モアナと伝説の海 / Moana

モアナと伝説の海 / Moana

『モアナと伝説の海』とは、ディズニー製作のスペクタクル・アドベンチャー映画。2016年公開。この映画は、全米興行収入ランキング3週連続1位、第89回アカデミー賞では主題歌賞、長編アニメーション賞にノミネートされた。モヌトゥイ島に住む16歳の少女モアナは海を愛し、サンゴ礁の向こうの世界にとても魅力を感じていた。ある日、近郊に魚が居なくなり、椰子の実等の果物も腐り始める。島の人々と世界を救う為に大海原へ旅に出るという物語を描いている。

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モアナと伝説の海(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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ディズニー100 フィルム・フェスティバルのイベント・作品まとめ

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『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』とは、ディズニー創立100周年を記念して行われる映画の祭典。過去に公開されたディズニー映画の中から厳選された作品が、全国100か所の映画館で1日だけ特別上映される。『アナと雪の女王』、『ベイマックス』、『シンデレラ』、『モアナと伝説の海』、『リトル・マーメイド』、『ズートピア』、『塔の上のラプンツェル』、『ファンタジア』の計8作品を、2023年10月の毎週土日限定で見ることが可能。9月24日には公開直前のイベントも実施される。

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ディズニーの歴代プリンセスまとめ

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ディズニープリンセスとは、これまでに制作されたディズニー作品に登場するプリンセスたちの総称である。白雪姫、シンデレラ、オーロラ、アリエル、ベル、ジャスミン、ポカホンタス、ムーラン、ティアナ、ラプンツェル、メリダ、モアナ、ラーヤがアメリカ公式サイトで発表されているディズニープリンセスだ。その他、ソフィアやヴァネロペ、エレナなどもプリンセスとして扱われることがある。

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【アナと雪の女王】歴代ディズニープリンセスと異なる新しい愛の形【比較考察まとめ】

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『アナと雪の女王』とは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による2013年公開のアメリカ合衆国の映画である。日本では『アナ雪』の略称でも呼ばれ、大ヒットを記録した。ディズニー史上初のダブルヒロインともなる今作で描かれるものは、従来のディズニープリンセスの映画では描かれてこなかった愛の形がある。アナ雪で描かれる愛の形について、他のディズニープリンセス作品と比較しつつまとめていく。

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トイ・ストーリーシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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『トイ・ストーリー』シリーズとは、ピクサー・アニメーション・スタジオが1995年から作成した『トイ・ストーリー』をはじめとする長編アニメシリーズ。1999年に『トイ・ストーリー2』。2010年に『トイ・ストーリー3』、2019年に『トイ・ストーリー4』が公開された。人格があるおもちゃを主人公としたストーリーで、1作目である『トイ・ストーリー』は世界初のフルCGアニメーション作品として注目を集めた作品。ここでは、そんな『トイ・ストーリー』シリーズに登場する数々の名言を紹介。

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アラジン(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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ディズニー製作の大ヒットアニメ映画。 貧しい青年アラジンが王女ジャスミンと出会うことから話は始まる。 願いを三つ叶えてくれるランプの魔人・ジーニーは貧しいアラジンを王子に変身させ、ジャスミンとの恋の成就を後押しする。 しかし、最大の敵であるジャファーの魔の手が忍び寄るのであった。 アラジンとジャスミンが魔法の絨毯で空を舞う際に流れる「ホール・ニュー・ワールド」は珠玉の名曲として知られる。

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プリンセスと魔法のキス(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『プリンセスと魔法のキス』とはウォルト・ディズニー・スタジオが制作した2Dアニメーション・ファンタジー・ミュージカル映画。原題は『The Princess and the Frog』。日本では2010年に公開され、ディズニー初のアフリカ系アメリカ人のプリンセス映画として知られる。アメリカ合衆国ニューオーリンズを舞台に、主人公ティアナと王子ナヴィーンを蛙に変えた魔法と、それを解く「プリンセスのキス」をめぐる冒険を描く。

