レイトン教授と超文明Aの遺産（ゲーム）のネタバレ解説・考察まとめ

第5章 ゴッド街の悪魔

場所は移りスノーラに戻ってきたレイトンたち。アーリアはあと1つのエッグの居場所を探す。どうやら本物のエッグはタージェントの本拠地であるゴッド街にあると分かった。レイトンたちは急ぎゴッド街に向かうことに決める。ゴッド街に着いたレイトンたちは最後のエッグを見つけるための調査を始める。タージェントの本拠地にたどり着いたレイトンたちはブロネフの待つ最上階まで向かうことにする。巨大ビルに入ると中には大きな遺跡の柱が立っていた。このビル自体が巨大な遺跡の柱を隠すためのものであることが分かる。レイトンたちはビルのエレベーターで最上階にたどり着いた。部屋に入るとブロネフが待っていた。ブロネフはレイトンにタージェントの一員になってほしいと話を持ち込む。しかし、レイトンはその誘いを断った。サーハイマンはブロネフに強い憎しみがあるようでしきりに怒りをぶつけていた。ブロネフはレイトンにコインで勝負するよう言い、勝てばエッグを渡すと告げる。レイトンはそれを承諾し、見事勝負に勝ってみせた。エッグを渡すと言うブロネフだったが、レイトンにあるものを見せる。それはレイトンの両親が楽しそうに話す様子の映像だった。映像は両親がレイトンが家に来た日のお祝いをしているパーティーの時のものだった。サーハイマンはレイトンに嘘の映像であると言い、レイトンはもう一度ブロネフの誘いを断った。ブロネフは納得したようにその場を後にし、レイトンたちは最後のエッグを手に入れた。今度こそアーリアは聖閃石の力を開放した。世界各地で手に入れた5つのエッグはアスラントの英知をもたらす扉を開く鍵「キーストーン」だった。アーリアはその瞬間何もかも思い出した。彼女は自分が生きていると世界を滅ぼしてしまうと話した。するとサーハイマンは突然笑い始める。そしてサーハイマンは変装をといた。それはデスコール（仮面をかぶった科学者）だった。デスコールはタージェントに復讐するという目的を果たすためにレイトンと共に行動していたのだ。飛行船に向かっているデスコールを追いかけることにするレイトンたち。デスコールの執事の助けによってデスコールは去っていった。レイトンたちは自分たちの乗ってきた飛行船でデスコールの後を追って始まりの町スノーラに向かうことにする。

第6章 アスラントの遺産

スノーラに着くと大きな地震が起きたようで住人たちは皆すでに逃げていた。洞窟へ急いで向かうレイトンたち。洞窟の中は初めに来た時よりも暖かくなっていた。洞窟の奥にはデスコールが立っており、アスラントのナゾを解こうとしていた。その時タージェントを率いるブロネフが現れる。キーストーンを渡すよう脅すブロネフ。突然レミがルークを人質にとってキーストーンをブロネフに渡すように指示した。実はレミはタージェントの人間だったのだ。今までレイトンの助手としてレイトンのことを監視していた。レイトンは仕方なくキーストーンを渡してしまう。ブロネフがキーストーンをはめ込むと最後のナゾの扉が開いた。ブロネフを追いかけて扉の先に進むレイトンとデスコール。途中でルークを見つけ、一緒に先に進むことにする。ルークはレイトンにレミは裏切っていないと話す。レミはルークをわざと逃がしてくれた。彼女はレイトンがブロネフを止めてくれるのではとルークに話していた。レイトンはブロネフを止めるべく、扉の先にあるアスラント神殿に向かった。順調に先を進むレイトンたちだったが、ルークをアスラントの罠から庇ったデスコールは倒れてしまう。そこでデスコールはレイトンに自分の過去を教えた。それは両親がいなくなってデスコールと彼の弟の2人きりになってしまった過去だった。子供だけでは生きていけないと考えていたデスコールに養子の話が持ちかけられた。1人養子に引き取ってくれるというレイトン夫妻が現れ、デスコールは弟に町で評判のいい自分の名前・エルシャールを譲り夫妻に弟を託した。その後、デスコールは1人ぼっちで家に残ったという話だった。実はデスコールの本当の名前こそがエルシャールであり、デスコールはレイトンの実の兄だったことが分かった。デスコールとレイトンの両親はタージェントによって拉致されてしまい、行方が分からなくなってしまったと言う。デスコールは復讐のために考古学者として調査するようになった。母はすでに亡くなったと聞き、父はタージェントの思想に染まってしまったと話すデスコール。レイトンとデスコールの父はタージェントの首領、ブロネフ・ライネルだった。デスコールはレイトンに先を急ぐように言い、レイトンはデスコールの意志を継いでブロネフを止めるために後を追う。

