辺見和雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

辺見和雄(へんみ かずお)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、体に刺青を掘られた24人の囚人のうちの1人。この刺青は埋蔵金の手掛かりとなっていて、多くの人や組織に狙われている。表向きでは人当たりがいいが、その正体は日本各地で100人以上を殺してきた殺人鬼。幼少期にイノシシに無残に食い殺された弟の死に方に憧れ、自分を残酷に殺してくれる人を求めている。辺見の刺青を狙う主人公・杉元佐一と死闘を繰り広げた後、シャチに海に引き摺り込まれた。想像を超える死に方ができて満足気だった。

杉元に寄りかかる辺見(右)、杉元(左)

食事中、お手洗いに向かったアシリパのことを思い出す辺見。先ほど自分の刺青を目撃したため殺害した男の死体を、便槽内に隠していたことを思い出した。それを目撃したアシリパは、急いで杉元たちの元に戻り「囚人がこのニシン場にいるかも知れないぞ」と知らせた。しかし、杉元にバレることを恐れた辺見は、見せたい物があると言ってすでに杉本を連れて外に出ていた。杉元のことを殺そうと決めた辺見は、邪魔の入らない場所に連れ出そうと考えていた。少しでも時間を稼ごうと、ニシン粕を砕いで乾燥させるための道具をいくつか紹介して、「杉元さんはどれが(僕の頭をかち割るのに)お気に入りですか?」と顔を赤らめ目を輝かせて聞いた。杉元は質問に答えず、「もう行くよ」といい足を進めようとしたが、同じく刺青の囚人を追って海岸へやってきた第七師団が側にいた。一度第七師団から逃げていることもあり、正体がバレればまた狙われると思った杉元。辺見は自分が殺害した死体につけた「目」の印を追って、第七師団までもが自分を追ってきたのだと思った。身を隠そうとする杉元に、チャンスだと思った辺見は「あそこに匿ってもらいましょう。親方が住む豪邸で隠れる所がいっぱいあります」とニシン漁を仕切る辺見の親方の御殿に向けて杉元の手を引いた。アシリパはその様子を遠くから見つけた。
辺見は緊急避難と言って勝手に家に上がった。入ってすぐ側にある階段を上ったが、上には先に来ていた第七師団の兵が2人いたため、杉元は咄嗟に下に降りた。辺見も機転をきかせ、「親方のお客様ですね。ここにいらしたのですか。探しましたよ」と2人に言うが、杉元を目撃した2人は「どけ。今降りて行ったのは杉元だな」と辺見を退けて階段の下を覗いた。辺見は「杉元?違いますよ。彼はここで長く働いている漁師で、」と言いながら、背後から1人の兵の首を玉切り包丁で斬りかかった。振り返ったもう1人の兵の目に包丁を突き刺すが、それを見て「綺麗」とうっとりしてしまう。包丁を突き刺された兵はその隙に銃で辺見の脇腹を撃った。撃たれた衝撃で階段の下に落ちた辺見だったが、先程の兵隊を思い出し「いやぁいいもの見れた」と再びうっとりしていた。そんな辺見とは違い杉元は焦った様子で「撃たれたのか?」と辺見を心配したため、辺見は「怖かった」と言って杉元に寄りかかった。杉元は辺見を抱え逃げようとするが、杉元たちよりも先にきて親方と話していた第七師団の鶴見中尉が、辺見が打たれた際の銃声を聞きつけ杉元たちの元に現れた。鶴見が杉元に銃を向けここまでかと思った所で、隣の部屋にいた辺見の親方が杉元たちを泥棒と勘違いして機関銃の試し撃ちに丁度いいと言って銃を乱発した。辺見は懸命に走る杉元に抱えられて、うっとり顔を赤らめていた。

