ウルトラマンオーブ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウルトラマンオーブ』とは、円谷プロダクション制作で2016年に放送されたウルトラシリーズの特撮テレビドラマ。ウルトラシリーズ50周年記念作品にあたる。主人公の風来坊クレナイ・ガイ/ウルトラマンオーブは旅の途中に魔王獣の復活を感じ取りとある街に立ち寄る。そこで起こる運命の出会いや、戦い、ガイ自身の葛藤を描く。キャッチコピーは「光の力、おかりします!!」「覚醒せよ、光の戦士。」「史上初!!合体から変身!」。

CV:松本健太

ウルトラマンオーブを倒し名を上げるために地球にやってきた宇宙人。
自身が育てた個体のハイパーゼットンデスサイズを工場に隠していた。
真渡子(まどこ)と名乗り女子高生に化け、宇宙人を見たと虚偽の連絡をナオミに入れ拘束。
その後SSPに連絡を入れ、ナオミを解放して欲しければガイ一人で来ることを要求した。
ガイにナオミを救出されてしまった後は、ハイパーゼットンデスサイズを目覚めさせオーブと戦わせる。
ハイパーゼットンデスサイズが敗れたあとはガイと格闘戦を繰り広げるが圧倒され、武器の電磁砲をウルトラマンのカードで跳ね返され敗れる。
最期は、この星に侵略する価値などなく滅びの運命をたどっていることを言い残し絶命する。

悪質宇宙人 メフィラス星人ノストラ

CV:安元洋貴

惑星侵略連合の長であるメフィラス星人。
銀色のマントを身に着けている。高い知能指数を持っており、ドン・ノストラとメンバーから尊敬されている。
ジャグラーからは作戦や考え方が時代遅れだと言われている。予想外の事態が起こると怒りを表にだすことも多い。
ウルトラマンベリアルのカードを持っており、ジャグラーから魔王獣のカードを奪うための切り札としている。
第10話ではオーブを倒す報酬にベリアルのカードを渡すとジャグラーにけしかけオーブとジャグラーを戦わせる。
隙をついてナックル星人ナグスにジャグラーを暗殺させる。
その後、死んだと見せかけていたジャグラーの策にはまりベリアルのカードを奪われナグス共々斬殺される。

幻覚宇宙人 メトロン星人タルデ

CV:外島孝一

惑星侵略連合のメンバーであるメトロン星人。
争いを好まない紳士的な性格である。宇宙ケシの実を混入させる「幻覚タバコ作戦」を立案するが喫煙者の減少のため失敗する。
地球の夕日の美しさに惹かれており、アジトの円盤を隠していた入らずの森が再開発されることを聞くと、環境破壊を行う人間に怒りをあらわにしている。
ナグスとノストラがジャグラーに殺害されて以来、2人を守れなかった自分を悔やみジャグラーに復讐を決意。
両手にシリンダー錠の銃器ラウンドランチャーを装備し、ジャグラーに迫る。
蛇心剣を奪い優勢であったが、ガイとナオミに阻止され失敗。その後、オーブとの戦いに敗北。
最期は、夕日の美しさに感動するもこれから迫る脅威をガイに忠告し爆発する。

暗殺宇宙人 ナックル星人ナグス

CV:岸哲生

惑星侵略連合のメンバーのナックル星人。
好戦的な性格で、宇宙最強を自称している。銃器を使った戦いや、格闘術も得意としている。
入らずの森に迷い込んだSSPをガイの仲間と知ると、空間を歪め森に閉じ込め黒服2人に襲わせるが玉響姫の介入により失敗。
その後、ガイとの戦闘になるが圧倒され撤退。
策略によりジャグラーを暗殺しカードを奪うことに成功したが、これはジャグラーの策略であり後にジャグラーに斬殺される。

暗黒星人 ババルウ星人ババリュー(馬場竜次)

