碇ゲンドウ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

碇ゲンドウとは、新世紀エヴァンゲリオンの登場人物で、特務機関ネルフの最高司令官。主人公碇シンジの実父ではあるが、その関係は荒んでおりほとんど親子らしい会話を交わすことはなかった。本作の核心ともいえる「人類補完計画」を実行すべく謀略を巡らせる黒幕的ポジション。その真の目的は、過去に命を落とした最愛の妻・碇ユイと再会することである。常にサングラスをかけており、その表情を読み取ることは難しい。

使徒が全て倒されたことで、「使徒の殲滅」というエヴァの表向きの存在意義は効力を失った。それにより、ゼーレとゲンドウ両陣営は、それぞれの推し進める人類補完計画の発動に向けて動き始める。
ゼーレは人類補完計画の発動に必要なマテリアル(アダム・リリス・エヴァ初号機)を奪取するため、ネルフ本部に戦略自衛隊を派遣。
ネルフ職員が次々に殺されていく中、ゲンドウも自身の目指す人類補完を行うため、綾波レイを連れてネルフ本部中心地にあるターミナルドグマに向かった。
ターミナルドグマには愛人だった赤木リツコが待ち構えており、彼女はゲンドウを道連れに本部を爆破させようとしたものの失敗。ゲンドウによって逆に銃殺されてしまう。
リツコを始末した後、ゲンドウは綾波レイとの融合を試みる。ゲンドウの右手には、かつて入手したアダムの胎児が移植されており、まずリリスの魂を持つレイと合体し、その後ターミナルドグマにあるリリスの本体と融合することで、人類補完が始まるというのがゲンドウの計画だった。そして、リリスと一体化したゲンドウは「生命の実」と「知恵の実」の両方を持つ初号機とも合一し、神に等しい存在となる。初号機のコアにはユイの魂も存在するため、神となったゲンドウはユイとの再会も果たせるというストーリーである。
しかし直前になって、レイはゲンドウとの融合を拒否。ゲンドウからアダムの力だけを奪ったレイは、1人でリリス本体に回帰する。そして完全体となったリリス=レイが初号機で戦うシンジの元へと向かったため、人類補完の意思決定はゲンドウではなくシンジに委ねられることとなった。

人類補完が発動し、シンジの望む「他者のいない世界」=すべての人間のATフィールド(心の壁)が消失し、LCLに還元される世界に作り替えられる中、置き去りにされたゲンドウはユイの幻覚を見ていた。そして、シンジと向き合ってこなかった自分の過ちを反省し、初号機に食いちぎられるという形で補完されたのだった。

新劇場版

ゲンドウの生い立ちとユイとの別れ

新劇場版では、ゲンドウの生い立ちからユイとの出会いによる心境の変化まで、詳細に語られている。
親の愛を受けないまま育ったゲンドウは、他人とのかかわりを嫌い、音楽と知識を唯一の友人として孤独に生きてきた。しかし、ユイと出会ったことでその価値観は変わり、世界から自分を守るための盾であったカセットプレイヤーを必要としなくなった。
だが、自分の唯一の理解者であったユイを失ったことで、ゲンドウは孤独の苦しみを知ることになる。その苦しみから逃れるように、ゲンドウは人類補完計画の遂行に没頭するようになった。
シンジを捨てた理由は、子供は自分に与えられた罰であり、自分が関わらない方が子供のためになると考えたからだった。そして自分の使っていたカセットプレイヤーを別離の際にシンジに渡し、それからシンジを呼び寄せるまで関わろうとしなかった。

シンジとの再会

エヴァと使徒との戦いを見守るゲンドウ(手前)と冬月(奥)

シンジを初号機パイロットとして呼び寄せたのはテレビアニメ版と同様。ただし、意図的にレイと接近させるなど、当初から意図的に計画の中枢に組み込んでいたことがうかがえる。使徒を狙撃する「ヤシマ作戦」の際は、一度失敗してうずくまってしまったシンジに見切りをつけ、更迭しようとしていたところを指揮官の葛城ミサトに「自分の息子を信じてください」と進言され考えを変えるシーンが追加されている。

