バイオハザード(Biohazard)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード』とは、カプコンより1996年に発売されたサバイバルホラーゲーム。タイトルには「生物災害」という意味があり、それを筋としストーリーが展開される。日本国外のタイトルである『Resident Evil』は、「内に潜む悪(害悪)」という意味を持ち、後のサバイバルホラーとしてのジャンルを生み出した先駆品としても高く評価された作品である。プレイヤーは2人の主人公のどちらかを選び、任務の末迷い込んだ洋館で様々な謎を解き、クリーチャーと呼ばれる怪物たちと戦いながら脱出を試みる。
2006年1月19日にニンテンドーDS版『バイオハザード Deadly Silence』(バイオハザード デッドリーサイレンス)が発売された。
プロデューサー、ディレクターは中井実が担当。PS版の操作性を向上させたCLASSIC MODE(クラシックモード)と敵の出現バランスを変更し、DSの性能を活かしたREBIRTH MODE(リバースモード)の2つが収録されている。
ショートカットボタンの追加
Lボタンを押せばいつでもナイフを使える様になりアイテム、R+Bボタンによるリロード、↓+Bボタンによるクイックターンの使用が可能になった。
体力、装備武器、マップ画面もタッチパネルで使える様になり、DS特有の仕様となっている。
ナイフは便利になった反面、威力は低下している。
ナイフバトルの追加
ランダムで発生するナイフバトルの追加。タッチペンを使用しクリーチャーを切る、マイクへの吹き付けでゾンビの胃酸攻撃を跳ね返すなど、
DSの機能を生かした戦闘をすることができる。
実写ムービーによるオープニング変更点
オープニングに変更点がある。冒頭でクリスが事件の解説をしている時に写される映像が死体から新聞の記事に変更、ジョセフが拾ったエドワードの手首の断面が見えない、ジョセフがケロベロスに殺される残虐シーンの訂正、クリスのタバコを吸うシーンの差し替えの4か所である。
難易度表記
ジル編の難易度表示はEASYからNORMALに変更された。
武器の名称変更
ベレッタがハンドガンに、コルトパイソンはマグナムリボルバーになった。元の名称が実在する製品名や会社だった為変更となった。
血の色の選択
血の色を赤・緑の2種類から選択可能になった。
待機モーション
遊び要素として、待機モーションに入った主人公の尻か胸(クリスは胸でなく頭)をタッチすると各キャラクターごとに
リアクションを示す様になっている。
『バイオハザード』の登場人物・キャラクター
クリーチャー
ゾンビ
製薬会社アンブレラが開発した生物兵器「T-ウィルス」に感染し、怪物化した人間。死体と描写されることもあるが、正確には死んでいない。
ウィルスの影響で皮膚が所々腐り落ち、生ける屍といった様相を評して呼ばれている。こうした現象を引き起こすのは遺伝子変質による新陳代謝の活発化で、強靭な力や銃で撃たれても死なない生命力を得る反面、肉体から急速にエネルギーが失われ細胞が壊死してゆく。また前頭葉が破壊されるため思考力はほとんどなく、激しいエネルギー消費から常に強い飢餓感を抱え、食欲を満たすために他の人間を襲い肉を食らう。また食物を効率よく消化するため胃液は強い酸性となっており、相手に吐きつければ損傷させる凶器ともなる。感染前の習慣、記憶は多少残っており、主に自分に関わりのある場所を徘徊する他、ドアの開閉を行うことは可能。
ケルベロス(Cerberus)
森でアルファチームを襲った狂犬。正体はアンブレラがT-ウィルスを用いて創り出したB.O.W.(Bio Organic Weapon“有機生命体兵器”の略)で、通称「ゾンビ犬」。開発ナンバーはMA-39。ギリシャ神話に登場する地獄の番犬がコードネームとなっている。軍用犬として有名なドーベルマンにウィルスを投与して創り出されたもので、ゾンビと同様に肉体の腐敗や知能の低下はあるが、筋力や生命力は強化されており、俊敏な動きで獲物に食らいつく。さらに安価に製造することも可能であり、他の個体と連携して獲物を襲う。しかし飢餓感から来る凶暴性を抑えきれず、制御面に問題を抱えている。施設内でのバイオハザードの最中に飼育場から脱走し、ラクーンフォレストの観光客を襲っていた。
クロウ(Crow)
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目次 - Contents
- 『バイオハザード』の概要
- 『バイオハザード』のあらすじ・ストーリー
- 洋館到着前
- 洋館
- 寄宿舎
- 洋館2回目
- 研究所
- 『バイオハザード』のゲームシステム
- TPO(第三者視点)を採用した固定カメラ切替方式とラジコン操作
- 二段構えの攻撃方法
- アイテム数の有限がもたらすシビアな戦略性
- 心電図による体力表示
- イベント
- 2人の主人公による異なったストーリー展開
- マルチエンディング
- ミニゲーム
- ナイフバトル
- MASTER OF KNIFING
- 通信プレイ
- バトルモード
- トロフィー
- 生き残りし者
- 散歩マスター
- ハイキング達成
- 無事登頂
- 悪夢の終わり
- 2人のS.T.A.R.S.
