新しいバスケ漫画!
存在感が薄い、身体能力が低い、一見、バスケットボールに向かないような少年が自分の隠れた特性を生かして、チームメイトと力を合わせ、キセキの世代と呼ばれたかつてのチームメイトと戦うスポーツ漫画です。このマンガの大きな特徴はバスケットボールを題材にしたマンガで初めて、登場人物たちが必殺技をアニメのように繰り出すドラゴンボール的な要素を取り入れた点だと思います。言うなれば、バスケットボール界のドラゴンボールやテニスの王子様という所になると思います。かといってバスケ漫画の金字塔、スラムダンクをリスペクトするように、主人公が努力して強い相手と戦うという熱い場面も欠かさず展開してくれています。弱小と思われる主人公の誠凛高校が、元チームメイトの強敵(どんな相手の凄いプレイでも超越した身体能力でコピーするという技を持つ黄瀬、どんな距離からでも3Pシュートを決めまくる緑間、2mオーバーの身長と機敏さでリバウンドを取りまくる紫原、どんな無茶苦茶な姿勢からでも点を取りまくる青峰、相手の動きの先を読める赤司)にどんな策で成長で戦っていくかが楽しく、気になってどんどん読み進めてしまいます。アニメ化に向きやすいマンガですので、マンガ、アニメどちらでも差がなく楽しめる作品だと思います。