アスナ／結城明日奈（SAO）の徹底解説・考察まとめ

アスナの概要

アスナとは、『ソードアート・オンライン』のメインヒロインであり、VRMMORPG「ソードアート・オンライン（以下SAO）」に囚われデスゲームへの参加を余儀なくされたプレイヤーの1人である。本名は結城明日奈（ゆうき あすな）。2022年にサービスを開始したVRMMORPG「SAO」にアスナというアバターでログインし、ゲームの仮想世界で主人公のキリトに出会い、彼のパートナー兼恋人となる。
SAOが舞台となる「アインクラッド編」におけるアスナは、偶然兄のナーブギアを借りてログインし、「SAO」の世界に囚われてしまった。現実世界ではゲームとは無縁のお嬢様だったため、エリートコースを外れたことで当初はふさぎ込んでいた。しかしその後、「閃光」と渾名されるほどのゲーム攻略の鬼となり、最強のギルド「血盟騎士団」の副団長として活躍。キリトのパートナーとなり、さまざまな困難を乗り越え、ゲーム内でキリトと結婚する。

「フェアリィ・ダンス編」でのアスナは、囚われの姫になる。SAO攻略後、アスナは現実世界の父親の部下である須郷伸之の陰謀により、MMORPG「アルヴヘイム・オンライン」（ALO）の中に閉じ込められてしまっていた。そして、「王妃ティターニア」としてゲーム内で「妖精王オベロン」となっていた須郷に幽閉されていたが、キリトによって救出される。その後はウンディーネのアバターを使い、改めてALOの世界でキリトのパーティに加わった。

「マザーズ・ロザリオ編」ではアスナは主人公を務めており、ALOの中で出会ったユウキとの友情を深めていく。現実世界のアスナは母との軋轢によって自身の無力感に打ちのめされていたが、ユウキの強さに触れ、自分も結果を恐れずにぶつかっていくことになる。母とは仮想空間の中で話し合い、和解した。ユウキとはゲームの中で多くの思い出を作り、彼女の最期を看取った。

「アリシゼーション編」では、離れ離れになってしまったキリトを追って「アンダーワールド」の中へスーパーアカウント「創世神ステイシア」としてログイン。「アンダーワールド」にとらわれてしまったキリトを助けるために奮闘することになる。また、「アンダーワールド」の世界でのキリトの幼馴染であり、同シリーズのヒロインであるアリスとは、キリトを巡って対立することになった。

ソードアート・オンライン（SAO）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

ソードアート・オンラインは、川原礫（かわはられき）が電撃文庫で連載中のライトノベル。およびそれを原作としたアニメ作品。VRMMORPG、ソードアート・オンライン（SAO）が発表された2022年。ユーザー達は仮想世界に埋没していくが、SAOの正体はゲーム内での死が現実になる命懸けのデスゲームだった。開発者の思惑によりログアウト不能となった世界で、主人公のキリトは現実世界に戻るべく、死闘を繰り広げる。

アスナのプロフィール・人物像

本名：結城明日奈
誕生日：2007年9月30日
血液型：A型
髪：栗色のロングストレートを三つ編みのハーフアップにしている
キャラ種族：ウンディーネ
武器：ランベントライト（細剣）

CV：戸松遥

結城一族は京都を中心に地方銀行を持つ名家で、父親は総合電子機器メーカー「レクト」のCEO、母親は大学教授である。アスナも現実世界ではゲームとは無縁のお嬢様であり、中高一貫お嬢様学校の私立エテルナ女子学院に通う中学3年生だった。両親の求めるまま文武両道の完璧超人になっていたため、学校でも距離を置かれていた。SAO事件の前日、出張のせいでサービス開始当日にゲームがプレイできないことを嘆いていた兄に「ナーヴギアを貸してほしい」を頼みこんだことで、デスゲームに巻き込まれることになる。ゲームの中でキリトに出会い、ゲーム内で結婚するほど彼のことを愛すようになった。また、攻略後にはゲームの中で出会った友人たちと共に過ごしており、キリトとも正式に恋人同士になった。ゲーム内で発生したAIのユイとは、仮想世界でキリトと3人、家族として仲睦まじく過ごしている。

アスナの武器

SAO

プレーン・レイピア

「ソードアード・オンライン」（SAO）でのアスナの初期装備のレイピア（細剣）。

アイアン・レイピア

鉄製のレイピア。

ウインド・フルーレ

アインクラッドの第1層から第3層まで使用していたレイピア。もとは第1層モンスターがドロップしたアイテムで、アスナは「ウインド・フルーレ+5」まで強化していた。

シバルリック・レイピア

第1層モンスタードロップであるウインド・フルーレ＋5をインゴット化した「アルゲンティウム・インゴット」を使い、第3層のエルフ鍛冶師が作成したレイピア。作成時にハンマーを叩く回数が40回を超えているため、第3層時点では非常に良い性能だった。

ウィントリー・ストローク

第3層から使用していたシバルリック・レイピアを心材として作成された武器。第40層に到達し、ウィントリー・ストロークに変更となった。
かなりの性能を持っていたシバルリック・レイピアを使っているため、驚異的な攻撃力があり、防御力にも優れている。細剣であるにもかかわらず、攻撃を側面で防ぐことが可能。

ランベントライト

友人であり鍛冶師であるリズベットが製作したレイピア。名剣クラスの武器となっており、SAOクリアまで使用していた。また、ラスボスであるヒースクリフに止めを刺す際にキリトが使用した武器でもある。

ALO

レイグレイス

「アルヴヘイム・オンライン」（ALO）の中に閉じ込められたアスナがメイン武器として使用していた細剣。ゲーム『ソード・アート・オンライン－ロスト・ソング－』における名称は「フロッティ」となっている。

クレスト・オブ・ユグドラシル

ALOでアスナがレイグレイスのサブ武器として装備していた杖状の武器。世界樹のてっぺんの枝から作成されたもので、世界樹を保護する守護竜を突破しなければ作ることができない。圧倒的な強さを誇る。