- サバイバー
- ゴーストハンター
- 死者の私物
- スリル・ガーデニング
- 最後の書読了
- 追いかけっこは終わり
- タフガイ
- 墓荒らし
- 洋館の鍵制覇
- ヘビはこりごり
- 真相を求めて
- アルファチームの紅一点
- バイオハザードへようこそ
- 死者との遭遇
- 念には念を
- 狩人討伐
- 役に立つ衛生要員
- 情に厚い男
- 奔走
- 血清でリチャードを助けた
- 仲間を信じる心
- 待たせたな
- 待たせて、ごめん
- 生還
- 死線の果てに
- 大きな代償
- 唯一の生存者
- 深紅の悪夢
- 屋根裏部屋の掃除
- デカイにも程がある
- クモ恐怖症
- ランナーズ・ハイ
- 速さへの挑戦
- インクリボンいらず
- 一石二鳥
- S.T.A.R.S.武器庫
- おしゃれ好き
- 気になって仕方がない
- biohazard(リメイク版)
- グラフィックの向上
- キャラクターのコスチューム・容姿の変更
- マップの改良
- 謎解きや罠についての変更
- ストーリーの変更
- 新しい敵の登場
- ディフェンスアイテムの追加
- 新たな武器の登場
- 隠しコスチュームの新調
- ムービーのCG化
- 爆弾ゾンビの追加
- リアルサバイバルモード
- インビジブルモード
- バイオハザード HDリマスター
- グラフィックの高解像度化と画面比変更
- 操作性の変更
- 新コスチュームの変化
- 特典映像「ウェスカーズリポート I&II」を収録
- バイオハザード Deadly Silence
- ショートカットボタンの追加
- ナイフバトルの追加
- 実写ムービーによるオープニング変更点
- 難易度表記
- 武器の名称変更
- 血の色の選択
- 待機モーション
- 『バイオハザード』の登場人物・キャラクター
- クリーチャー
- ゾンビ
- ケルベロス(Cerberus)
- クロウ(Crow)
- ハンター α
- ヨーン(Yawn)
- アダー(Adder)
- ウェブスピナー(Web Spinner)
- ブラックタイガー(Black Tiger)
- キメラ(Chimera)
- FI-03 ネプチューン(FI-03 Neptune)
- タイラント T-002(Tyrant T-002)
- スーパータイラント(S-Tyrant)
- S.T.A.R.S.アルファーチーム
- クリス・レッドフィールド(Chris Redfield)
- ジル・バレンタイン(Jill Valentine)
- アルバート・ウェスカー(Albert Wesker)
- バリー・バートン(Barry Burton)
- ジョセフ・フロスト(Joseph Frost)
- ブラッド・ヴィッカーズ(Brad Vickers)
- S.T.A.R.S.ブラヴォーチーム
- レベッカ・チェンバース(Rebecca Chambers)
- エンリコ・マリーニ(Enrico Marini)
- ケネス・J・サリバン(Kenneth J. Sullivan)
- リチャード・エイケン(Richard Aiken)
- フォレスト・スパイヤー(Forest Speyer)
- エドワード・デューイ(Edward Dewey)
- ケビン・ドゥーリー(Kevin Dooley)
- 『バイオハザード』のアイテム
- 武器概要
- コンバットナイフ
- ベレッタ
- ショットガン
- コルトパイソン
- グレネードガン
- 火炎放射器
- ロケットランチャー
- 回復アイテム概要
- グリーンハーブ
- レッドハーブ
- ブルーハーブ
- 救急(緊急)スプレー
- その他のアイテム
- インクリボン
- 『バイオハザード』の用語
- アンブレラ
- ラクーン市警
- S.T.A.R.S.
- ブラヴォーチーム
- アルファチーム
- S.T.A.R.S.ポジション名
- LDR(リーダー)
- PM(ポイントマン)
- BUM(バックアップマン)
- RS(リア・セキュリティ)
- OM(オムニマン)
- T-ウィルス
- B.O.W.
- ラクーンシティ
- アークレイ研究所
- 『バイオハザード』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- シリーズ唯一の実写ムービー搭載
- バイオハザードのドアを開けるシーンはロード時間を潰すための演出
- 追加コスチュームにも注目
- 作品の舞台は山地に佇む洋館