演:中村龍介

惑星侵略連合のメンバーであるババルウ星人。
他の個体と同じく高い変身能力を有するが、あまり戦闘能力は高くない。
メフィラス星人ノストラからオーブと人々の絆を壊すため「ニセウルトラマンオーブ」として出現するが、偶然出現したテレスドンと戦う羽目になってしまう。
この時、子どもを助けたことがきっかけでヒーローに憧れを持つようになる。
人間態となり惑星侵略連合から逃亡していたが、ジェッタに見つかった際に金髪の青年に変身し「馬場竜次(ばばりゅうじ)」と名乗る。ジェッタにはオーブの正体であると勘違いされ共に行動することになる。ジェッタからは尊敬を込めて「馬場先輩」と呼ばれている。
そして、オーブとして子どもたちやジェッタ達と接するうちに優しさに芽生え、子どもたちを守ることを決意。
ジャグラーの送り込んだケルビムに対し、ニセオーブに変身し戦うが圧倒され本来の姿に戻ってしまう。この時、子どもたちに詫びるが子どもたちからの応援により再び戦う。
ケルビムにトドメを刺されそうになったところで本物のオーブに助けられる。
その後は、人間態で清掃員として働く姿をガイに目撃されており、マガタノオロチ復活の前に地球を離れ他の星に避難している。

SSPを取り巻く人々

ナターシャ・ロマノワ

演:プラダ

ガイと親しい仲にあったルサールカの少女。
傷ついたガイを介抱したことをきっかけにガイと親しくなる。
ルサールカに突如現れたマガゼットンとオーブオリジンの戦いに巻き込まれ命を落としたかと思われたが間一髪のところジャグラーに救われる。
ガイはナオミのマトリョーシカの中の写真を見るまでこの事実を知らなかった。
動乱の時代を過ごした後、日本にて夢野家の男性と国際結婚し幸せに暮らす。
その中で、子孫にオーブニカのメロディを伝えている。

玉響姫(たまゆらひめ)

演:モーガン茉愛羅

入らずの森にある古墳に眠る姫君。
太古の霊能力者であり、絶世の美女であったとされる。このため、マガオロチに狙われてしまうがゾフィーと共にマガオロチを封印することに成功する。
入らずの森に彼女は思念体となって存在しており、幽霊がでるという噂にもなっている。
入らずの森に調査に来たSSPと渋川一徹がナックル星人ナグスの罠にはまってしまったときには、手助けをし窮地を救っている。
マガオロチ復活前には巨大な姿としてガイの前に出現。マガオロチ復活後には石碑を壊され消滅してしまうがナオミたちが石碑を復元し圭子が苗を植えた際に再び復活。
ガイの前に現れベリアルとゾフィーのカードを託す。ガイがベリアルのカードをオーブリングに拒絶されスキャンできずにいるところ、彼を守るためマガオロチを足止めするが、マガ迅雷によって消滅させられてしまう。

霧島 ハルカ(きりしま ハルカ)

画像右がハルカ

演:宇野愛海

予知夢によって未来を予言できる特殊能力者。
魔王獣のことを予知夢で見ており、ひそかにブログに公開していた。
このブログを見たナオミがコンタクトを取り出会うことになる。また、予知夢の中でガイがオーブに変身するところを見ており彼の正体を知る数少ない人物。
この予知夢はすべて的中しており、「未来は変えられない」と考えておりこの悲しみをSSPやガイに吐露している。
オーブが敗北する予知夢を見ていたが、「未来は変えられる」というガイの力強い言葉により勇気づけられる。
彼女の助言でオーブは怪獣に勝利。未来は変えられることを知り、自身の能力を前向きに捉え歩みだす。
また、ガイがベリアルのカードを手にすることも予知しておりガイに警告を発する。マガタノオロチ出現前にもガイの元へ現れ予知夢の内容を伝えている。

夢野 圭子(ゆめの けいこ)

kunier92
kunier92
@kunier92

Related Articles関連記事

ウルトラマンを倒した怪獣・宇宙人たち!

ウルトラマンを倒した怪獣・宇宙人たち!