サードインパクトの発動

新劇場版でも北極ベタニアベースを破壊させるなど、裏工作や謀略に励んでいたのはテレビアニメ版と変わらない。加持から受け取った品物については、テレビアニメ版では「アダムの胎児」だったが、新劇場版では人を神に等しい存在へと進化させる「ネブカドネザルの鍵」に変わっている。『Q』以降はそれを使用しているため、ゴーグルの下には虚空が広がり、銃で撃たれても死なない体に変化している。
第8の使徒襲来以降はしばらく平和な日々が続いていたが、その間ゲンドウは綾波レイからシンジとの食事会を提案されていた。最初は多忙を理由に断ろうとしたゲンドウだが、ユイの面影をレイに見たことで、その提案を承諾したのだった。
しかしその食事会当日、使徒がエヴァ3号機を乗っ取ったことでネルフ本部は戦闘態勢に。パイロット(式波・アスカ・ラングレー)が乗ったままの3号機を攻撃することをためらうシンジに、ゲンドウは「ダミーシステム」を起動。ダミーシステムに操られた初号機は、シンジの目の前で3号機を粉砕する。
アスカは一命をとりとめたが、意識不明になってしまう。パイロットの命を軽視するかのようなゲンドウの指揮に激怒するシンジ。初号機に立てこもり、ネルフ本部を破壊してやると主張するシンジを、ゲンドウはLCL濃度(エントリープラグ内に満たされた液体)を高めて意識を失わせるという手段で制圧する。
目を覚ましたシンジにゲンドウは、「自分の願望はあらゆる犠牲を払い自分の力で実現させるものだ。シンジ、大人になれ」と諭す。そんなゲンドウにシンジは「もうエヴァには乗らない」と言い放ち、背中を向けるのだった。

シンジがネルフを離れた直後、第10使徒が襲来する。アスカに代わって2号機に乗った謎の少女真希波・マリ・イラストリアスが奮闘するも使徒には敵わない。零号機のレイもN2爆弾を抱えて特攻攻撃に出るが、効果はなく使徒によって捕食されてしまう。
ゲンドウはダミーシステムで初号機を出撃させようとするが、なぜか一向に起動しない。そこにやってきたのは、ジオフロントと零号機の惨状を見て戦う決意を固めたシンジだった。
シンジは初号機に乗って出撃。使徒をあと一歩まで追いつめるが、無情にも活動限界時間が来てしまう。それでもシンジの「綾波を助けたい」という想いに呼応するかのように、初号機は覚醒して使徒を打ち倒す。
実は、最初からゲンドウの狙いは初号機の覚醒にあった。覚醒し疑似シン化形態を取った初号機はガフの扉を開けてしまい、サードインパクトのトリガーとなってしまう。
本来であればサードインパクトはすべての使徒を倒した後に行われるはずだったが、ゲンドウはシンジの「綾波を助けたい」という強い想いを利用し、段階を無理やり繰り上げたのである。
シンジと綾波レイを接近させたのもすべてはこの時のためだった。ゲンドウはサードインパクトの始まりを満足そうに見届けた後、次の計画への一歩を踏み出す。

第13号機の完成とフォースインパクト

初号機の起こしたニアサードインパクトは、渚カヲルの乗るエヴァMark.06がカシウスの槍を突き刺したことによって収束した。しかしその後サードインパクトが発生し、地上のほとんどは赤く染まり荒廃してしまう。
一連のインパクトのトリガーとなった初号機は軌道衛星上に封印され、それから14年の年月が流れた。
ネルフ職員の多くは離反し、反ネルフ組織ヴィレを立ち上げてゲンドウや冬月に対抗。ネルフ側もヴィレに戦力を差し向け、2つの組織の熾烈な戦いが行われていた。

ゲンドウはクローン・アヤナミシリーズの初期ロットである「アヤナミレイ(仮称)」を差し向け、ヴィレの保有する戦艦ヴンダーからシンジの身柄を奪取する。
14年ぶりにシンジの前に姿を現したゲンドウは、やがて完成するエヴァンゲリオン第13号機に渚カヲルと共に乗れとだけ伝えてその場を後にした。
困惑するシンジだが、カヲルから世界の現状を教えられ、荒廃した世界を元に戻すために第13号機に乗る決意を固める。
そしてセントラルドグマに降下したシンジとカヲルの乗る第13号機は、ヴィレの妨害を受けながらも、Mark.06とリリスの骸の前にたどり着く。そこに刺さっている2本の槍を抜けば世界を元に戻せるという話だったが、それも実はゲンドウの罠であった。
槍を抜いたことでMark.06の中に眠っていた第12使徒が活動を再開し、第13号機を取り込んだ。それによって第1の使徒だったはずのカヲルは第13の使徒に墜とされ、フォースインパクトのトリガーとなってしまう。
その頃、ゲンドウはゼーレの意思を自分が継ぐとして、彼らの生命維持装置の電源を落として命を奪っていた。
渚カヲルが自らの命を犠牲にしたせいでフォースインパクトは収束してしまったものの、ネルフにとって邪魔な存在だった渚カヲルを始末できた上、第13号機を覚醒させられたという成果はあったため、ゲンドウは「今はこれでいい」と冬月に語る。

