シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME

『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』(EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME)とは、庵野秀明監督による日本のアニメーション映画。2021年3月8日に公開され、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』4部作の4作目(完結作)である。また、原作である『新世紀エヴァンゲリオン』から25年間続いた『エヴァンゲリオン』シリーズの最終作として描かれている。
ストーリーは、「パリ市街戦(アバンタイトル1)」「第3村(アバンタイトル2からAパート)」「「再びヴンダー(Bパート)」「ヤマト作戦(Cパート)」「マイナス宇宙(Dパート)」といった5つの部で描写されており、主人公・碇シンジを中心とした登場人物たちが最後の戦いに挑む。シンジの成長していく姿や戦いがどう集結するのかなど、見どころの多い最終作となっている。

go-1128481498933671688971のレビュー・評価・感想

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME
10

Qでのミサトさんの”あのセリフ”の理由が分かります

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で、ミサトさんがシンジくんに言い放った「シンジくん、あなたはもう何もしないで」。このセリフにはがっかりというか、「なんでそんなこと言うんだよ!?」と思ったファンも多いのではないでしょうか。

そう思わせるのは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』でミサトさんが「行きなさいシンジくん、誰かのためじゃない。あなた自身の願いのために!」と大声で言い放ったからでしょう。それがきっかけとは言いませんが、初号機が覚醒し、ニアサードインパクトが発生したのだから「あのセリフを放ったミサトさんにもそれなりの責任があるのでは?」と思っていました。

このモヤモヤした気持ちが発生したのが2009年ですから、『シン・エヴァ』が公開された2021年まで12年間もモヤモヤし続けたのは結構な苦痛でした。でも「エヴァファンとしては延期は受け入れるべき。頼むから庵野さん、倒れずにやりきってくれ!」と思ったのは私だけではないはずです。
あのモヤモヤ感から12年待った甲斐があり、遂に”あのセリフ”の意味が分かります!なぜミサトさんは『破』で「いきなさい!」と言い、『Q』では「なにもしないで」と言ったのか!?ここを知るだけでも十分な価値がある作品だと思います。
しかもラストシーンはあの人たちがあんなことに…!!瞬き禁止のシーンに注目です!!