子供たちから憧れを持たれ、圧倒的な国民的ヒーローであるウルトラマン。そんなウルトラマンは、実は結構敗北しています。初代ウルトラマンを倒して、その後、シリーズ最大の敵となるゼットン、4人のウルトラマンを相手にしても勝利してしまうヒッポリト星人など、強力な怪獣・宇宙人が登場します。 歴代のウルトラマンを打ち倒し、視聴者に衝撃を与えた怪獣・宇宙人をまとめました。

Read Article

『ウルトラマンシリーズ』に登場する悲しき運命を背負った怪獣・宇宙人たち

『ウルトラマンシリーズ』に登場する悲しき運命を背負った怪獣・宇宙人たち

『地球の平和を守るために怪獣と戦う』がウルトラマンの一般的な印象だと思うが、作品の中にはそこから大きく逸脱した回が存在する。迫害・いじめをテーマにした回、やむなく怪獣になるしかなかった者、そういった回では怪獣はかわいそうに思えるほど悲痛な最後を迎える。 ジャミラやピグモンなど、悲痛な最後を遂げた怪獣・宇宙人たちを紹介する。

Read Article

ウルトラマン(初代)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマン(初代)のネタバレ解説・考察まとめ

1966年(昭和41年)7月17日~1967年(昭和42年)4月9日の間にTBS系で放送。 『ウルトラマン』とは、劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前。制作は円谷プロダクション。 映像上の題名は「ウルトラマン 空想特撮シリーズ」である。全39話放送された。 ウルトラマンと地球人のハヤタ隊員が一心同体となり、科学特捜隊と共に、怪獣や侵略宇宙人を倒し、地球の平和を守るストーリーである。

Read Article

ウルトラマンティガ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンティガ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1996年(平成8年)9月7日から1997年(平成9年)8月30日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンティガ』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全52話が放送された。 1998年、第29回『星雲賞』映画演劇部門・メディア部門を日本の特撮テレビドラマとして初めて受賞。 「光の巨人」ウルトラマンティガ=マドカ・ダイゴ、GUTSメンバーと、迫りくる「闇」との戦いを描いた作品。

Read Article

ウルトラセブン(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラセブン(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1967年(昭和42年)10月1日から1968年(昭和43年)9月8日の間にTBS系で放送。 『ウルトラセブン』は、劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前。制作は円谷プロダクション。全49話が放映された。 地球侵略を企む的生命体=宇宙人に対して、地球を守るウルトラ警備隊。 そして、警備隊ら地球人と協力をするヒーロー・ウルトラセブンの活躍を描いた物語。

Read Article

帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)のネタバレ解説・考察まとめ

帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)のネタバレ解説・考察まとめ

1971年(昭和46年)4月2日から1972年(昭和47年)3月31日の間にTBS系で放送。 『帰ってきたウルトラマン』の制作は円谷プロダクション。全51話が放映された。 世界各地で地殻変動や異常気象が相次ぎ、眠っていた怪獣が目覚めていく。 その怪獣たちと戦う防衛チーム・MAT(マット)と、共に戦う巨大ヒーロー・ウルトラマンの活躍を描いた物語。

Read Article

ウルトラマンタロウ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンタロウ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1973年(昭和48年)4月6日から1974年(昭和49年)4月5日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンタロウ』の製作はTBS・円谷プロダクション。全53話が放送された。 前作ウルトラマンAの後に地球防衛の任務に就くウルトラマンタロウ。地球では宇宙科学警備隊ZATの東光太郎として活躍しながら、超獣以上の力を持つ怪獣や宇宙人との戦いを描いた物語。

Read Article

ウルトラマンA(エース)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンA(エース)のネタバレ解説・考察まとめ

1972年(昭和47年)4月7日から1973年(昭和48年)3月30日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンA』の制作はTBS・円谷プロダクション。全52話が放送された。 地球を侵略しようと企む新たな敵・異次元人ヤプール。そのヤプールが送り出す怪獣以上の強敵・超獣に対して、超獣攻撃隊・TAC(タック)と、共に戦う巨大ヒーロー・ウルトラマンAの活躍を描いた作品。

