機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島（映画）のネタバレ解説・考察まとめ

CV：古川登志夫
地球連邦軍の少年兵。年齢は17歳。
ジオン軍の襲撃によってホワイトベースに逃げ込んだ民間人の1人だが、人手不足からMSに乗り込むようになり、アムロ同様の経緯で半ばむりやり軍人にされる。本人は軍というものを嫌っており、周囲に何かと反発することも多かったが、一方で“一緒に窮地を切り抜けてきた”ホワイトベースの仲間たちへの想いは人一倍強い。
アムロが行方不明になった後、その捜索の中心メンバーの1人となる。サザンクルス隊との戦闘ではあっという間に接近戦に持ち込まれ、成す術なく乗機を撃破されるも、自身はしぶとく生き延びた。

ハヤト・コバヤシ

CV：中西英樹
地球連邦軍の少年兵。年齢は15歳。
ジオン軍の襲撃によってホワイトベースに逃げ込んだ民間人の1人だが、人手不足からMSに乗り込むようになり、アムロ同様の経緯で半ばむりやり軍人にされる。柔道2段の腕前で、優しく我慢強い性格だが、同い年でホワイトベースの主力として活躍するアムロには若干コンプレックスを抱いている。
カイと共にアムロ捜索チームに加わるも、サザンクルス隊の猛攻の前に呆気なく乗機を破壊される。その際かなりの高さから地上に落下するも、うまく受け身を取ったのか大きな怪我もなく無事に帰還した。

ゴップ

CV：楠美尚己
地球連邦軍の元帥。前線指揮官としての能力は無いが、良くも悪くも政治家としては非常に優秀で、戦略的な見地から戦争を見るタイプの軍人。
「ジオン軍基地への攻撃を中止しろ、さもなくば地球のいくつかの都市が消える」というマ・クベの脅しを老獪な話術で退ける。その後、マ・クベの命令で実際に弾道ミサイルが発射された時は苦い顔をしていたが、ドアンの工作でそれが爆発した時には「こちらにツキがあった」と嘯いた。

ジオン軍

ククルス・ドアン

CV：武内駿輔
ジオン軍の兵士で、サザンクルス隊の元隊長。ジオン軍最強クラスのエースパイロットである「赤い彗星」シャア・アズナブルとも並び称されるほどの凄腕の兵士。
自分たちの軍事行動で民間人に犠牲が出る様を見て、兵士であり続けることに疑問を抱き、軍を脱走。戦災孤児たちと共にアレグランサ島へと移り住み、ここに潜伏していた。アレグランサ島を潜伏場所に選んだのは、逃げ込む先として都合が良かったという以上に、ここに一度発射されればより多くの人々が犠牲になる弾道ミサイルが隠されていることを知っていたからだと思われる。

自分を追ってくるジオンと連邦双方の軍を退けつつ、戦災孤児たちを守り、同時に弾道ミサイルを無力化するための工作を続ける。ジオン軍から死神のように恐れられるガンダムのパイロットが少年兵だったことにはさすがに驚き、自分が守っている子供たちと大差ない年齢のアムロを殺すことができず、それとなく見張りつつ自由に行動させて人柄を見極めるという形で接した。

ククルス・ドアン（機動戦士ガンダム）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

ククルス・ドアンとは、『機動戦士ガンダム』シリーズの登場人物で、作中における敵方であるジオン軍の脱走兵。2022年の映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』では、TV版と大きく設定が変わっている。
民間人にも犠牲が出るような凄惨な戦場に嫌気が差し、軍を脱走。戦災孤児の子供たちと共に無人島に隠れ住む。ひょんなことからそこに主人公アムロ・レイが訪れ、自分が守る子供たちとそう変わらない年代ながら兵士である彼に驚きつつも交流。やがて島にやってきた追手を相手に、獅子奮迅の活躍を見せた。

マ・クベ

CV：山崎たくみ
地球攻撃の総司令官を務めるジオン軍の将校。冷徹な策略家だが、文化を愛する一面を持つ。
地球上の重要拠点であるジブラルタル基地に地球連邦軍が攻撃を加えようとしている情報を掴み、これを中止させるために「こちらの要求を飲まねば6つの大都市が消滅する」とゴップを脅す。しかしゴップがこれに屈さなかったため、アレグランサ島に隠した弾道ミサイルでロンドンやニューヨークといった地球上の大都市を焼き尽くさんと画策した。
ドアンの工作によってこれは失敗し、「我が軍にも文化を愛する者（＝多くの文化の中心地である大都市を消滅させたくないと考えた者）がいたらしい」と負け惜しみのように語っていた。

アレグランサ島の子供たち

カーラ

CV：廣原ふう
ドアンと共に暮らす戦災孤児の1人。その中ではもっとも年長の少女。
母親役として他の戦災孤児たちの面倒を見ており、ドアンに対しても気遣いを見せる。そのドアンが戦うことには良い顔をしておらず、MSには乗らずに自分たちと共に居てほしいと考えている。

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の登場兵器・MS

地球連邦軍

RX-78-02ガンダム