エヴァンゲリオンシリーズ完結・最高傑作の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」
四半世紀の時を経て2021年についに完結したエヴァンゲリオンシリーズ、完結作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」についてご紹介します。
私はエヴァンゲリオンシリーズ作品について、漫画、アニメ、旧劇場版、そして新劇場版すべて観ており、特にアニメや旧劇場版、新劇場版については最低でも3回は視聴しています。そのうえで本作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は最高傑作だったのではないかという考えを持っています。
本作は完結作ということもあり、2時間半を超える長編となっていますが、いままで語られてこなかった主人公である碇シンジの父・碇ゲンドウの過去や渚カヲルの正体などが明かされる大変内容の濃い作品となっています。また、旧劇場版とのつながりを示唆している対比や同じようなシーンがあるためにエヴァシリーズ好きにはたまらない映画となっています。
私が最高傑作だと考える理由はシンジの成長や周りの友人、葛城ミサトの存在にフォーカスして描かれていたことです。映画後半のシンジの成長ぶりは新劇場版から観始めた人でも感動できる展開になっていると思います。本作の評価は映画レビューサイトでも高く、おススメできる作品となっています。