シン/岡崎真一(NANA)の徹底解説・考察まとめ

シン/岡崎真一(おかざき しんいち)とは、矢沢あいの大人気漫画『NANA』の登場人物で主人公 大崎ナナがボーカルを務めるバンド「BLACK STONES(ブラックストーンズ)通称:『ブラスト』」のベースを担当。仲間からは「シン」、「シンちゃん」という愛称で呼ばれている。親に見放されているシンは愛情を知らずに育ち、未成年にして喫煙、飲酒、売春を行っているがレイラや仲間との出会いにより、愛について悩み、揺れ動きながら成長していく。

左からヤス、ナナ、ノブ、シン

ナナと寺島伸夫(てらしまのぶお)、通称「ノブ」が再度バンド結成を目指す事を知ったハチは自身のアルバイト先である、ヴィンテージショップ「SABRINA(サブリナ)」の窓ガラスにドラムとベースを募集する貼り紙をした。そこに「表の貼り紙見たんですけど」とシンが現れ、ハチはそのシンの美貌に鼻血を出す。ナナとハチが住む707号室にて早速ナナとノブとの顔合わせが始まる。ナナは履歴書を見るやいなや「こんな紙切れ一枚で何が分かるっつーんだよ。とりあえず、実力とやる気を見せてくんないかなぁ」と吸っていたタバコで履歴書を燃やす姿にシンは「かっこいー♡」とバンドメンバーに入れてもらえるよう懇願。早速、スタジオで「ピストルズ」の「セブンティーン」を弾き合わせるが、ナナの歌が何かに驚いたように途中で止まる。

「尊敬(リスペクト)しているギタリストは?」というナナの問いに、「本城蓮!」と笑顔で答えるシンに、ナナもノブも少し悲しく儚げな表情でうつむく。

奈々とシンがレンの事で盛り上がり、「レンはギターだけでなく、ピストルズのアルバムでもベースで参加していて、めちゃくちゃカッコイイ!」とウキウキしながら話すシンのアレンジはレンのコピーそのものだった。
「原曲通りじゃないと合わせにくいですよね、すいません!」というシンに対し、「あんたのベースは歌いやすいよ。うちのバンドに入ってくれる?」と言うナナ。
ただ、やるからにはひとつ条件があると言い、「レンを越えてね」と真っすぐシンを見つめ言い放った。シンもやる気満々で「もちろんそのつもりです!」とワクワクした表情で答え硬い握手を交わした。

こうしてブラストと出会い、ベーシストとしての加入が決定したのである。

シンの非行問題

親に見放されているシンはブラストと出会う前に家出をし「柏木凌子」という、トラネスのボーカル・レイラに似たスチュワーデスの女に拾われる。凌子は自分が調教した美少年の売春サイトの管理も行っており、タバコやお酒など悪い事全てをシンに教えた。凌子との関係はもちろん年上女性からお金をもらい売春をして生計を立てていた。

また売春問題では度々主人公ナナとも口論している。
ナナからシンへの見方は、女に貢がせてギターを買ったりしているシンに対し、楽して金儲けするな!遊んでる暇があるなら練習しろ!と姉御肌的意見だ。
逆にシンからすると、生計を立てる為、拾ってくれた凌子への恩義の為、我慢してそれ相当の奉仕をして稼いでいるお金だが、ナナはボーカルとして禁煙も続かないし、服も恋人レンやファンの美里の貢ぎ物で甘えてるだけだと反論をしてしまう。

レイラとの出会い

レイラとの初対面はトラネスのツアーの打ち上げだ。レイラはシンを見るやいなや、「うっわーきれーな男の子!」と驚いた。冗談交じりで「お姉さんと遊んで♡」と言うレイラに「いいけど高いですよ僕。フルコース10万」とシンも冗談交じりでレイラに名刺を渡した。これがレイラとの出会いだ。