辺見の最期

杉元を殺そうとする辺見

海岸に出ると辺見は杉元に手を引かれ走りながら心の中で、「杉元さん、弟の死に抗う姿に魅せられて、同じものを何度も見たくて何人も殺してきました。蝋燭の炎は燃え尽きる寸前に強く揺らいで煌めくのです。杉元さんの煌めきを見ていると弟を思い出します。僕は弟のようになりたかった。あなたのように」と心の中で語りかけていた。そうして走り続けているうちに、杉本が打ち上がった鯨のそばにいる白石を見つけた。
杉元は辺見に「あれは白石だ。舟まで逃げよう。頑張れ」と勇気づけ、白石に向かって「白石、第七師団がくるぞ舟に乗れ」と叫んだ。同じ刺青の囚人であるために辺見の顔を知っている白石は杉元と辺見を見て「杉元、後ろ!そいつが辺見和雄だぞ」と慌てて叫んだ。辺見は杉元に正体がバレてしまったため、玉切り包丁を振り上げ杉元を背後から殺そうとした。しかし振り上げたところで肩に矢が突き刺さった。御殿へ行く杉元の姿や、銃声を聞き警戒していたアシリパが、遠くの崖の上から矢を放ち、これが辺見の左肩に命中したのだ。一瞬怯んだ辺見だったが、右手のみで包丁を振りかざした。杉元は銃で辺見の攻撃を受け止め、反対の手でナイフを取り出し辺見の脇腹に2回ほど突き刺した。辺見は吐血するが、目を輝かせ興奮した様子で「杉元さん、全力で抗いますんで、どうか僕を煌めかせてください」と言い股間を光らせた。辺見は杉元に、「あなたも輝いて死にたいからこそ戦うんだ」と常人には理解できないことを言った。「俺は死ぬつもりなんてない。絶対にまだ死ねない」と杉元は言うが、「それですよ。その思いが強いほど、強く激しく煌めくんです」とまた的外れなことを言った。第七師団もすぐ近くに迫っているため杉元は笑顔を作り、「わかった。じゃあとことん一緒に煌めこうか」と言った。「あぁなんて素敵な人。僕はきっとあなたに会うために」と言いながら、杉元の銃を払って至近距離からの銃撃を外れさせ、自身は包丁を持って彼に襲いかかった。辺見の攻撃はすんなりとかわされ、背中を銃で殴られて倒れた。辺見は顔を赤らめ、一撃一撃攻撃を受けるたび声をあげて興奮していた。

死闘を繰り広げる辺見と杉元

仰向けになるとすぐさま杉元の銃剣が腹に突き立てられた。「入ってくる」と言って嬉しそうにしているものの、抵抗は続けたままの辺見。そして息を切らしながら杉元に「杉元さん、僕のこと忘れないでいてくれますか?」と聞いた。「ひっぺがしたお前の刺青を広げるたびに思い出すよ」と言う杉元の答えに「生きててよかった」と喜びを噛み締めた。息を引き取ろうとするその瞬間、海の流れに乗ってやってきたシャチが辺見を海へ連れて行ってしまった。

シャチに投げられる辺見

刺青がシャチに食べられてしまうため、杉元はアシリパと白石に舟に乗るように促し、シャチを追いかけた。辺見はシャチに乱暴されて、「嘘、なにこれ。想像を超えてる。こんな死に方、最高だ」と言って大の字で宙に放り投げ出された。投げ出された辺見と太陽が重なって、股間が光っているように見えた。そして辺見がシャチに食べられてしまう前に杉元が海へ飛び込み、彼の遺体を引き上げた。よほど自分の死に方に満足していたのか、辺見の死体は口角が上がり微笑んでいるかのようだった。

辺見和雄の関連人物・キャラクター

白石由竹(しらいし よしたけ)

白石由竹は辺見和雄と同じく刺青の入った脱獄囚の一人である。辺見は表向きでは穏やかで人当たりがいいため、網走監獄では白石とも普通に仲良くしていた。杉元とアシリパからは動物によく頭を齧られる間抜けなやつだと思われていて、2人が捕まえた狸に頭を齧られ逃げられるということも。その際に「役に立たねぇな白石」「やっぱり白石だな」と2人に言われてしまったため、自分の能力を杉元たちに証明するために、一人で刺青の囚人である牛山の跡をつけ、その際に盗み聞きした辺見和雄の情報を杉元たちに流した。
白石は間抜けでどこかパッとしないツラをしているが、脱獄王という異名を持つほど脱獄に長けている。口の中に銃弾や釘、マッチなどの脱獄に使えるものをたくさん持っていて、時には狭いところを通過するために両肩を外すこともある。初めは杉元たちと行動したり、土方に情報を売ったりとどっちつかずの態度をとっていたため、信用できない奴であった。しかし、アシリパの事を杉本から引き離したキロランケと尾形を警戒しており、自分がアシリパを守るしかないという想いを抱いている。一度離れ離れになってしまった杉元と再会した際は、アシリパ含め3人で喜んでいた。