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リトル・マーメイド(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『リトル・マーメイド』とは、1989年に公開されたディズニー映画で、人魚姫を題材にしたアニメーション作品である。主題歌「アンダー・ザ・シー」はアカデミー歌曲賞を受賞した。人間が暮らす外の世界に憧れていた人魚姫アリエルは、船の難破に巻き込まれた人間の王子様を助けたことをきっかけに恋をする。人間になって王子様にもう一度会いたいアリエルは、悪い魔女と取引をするが、魔女の企みによって海が乗っ取られる危機を迎えてしまう。これを回避すべく、アリエルたちが魔女に立ち向かっていく様子を描いた物語である。

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ムーラン(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ムーラン(原題:Mulan)』とは、アメリカのディズニーで1998年に制作された、古代中国を舞台としたディズニー映画である。中国の伝説の人物である「花木蘭」をモデルに描かれている作品。2020年には実写映画化もされたが、こちらの作品は多くの波紋を呼んでいる。古くからのしきたりに従う周囲に求められる女性としての自分、自分らしく振る舞いたいという気持ちを持つ自分とで葛藤をするムーランが、父の代わりに男装して出兵することをきっかけに多くの困難を乗り越える過程と成長する姿を描いた物語である。

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トイ・ストーリー3(Toy Story 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー3(Toy Story 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ピクサーによる生きたおもちゃの物語3作目です。おもちゃで遊ばなくなったアンディと、遊んでほしいおもちゃたち。大学に同行するカウボーイ人形のウッディ以外は、捨てられたと思い込んで保育園に寄付される道を選びます。そこが、おもちゃの楽園に見せかけた地獄だとも知らずに。容赦ない展開と冒険に手に汗握る、それでいて爽快にして感動の物語です。ジョン・ラセター製作総指揮、リー・アンクリッチ監督。

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Mr.インクレディブル(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Mr.インクレディブル(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Mr.インクレディブル』とは、ディズニー配給・ピクサー製作、ブラッド・バード監督による長編フルCGアドベンチャー・アニメーション映画。一般市民として暮らしていた驚くべき怪力を持つ元スーパーヒーローが、謎の伝言が届いたことから、再びスーパーヒーローとして同じように特別なパワーを持った妻や子供たちとともに邪悪な敵に立ち向かう。2004年製作・アメリカ作品。

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カーズ(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カーズ(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「カーズ」は2006年6月9日に公開のピクサーによって制作された長編アニメーション映画作品。第64回ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞を受賞。車の世界を舞台にした圧倒的なスケールとスピード感溢れる映像、そして温かい物語のラスト。名曲も多いと話題の映画。期待のレーシングカー、ライトニング・マックィーンが小さな町の住人たちとの出会いをきっかけに大切なものを学び成長していく物語。

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リメンバー・ミー(Coco)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

リメンバー・ミー(Coco)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「リメンバー・ミー(Coco)」とは2017年に公開されたアメリカのフルCGアニメーション映画作品。ピクサー・アニメーション・スタジオの劇場公開長編第19作目。家族に反対されながらもミュージシャンを志す少年が死者の世界に迷い込み、自身の先祖に関する秘密を知っていくストーリー。家族の絆をテーマとしている。

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トイ・ストーリー2(Toy Story 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー2(Toy Story 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョン・ラセター監督による、生きたおもちゃたちの冒険を描くアニメ映画の2作目。アンディ少年の親友、カウボーイ人形のウッディは、実はプレミア人形。おもちゃ屋の社長にビジネスの道具として持ち去られた上、オフィスのおもちゃ達からいずれ持ち主から忘れられると聞き、帰るべきか迷います。一方、アンディの部屋では捜索隊が組まれてウッディの救出に向かうのでした。前作以上に見せ場もメッセージも盛り込まれています。

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美女と野獣(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

