ΖΖガンダム(モビルスーツ)の徹底解説・考察まとめ

ΖΖガンダム(ダブルゼータガンダム)とはアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』の主役機であり、多段変形合体機能に加えて、重武装を誇る恐竜的進化を遂げたモビルスーツである。
凄まじい戦闘能力を誇り、単機で戦局を変えうる可能性をも秘めている。
地球連邦軍およびエゥーゴと、ネオ・ジオンの戦いとなる、第一次ネオ・ジオン抗争の最中に地球連邦軍・エゥーゴの切り札として投入された。主なパイロットはジュドー・アーシタ。

ΖΖガンダムの概要

ΖΖガンダム(ダブルゼータガンダム)とは、テレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』の主役機であり、コアファイターを中心に、コアトップ、コアベースの3種の戦闘機が変形合体して完成する重武装モビルスーツである。
さらに、ΖΖガンダムの状態から重爆撃機形態「Gフォートレス」へも変形する、いわゆる多段変形合体機能を搭載している。
強力な固定兵装が多く、さらにそれを補強するようにオプション兵装も豊富なことから、まるで動く要塞のようなモビルスーツ(人型機動兵器)とされている。

型式番号MSZ-010。
本機の機体コンセプトは大出力・大火力による制圧であり、その傾向は変形合体機能を無視した追加武装・増加装甲であるフルアーマーシステムの存在によって、より強められている。
Ζ(ゼータ)ガンダムの後継機とされているが、あちらが高機動力と汎用性を売りにした内容であった事に対し、本機は上記の通り機動力と汎用性を犠牲にしてでも単一のモビルスーツとして極限の戦闘力を求めたものとなっており、内容的には“別の進化を遂げた”機体である。

恐竜的進化を遂げたモビルスーツともいわれ、単機で戦局を変えうる可能性さえ秘めている。
このような圧倒的性能を誇る反面、運用コストは全く度外視されており、量産運用は不可能な機体となっている(本機の量産型の試作機が存在するが、コスト高騰が理由で開発は頓挫した)。

特筆すべきは、本機の象徴ともいえる兵装「ハイメガキャノン」の存在である。
これは20m前後の標準サイズのモビルスーツに搭載される火器としては、宇宙世紀0088年において究極といえるものであり、一撃で敵艦隊を壊滅させるほどの威力を誇る。

また、Ζガンダムから引き続きバイオセンサーというニュータイプ(宇宙進出で感知力を増大した人種)の精神波に反応し、それを機体性能に反映させる事ができるシステムが搭載されており、パイロット次第でスペック以上の性能(正体不明のバリア発動や、出力増大など)を発揮する。

地球連邦軍およびエゥーゴと、ネオ・ジオンの戦いとなる、第一次ネオ・ジオン抗争の最中に地球連邦軍・エゥーゴの切り札として投入され、多大な戦果を挙げた。
主なパイロットはジュドー・アーシタ。

ΖΖガンダムの機体スペック

型式番号:MSΖ-010
全高(頭頂高):19.86m
本体重量:32.7t
全備重量:68.4t
装甲:ガンダリウム合金
出力:7,340kW
推力:21,700kg×2
14,400kg×4
総推力:101,000kg
センサー有効半径:16,200m

ΖΖガンダムの機体バリエーション

フルアーマーΖΖガンダム

正確にはバリエーションというよりも、ΖΖガンダムにフルアーマーシステムと呼ばれるオプションパーツを装着した姿である。
フルアーマーシステムとは、追加武装・増加装甲をまとめたパッケージを、主にガンダムタイプのモビルスーツに装備させる性能の底上げを図ったもの。

宇宙世紀0079年の一年戦争時におけるFSWS(Full armour System and Weapon System)計画によって生まれた「フルアーマーガンダム」を始祖とし、その後もたびたびガンダムタイプのモビルスーツにフルアーマーシステムの開発と装着が提案されてきた。

しかし、多くの場合は機体の機動性低下を招いた事で正式採用に至らないケースが多かったが、ΖΖガンダムの場合は高火力を押し出す機体コンセプトとよく合致したために運用される事となった。

FAZZ(ファッツ)

小説『ガンダムセンチネル』に登場。
ΖΖガンダムに用いるフルアーマーシステムの検証用に製造された機体。

姿形は原型機と瓜二つで、表記上のスペックもほぼ同等だが、ΖΖガンダムの開発段階で選定落ちとなったパーツが流用されているために実際の性能は「張り子の虎」と貶される程度でしかない。
ハイメガキャノンに至っては機能そのものが削除されており、額に取り付けられている砲身はただの飾りで、まさに張り子の虎である。

また、汎用フレームをベースにしてΖΖガンダムのモビルスーツ形態のみを再現しているため、変形機能を持たない。
加えてフルアーマーシステムの取り外しもきかない。
このため機動力は壊滅的であり、敵機の接近を許せばそれでお終いとされる有様だった。

しかし、それでもΖΖガンダム由来の高火力は健在であり、中距離~遠距離における火力支援時にはあなどれない威力を発揮する。

ΖΖガンダムの兵装・特殊装備

固定兵装

ダブルバルカン

赤丸で囲まれている部分が、一時期のダブルバルカン搭載位置。これらは全て左右1門ずつとなっている。

頭部の左右に2門ずつ、合計4門搭載される60mm機関砲。
通常、地球連邦軍(以下連邦)のモビルスーツが採用する頭部機関砲は左右1門ずつである事が多いために、ダブルバルカンと称する。
ただし頭部にハイメガキャノンを搭載し、そちらが優先された関係上、事ある毎に仕様変更を受け、左右に2門ずつとなっている時期も存在するなど、オマケ的な兵装として扱われている部分もある。

頭部に搭載した都合上、短い砲身が仇となって射程が心許ない。
このため主力の兵装としては運用しにくいが、接近戦では威力を発揮する。

ハイパービームサーベル(ダブルキャノン)

赤いビームを形成しているもの。

本機が両肩に1本ずつ、計2本装備するビーム剣。
ビームで形成された刃で斬りかかった物体を超高熱で溶断するもの。
本機のビームサーベルは「ハイパー」という形容詞がついている事からも明らかなように、通常のビームサーベルよりも高出力であり、数倍の威力を誇るとされている。
その高出力を活かして、ビーム刃を延長してリーチを稼げるほか、ビームを撃ち出す事で射撃武器としての運用も可能である。
なお、射撃時には「ダブルキャノン」と称される。

21連装ミサイルランチャー

機体背部のバックパックに2基搭載される熱誘導式ミサイルランチャー。
その名の通り、1基につき21発のミサイルを内蔵している。
機体の方向転換なしで発射可能。
背後の敵を撃つ、取り囲まれた際に弾幕とする、ひとつの敵に一点集中させるなど、用途が広い。

ハイメガキャノン

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