Read Article

ウルトラマンガイア(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンガイア(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1998年(平成10年)9月5日から1999年(平成11年)8月28日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンガイア』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全51話が放送された。 高山我夢=ウルトラマンガイア、XIGメンバー、そして、藤宮博也=ウルトラマンアグルが、それぞれの思いを胸に、襲い来る根源的破滅招来体に立ち向かう作品。

Read Article

ウルトラマンレオ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンレオ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1974年(昭和49年)4月12日から1975年(昭和50年)3月28日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンレオ』の製作はTBS・円谷プロダクション。全51話が放送された。 「生きる厳しさと哀しさを鮮烈に謳う」をテーマに掲げ、主人公・おゝとり(おおとり)ゲン=ウルトラマンレオが、強敵や周囲の人々たちとの軋轢により過酷な状況に追い込まれ苦悩しながら成長していく物語。

Read Article

ウルトラQ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラQ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1966年1月2日から7月3日にかけて放映されたTBS系で放送されたテレビ番組。白黒作品。 ウルトラシリーズ第一弾にあたる。円谷プロダクション制作。全28話。 世界のバランスが崩れた「アンバランスゾーン」で巻き起こる怪事件や怪獣出現を描く。 後のシリーズと違い、防衛組織やスーパーヒーローが登場しないことが特徴。 2011年、『総天然色ウルトラQ』と題してカラーライズされた。

Read Article

ウルトラマンコスモス(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンコスモス(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

2001年(平成13年)7月6日から2002年(平成14年)9月27日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンコスモス』の制作は円谷プロダクション。全65話が放送された。 春野ムサシ=ウルトラマンコスモスが、怪獣と人間の共存を願い、むやみに殺傷せず、一方で邪悪な敵には敢然と立ち向かう姿を描いた作品。

Read Article

ウルトラマンジード(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンジード(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンジードとは2017年7月8日から12月23日にテレビ東京系列で毎週土曜日朝9時から放送されたウルトラシリーズの作品のタイトル、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。悪のウルトラマン、ウルトラマンベリアルの遺伝子を持つ主人公朝倉リク/ウルトラマンジードの、運命に立ち向かう戦いの中でかけがえのない仲間との出会い、成長する姿を描く作品。キャッチコピーは「運命―覚悟を決めろ」

Read Article

ウルトラマン80(エイティ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマン80(エイティ)のネタバレ解説・考察まとめ

1980年(昭和55年)4月2日から1981年(昭和56年)3月25日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマン80』の製作はTBS・円谷プロダクション。全50話が放送された。 M78星雲・光の国より地球へやってきたウルトラマン80=矢的猛が、人間の負の感情・マイナスエネルギーが怪獣を生み出すということに気付き、新任教師となり根本を断つ日々と、UGM隊員として活躍する日々を描いた物語。

Read Article

ウルトラマンダイナ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンダイナ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1997年(平成9年)9月6日から1998年(平成10年)8月29日までの間にTBS系で放送。 『ウルトラマンダイナ』の制作は、円谷プロダクション・毎日放送。全51話が放送された。 前作『ウルトラマンティガ』が闇の力を倒し、世界に光を取り戻してから7年後の2017年。アスカ・シン=ウルトラマンダイナ、スーパーGUTSメンバーと、謎の生命体スフィアとの戦いを描いた作品。

Read Article

ウルトラマンブレーザー(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンブレーザー(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウルトラマンブレーザー』とは、光の巨人ウルトラマンへの変身能力を得た防衛隊の隊長が、巨大な怪獣や悪しき宇宙人と戦う様を描いた特撮作品。「コミュニケーション」をテーマとしており、立場の異なる様々な人々の衝突と和解を描いている。 怪獣や地球外生命体の脅威から地球を守る、地球防衛隊GGF。その特殊部隊の隊長であるヒルマ・ゲントは、ある日ウルトラマンブレーザーに変身する力を得る。特殊怪獣対応分遣隊SKaRDに異動することになったゲントは、その勇気とウルトラマンとしての力で人々を守っていく。