杉元佐一(すぎもと さいち)

杉元佐一は日露戦争帰りの軍人であり、その戦いぶりや驚異的な回復力から「不死身の杉元」と呼ばれている。戦死した親友の家内の病を治すために、金塊を狙っている。辺見の話を白石から聞いた時は、極悪人なら気兼ねなく刺青をひん剥けると意気込んでいた。舟から海に落ちてしまった辺見を杉元が助けたことで2人は知り合った。杉元は情に厚く優しい性格で、ユーモアもある。そのため表向きは人当たりのいい辺見が刺青の囚人である事に全く気づく事なく、親切にしていた。辺見が自分の刺青がバレないように、人前で着替えるのは恥ずかしいと言った際も「毛布使う?」と言う気遣いを見せた。その優しさと、強さが辺見の心を惹きつけてしまい、後ろから斬り殺されかけた。辺見には同じ人殺しの匂いがすると言われていた。「あなたも輝いて死にたいからこそ戦うんだ」と辺見に言われるが、「俺は死ぬつもりなんてない。絶対にまだ死ねない」と答えた。辺見は「その想いが強いほど、強く激しく煌めくんです」と理解できないことを口にしていたが、杉元は「わかった。それじゃあとことん一緒に煌めこうか」と笑顔になり躊躇なく辺見を攻撃した。杉元の銃剣で腹を刺された辺見は「生きててよかった」と口にしていた。辺見自身が死に一番満足していた事から、辺見を殺した罪悪感は感じなかったかも知れない。

辺見和雄の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「誰でもいいからぶっ殺したくなるんです」

表向きは人当たりが良く、穏やかそうに見える見た目にも関わらず、100人以上を殺している殺人鬼である辺見。辺見が殺人鬼になるきっかけとなったのは弟の死である。辺見の弟はある日裏山で、大きなイノシシに残酷に食い殺されてしまったという。辺見は何もできず隠れて見ているだけだったが、抵抗している弟の目が光を失い絶望に変わっている様に興奮した。その目を思い出すたびに、誰でもいいからぶっ殺したくなる衝動に駆られるようになったそうだ。辺見自身の刺青に「目」という文字が入っていることや、辺見が殺害した死体に「目」と印をつける事から、弟の死は辺見の人生史上一番の出来事であろう。

「この人に殺されたい」

食事中、辺見が杉元と2人きりになった時に心の中で言った言葉。死に抗いながらも残酷に殺される死に方がしたいと、死に方に拘っている辺見。そんな辺見は杉元に殺されたいと願っている。辺見は海に落ちた自分を救って、親切にしてくれた杉元に惹かれ、その身体的、精神的強さに惚れていた。また、第七師団に狙われている時「不死身の杉元」と呼ばれ死に抵抗する姿を、イノシシに食べられた弟の姿と重ねていた。その他にも、自分も弟や杉元のようになりたい、死にかけている時が一番強く煌めくなど、常人には到底理解のできないことを言っていた。最後は自分の見込んだ杉元に殺されたため、とても満足のいく死に方だっただろう。

辺見和雄の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

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青山賢吉(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

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青山賢吉(あおやま けんきち)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、秋田県出身のマタギ。第七師団の谷垣源次郎とは同郷かつ親友である。源次郎の妹・フミを嫁にもらったが、疱瘡に罹ってしまった彼女の意を汲んで殺害し、家を燃やした。その後陸軍に入隊した。日露戦争にて、手投弾を体に巻きつけて突進してきたロシアの兵士を身を挺して食い止めるも、爆発に巻き込まれて致命傷を負う。この時自分を妹の仇として追ってきた源次郎と再会し、フミを殺した経緯と真相を彼に話して息を引き取った。

