ティナ・ブランフォード(ファイナルファンタジーVI)の徹底解説・考察まとめ
ティナ・ブランフォードは、スクウェアから1994年に発売されたロールプレイングゲーム『ファイナルファンタジーVI』の主要キャラクターの1人であり、1000年前に失われたはずの「魔導」の力を生まれながらに持つ不思議な少女である。魔導の力によって世界支配を目論むガストラ帝国に操られていた。自我を抑えられていたために、自分が何者で、なぜ自分だけが魔導の力を持っているのかと苦悩するが、仲間達との出会いや自身の出生の秘密を通して、自分の力を帝国と戦うために使うことを決意する。
騎士剣「アポカリプス」
GBA版で追加されたティナ専用の騎士剣で、GBA版の追加ダンジョン「竜の巣」でレッドドラゴンとの戦いに勝利すると手に入る。「アポカリプス」とは「黙示録」という意味を持ち、攻撃力は250という高さを誇る。ティナ専用武器ではない「ライトブリンガー」や「ラグナロク」に比べると総合力は劣るが、これらに備わっている魔法の追加発動がないため、属性を持つ敵と戦う時には使いやすい。MPを消費してクリティカルを発動する。
防具
神秘のヴェール
ティナの防具は、武器と同じく戦士系の装備が可能であり、盾、兜、鎧といった重量のある防具も身につけることができるが、より効果が高い防具は女性キャラクター専用の防具である。「神秘のヴェール」は世界崩壊前にサマサの村で購入できる女性キャラクター専用の防具。世界崩壊前から終盤までの長い間装備しても充分な防御力、魔法防御力、魔法回避率が備わっている。防御力を重視するのであれば「源氏の兜」「誓いのヴェール」という手もあるが、「魔力」ステータスが3ポイント上昇するため、ティナの特性である高い魔力を更に底上げすることが可能なため、魔法を使う機会が多いティナの頭部最強防具の1つと考えて良い。
ミネルバビスチェ
「ミネルバビスチェ」はティナとセリスのみが装備できる防具であり、全属性のダメージ吸収か無効化する上、最大MPを1.25倍にする効果がある。入手できるのはラストダンジョン「瓦礫の塔」の宝箱以外ではトンベリーズか瓦礫の塔の「女神」から盗むか、竜の首コロシアムで「プリンセスドレス」を賭けて「デスマシーン」との戦闘に勝利しなければならない。決して簡単に手に入るものではないが、終盤に向かっていくにつれ魔法メインの攻撃が多くなることが予想されるティナには是非装備させたい防具である。
アクセサリ
「スリースターズ」「ソウルオブサマサ」で魔法が最強に
序盤から魔法が使えるために、他のキャラクターよりも必然的に魔法を使う機会が多いティナ。魔法の効果を高めるアクセサリを選ぶと持ち前の魔力の高さを発揮することができる。「イヤリング」は魔法の威力が25%上昇し、2個重ねづけすることで威力を50%までアップさせることが可能。他のキャラクターも使用でき、ジドールの街などで購入できるので、持っていて損はないアクセサリである。世界崩壊後に「狂信者の塔」で手に入る「ソウルオブサマサ」は2回連続で魔法を使うことができる。ゾゾ山や古代城で手に入る「金の髪飾り」は、魔法の消費MPが半分になるため、消費の激しい強力魔法を使う場面で装備しておくと便利。入手困難ではあるが、「スリースターズ」に至っては全ての魔法の消費MPが1になり、アルテマやフレアなどの強力な攻撃魔法や、2回連続で攻撃ができる「クイック」も対象になるため、アクセサリ単独で考えると最強と言っても過言ではない。状態異常の防御を問わないのであれば、「スリースターズ」と「ソウルオブサマサ」の組み合わせることで、状況によっては戦闘を即終了させる程の威力を発揮する。
力で押すなら「源氏の小手」「皆伝の証」+剣装備で連続攻撃
「攻撃力」ステータスそのものは高くないティナだが、装備できる武器に強力なものが多いため、物理攻撃面を強化して力押しで戦うことも可能。「ブレイブリング」は物理攻撃力、魔法攻撃力の両方を上昇させるため、物理攻撃とあわせて魔法を使う機会も多いティナが使いやすいアクセサリである。二刀流攻撃が可能になる「源氏の小手」、4連続攻撃が可能な「皆伝の証」で攻撃回数を増やして与えるダメージを増やすという手もある。この「源氏の小手」と「皆伝の証」を同時に装備すると、右手、左手の2回攻撃を4回繰り返すため、1度で8回の物理攻撃が可能になるため、強力な剣の装備と併用することで、攻撃力の低いティナでも大ダメージを与えることが可能になる。
「リボン」で状態異常を防ぎ「ミラクルシューズ」で戦闘時ステータスを底上げ
