ガンダムシリーズの宇宙世紀年表まとめ

宇宙世紀とは『機動戦士ガンダム』から『G-SAVIOUR』までの作品間に存在する、架空の歴史である。
いわゆる戦記の体裁を採用しており、主に上記作品群の劇中で描かれた戦争をはじめとした、国家および組織間の闘争に年月を当てはめ、あたかも本当にガンダムワールドの歴史が続いているかのように楽しむ事を可能とした設定となっている。
反面、宇宙世紀のガンダムシリーズは年表に基づいた作劇を行うため、この設定を知らないと作品を理解する事が難しくなるという難点も抱えている。

・宇宙世紀0096年
ラプラスの箱なるものの正体が明かになる。
それは、宇宙世紀0001年の改暦セレモニー時に発布されるはずだった宇宙世紀憲章を記した石版だった。
そこには、宇宙世紀0096年までに公開されていたレプリカ石板には記されていない「第七章 未来」という項目があり「宇宙に適応した新人類に対して、権利を約束せねばならない」と刻まれていたのだ。

これすなわち、ジオン・ズム・ダイクンによる「ジオニズム」と同一の思想であり、地球から宇宙を支配し続けたい連邦にとっては極めて有害なものであったため、なかった事にされていたのだ。
これが公になれば、連邦は100年近くもの間、自らの憲章を偽りながら施政を続けてきたという事になり、下手をすれば地球連邦政府という存在は吹き飛びかねなかったのである。

マフティー戦争

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』宣伝ポスター。

小説およびOVA『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』で描かれる物語である。

反地球連邦組織マフティー

・宇宙世紀0103年
行方不明になっていたハサウェイ・ノアが、マフティー・ナビーユ・エリンを名乗って、反地球連邦組織「マフティー」を結成。
自身も、モビルスーツ「Ξガンダム」に乗り連邦の、特にスペースノイドに対する差別的政策を行う官僚や議員を狙ってテロ・殺人を繰り返した。

マフティーの捕縛と処刑

・宇宙世紀105年
マフティー・ナビーユ・エリン、連邦軍に捕縛。銃殺刑に処される。
当初、マフティー当人が連邦軍人ブライト・ノアの息子である事は伏せられていたが、連邦軍大将メジナウム・グッゲンハイムによって発表された。
なお、これに前後して、ブライトは連邦軍に辞表を提出するも、拒否されている。

コスモ・バビロニア建国戦争

『機動戦士ガンダムF91』宣伝ポスター。

劇場用アニメ『機動戦士ガンダムF91』で語られる物語である。

renote.net

コスモ貴族主義の隆盛

・宇宙世紀0123年
連邦の腐敗が深まった。
これに対し、ブッホ・コンツェルンの当主マイッツァー・ロナは高貴な精神を持つ人が民を導くべきだというコスモ貴族主義を掲げ、その理想を実現できる国家「コスモ・バビロニア」の建国および、連邦打倒に動き始めた。

・宇宙世紀123年3月
ブッホ・コンツェルン私設軍隊「クロスボーン・バンガード」がコロニー「フロンティアIV」を襲撃。
大規模な被害が起きる。
連邦軍はこれの迎撃に動き、ここにコスモ・バビロニア建国戦争が勃発した。

戦争序盤、連邦軍よりシーブック・アノーをパイロットとして新型モビルスーツ「ガンダムF91」の出撃が確認されている。

コスモ・バビロニアの終焉

ガンダムF91による、クロスボーン・バンガード司令官カロッゾ・ロナの乗機「ラフレシア」撃墜を確認。
同時にカロッゾ・ロナも戦死し、これと前後してクロスボーン・バンガードは内部分裂を起こし、瓦解。
コスモ・バビロニア戦争は連邦側の勝利という形で終わった。

これにより、ブッホ・コンツェルンによるコスモ・バビロニア建国の夢は断たれたが、連邦軍の弱体化も浮き彫りになった。
その結果、かつてのジオンのように、多くのコロニーが独立国家を目指すきっかけとなるのだった。

木星戦役

『機動戦士クロスボーン・ガンダム』コミック1巻表紙。

漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』『機動戦士クロスボーン・ガンダム外伝』『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』の計5作品で語られる歴史。

漫画作品であり、映像作品でないために厳密には正史ではない。

ドゥガチの野望

・宇宙世紀0133年
ベラ・ロナにより新生クロスボーン・バンガード誕生。
同時期に木星帝国が樹立され、総統クラックス・ドゥガチ指揮する木星帝国軍による地球侵略戦争が開始される。
ドゥガチは豊かな地球環境で育った女性と政略結婚をするが、その事が逆に地球で生きられる人々へ対する激しい嫉妬を起こし、この戦争に至ったとされる。
しかし新生クロスボーン・バンガードの戦力核となるモビルスーツ「クロスボーンガンダムX3」と連邦の抵抗に遭い、木星帝国は壊滅した。

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神の雷作戦

・宇宙世紀136年
厳密には木星戦役は終わっており、その後の木星帝国残党および再組織軍との戦いとなる。

木星帝国壊滅後、新総統に就いたカリスト兄弟のによって地球破壊作戦「神(ゼウス)の雷計画」が実行に移される。
コロニーレーザー「シンヴァツ」で木星から地球を狙撃するというものであり、ドゥガチ前総統が計画していたとされている。
しかし、計画は木星帝国の脱走兵エウロペ率いる7機の精鋭部隊ににより阻止。カリスト兄弟も戦死し、その後木星帝国は瓦解し消滅した。

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