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犬童四郎助(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

犬童四郎助(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

犬童四郎助(いぬどう しろすけ)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』に登場するキャラクターで、網走監獄の典獄である。土方歳三が関わっている箱館戦争にて兄を亡くしているため恨みを持っており、職権を乱用し、私情で彼を幽閉していた。幽閉の日々を送る土方の目から“生きる希望”が消え去るのを待っていたが、アイヌの隠し金塊を巡る陰謀の中で土方は脱獄。「金塊の情報を求めて土方は再び網走監獄に戻ってくる」と予想し、その読み通りに現れた土方と死闘を繰り広げた末に、彼に斬られて息を引き取った。

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上ヱ地圭二(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

上ヱ地圭二(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

上ヱ地圭二(うえじ けいじ)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、刺青の囚人のうちの一人。年端もいかない少年を狙うシリアルキラーだ。脱獄後は飴売りを装いながら子どもを殺し続けていた。裕福な軍人の家に生まれ、「父のようになれ」という周囲の期待に添わなければ見捨てられるという抑圧された幼少期を送る。自分に失望する父と同じような「がっかりした表情」が大好き。金塊を求める大勢の人々をがっかりさせるため、意外な行動に出る。

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岩息舞治(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

岩息舞治(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

岩息舞治(がんそくまいはる)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、屈強な肉体と暴力への飽くなき欲求を併せ持つ男だ。樺太にあるロシア人の村で、男たちが集団で殴り合う競技「スチェンカ」に参加していた。キロランケやアシリパを追跡する杉元と出会い、拳を通して心を通わせる。刺青は剥がずに書き写された後、強者との出会いを求めてロシアへ渡っていった。

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キラウシ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

キラウシ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

キラウシとは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、土方歳三に道案内に雇われたアイヌの男性。コタン(アイヌの村)の周辺を蝗害に襲われて食糧難になったため、出稼ぎに出ていたところを土方たちに出会った。網走監獄で看守部長をしていた門倉利運(かどくら としゆき)と仲が良く、ふたりで行動することが多い。取り立てて強いわけではないが、五稜郭での最後の戦いではアイヌの土地の権利書を守るため勇敢に戦った。

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菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

菊田杢太郎(きくた もくたろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、鶴見中尉率いる第七師団の一員。作中では珍しく、比較的常識的な言動をする男だ。日露戦争で倒したロシア将校の銃を奪い、戦争が終わった後でも持ち歩いている。金塊争奪戦には途中から参戦したが、その正体は軍中央から鶴見中尉に差し向けられたスパイ。また、かつて故郷を出たばかりの杉元佐一(すぎもと さいち)と出会い、軍に入隊するきっかけを作っており、「不死身の杉元」の生みの親とも言える。

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門倉利運(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

門倉利運(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

門倉利運(かどくら としゆき)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、のっぺらぼうを収監していた網走監獄の看守部長。冴えない中年男だが、実は土方歳三の内通者として情報を流していた。網走の攻囲戦の後は土方と行動を共にする。のっぺらぼうが隔離される前に最後に刺青を入れた男だが、刺青はすべてが揃わなくても解けるため、門倉の刺青はさほど重要ではないと思われていた。しかし最終局面で、思わぬ鍵が隠されていたことが判明する。

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家永カノ/家永親宣(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

家永カノ/家永親宣(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

家永カノ/家永親宣(いえなが ちかのぶ)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、患者を殺して血液や臓器を摂取していた外科医。家永カノは脱獄後に名乗っていた偽名だ。「同物同治(どうぶつどうち)」という、体の不調な部分を治すには食材の同じ部位を食べればいい、という思想を信じている。見た目は妙齢の美女だが実際は年老いた男で、同物同治の思い込みだけで美しい容姿や声を保っている。危険人物だが、外科医としては極めて優秀。

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津山睦雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

津山睦雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。

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