終章 未来へと伝わる遺産

宮殿にたどり着いたレイトンとルークはブロネフたちを発見する。先に進むブロネフを止めようとするレイトンだが、ブロネフは話を聞かず先へと進んでいった。アスラントの最後のナゾを解くブロネフ。最後はアーリア自身を生贄にすることが条件だった。宮殿が振動と共に動き出し、遺跡が空に浮上した。と同時に古代兵器が現れ、町を攻撃しだした。世界はアスラントと同じ運命になると話したアーリア。

「はるか昔のアスラント文明ですでに人は存在していた。アスラント人は神の領域を犯し、機械人形をつくり出してしまった。機械人形は人間に奴隷として扱われたことで人間を滅ぼした。」

アーリアはアスラントの歴史と過去の過ちについてレイトンたちに説明した。ブロネフが最後のナゾを解いて蘇らせたものは機械人形だったのだ。レイトンたちは機械人形を止めるためにアーリアから人類を救う方法を教えてもらう。最後の手段はアスラントの宮殿から降り注ぐ光を防ぐことだった。光は当たった人間の命を奪うというアーリアにレイトンたちは世界を守るために一人一人が光の盾になった。ブロネフもレミも協力し、アスラント文明の力を止めることに成功したレイトンたちだったが、皆その犠牲となってしまう。アーリアはアスラントを司る神に現在の人間の勇敢さを説いた。アーリアはアスラントの力でレイトンたちを蘇らせた。アスラントの全てをレイトンに譲ると話すアーリアに、レイトンはアスラントの遺跡や知識はアスラントのものだと述べた。その言葉を聞き、アスラント遺跡と共にアーリアは永遠の眠りについた。さらに、遺跡の崩壊と共にデスコールの姿は遺跡のがれきの中に消えていった。

地上に戻ってきたレイトンたち。グロスキー警部によってブロネフは逮捕された。ブロネフはレイトンに本当の名前を教えるが、レイトンは自分の名前はエルシャールただ一つであると述べ、いつか考古学者の友人として語り合える日を楽しみにしていると話し、ブロネフを見送った。さらにレミはタージェントがなくなり、自分の使命がなくなったことでレイトンのもとを離れることになった。レイトンに別れを告げ、去っていった。

『レイトン教授と超文明Aの遺産』のゲームシステム

基本的な流れ

プレイヤーとしてレイトンとルークと共にナゾを解きながらストーリーを進めていくアドベンチャーゲームとなっている。プレイヤーの意思で町の中を探索したり、ヒントメダル（ナゾを解く際に使えるヒントを開放するメダル）を探したりできる。

ミニゲーム

おはなみガーデン

さびれたガーデンを花と緑で美しいガーデンに変えるゲーム。コースを選び、木や種を植えて花を咲かせる。全ステージをクリアするとレイトンからの挑戦状「庭園に息吹を与えし者の部屋」を開放できる。

ころころナッツ

リスを操作してクルミがゴール地点でぴったりとまるように転がすゲーム。岩や木のみが障害物として道に転がっていたり、穴や水辺があったりする。全コースをクリアすると、レイトンからの挑戦状「森のたしなみを制した者の部屋」を開放できる。

きせかえファッション

町の人たちの好みに合わせて服装をコーディネートするゲーム。世界中の町を訪れるため、それぞれに合ったコーディネートをつくる必要がある。全オーダーをクリアするとレイトンからの挑戦状「流行の最先端を歩みし者の部屋」が開放できる。

ワールドタイムズ

世界中の出来事や事件が記された新聞。物語を進めると、どんどん新しい事件や出来事が追加される。記事に取り上げられた場所を訪れると、今まで行けなかった場所や新たなナゾに出会えることも。

コレクションボックス

町の至る所でゲットできるお宝を集めるところ。物語に関係したアイテム、珍品、ガラクタなど種類は豊富である。

すれちがい通信

世界中に隠された「ひみつのワード」を探してすれ違った人たちから出題されたチャレンジを解くと特別なごほうびがもらえる。

『レイトン教授と超文明Aの遺産』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター