キャサリン・フルボディ(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『キャサリン・フルボディ』とは、2019年2月にアトラスから発売されたホラー・アダルトテイストのアクションパズルアドベンチャーゲームである。対応機種はPlayStation 4、PlayStation Vita、Nintendo Switch(移植版)。2011年2月に発売された『キャサリン』のリメイク版で、第3のヒロインである「リン」が追加されている。他にもエンディングやステージの追加があり、超熟進化と揶揄されるほどのフルパワーアップを遂げた。

ヒロインの一人。本命彼女で堅実なキャリアウーマン。

CV:三石琴乃
英語表記はKatherine Mcbride、別称ケイト(Kate)。32歳。アパレルメーカーの“バンタムスーツ”に勤務する、典型的なキャリアウーマン。ヴィンセントの恋人。特徴は薄茶色のロングヘアーと眼鏡。気配り上手でしっかり者。お金には厳しく、ヴィンセントが注意されることもしばしば。だが、彼への想いは本物である。クールな印象の反面、思考は意外と乙女である。

ヴィンセントとは高校時代の同級生。5年前に出席した同窓会をきっかけに交際がスタート。キャサリンは結婚に対して積極的に考えているが、煮え切らず曖昧な彼の態度に不満を感じている。

もう一人のキャサリンと区別するため「Kキャサリン」と表されることもある。

キャサリン

ヒロインの一人。浮気相手。ヴィンセントの理想の女性の姿。

CV:沢城みゆき、能登麻美子、水樹奈々、堀江由衣、釘宮理恵、悠木碧、小清水亜美、阿澄佳奈、戸松遥、豊口めぐみ、 佐藤利奈

英語表記はCatherine。22歳。単的に言うとヴィンセントの浮気相手。金髪の巻髪で、幼い顔立ちなのに豊満なボディという魅惑的なギャップを兼ね備えている。猫のように気まぐれで自由奔放な性格。「ストレイ・シープ」への初来店時には「冴えない店」とキツイ一言で、マスターを困惑させた。一度怒り出すと手の施しようがないほど暴れるが、好きな者へは一途さを見せる。

バーで見つけたヴィンセントをいたく気に入り、一晩を共にする。それからも、夜にヴィンセントの家を訪れ、部屋に勝手に部屋に侵入し、眠っていることが多い。セクシーな自撮り写真を添付したメールをヴィンセントに送ってくることもある。
恋人のキャサリンと区別するため「Cキャサリン」と表されることもある。

声は前作で沢城みゆきが務めていたが、『フルボディ』になり彼女は“ヴィンセントの好みそのもの”であることから、ゲーム中でボイスを変更することが可能になった。

Cキャサリンの声はゲーム冒頭か、バーのトイレで変更することができる。

リン

ヒロインの一人。フルボディになって追加された記憶喪失の謎の女性。

CV:平野綾
英語表記はRin。正式名称はキャサリン(Qatherine)。『キャサリン・フルボディ』からの新ヒロイン。三角関係に悩むヴィンセントを癒す存在。ピンクの髪に水色のセーラー服が特徴。名前以外の記憶を失っている謎多き人物。ヴィンセントたちの行きつけのバー「ストレイシープ」でピアノを演奏している。何者かに追われていたところをヴィンセントに助けられて以来、彼と行動を共にする。

オーランド・ハディック

飲み仲間。仲間内で一番早く結婚したが、一番早く離婚もした。

CV:平田広明
英語表記はOrlando Haddick。32歳。ヴィンセントと同じ職場で働くシステムエンジニアで、ヴィンセントの旧友。特徴は金髪に赤いチェックの帽子。楽天的で流浪者のような人生観を持っている。

ヴィンセントの仲間内では一番早く結婚したのだが、儲け話に乗っかって事業に失敗。そのせいで離婚を経験したため、現在では恋愛に対して懐疑的になっている。結婚は人生の墓場としながらも、別れた妻のことは今も気にかかっているようだ。ヴィンセントと同僚になったことで、普段から彼と共に行動することが多い。オーランドもストーリー中盤から悪夢を見始める。

ジョニー・アリガ

飲み仲間。クールなロマンチスト。結婚は運命の相手としたいと語る。

CV:子安武人
英語表記ではJonathan Ariga。32歳。父親の経営する中古車販売店で仕事をしている。ヴィンセントの旧友。黒髪でクールな印象を与える佇まい。酒は日本酒を嗜む。見た目だけでなく実際にクールな一面があり、仲間にも悩みを話さないタイプ。現実主義者かと思わせて実は理想主義者。結婚は運命の相手とすると決めていて、現在の恋人には結婚の意思がないことを明言している。

ヴィンセントと恋人・キャサリンの関係を仲間の誰よりも気にかけているが、彼もストーリー中盤から悪夢を見るようになった。

トビー・ネビンス

ジョニーの職場の後輩。純粋な恋愛観を持つもののMっ気が強いようだ。

CV:谷山紀章
英語表記にするとTobias Nebbins。23歳。ジョニーの職場の後輩にあたる。ストレイシープに集まるヴィンセントの飲み仲間。青いツナギの金髪青年。軽薄な言動が目立つが、無邪気な性格で結婚に漠然とした憧れを抱いている。可愛げのある外見とは裏腹に年上の女性に攻められたいというドMな趣向を持つ。バーに務めるエリカが好きなのだが、女性経験に対する未熟さが災いしうまく誘えない。だが、ドライブデートに誘いたいがために中古車を購入した。

無邪気にヴィンセントたちを慕う気のいい性格。飲み仲間の中で唯一悪夢を見ていない人物でもある。

エリカ・アンダーソン

店の客から大人気の看板娘。こう見えて元男性。

CV:皆川純子
英語表記だとErica Anderson。32歳。ストレイシープのウエイトレス。ヴィンセントの旧友。髪型は赤髪ショート。

バーの客たちから人気の看板娘。町で噂になってる怪死事件のこともあり、ヴィンセントたちを気にかけている。好意を寄せてくれてるトビーのことは素直で可愛いと感じているらしく、ストーリーが進むと告白に了承している。実は元々男性だった。当時はエリック(Eric)と名乗っていた。

バー「ストレイ・シープ」のマスター

渋い声に独特の口調でカウンターの中に佇むマスター。

CV:若本規夫
本名はトーマス・マトン(Thomas Mutton)。年齢不詳。ヴィンセント達の通うバーの店主。店に来た客の話を静かに聞いている。過去に不倫相手との逢引中に妻が帰宅し、殺されかけたことがあるらしい。そのような修羅場をたくさん経験し、彼は過去に別れた女からの復讐を恐れて大きなサングラスを着用するようになった、というのがエリカ談。実際、人前ではサングラスを取ったことはない。

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