後日、芸能界や人間関係に疲れたレイラはシンに連絡をし無言で10万円を渡したのである。シンは驚きを隠せず、「本気ですか…?これ…」と言い、一晩を共にした。その際、シンは愛用しているヴィヴィアンのオーブネックレスライターを忘れたのである。翌日、シンはノブの部屋でハチに思いを寄せるノブの恋愛相談を聞いている最中、レイラから着信がある。シンはノブの勝負スーツを勝手に着て、ライターを取りに出て行った。レイラは玄関を開けるやいなや、ライターを見せつけ「わざと忘れたでしょー上がってー」と一人寂しいレイラはシンが来たことに嬉し気だ。但し、シンは「レイラさん前払い」と言ってお金を請求したのだ。レイラは「そーゆーつもりで言ったんじゃない」と否定したがシンは「なら用はないので帰ります。ライターもいらない」と帰ろうとした。レイラは急いで追いかけ必死に謝った。
シンは現金で10万もくれた人なんて居ないことから、悪女演技には初め騙されたが、ベッドに入った際のレイラの態度で男慣れしていないと見破っていたのだ。「あの程度で10万は気が引けるからもう一晩相手します。気が向いたときに呼んで下さい。」と言うシンにレイラは終始気恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「Good night REIRA,sweet dreams. 」と言ってエレベーターが閉まり、レイラはもう1度会えることに少し嬉し気に微笑んだが、シンは売春をしている自分自身に少し悲し気な表情でエレベーターを後にしたのである。

後日、ブラストの都内ライブ3度目の帰宅途中のタクシーの中で再度レイラから着信がある。部屋では一緒に泡風呂を楽しんだ。シンが帰ろうとすると、レイラはお金を渡そうとするが、シンは前回貰いすぎた時の埋め合わせだと言い拒否をする。レイラは「この分はまた埋め合わせにきてくれればいーよ」とすがるような目でシンを見た。シンもまた切なく、悲しそうな表情で無言でお金を受け取り、走り去ったのである。

それから二人は頻繁に会うようになっていったのだ。とある夜の二人の会話では、シンは楽しくバンドが出来たらいいのだが、プロデビューに向けて禁煙や練習、事務所の言いなりになっている状況にうんざりしていた。またレイラもミリオンセラーへのプレッシャーやラブソングの作詞が書けない悩みを抱えていたが、「お金貰ってるんだから頑張れ!」とシンの励ましにより何とかラブソングを書きあげたのである。歌詞中の「赤い糸」というフレーズについて、レイラは「運命論なんて興味がない」と語り、「繋いだ手」については、「信頼関係で結ばれるもの」だと語り、寂しい思いをしてきたシンも「良い歌だね」と微笑んだである。

運命の赤い糸

シンとレイラはメンバーにバレないようメールや密会を重ねていった。ブラストとトラネスが生放送の歌番組に出演する事が決まり、駐車場のワーゲンの中でも密会が行われた。スモークガラスで周りからは何も見えない為、シンは「偽らずに目を見て話すでもいいし、レイラのしたい事をしよう」と提案するが、レイラは逆に「シンのしたい事させてほしい」と懇願する。「あたしはもうお客さんじゃないよ?」とうつむくレイラにシンは「思春期の少年のしたい事なんて今までと大して変わらないよ」と困惑する。レイラは「してあげるのとしてもらうのは意味が違うよ」と言い、静かにシンに覆いかぶさった。裸で抱き合う二人はふと誕生日の話になり、レイラは翌週誕生日を迎えると8つも年上になると不満気だが、シンも来週誕生日だから7つしか変わらないと言う。誕生日も星座も全く同じ事に二人とも驚きを隠せなかった。レイラは運命論なんて信じないと言っていたが、「赤い糸だ」と小指を立て信じたのだ。こうしてレイラとシンは少しずつ愛に気づき始めるのだ。

レイラとの破局への道

事務所関係者を交え、鎌倉の別荘地でレイラとシンの合同誕生日パーティーが行われた。シンがトイレから出てくると、事務所関係者の対応などに追われるタクミがトイレの横で座り込んでいた。レイラとシンの事に薄々感づいていたタクミはトラネスのリーダーとしてシンに釘を刺す為かまをかけたのだ。「火貸してー♡」とシンに愛用ライターを借り、「このライターレイラにも貸してただろ」と一言。シンは「1点ものじゃないから偶然だ」とはぐらかすが「シリアルナンバーが同じだ」というタクミの言葉にシンは返す言葉がなくなってしまった。事務所は19歳として年齢詐称して世間に発表しているが、タクミは実際シンが16歳という年齢や売春していた事が本当で世間にバレたら、とばっちりでレイラの人生も終わることを心配していた。「せめて18になるまで我慢しろ。愛があるなら出直してくれ」とシンに釘を刺したのである。ショックを隠せなかったシンは関係者がいる中レイラと通りすがっても無視してしまうが、会いたいという欲望にも勝てず、後にレイラと約束していた部屋に足を運んでしまう。シンは「このまま一緒にいたらレイラさんの為に良くないのも分かってるのに手放せない僕はレイラさんを愛してないってことになるのかなぁ」と苦悩するのだ。レイラはシンを「救世主」だと伝えるが、シンはレイラを犯罪者にし、家出した際に拾われた変質的な美少年マニアの凌子に調教された通りの事をしただけだと訴える。「お金をもらってした事、言った事を全て忘れてほしいよ。もう1度出直せたら誰よりもレイラさんを大切にするのに」と嘆くシンをレイラは優しく抱きしめたのだ。