アディショナルインパクト発動

銃撃されゲンドウのゴーグルが壊れる

いよいよゲンドウの推し進める人類補完計画は最終段階に入ろうとしていた。
ネルフ本部は黒き月を引き連れ、南極カルヴァリーベースに移動。第13号機の再起動準備に入る。ヴィレはフォースインパクトの再発動を止めようと南極に攻め込んでくるが、それすら計画に織り込み済みであった。
第13号機に機能停止プラグを打ち込むため、新2号機に乗ったアスカは眼帯の下の第9使徒の力を解放する。しかしその瞬間、第13号機が使徒の力ごとアスカを取り込んだ。
使徒の力を得たことで第13号機は覚醒。さらにヴンダー含めた4機のNHGシリーズの戦艦と黒き月を利用し、新たな槍を生み出した。
ゲンドウはヴィレクルーの前に現れると、自分の行おうとしている人類補完計画の断片を語る。人類補完計画はいくつかの段階に分けて行われる。最初にセカンドインパクトによる海の浄化、次にサードインパクトによる陸の浄化、最後にフォースインパクトによる魂の浄化が行われるという流れなのだが、ゲンドウはフォースインパクトではない新たなインパクトを行おうとしていた。
それこそがアディショナルインパクト。ゲンドウが人類補完の意思決定権を握り、生命を単一化した上でユイに再会できる世界を作ろうとしていた。
ゲンドウは、アディショナルインパクトに必要となる初号機を回収すると、ガフの扉の向こうのマイナス宇宙へ第13号機と共に去っていった。

シンジはマイナス宇宙に消えたゲンドウを追い、マリに送られて初号機へとたどり着く。
そこでゴルゴダオブジェクトに触れたことで、シンジとゲンドウは記憶の世界に入り込んだ。ロンギヌスの槍を持つ第13号機のゲンドウと、カシウスの槍を持った初号機のシンジとの壮絶な戦いが始まる。
懐かしい景色の中で戦い続ける父子。ゲンドウに圧倒される中、シンジは戦いではなく父との対話を試みて、ゲンドウにかつてもらったカセットプレイヤーを返す。
ゲンドウは虚構世界の中のリリス「エヴァンゲリオンイマジナリー」をシンジに見せ、ロンギヌスの槍とカシウスの槍をエヴァンゲリオンイマジナリーに取り込ませる。
リリスの仮面が外れたそこには、巨大な綾波レイの顔があった。綾波レイの頭部を模したエヴァンゲリオンイマジナリーは虚構から現実世界に侵食し、無数の人間の魂を取り込んだ「エヴァインフィニティー」の群体を体として、アディショナルインパクトを開始させる。
世界が補完され、1つの単体生物になろうとするなか、ゲンドウはユイの存在を探していた。しかしどこにもユイの存在を見つけることができず絶望する。
その頃。現実世界に残してきたヴィレクルーたちはヴンダーの脊髄を使って新たな槍・ガイウスを作成。ヴンダー艦長・葛城ミサトによる命を引き換えにした突撃により、シンジの元にガイウスの槍が届けられた。それを見たゲンドウは、シンジが他人の想いと死を受け取ることができるほど大人になっていたことを悟る。そして幼いシンジから「父さんは自分の弱さを受け入れるべきだった」と諭され、今まで避け続けていたシンジの中にこそ最愛のユイがいることを理解した。そしてアディショナルインパクトの主導権をシンジに引き継ぎ、自分は彼の元を離れるのだった。
シンジはエヴァの必要とされない世界の創造「ネオンジェネシス」を望み、自分ごと初号機にガイウスの槍を突き刺すことで全てのエヴァを消し去ろうとする。しかしそこにシンジを見守り続けていたユイが割り込み、シンジに代わって自分ごと初号機を槍で貫いた。この時第13号機の中にいたゲンドウも共に貫かれ、「ユイを見送りたい」という望みを果たしたゲンドウは最後、ユイと共に安らかな表情で消滅した。

