってはあの子達よりサシャの方が大事なだけだから」
サシャ「ミカサ……ありがとうございます……」
ミカサ「ふふ、さあ早く洗おう!それで今日は私のベッドで狭いけど一緒に寝よう」
サシャ「はい!」
アニ「はぁ、遅いから探しに来たらやっぱりかい」
ミカサ「ほらアニも手伝って、一緒に洗って」
アニ「ここまできたら仕方ないね……私も覚悟決めるよ」
サシャ「アニ……ありがとうございます!」
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進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界で、生き残った人類は3重の壁を築き、その内側でかろうじて命脈を繋いでいた。しかしそんなある日、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によってシガンシナ区の扉が壊され、巨人の大群が壁内に侵入。人類は活動領域の後退を余儀なくされた。巨人に母親を殺されたエレンは、全ての巨人を駆逐することを心に誓う。
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進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。
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北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!
北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。
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進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。
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進撃の巨人の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『進撃の巨人』とは諫山創によるダークファンタジー漫画及びそれを原作としたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品。この記事では、『進撃の巨人』のアニメに使用された歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画、アニメ映画などの主題歌を紹介する。
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ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。
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ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。
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リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。
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エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。9つの巨人の1つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。
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アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。
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フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。
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エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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