そんな中レンとレイラが里帰りした時、レイラを防波堤に引き上げる写真を週刊サーチに撮られてしまったのだ。写真はタクミが揉み消したが、レイラはマネージャーや関係者に多大な迷惑をかけた事、自分の立場をわきまえていなかった事に深く反省をした。歌う事が生きがいで色んな事を犠牲にしてきたトラネスを自分の不始末で潰してはいけない、シンもブラストとして今が頑張り時という事を伝え、お互いの為に今は会わないほうがいいと提案したのだ。好きな気持ちは変わらない為、「電話もメールもするよ!そのうちまた会えるようになるよ!」と言うレイラに、シンは自分の役目はレイラの寂しさを埋めることで会えずに余計寂しい思いをさせるなら意味がなく、レイラはもっと相応しい恋人を見つけ、僕たちの事はなかった事にした方がいいと伝えその場を去った。レイラは茫然と立ち尽くし、シンとの思い出が蘇り泣き崩れた。こうして二人は破局を迎えたのである。

麻薬所持でシン逮捕

レイラとの破局後、シンはまた仕事への遅刻、非行生活に逆戻りしたのだ。とある日、シンは仕事帰り事務所の杉村が運転する車の中で「ずっと待ってます」とレイラからのメールに目を向けるが、実家と一緒のマンションの違うフロアに住んでいる凌子の家に行った。その途中、実兄に遭遇してしまい、シンの部屋は父が図書室にしてしまい無い事を告げられ落胆する。
翌日、仕事に来ないシンをメンバーや関係者が心配したところ、シンは大麻使用所持で凌子の家で凌子と共に逮捕されたことが判明。警察が狙っていたのは、美少年の売春斡旋サイトを運営や薬物を密輸していた凌子だったのだが、その場に居合わせたシンも薬物所持の現行犯で逮捕された。
留置場では月を見ながら途方に暮れるシンの姿があった。

家出をした際に世話をしてくれた凌子は、シンを調教し、タバコやお酒など、悪い事を全て教えた。彼は被害者でもあるのだが、麻薬を所持していた為に逮捕は免れなかった。
事件が起こったのはブラストの全国公演初日。この事件の影響で、結局ブラストは全国公演をキャンセルすることとなった。
未成年で初犯ということで保護観察処分で済んだものの、買春していたことが報道され、ブラストは活動休止に追い込まれてしまった。

シンの復帰

シンが出所後ナナに発した言葉

シンは逮捕されたが保護観察処分で済んだ。メンバーはシンの出所祝いの用意をしていたが、シンはメンバーの居る寮に戻るやいなや、皆に合わせる顔がなく部屋に引きこもってしまったのだ。ノブとブラストのリーダー高木泰士、通称「ヤス」が声をかけに行くがシンは出てこない。ヤスはドアを蹴飛ばし、シンのせいで事務所がどれだけ借金を背負ったか、シンには閉じこもっていじけてるヒマなんて一秒もない事を諭す。そして、「まず最初にやるべき事はなんだ?」とシンに問うと「みんなに謝らなきゃ…」とゆっくりドアを開け、ヤスとノブの顔を見るやいなや涙ぐみながら「ごめんなさい…」と謝罪した。ナナにも謝罪をした。ナナはグズグズ泣いているシンにイラつき、シンがクールぶって何事にも立ち向かわないのは逆境で戦える根性がないからだと伝え、この先、一緒に戦って行く覚悟があるのか問う。シンは出会った時に交わした約束を守る覚悟はあると「今度こそ本気で頑張ってレンを越えてみせる」と決意し、二人は出会った時と同じく再度握手を交わしたのである。