碇ゲンドウの関連人物・キャラクター

碇シンジ

ユイの墓参りに行くシンジとゲンドウ

実の父親。ユイの死後他人に預けてからはほとんど交流がなく、数年おきの墓参りでしか顔を合わせたことはなかった。初号機パイロットとして呼び寄せた後も冷淡な態度は変わらず、単なる道具のように扱っている。一度だけシンジのことを「良くやったな」と褒めたこともあったが、その後に参号機の事故が起こってからは修復不可能なほど関係が冷え込み最後まで改善されることはなかった。
旧劇場版では自分の失敗を悟ったゲンドウが、ユイの幻覚に諭され、これまでのシンジへの向き合い方を反省している。
新劇場版ではシンジの存在を人類補完計画の重要な鍵として扱っており、意図的にレイと接近させたり、渚カヲルと共に第13号機へ乗り込むよう指示したりした。シンジのことを自分に与えられた罰だと考えて恐れていたゲンドウだが、精神世界における対話でその間違いに気づき、シンジの中のユイと再会を果たして消滅した。
新劇場版では、シンジの持っているカセットプレイヤーはゲンドウからもらったものという設定になっており、物語の随所で登場する重要なキーアイテムとなっている。

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綾波レイ

幼いレイとゲンドウ

初号機をサルベージした際のデータをもとに造られたユイのコピーであり、リリスの魂を宿す人類補完計画の重要なファクター。
常に冷酷な態度を崩さないゲンドウだが、唯一レイに対しては柔和な表情を見せ、零号機の事故の際も自分の身を顧みず助け出すことまでした。それはレイにユイの面影を見ていたからでもあり、彼女に好意を持たれることが計画の遂行に必須だったからでもあった。
ちなみに作中に登場綾波レイ(リリスの魂の定着に成功したもの)は3人おり、最初の幼いレイは赤木ナオコ博士によって殺され、2人目は第16使徒アルミサエルとの戦いで戦死し、人類補完開始時は3人目のレイに変わっていた。
3人目のレイの好感度が低かったこともあり、ゲンドウはレイに融合を拒絶され、彼の計画はあと一歩のところで失敗してしまう。
新劇場版でもレイを気にかけており、共に食事をとるシーンもある(といってもレイはサプリメントだけという簡素な食事である)が、人類補完計画の方向性が異なることもあり、テレビアニメ版と比べて重要度は低いようである。その証拠に、『Q』以降で登場するアヤナミレイ(仮称)に対しては命令以外ほぼ放置という雑な扱い方をしていた。

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冬月コウゾウ

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真希波・マリ・イラストリアス(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

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真希波・マリ・イラストリアス(まきなみ・マリ・イラストリアス)とはヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズの登場人物で、エヴァ仮設5号機、2号機、8号機パイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』より登場する新キャラクターで、その明るく奔放なキャラクターと謎に満ちた正体に注目が集まった。2つ結びの茶髪と赤縁眼鏡がトレードマーク。『Q』以降は改2号機パイロットである式波・アスカ・ラングレーの相方として8号機を操り、数々の戦場を駆け抜ける。

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葛城ミサト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

葛城ミサト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

葛城ミサトとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物でエヴァの戦闘指揮官。主人公の碇シンジの保護者兼上司として、時に厳しく接しながらも彼の成長を見守っていく。セカンドインパクト時の南極調査隊の生き残りでもあり、父の仇である使徒殲滅に情熱を燃やす。彼女の立てる作戦は無謀なものがほとんどだが、ミサト自身の強運によるものか結果的には成功を収めている。

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伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

伊吹マヤとは新世紀エヴァンゲリオンの登場人物で、特務機関ネルフ本部所属のオペレーター。人型兵器エヴァンゲリオンの戦闘をサポートする役回りとして、第1回から戦闘時には欠かさず登場している。上司の赤木リツコを「センパイ」と呼んで慕っており、彼女から直々に技術指導を受けている。生真面目な性格や、黒髪ショートカットという可愛らしい見た目から、メインキャラクターではないにも関わらず高い人気を誇っている。

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相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

相田ケンスケとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で主人公碇シンジのクラスメイト。軍事オタクで常にビデオカメラを持ち歩いている変わり者。眼鏡と茶髪、そばかすが特徴的な中学生。エヴァに強い憧れを抱いており、戦闘を一目見るためにシェルターを抜けだしたり、パイロットになりたいと指揮官の葛城ミサトに直談判したりと目的のためならなりふり構わないところがある。新劇場版では大人になったケンスケが再登場し、物語のキーマンとなった。

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渚カヲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

渚カヲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

渚カヲル(なぎさカヲル)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、5番目のエヴァンゲリオンパイロット(フィフスチルドレン)。その正体は第1にして最後の使徒であり、作中で提示された多くの謎の鍵を握る重要人物。白い髪と赤い瞳、色白の肌が特徴的な美少年である。主人公である碇シンジに強い興味を持ち、瞬く間に心を通い合わせた親友となる。傷ついたシンジを慰め、大きな影響を与えるが、最終的にはシンジの手にかかって亡くなるという悲劇的な最期を迎える。