Read Article

ウルトラマンZ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンZ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウルトラマンZ』とは、円谷プロダクション制作で2020年に放送された『ウルトラシリーズ』の特撮テレビドラマで、令和ウルトラマンシリーズとしては第2作目にあたる。キャッチフレーズは「ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼット!」。 対怪獣ロボット部隊、ストレイジに所属する主人公のナツカワハルキは、地球にやってきた怪獣との戦いの中で若きウルトラマン、ゼットと運命の出会いを果たす。巨大ロボット『特空機』の戦いと、その裏で暗躍する影に果敢に立ち向かうハルキとゼットの熱血コンビの活躍を描いた作品。

Read Article

ウルトラマンG(グレート)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンG(グレート)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウルトラマンG』とは、円谷プロダクションによる特撮作品。平成に入って初めて作られた『ウルトラシリーズ』で、撮影はオーストラリアで行われた。往年の特撮作品で活躍した俳優を日本語版声優にする一方、映像作品として新しい演出を積極的に取り入れるなど、昭和と平成の『ウルトラシリーズ』をつなぐ作品だとされている。「グレート」と略されることが多い。 邪悪生命体ゴーデスが地球に降り注ぎ、これを討つためにやってきたウルトラマングレートは地球人のジャック・シンドーと融合。2人は力を合わせてゴーデスに立ち向かう。

Read Article

ウルトラマンブレーザーの怪獣・宇宙人まとめ

ウルトラマンブレーザーの怪獣・宇宙人まとめ

人類と地球を脅かす敵と戦う防衛隊と、それを助ける光の巨人の活躍を描く『ウルトラマンブレーザー』には、姿も能力も異なる怪獣や宇宙人が毎回登場する。巨大な怪獣が暴れ回る様は、日本でもっとも有名な特撮作品である『ウルトラマン』シリーズの見せ場であり、その圧倒的なスケール感で長年ファンを魅了し続けてきた。 ここでは、時に凶悪な暴威を振り撒き、時に邪悪な侵略の魔手を伸ばし、時には友好的に接しようとしながらも擦れ違いから悲劇を生む『ウルトラマンブレーザー』の怪獣と宇宙人を紹介する。

Read Article

大人向けウルトラマン?ウルトラセブンの印象的なエピソード集

大人向けウルトラマン?ウルトラセブンの印象的なエピソード集

モロボシ・ダンの名を借りて僕らの幸せを守るウルトラセブン。 この深紅のヒーローは当時の子供たちは勿論、現代の大人までも魅了している。 何故子供たちだけでなく大人たちの心までも掴むのか。 それはただ単にかっこいいだけでなく、深い問題提起に富んだエピソードが多いからである。 本記事ではウルトラセブンの印象的なエピソードたちを紹介する。

Read Article

シン・ウルトラマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

シン・ウルトラマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『シン・ウルトラマン』とは、脚本・庵野秀明、監督・樋口真嗣による、人類のために戦う異星人ウルトラマンと、その周囲の人々の活躍を描いた映画作品。日本を代表するクリエイターによる伝説的な特撮作品のリブートということで、公開前から大きな話題となった。 突如日本に出現し始めた巨大生物、禍威獣。その脅威に対抗するため結成された禍特隊の前に、銀色の巨人が現れる。ウルトラマンと名付けられたその巨人は禍威獣から人々を守るように振る舞い、禍特隊がその謎を追う一方、地球にはかつてない危機が迫っていた。

Read Article

ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ(ジェネスタ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ(ジェネスタ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ』とは、日本の特撮作品。『ウルトラマンギンガ』から『ウルトラマンブレーザー』に登場したウルトラマンの活躍を描いている。キャッチコピーは「新時代は新たな次元へ━。掴め!未来からのメッセージ!」、「燃やせ!ULTRA PRIDE!」。 ウルトラマンたちの暮らす光の国のシステムに何者かが侵入し、過去のデータが失われる。ギンガたち若い世代のウルトラマンが自分たちの戦いを振り返って記憶を回収する一方、彼らと共に戦った人間たちも過去の記録の検証を始めていた。