後日、シンは寮のリビングに居た。ノブもヤスも同じ寮の女とイチャイチャし、自分があぶれている事にふてくされていたところ凌子の事をふと思い出し凌子に「さようならメール」を送ろうとしたのだ。だが、考えた末凌子ではなくレイラに「順一郎になれたら迎えに行きます」とメールを送信した。ちなみに、順一郎とはメンバーが好きな『隣りの奥さん』という小説の登場人物の事である。

レンの死

大ファンであるレンがレイラを迎えに行く途中の雪道で事故死した。シンは病院で大号泣していた。レンの遺体が運ばれ、レイラとも破局ぶりの再開だ。棺桶の前で泣きじゃくるレイラをシンは遠目に見ていた。憔悴しきったレンの恋人ナナがヤスに抱えられ到着した。レイラはナナを見るやいなや、泣きながら私のせいなの近づいてきたが、シンが手を引っ張りレイラを連れ出した。レンがレイラを迎えに行こうとして死んだ事をナナが知ったらどう思うか、人の気持ちをもう少し考えてとレイラを叱責した。

シンのその後

レンの死後、ナナが行方不明となりブラストはナナの捜索を続けていた。その未来のシーンではシンは俳優として活躍しているのである。

シン/岡崎真一の関連人物・キャラクター

シンの父

コミックでは数回しか登場しない。画像はブラストのCDデビューに向けて芸能事務所との仮契約の際、シンが未成年である事からヤスと事務所のプロデューサー川田、通称「たぬき」がシンに代わって承認をもらいに来た時のものだ。川田が具体的な説明している中でも、仕事が忙しいから早くしてくれと興味がない。そんな父親にヤスが「たとえ血が繋がっていなくても、15年間育てて来た子供に少しは親愛の情が湧きませんか。」という問いに対して、「残念ですが、私は慎一に愛情を持てたことはありません。ただの一度も。努力はしたんですけどね」と言ったのである。

シンの兄

goro
goro
@goro

Related Articles関連記事

NANA(ナナ)のネタバレ解説・考察まとめ

NANA(ナナ)のネタバレ解説・考察まとめ

『NANA』とは矢沢あいによる音楽と恋愛を描いた長編漫画。実写映画化、アニメ化もされた人気作。1999年から『Cookie』にて連載、2009年8月号から作者急病のため休載している。大雪で足止めされた新幹線の中で、同じ名前で同い年の2人が偶然隣り合わせる。それぞれ目的を抱え東京へ向かっていた2人だったが、ひょんなことから同居することになるのだった。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナのふたりを中心に、喜びや悲しみ、挫折と成功を繰り返す「夢の実現」と「現実の厳しさ」を感じさせる作品である。

Read Article

NANA(ナナ)の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

NANA(ナナ)の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『NANA』(ナナ)とは、 矢沢あい原作の少女漫画及び原作を基にする関連作品群である。主人公のナナと奈々(なな)が偶然出会い、ひょんなことから同居生活を始める。そしてナナが所属するバンド・ブラストやそのライバルであるトラネスのメンバーなどを交えて、様々な恋愛が描かれている。奈々はノブとタクミの間で気持ちが揺れてどちらの子か分からずに妊娠したり、ナナは喧嘩のあとに夫のレンを亡くしてしまうなど、重たいシーンも多く登場する。

Read Article

NANA(ナナ)のあらすじ・ストーリーまとめ

NANA(ナナ)のあらすじ・ストーリーまとめ

『NANA』とは矢沢あいによる長編漫画。音楽と恋愛をテーマにしており、実写映画やアニメ化もされた人気作だ。『Cookie』にて連載されていたが、2009年8月号から作者急病のため休載している。大雪で足止めされた新幹線の中で出会った小松奈々と大崎ナナ。それぞれ目的を抱え東京へ向かっていた2人だったが、ひょんなことから同居することになる。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナの2人を中心に、夢の実現と現実の厳しさや、同性・異性間の友情が描かれている名作。