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日向マコト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

日向マコト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

日向マコトとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で特務機関ネルフ本部のオペレーター。黒縁眼鏡とオールバックの髪型が特徴の男性。エヴァの戦闘時におけるサポートが主な仕事であり、使徒の反応を観測した際に「パターン青!」と告げるのが日向のお決まりのセリフとなっている。物語にあまり関わらない役どころではあるが、第1話から新劇場版まで出演しているレギュラーキャラクターであり、エヴァという作品の世界観を支える名脇役である。

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加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

加持リョウジJr.(かじ リョウジ ジュニア)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、加持リョウジと葛城ミサトの間に生まれた少年。父と同じ名前で、作中では特に「Jr.」と呼称される場面は無い。 生まれる前に父を失い、母とも会ったことがなく、両親のことは何も知らない。世界的大災害サードインパクトを生き残った人々の支援を目的とする組織KREDIT(クレーディト)に所属し、汚染された大地を浄化する研究をしている。主人公の碇シンジ曰く、「すごくいいヤツ」とのこと。

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青葉シゲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

青葉シゲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

青葉シゲルとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、ネルフ本部所属のオペレーター。主に通信と情報分析を担当しており、使徒との戦闘ではエヴァや本部施設のモニタリングと戦況のアナウンスを行う。肩にかかる程度のロン毛と鋭い目つきが特徴のやせ形の男性。物語の本筋に深く関わるキャラクターではないが、テレビアニメ版第1話から登場し、作中の戦闘描写になくてはならない存在である。趣味はギターで、音楽雑誌を読んでいたりギターケースを背負って出勤したりする様子が描かれている。

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惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流・キョウコ・ツェッペリンとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、メインヒロインの1人である惣流・アスカ・ラングレー/式波・アスカ・ラングレーの母親。 特務機関NERV(ネルフ)の前身の1つであるゲヒルンという組織のドイツ支部に所属する科学者だったが、エヴァンゲリオン弐号機の実験中に事故に遭い、魂の大半を機体に取り込まれてしまう。この結果精神を病み、人形のことを娘のアスカだと思い込み、突発的に自殺する。しかしエヴァンゲリオン弐号機の中から娘のことを見守り、彼女と共に戦い続けた。

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北上ミドリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

北上ミドリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

北上ミドリ(きたかみ ミドリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、反NERV(ネルフ)組織WILLE(ヴィレ)のメンバーの1人。 WILLEが保有する空中戦艦AAAヴンダーの艦橋要員で索敵担当。特徴的なピンク色の髪は、染めているわけではなくエヴァンゲリオン・インフィニティの廃液を浴びて変色したものである。かつて碇シンジが発生させたサードインパクトによって家族やそれ以前の生活を失っており、14年ぶりに目覚めた彼のことを冷ややかな目で眺めていた。

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赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、高名なコンピュータ技師。 特務機関NERV(ネルフ)の活動を支えるスーパーコンピュータシステム「MAGI(マギ)」の開発者。NERVの前身である人工進化研究所で働き、娘である赤木リツコとは手紙でのみやりとりする多忙な日々を送っていた。同組織の代表である碇ゲンドウとは愛人の関係にあったが、次第に彼から飽きられ、綾波レイからこの事実を突きつけられて激昂。衝動的に彼女を殺し、直後に自害した。

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キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

キール・ローレンツ/ゼーレ01とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、人類補完計画を主導する秘密結社ゼーレの中心人物。 その遂行を特務機関NERV(ネルフ)の総司令官である碇ゲンドウに任せるが、彼が独自の目的に合わせて計画を歪めていることを知ると、これを裏切り行為と判断して戦略自衛隊に本拠地を襲撃させる。新劇場版では大きく設定が異なり、人間ではなく地球外で発生した知性体の成れの果てで、「自身の目的と大きく異なるものではない」とゲンドウの計画変更を許容した。

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洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

洞木ヒカリ(ほらき ヒカリ)/鈴原ヒカリ(すずはら ヒカリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジのクライメイト。 学級委員を務めるしっかり者で、父、姉、妹に自分を加えた4人家族。家の中では母親代わりを務め、家事全般を得意とし、弁当も自分で作っている。クラスメイトの鈴原トウジに片思い中で、仲良くなるきっかけを探している。弐号機のパイロットである惣流(式波)・アスカ・ラングレーからは、その面倒見の良さから頼りにされるようになり、やがて友人としての関係を築いていった。

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