防御面を強化するならば、状態異常を防ぐアクセサリは是非装備しておきたい。特に「沈黙」状態は魔法が使えなくなるので、様々な状態異常を防ぐ「リボン」を装備しておくと便利である。序盤にモブリズの村や港町ニケアで購入できる「ホワイトケープ」も有効。また、世界崩壊後に竜の首コロシアムで「リネームカード」を賭けて勝利すると入手できる「ミラクルシューズ」は「プロテス」「シェル」「ヘイスト」「リジェネ」がかかった状態になる。戦闘中の防御力、魔法防御力、素早さの底上げが可能な上、HPを徐々に回復できるため、攻撃一本に集中でき戦闘が楽になる。
ティナ・ブランフォードの関連人物・キャラクター
反帝国組織リターナー
ロック・コール
反帝国組織リターナーのメンバー。頭にバンダナを巻いており、世界中を旅するトレジャーハンターである。周囲からは時折「泥棒」呼ばわりされているが、本人は否定している。フィガロ国王のエドガーとは友人であり、リターナーと手を組みたいと考えるフィガロ国とリターナーのパイプ役を担う。ナルシェのガードに追われていたティナを救出し、匿うためにエドガーのもとへ連れて行く。事故により記憶喪失になった恋人レイチェルをガストラ帝国に殺された過去があり、恋人を守ることができなかったという後悔から、女性を「守る」ことに強くこだわる面がある。記憶をなくしたティナや、処刑を言い渡された帝国の女将軍セリスに対して「俺が守る」と言う場面が多く見られる。悲しい過去の持ち主であるが、気さくな人柄のためかコメディキャラクターになりがちである。ストーリーが進むにつれ、レイチェルに似た面影をもつセリスに惹かれてゆく。
エドガー・ロニ・フィガロ
機械に精通する若きフィガロ国王であり、国のために行動する野心家。金髪の長い髪をリボンでまとめ、マントを身につけている。ナルシェを逃れてきたティナを帝国から匿う。表向きはガストラ帝国と同盟を結んでいたが、帝国の魔導士ケフカにより城に火を放たれたことを機に同盟を破棄した。大変な女好きであり、女性であれば女児から老女まで口説かずにはいられない。初対面のティナも他の女性と同じように口説こうとしたが、愛情が理解できないティナには口説きのテクニックは通用しなかった。ゲーム内で仲間に加わる格闘家マッシュはエドガー双子の弟である。
セリス・シェール
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目次 - Contents
- ティナ・ブランフォードのプロフィール・人物像
- ティナ・ブランフォードの来歴・活躍
- オープニング~ナルシェでの幻獣攻防戦
- 幻獣と共鳴する
- 魔導の力は「希望の光」
- ゾゾ~魔大陸
- 幻獣と人間のハーフだった
- 世界崩壊後
- 「愛する」ことを知る
- 最終決戦後
- 人間として生き続ける
- ティナ・ブランフォードの能力
- 戦闘スタイル・特徴
- 魔石を使わなくても習得が可能
- 魔法
- ケアル
- ファイア
- ポイゾナ
- ドレイン
- レイズ
- ファイラ
- テレポ
- ケアルラ
- デスペル
- ファイガ
- アレイズ
- ホーリー
- ブレイク
- グラビガ
- メルトン
- アルテマ
- トランス
- 瀕死必殺技「ライオットソード」
- 武器
- 騎士剣「アポカリプス」
- 防具
- 神秘のヴェール
- ミネルバビスチェ
- アクセサリ
- 「スリースターズ」「ソウルオブサマサ」で魔法が最強に
- 力で押すなら「源氏の小手」「皆伝の証」+剣装備で連続攻撃
- 「リボン」で状態異常を防ぎ「ミラクルシューズ」で戦闘時ステータスを底上げ
- ティナ・ブランフォードの関連人物・キャラクター
- 反帝国組織リターナー
- ロック・コール
- エドガー・ロニ・フィガロ
- セリス・シェール
- バナン
- ガストラ帝国
- ケフカ・パラッツォ
- ガストラ皇帝
- レオ将軍
- 幻獣界
- マディン
- マドリーヌ
- モブリズの村
- 村の子供達
- ディーン
- カタリーナ
- ティナ・ブランフォードの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「人を愛することはできるの?」
- 「私がやる。私にしかできない!」
- 「幻獣と人間が愛し合えるのなら…その子である私と人間とは…愛し合えるのかしら?」
- 「人はみな力が欲しいのね…私みたいになりたいのかしら」
- 「私、戦える。みんなの未来を守るため!そして新しい命をこの世界にはぐくむため!」
- ティナ・ブランフォードの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 当初ティナは消えてしまう想定
- 海外版の名前はティナではなく「テラ」
- 他キャラクターとの区別のためティナの髪色を変更