Read Article

NANA(ナナ)の登場人物・キャラクターまとめ

NANA(ナナ)の登場人物・キャラクターまとめ

『NANA』とは矢沢あいによる漫画作品、およびアニメ作品。夢を追いかける大崎ナナと恋愛体質の小松奈々、同じ名前を持つ2人の少女をはじめ、男女ともに魅力的なキャラクターが多数登場する。ここではメインキャラクターだけでなく、作品にちょっとだけ登場するキャラクターの情報も掲載。各キャラクターのプロフィールや名エピソードを、画像を交えて紹介していく。

Read Article

NANA(ナナ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

NANA(ナナ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『NANA』とは矢沢あいによる音楽と恋愛を描いた長編漫画で、実写映画化、アニメ化もされた人気作だ。最初は2話のみの読み切りとして描かれていたが、「連載して欲しい」という要望が多数あったため連載がスタートした作品。1999年から『Cookie』にて連載、2009年8月号から作者急病のため休載している。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナのふたりを中心に、喜びや悲しみ、挫折と成功を繰り返す「夢の実現」と「現実の厳しさ」を感じさせる作品である。

Read Article

NANA(ナナ)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

NANA(ナナ)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『NANA』とは、矢沢あいによる少女漫画及びそれを原作としたアニメ・実写映画。この記事では、『NANA』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画の主題歌・挿入歌を紹介する。アニメの主題歌は土屋アンナが歌唱を担当したことでも話題となった。実写映画の主題歌についても、日本レコード大賞特別賞を獲得するなど高い評価を受けている。

Read Article

レン/本城蓮(NANA)の徹底解説・考察まとめ

レン/本城蓮(NANA)の徹底解説・考察まとめ

本城蓮(ほんじょうれん)とは、矢沢あい作の漫画『NANA』の主人公である大崎ナナの婚約者。人気バンド「TRAPNEST」のギター、作曲担当。港町の倉庫街に捨てられていた。地元では「BlackStones」のベースを担当し、ナナと同棲。「TRAPNEST」に誘われたことにより上京し、ナナと別れる。2年後にナナの上京により、再会。再び付き合うこととなり婚約する。薬物依存症。ナナの20歳の誕生日の前日、車の自損事故で死亡している。

Read Article

タクミ/一ノ瀬巧(NANA)の徹底解説・考察まとめ

タクミ/一ノ瀬巧(NANA)の徹底解説・考察まとめ

一ノ瀬巧(いちのせたくみ)は矢沢あいの漫画『NANA』の登場人物。人気バンドTRAPNEST(トラップネスト/トラネス)のリーダーであり、ベースを担当している。理性的に物事を考え、頭の回転が早く常に冷静である。愛称はタクミ。 同じトラネスのレイラは幼馴染で特別な絆があり、レイラを守るナイトのような一面もある。 恋愛に関しては自由奔放で、一度に何人とも関係を持ち安定はしていなかったが、小松菜奈と出会いのちに結婚する。

Read Article

ハチ/一ノ瀬奈々(NANA)の徹底解説・考察まとめ

ハチ/一ノ瀬奈々(NANA)の徹底解説・考察まとめ

一ノ瀬奈々(いちのせなな)とは、矢沢あい原作の『NANA』に登場するキャラクターである。愛称はハチ。 恋愛体質で夢見がちな性格。情に流されやすく、涙もろい。 ナナとは同居人の仲でBLACK STONES(ブラックストーンズ/ブラスト)のことを一番応援している。 ブラストやTRAPNEST(トラップネスト/トラネス)のメンバーからとても可愛がられており、奈々自身も仲間想い。 涙もろく愛嬌があり、周りのことを心配している仲間想いな性格の寺島伸夫(てらしまのぶお)とは相性が合う。

Read Article

芹澤レイラ(NANA)の徹底解説・考察まとめ

芹澤レイラ(NANA)の徹底解説・考察まとめ

芹澤レイラ(せりざわレイラ)とは、人気漫画『NANA』の登場人物であり、作中に登場する人気バンド「TRAPNEST(トラップネスト)」、通称「トラネス」のボーカリストである。日本とアメリカのハーフであり幼い頃からその美貌と、ボーカリストとしての才能に注目されていた。同級生から差別を受けいじめられた過去を持つ。幼馴染であり、後にトラネスのベーシストとして共に活動していくタクミからバンドのボーカルとして誘われ、徐々に自分らしい生き方を見出していく。

