最近あまりアニメを見ない人におすすめです
圧倒的な映像美を感じるアニメです。
私自身あまりアニメを見るほうではないのですが、話題になった作品である為、ちょっと見てみようかなと軽い気持ちで見始めたのですが、どっぷりはまってしまいました。
ストーリー自体は、ある意味オーソドックスな敵である鬼を倒すというジャンプ漫画の王道を行くものなのですが、それを映像にした時の美しさが原作を何倍も魅力あるものにパワーアップさせたのではないかと思うくらいアニメ化に成功しているのではないのでしょうか。
そう思わせるのが、風景描写の素晴らしさです。遊郭編の戦いのクライマックスの火事のリアリティさ、無限城の壮大さなど、現実にはないものが本当はあるのではないかと錯覚するくらいの映像の美しさを感じました。また、そのなかで戦う鬼殺隊の柱達と鬼達の戦闘シーンは、風景のリアリティが戦闘自体をより盛り上げ、迫力があり、リアリティをもたらさせてくれています。遊郭編での音柱と上弦の鬼との戦闘シーンは私のなかではアニメ史上最高の戦闘シーンであると思っています。音柱の左手が無くなった後、反撃に出るシーンがあるのですが、片手になりながらを二刀流を圧倒的なスピードで捌くシーンの表現の仕方は度肝を抜かれました。