ソードアート・オンラインII（SAO II）のネタバレ解説・考察まとめ

死銃／デス・ガン【CV：保志総一朗】

GGOに突如現れたフードマントの男。弟の新川恭司と共謀し、GGOで銃殺したプレーヤーを現実世界でも殺していた死銃事件の主犯。

その正体は、SAO時代に「赤眼のザザ」の通り名でマークされていたラフィン・コフィンTOP3で、本名は新川昌一（しんかわしょういち）と言う。SAOにおけるラフコフ討伐戦でキリトと交戦し、監獄に投獄された過去を持つ。
現実世界の新川昌一は総合病院院長の息子だが、幼い頃より病弱だった為、父に見限られた。

GGOを始めたのはSAOから生還してしばらく後、恭司に勧められたのがキッカケだった。シノン殺害に固執する恭司と、キリトに対する自身の恨みの利害関係が一致した事で、死銃事件を構想・実行するに至る。
第3回BoB決勝戦ではキリトの妨害と猛攻を浴び、彼本人とシノン殺害に失敗。その後、シノンこと朝田詩乃殺害容疑で現行犯逮捕されるが、菊岡誠二郎を通じて和人に対し「まだ何も終わっていない」と意味深な伝言を残す。

シュピーゲル／新川恭二（しんかわきょうじ）【CV：花江夏樹】

朝田詩乃の友人で総合病院院長の次男。父から寄せられる強い期待やプレッシャーから逃れ、居場所を求めるようにGGOにのめり込んでいった。しかしGGO内ではキャラクター育成に行き詰まっており、兄と共謀して死銃事件を引き起こすようになる。

シノンと昌一にGGOを薦めた人物。シノンこと朝田詩乃には偏った愛情を向け、死銃事件で彼女を殺害すると同時に無理心中を図るが、駆けつけた和人の妨害によって未遂に終わり、その後医療少年院に収容された。

ラフィン・コフィン

SAOにかつて存在していた殺人ギルド。通称「ラフコフ」。
ゲームシステムの隙をついた殺人手段を開発し、100人以上のプレーヤーを殺害したと言われている。キリトを含む攻略組のプレーヤー達が討伐に乗り出したのを機に一応は解散したが、ボスのPoH（プー）や幹部らは逃げ延び、SAOクリアと同時に現実世界へ戻ったとされる。

GGOでデスガンのアバターを操作し、現実世界で殺人を行っていたのもラフィン・コフィンの元メンバーであった。

死銃事件においてキリト殺害には失敗するが、デスガン以外にも現実世界に生還したメンバーの存在を匂わせる節があり、PoHを始めとする幹部（デスガンの正体であるザザこと新川昌一など）は、SAOで剣を交えたキリトに固執し怨みを持っているようで、トドメを刺すべく未だ暗躍しているらしい。

菊岡誠二郎（きくおかせいじろう）【CV：森川智之】

総務省仮想課の職員で、和人に死銃事件の調査を依頼した人物。VRMMOに高い適正反応を見せるキリトの実力を買い、度々「バイト」と称して調査やプロジェクト案件テスターの案件を持ちかける。
VRMMOのベースシステムである「ザ・シード」により広がり続ける仮想世界の監視や調査を行っているようだが、真意や目的は謎に包まれている。
SAO事件においては対策チームの中心人物として奔走し、生還したキリトに事情聴取を行った。

クライン／壷井遼太郎（つぼいりょうたろう）【CV：平田広明】

リアル・ゲーム共にキリトと交流を持つSAOサバイバーのひとりで、SAO時代にはラフコフの討伐戦にも参加した。現実世界では小さな輸入商社に勤めている。
ファントム・バレット編のBoB大会中には、モニター越しのデスガンの言動や雰囲気から「彼がラフコフのメンバーではないか」といち早く気づく。

アスナ／結城明日奈（ゆうきあすな）【CV：戸松遥】

リアル・ゲーム共にキリトと恋人関係にあるSAOサバイバーで、マザーズ・ロザリオ編の主人公。
SAOでは「攻略の鬼」「閃光のアスナ」の異名を持ち、攻略組の一人として前線で戦い続けた。

自身の思い描くエリートコースを歩ませようとする母との間に軋轢が生じていたが、ユウキとの出会いや助言を経て互いの真意を伝えて和解する。
ALOでは支援・回復魔法に特化したヒーラーとして活躍する傍ら、SAO時代に身につけた剣技を持って近接戦闘もこなす。ユウキが編み出したオリジナルソードスキル「マザーズ・ロザリオ」を受け継ぎ、彼女の最期を看取った。

アスナ／結城明日奈（SAO）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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アスナとは『ソードアート・オンライン』シリーズのメインヒロインであり、諸悪の根源であるゲーム「ソードアート・オンライン」の生存者”SAO生還者（サバイバー）”。本名は結城明日奈（ゆうきあすな）。運命の悪戯でデスゲームに巻き込まれた初心者だったが、ゲームの中で細剣使いとして覚醒。ギルド「血盟騎士団」の副団長を務め、最終的にはキリトとともにゲーム攻略を目指す。「ソードアート・オンライン」攻略後も現実世界のキリトの恋人となり、彼や仲間たちと共に様々なゲームや事件を乗り越えていく強い少女である。

ユウキ／紺野木綿季（こんのゆうき）【CV：悠木碧】

マザーズ・ロザリオ編のヒロイン。ALOではその圧倒的強さから「絶剣」と呼ばれ、キリトをも2度倒した。11連撃のオリジナルソードスキル「マザーズ・ロザリオ」の考案者であり所有者。
デュエルで知り合ったアスナの実力を見込んで、最後の思い出作りにアインクラッド攻略の協力を要請する。

現実世界では出生時にHIVに感染し、現在に至るまでの15年間、闘病生活を続けてきた。同じくHIV患者であった両親と双子の姉は既に他界。エイズを発症してからは、開発途中の医療用VRマシン・メディキュボイドの被検体となり、そのほとんどを仮想世界で生活している。このためダイブ時間はキリトらSAOサバイバーに匹敵するほどで、彼女が「絶剣」と呼ばれるまでに強くなった理由もこれに起因していた。

アスナと病床で対面して以降は、キリトに提供された視聴覚双方向通信機器で現実世界の生活を楽しんでいたが、ほどなくして容体が急変し、息を引き取る。

ユウキ／紺野木綿季（SAO）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ユウキは、アニメ『ソードアート・オンライン』シリーズの第2期「マザーズ・ロザリオ編」にて登場する少女。家族は母・父・双子の姉の藍子・ユウキの4人構成でユウキ以外の全員がAIDSを発症し他界、天涯孤独の身となる。ユウキもまた出生後に使用された輸血用血液製剤経由でHIVに感染、AIDSにより亡くなることに。生まれた時から約15年間闘病を続けてきた。闘病中、ユウキは医療専用機器「メディキュボイド」を使い、VR空間で生活し、キリトとその恋人アスナと出会うのである。

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