Read Article

プロレスの星 アステカイザー(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

プロレスの星 アステカイザー(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『プロレスの星 アステカイザー』とは、1976年(昭和51年)10月から1977年(昭和52年)3月まで全26話が放送されていた永井豪・石川賢原作、円谷プロダクション制作による特撮ドラマである。プロレスを含む全格闘技界を征服しようとする格闘軍団ブラック・ミストと戦うアステカイザーの活躍を描いている。戦闘シーンでは、実写からからセル画のアニメーションに代わる通称「ドラマメーション」が用いられていた。実写では表現が難しい戦闘シーンが表現可能となり、特撮番組の新たな世界が展開されていた。

Read Article

ウルトラマンデッカー(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンデッカー(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウルトラマンデッカー』とは、2022年に放送された円谷プロダクション制作の特撮ドラマ作品。主人公アスミ・カナタは、突宇宙より飛来した謎の物体スフィアから地球を守るため、対スフィア部隊GUTS-SELECTの一員として、そしてウルトラマンデッカーとして仲間たちと日常を守る戦いへと身を投じていく。今作は2022年に放送開始25周年を迎えた『ウルトラマンダイナ』とも関わりが深い作品。キャッチコピーは「輝け、弾けろ、飛び出せ、デッカー!!」「やるしかねぇ!今、やるしかねぇんだ!」。

Read Article

セブンガーファイト(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

セブンガーファイト(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『セブンガーファイト』とは円谷プロの作品見放題サブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」の中で配信された『ウルトラマンZ』のスピンオフ作品である。対怪獣特殊空挺機、通称「特空機1号セブンガー」によるテレビ本編では描かれなかった裏側の戦いにフォーカスを当てている。ハルキ操縦のセブンガーにヨウコ、ユカ、ヘビクラが怪獣分析や戦術指示をしながらウルトラマンZが参戦していないストレイジ本来の任務を赤裸々に描いている。

Read Article

電光超人グリッドマン(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

電光超人グリッドマン(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『電光超人グリッドマン』とは、円谷プロダクション創立30周年記念の特撮作品。中学生の少年少女がヒーローと共に電脳世界で暗躍する魔王に立ち向かう姿を描く。インターネットを題材にした斬新な作風で知られ、後に『SSSS.GRIDMAN』などのアニメ作品でシリーズ化されていった。 中学生の翔直人、馬場一平、井上ゆかは、ある日街中で異常現象に襲われ、謎のヒーロー「グリッドマン」に救われる。異常現象の原因が次元犯罪者カーンデジファーにあることを知った直人たちは、グリッドマンと共に街を守ることを決意する。

Read Article

ウルトラマンネクサス(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンネクサス(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウルトラマンネクサス』とは、円谷プロダクション制作で2004年から2005年にかけて放送された特撮テレビドラマ。新たなウルトラマン像を目指す新プロジェクト「ULTRA N PROJECT」の先駆けであり、シリアスなストーリーや対象年齢の引き上げなど、従来のウルトラマンから大きな変化が話題となった。ストーリーは人を襲うスペースビーストと、ウルトラマンネクサスの戦いを描く。また主人公である孤門一輝の成長と、彼を中心とする人間関係も大きな話題を呼んだ。

Read Article

シン・ウルトラマンの禍威獣まとめ

シン・ウルトラマンの禍威獣まとめ

禍威獣(かいじゅう)とは、『シン・ウルトラマン』に登場する敵性大型生物。ある時を境に日本各地に出現するようになり、多大な被害を生み出した。その姿は爬虫類のようなものから鳥に似たもの、巨大な植物まで多種多様。既存の生態系から完全に独立した生物であり、放射性物質を食べたり破壊光線を発したりと個々が地球の常識では考えられない能力を秘めている。 その正体は、外星人こと地球外の知的生命体が、人類発祥以前に後に日本となる土地に不法投棄していった生物兵器。日本にしか出現しないのもこれが理由である。

Read Article

目次 - Contents