Read Article

都築舞/上原美里(NANA)の徹底解説・考察まとめ

都築舞/上原美里(NANA)の徹底解説・考察まとめ

都築舞(つづきまい)/上原美里(うえはらみさと)は、矢沢あい作の漫画『NANA』に登場するキャラクターである。作中に登場するバンド「BLACK STONES」のお世話係として四海コーポレーションに勤務している。中学時代から「BLACK STONES」の熱狂的なファンであり、「BLACK STONES」が東京でライブをするたびに上京するほどだ。本名は都築舞であり、ナナの母親が再婚相手との間にできた子である「上原美里」という名前を名乗っていた。

Read Article

ヤス/高木泰士(NANA)の徹底解説・考察まとめ

ヤス/高木泰士(NANA)の徹底解説・考察まとめ

ヤス/高木泰士(たかぎ やすし)とは矢沢あい作の漫画『NANA』に出てくる登場人物。 バンドのBLACK STONESではリーダーであり、ドラム担当。ナナの保護者代わりを担っている。メンバー内からは時たまやっさんと呼ばれている。スキンヘッドにサングラスという強面な風貌とは裏腹に、いつも心穏やかで周りのことを常に見守り、冷静に物事を判断できる性格。それもあってか周りからの信頼も厚く、頼りにされている。

Read Article

篠田美雨(NANA)の徹底解説・考察まとめ

篠田美雨(NANA)の徹底解説・考察まとめ

篠田美雨(しのだ みう)とは、矢沢あいの大人気漫画『NANA』の登場人物。職業は売れない女優で、物事を冷静且つ客観視出来るしっかり者の大人な女性。周囲からは名前の美雨をもじった「ミュー」と呼ばれている。恋愛経験が少なく、孤独からリストカットを繰り返したり、過呼吸の症状を持っていたりする。後に主人公 大崎ナナがボーカルを務めるバンド「BLACK STONES(ブラックストーンズ/ブラスト)」のリーダー兼ドラム担当であるヤスと付き合う。

Read Article

ノブ/寺島伸夫(NANA)の徹底解説・考察まとめ

ノブ/寺島伸夫(NANA)の徹底解説・考察まとめ

寺島伸夫(てらしまのぶお)とは、矢沢あい原作の『NANA』に登場するキャラクターである。 寺島旅館の跡取り息子であり、BLACK STONES(ブラックストーンズ / ブラスト)のギタリスト。作曲担当でもある。 涙もろく愛嬌があり、周りのことを心配している仲間想いな性格。愛称はノブ。 身長が低いことがコンプレックス。 パンクでやんちゃな見た目だがそれに反して真面目で実直。 人懐っこく騒がしい性格で小松奈々(こまつなな / 奈々)とは相性が合う。

Read Article

大崎ナナ(NANA)の徹底解説・考察まとめ

大崎ナナ(NANA)の徹底解説・考察まとめ

大崎ナナ(おおさきなな)とは、矢沢あい原作の『NANA』に登場するキャラクターである。 BLACK STONES(ブラックストーンズ / ブラスト)のボーカル。二の腕に蓮のタトゥーが入っている。TRAPNESTの本城蓮(ほんじょうれん / レン)とは恋人同士。 レンの影響を受けており、ファッションやしゃべり方、癖などよく似ている。 幼少期に母に捨てられており、育ての親である祖母も亡くなってしまい天涯孤独。 友人や恋人など、自分と近い存在の人との関係性に悩み傷つきやすい性格。

Read Article

川村幸子(NANA)の徹底解説・考察まとめ

川村幸子(NANA)の徹底解説・考察まとめ

川村幸子とは、矢沢あい原作の『NANA』に登場するキャラクターである。愛称は幸子。頑張り屋さんで、自分自身のやりたいことに向かってひたむきに努力するタイプ。周りからの評判もよい優等生だが、ときおり不思議ちゃんになることもあり、周りからギャップがあると言われるが本人に自覚はない。遠藤章司とは大学の同級生であり、同じバイト先のバイト仲間。基本は恋人一筋な性格。そんな章司に恋人がいることが分かっても諦めきれず、彼の心を捉えたことで浮気相手から彼女になった。

