Persona4 the ANIMATION(P4A)のネタバレ解説・考察まとめ

『Persona4 the ANIMATION』とは、アトラスより発売されたRPG『ペルソナ4』をアニメ化した作品である。原作のゲームの演出を忠実に再現しており、追体験ができるような作風となっている。主人公の鳴上悠が引っ越した田舎の稲羽市で、死体がテレビのアンテナに吊るされるという怪事件が発生する。そんな中、悠は転校先で噂になっていた「マヨナカテレビ」から、テレビの中の異世界の存在を知る。事件とマヨナカテレビには関連があると睨んだ悠は、仲間と共に真相を追う。

久保美津雄のシャドウに飲み込まれそうな悠を救ったセリフ。仲間と離れて1人になっていく幻覚を見せられた悠はシャドウに追い詰められ絶体絶命のピンチに陥るが、その時に「「悠、悠、手を伸ばせ悠!」」と陽介に呼ばれる声に気づくことができ、なんとか窮地を脱することができる。

ここから互いを悠と陽介と呼び合う仲になる。

雪の降る病院前で弱音を吐く悠

エピソード23の病院から解散するシーン。
一度、解散して一人になった悠のところに陽介が帰ってくる。
みんなの前では気丈に振る舞っていた悠が、弱音を吐くのを黙って陽介が聞いている。

鳴上悠「現実が最低なのはお前だけじゃない、現実と向き合え!」

悠が追い詰めた足立に言ったセリフ。
特別捜査隊の仲間たちと一緒に見たくない現実と向き合い、何度も迷いながらここまでたどり着いた。その集大成を締めくくる一言が「現実が最低なのはお前だけじゃない、現実と向き合え!」である。

『Persona4 the ANIMATION』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

悠のステータス

出典: forum.lowyat.net

ゲームのシステムにもある悠のステータス画面がアニメのアイキャッチで表示される。
アニメでは回が進むごとに成長していき、それに応じて悠のセリフが少しずつ変化していく。転校当初はあまり口数が少なく「そっとしておこう」と言うセリフが多く使われていくが、後半の方では誤って女子が入っている風呂で「勇気を出してここに残る!」と言った大胆なセリフも言われる。

修学旅行先は『ペルソナ3』の舞台

修学旅行先は、『ペルソナ3』の舞台となっている巌戸台が旅行先になっている。
月光館学園は通っていた高校であり、生徒会長の「伏見千尋」が登場している。

また、宿泊先のホテルやラーメン屋のはがくれもそれぞれペルソナ3で登場する。

マルチエンディング

出典: blog.livedoor.jp

http://blog.livedoor.jp/guraroido/archives/67409119.html
足立を追い詰める特別捜査隊

本作はゲーム中の選択肢によって3つのエンディングに分けられており、アニメにもその要素が取り入れられている。
テレビ放送された25話は通常のエンディングの内容となっており、dvdに収録されている未放送話の内容にバッドエンディングと真のエンディングの内容が描かれている。

通常のエンディングでは、悠が足立を倒した後アメノサギリが現れ異世界と現実を同化させようとする。それを悠や他の特別捜査隊のメンバーで阻止し、異世界と現実のどちらの方からも霧を晴らすことに成功する。
その後、足立を逮捕しテレビから現実に戻り普通の学生生活を過ごす。そして転校から一年後、悠が両親の元へ帰っていく。

真実から目を背け仲間とのひと時を過ごす悠http://nizigen-world-observatory.hatenablog.jp/entry/2012/08/29/231919

バッドエンディングでは、真実が霧に隠され事件が解決せずに終わってしまう。アニメではイザナミとの戦いで特別捜査隊のメンバーが地面に飲み込まれ、悠自身も飲み込まれた時すべてを失う恐怖から「真実がわからなくてもみんなと一緒にいたい」と願う悠の心から生み出した偽りの日常の姿として描かれている。

真の犯人であるイザナミにたどり着いた特別捜査隊http://810178.blog.fc2.com/blog-entry-21.html?sp

真のエンディングでは、偽りの日常から目覚めた悠が自分のシャドウと向き合い、再度イザナミの前に立ち新たなペルソナであるイザナギ大神を従え、イザナミを打ち倒し異世界を元の美しい世界に戻す。

『Persona4 the ANIMATION』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):平田志穂子「sky's the limit」(第2話 - 第8話、第10話 - 第12話)

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