シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME

『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』(EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME)とは、庵野秀明監督による日本のアニメーション映画。2021年3月8日に公開され、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』4部作の4作目(完結作)である。また、原作である『新世紀エヴァンゲリオン』から25年間続いた『エヴァンゲリオン』シリーズの最終作として描かれている。
ストーリーは、「パリ市街戦(アバンタイトル1)」「第3村(アバンタイトル2からAパート)」「「再びヴンダー(Bパート)」「ヤマト作戦(Cパート)」「マイナス宇宙(Dパート)」といった5つの部で描写されており、主人公・碇シンジを中心とした登場人物たちが最後の戦いに挑む。シンジの成長していく姿や戦いがどう集結するのかなど、見どころの多い最終作となっている。

Lyta_wj5のレビュー・評価・感想

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シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME
8

意外な結末

まず、キャッチコピーから本当に終わってしまうんだなと実感させられました。「さらば、全てのエヴァンゲリオン」です。もともとはテレビアニメとして1995年に放送していたものですから、歴史は深いですね。そして、2006年、2008年、2012年ときて今年2021年の映画公開になっています。かなりのスパンの長さです。前作からは8年も経っているので、ファンにとっては待ちに待った作品になりました。製作陣も凄いものです。庵野秀明総監督はじめ、鶴巻和哉監督、中山勝一監督、前田真宏監督と名前を連ねています。劇場版シリーズの主題歌をお馴染みの宇多田ヒカルさんがまた歌ってくれていますが、もう今回は自分の子供がこの映画を見てファンになってしまってるぐらいの年月を経たということにびっくりですよね。とうとう人類補完計画の核に迫るわけです。もうNERVとwill-E関係者しか人間はいないのかと思ったら、生き残ってる方々で村ができていることに涙が出ました。みんな命があるならばとことん生きてみようとしていく精神、人間はそんなに弱くないと感動しました。そして、ずっと避け続けている父との対峙にシンジがちゃんと向き合えていることが1番の成長を感じられるところです。