Read Article

遠藤章司(NANA)の徹底解説・考察まとめ

遠藤章司(NANA)の徹底解説・考察まとめ

遠藤章司(えんどうしょうじ)とは、矢沢あい作の漫画『NANA』に登場する男性キャラクターで、『NANA』の主人公の1人、小松奈々(こまつなな)の元恋人である。地元の専門学校を卒業後、1年浪人し東京の美大に合格した。奈々の上京後、奈々のわがままに疲れていた章司はアルバイト先で出会った川村幸子(かわむらさちこ)と二股をかけた末、幸子を選びそのまま奈々と破局。その後は、幸子と同棲を始めたり、誕生日に花束を渡したりと幸子のことをすごく大切にしている。

Read Article

香坂百合/松本朝海(NANA)の徹底解説・考察まとめ

香坂百合/松本朝海(NANA)の徹底解説・考察まとめ

香坂百合(こうさかゆり)/松本朝海(まつもとあさみ)とは、矢沢あいの大人気漫画『NANA』の登場人物。職業は売れっ子AV女優。香坂百合は芸名で本名は松本朝海。主人公の大崎ナナがボーカルを務めるバンド・BLACK STONES(ブラックストーンズ/ブラスト)も所属している芸能事務所「四海コーポレーション(通称:四海)」の寮に住んでいる。ここでブラストのギタリスト寺島伸夫(てらしま のぶお)と出会い、特技の色仕掛けから交際に発展する。恋愛と仕事の狭間で思い悩む様子が描かれている。

Read Article

結城詩音(NANA)の徹底解説・考察まとめ

結城詩音(NANA)の徹底解説・考察まとめ

結城詩音(ゆうきしおん)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するバンド・BLACK STONES(ブラスト)のファン。インディーズ時代から追いかけており、特にドラム担当の高木泰士(たかぎやすし)を愛しているため、ブラストファンというよりもヤスのファンである。ブラストのファンクラブ会長を務めている。

Read Article

一ノ瀬皐(NANA)の徹底解説・考察まとめ

一ノ瀬皐(NANA)の徹底解説・考察まとめ

一ノ瀬皐(いちのせさつき)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場する主人公・一ノ瀬奈々(いちのせなな)と一ノ瀬巧(いちのせたくみ)の娘。奈々と巧の長男である蓮(れん)のことを「お兄ちゃん」と呼んでいるため、第二子として描かれている。父親である巧と同じ黒髪で眉毛がそっくりであるが、性格は母親に似ている。

Read Article

早乙女淳子(NANA)の徹底解説・考察まとめ

早乙女淳子(NANA)の徹底解説・考察まとめ

早乙女淳子(さおとめじゅんこ)とは、矢沢あいの大人気漫画『NANA』の登場人物。主人公 小松奈々(こまつなな)の親友。実家は農家を営んでいる。元ヤンの為、物怖じしない性格でしっかり者。愛称は「淳子」や「淳ちゃん」。ピンチになる度に泣きついてくる奈々を時には母親のように叱り、時には愛のムチで突き放したりする姉御肌気質の大人な女性。上京し美大に通いながら油彩を勉強している。地元の専門学校時代に高倉京助(たかくら きょうすけ)に出会い、飲み会で意気投合し恋人となり都内で同棲している。

Read Article

ナオキ/藤枝直樹(NANA)の徹底解説・考察まとめ

ナオキ/藤枝直樹(NANA)の徹底解説・考察まとめ

ナオキ/藤枝直樹(ふじえだなおき)は矢沢あい作の漫画『NANA』に登場する人気バンド「TRAPNEST」のドラム担当。中学時代からバンドをはじめ、高校時代に「TRAPNEST」に加入。高校卒業後に上京しメジャーデビュー。目立ちたがり屋で中学時代から金髪にしている。ムードメーカーであり、天然な発言や行動も多く、バンドメンバーによくつっこまれている。周りでは多くの事件が起こるが能天気に過ごしていることが多い。未来のシーンではイギリスに住んでおり、いなくなったナナを探している。

Read Article

高倉京助(NANA)の徹底解説・考察まとめ

高倉京助(NANA)の徹底解説・考察まとめ

高倉京助(たかくらきょうすけ)とは、矢沢あい作の漫画『NANA』に登場する男性キャラクターである。『NANA』の主人公の1人、小松奈々(こまつなな)の友人で、奈々の親友である早乙女淳子(さおとめじゅんこ)の恋人である。淳子と共に東京の美術大学へと通い、淳子と大学の友人とともに画廊を借りて個展を開いている。専攻は油絵。淳子と同様、大人びているため奈々からは「熟年カップル」と呼ばれている。コミックスの未来のシーンでは淳子と結婚していると思われる場面が描かれている。

