人を巻き込む影響力が素晴らしい
この物語は、鬼にされた妹、竈門禰󠄀豆子を人間に戻すために冒険を始めた主人公である兄、竈門炭治郎の話です。
鬼を滅することを目的としている組織、鬼殺隊の一人である冨岡義勇と出会い鬼殺隊への入隊を決めた炭治郎。
入隊は果たしたものの、鬼殺隊でありながら鬼を連れているということもあり、不満を持つものもいた。
それでも、炭治郎は禰󠄀豆子は鬼ではあるものの他の鬼とは違う。ということを行動などで示した。
その中で、初めは冷たくされていた人たちからも信頼してもらえるまで成長した。
最終的には禰󠄀豆子も人間に戻るが、その中で色々な登場人物との出会いで考え方が変わったり、人間的に成長したりと炭治郎の成長だけでなく、周りの登場人物までもが影響を受けて成長していくのもこの作品の魅力の一つです。
主人公以外の登場人物の過去も細かく設定されており、主人公以外の登場人物の人気も高いです。
自分が正しいと思ったことを行動に移せる勇気。一人ではできないことも力を合わせればできる。
当たり前のようでできていなかったことなどを気づかせてくれる良い作品です。
すごく面白かったが意外にすんなり終わってしまったことが少し残念でした。
漫画ということもあり、非常に読みやすく内容も面白いためぜひ一度読んでもらいたいです。