高校青春バスケ漫画
この漫画の主人公黒子テツヤはどんなに練習をしても上達せず、試合中にコート上に立っていても影が薄い選手です。ですが、彼のその影の薄さを利用し、パスに特化した選手であり、パスを受ける味方も驚くようなアシストを連発します。中学時代は彼の世代で最強と言われていた5人の天才、「奇跡の世代」と呼ばれる選手と同じ学校でプレーし、黒子は幻のシックスマンと呼ばれる選手になります。高校では、新たなスタープレーヤー火神大我と出会います。火神は幼少期から中学生までの間アメリカでプレーをしていました。ですから、黒子にとって最強のペアを作ることができるのです。しかし、彼らの性格は真反対であり、時にぶつかることも多くありました。その困難を乗り越え、黒子の元チームメイトである5人の天才と全国舞台で戦うことになります。5人の天才、赤司、青峰、黄瀬、緑間、紫原は歴史のある高校に行くことになりますが、黒子が入学したチームは創部2年目のチーム。新生のチーム対古豪のチームとなり、とても見応えのある漫画です。この漫画の魅力としては、他の漫画にはない影の薄い選手が主人公であることです。バスケットボールの漫画の主人公はダンクをするというイメージがありますが、黒子はシュートを打つシーンでさえ多くありません。このような不思議な漫画を一度読んでみてはいかがでしょうか。