Read Article

蓮(NANA)の徹底解説・考察まとめ

蓮(NANA)の徹底解説・考察まとめ

蓮(れん)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場する主人公・一ノ瀬奈々(いちのせなな)と一ノ瀬巧(いちのせたくみ)/タクミの息子。奈々がタクミとノブの間で揺れている時に妊娠した子であり、誰の子かは明確にされていない。皐(さつき)という妹がおり、未来のシーンでは皐は奈々と日本で、蓮はタクミとイギリスでそれぞれ暮らしている。

Read Article

上原美里(NANA)の徹底解説・考察まとめ

上原美里(NANA)の徹底解説・考察まとめ

上原美里(うえはらみさと)とは、矢沢あい原作の『NANA』に登場するキャラクターである。 NANAの主人公の一人である大崎ナナ(おおさきなな)とは異父姉妹。 実家は大阪でお好み焼きを営んでおり、美里自身も関西弁を話す。 知らずのうちにナナがボーカルを務めるバンド、BLACK STONES(ブラックストーンズ / ブラスト)のファンになり、急接近することとなる。

Read Article

柏木凌子(NANA)の徹底解説・考察まとめ

柏木凌子(NANA)の徹底解説・考察まとめ

柏木凌子(かしわぎりょうこ)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)のベーシスト・シンが家出した際に大人の世界をいろいろと教えた女性である。職業はフライトアテンダント。容姿は「TRAPNEST」(トラップネスト)のボーカル・レイラに似ていると言われているが、その評価は人によりまちまちである。

Read Article

成田充(NANA)の徹底解説・考察まとめ

成田充(NANA)の徹底解説・考察まとめ

成田充(なりたみつる)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「TRAPNEST」(トラップネスト・通称トラネス)が所属するCOOKIE MUSICの社長。あまり頭は良くなく、バンドリーダー・タクミやボーカル・レイラに蔑ろにされる。ギタリストのレンにコカインを与えて作曲をさせている。

Read Article

鞠花(NANA)の徹底解説・考察まとめ

鞠花(NANA)の徹底解説・考察まとめ

鞠花(まりか)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)のインディーズ時代からの追っかけファン。同じくインディーズ時代からのファンであるルイと常に一緒に行動している。バンドメンバーではギタリストのノブの大ファンである。

Read Article

倉田稔(NANA)の徹底解説・考察まとめ

倉田稔(NANA)の徹底解説・考察まとめ

倉田稔(くらたみのる)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)や「TRAPNEST」(トラップネスト)を追いかける週刊サーチのカメラマン。契約社員として働いており、芸能半デスクの工藤(くどう)にこき使われる毎日を送っている。自身の撮った写真で世間を騒がせられることに快感を覚える。

Read Article

ルイ(NANA)の徹底解説・考察まとめ

ルイ(NANA)の徹底解説・考察まとめ

ルイとは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)のインディーズ時代からの追っかけファン。同じくインディーズ時代からのファンである鞠花(まりか)と常に一緒に行動している。パンクファッションの似合う細身な女性。見た目は怖いが話すと気さくな雰囲気である。

Read Article

諸星銀平(NANA)の徹底解説・考察まとめ

諸星銀平(NANA)の徹底解説・考察まとめ

諸星銀平(もろぼしぎんぺい)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するバンド「BLACK STONES」のチーフマネージャー。通称・銀ちゃん。オネエ言葉を話し、バンドでドラムを担当している高木泰士(たかぎやすし)のことが一番好き。マネージャーとしてバンドを支える縁の下の力持ちである。

Read Article

工藤(NANA)の徹底解説・考察まとめ

工藤(NANA)の徹底解説・考察まとめ

工藤(くどう)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)や「TRAPNEST」(トラップネスト)を追いかける週刊サーチの芸能班デスク。特に「BLACK STONES」のボーカル・ナナに固執しており、編集長などの言うことも聞かずに取材を進めるところがある。

Read Article

目次 - Contents