美女と野獣(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『美女と野獣』(原題:Beauty and the Beast)は2017年にアメリカで制作された映画。1991年に制作された、ディズニーアニメーション不朽の名作を完全実写化。魔女の呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまった王子と、孤独を抱えながらも前向きに生きる美しい娘ベルが出会い次第に惹かれあっていく模様を描く。愛すること、信じ抜くことを描くファンタジーロマンス。

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魔法にかけられて(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

魔法にかけられて(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『魔法にかけられて』とは、2007年にウォルト・ディズニー・ピクチャーズが製作したミュージカル映画。ディズニー伝統のアニメーションと実写を融合し、過去のディズニー作品からのセルフパロディや楽しいミュージカルナンバーを随所にちりばめて描いたファンタジック・ラブ・コメディ。王子との結婚式の日に魔女に騙されて現代のニューヨークへと送り込まれたおとぎの国のプリンセス・ジゼルは、見知らぬ世界の中で困り果てていた時、弁護士の男性・ロバートと出会い、やがて彼に惹かれていく。

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モンスターズ・ユニバーシティ(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モンスターズ・ユニバーシティ(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モンスターズ・ユニバーシティ』とは、2013年にディズニーとピクサーによって制作された映画である。略称は『MU』。2001年に公開された『モンスターズ・インク』の続編で、最強の怖がらせ屋のモンスター・マイクとサリーの大学時代が舞台となっている。夢に向かってひたすら努力をするマイクと、才能に頼って努力を怠けるサリーの出会いと成長を描いた冒険物語になっており、マイクとサリーの関係性の変化や、前作とのつながりが描かれている。

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カーズ2(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カーズ2(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2011年7月30日公開の大人気カーズシリーズの第2弾。ピクサー映画で「トイ・ストーリー」シリーズ以外で初めての続編長編作。ジョン・ラセターとブラッド・ルイスの共同監督。カーズの主人公「ライトニング・マックィーン」が仲間たちと一緒にワールド・グランプリに出場する。初めてレースについてきた親友の「メーター」がスパイと間違われ悪の組織と闘うことになる。メーターが大活躍する友情がテーマの物語。

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塔の上のラプンツェル(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

塔の上のラプンツェル(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『塔の上のラプンツェル』とは、2010年11月24日にアメリカで公開された、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが製作の第50作目の長編アニメーション映画である。バイロン・ハワードとネイサン・グレノが共同で監督を務めた。魔法の髪を持つ少女ラプンツェルは幼い頃、魔法の髪を独り占めしようとしたゴーテルにさらわれ、森の中の塔で育てられた。塔から出ることを許されず、誕生日にだけ空に浮かぶ灯りを間近で見るのが夢だった。そんな所に現れた青年フリン・ライダーとその灯りを見に行く旅に出る。

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モンスターズ・インク(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モンスターズ・インク(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モンスターズ・インク』とは、ディズニーとピクサー製作の長編3DCGアニメーション映画。公開前から、ユニークで愛らしいキャラクターが脚光を浴び、2001年、全米で記録的な大ヒットとなった。夜な夜な子どもたちを脅かすくせに実は子どもが大の苦手というモンスターたち。彼らの世界に小さな女の子が紛れ込んだことから巻き起こる騒動を友情と愛情を織り交ぜてコミカルに描く。ベテランアニメーター、ピート・ドクターの初監督作品。

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ムーラン2(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ムーラン2(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ムーラン2(Mulan II)』とは、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作、ディズニーの人気作品『ムーラン』の続編である。『ムーラン』の物語から1ヵ月後、主人公のムーランとシャン将軍が新たな任務を受け、旅に出る物語である。そのため、前作とリンクする部分も多々見受けられる。2005年にアメリカで公開された。日本では劇場での公開は無かったが、2004年に先行してビデオで販売された。一方で、主要キャラクターの中には今回新たに登場する者もおり、新しい『ムーラン』を見せることにも成功している。

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ノートルダムの鐘(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ノートルダムの鐘(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ノートルダムの鐘』とは、1996年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品で、容姿が醜いことで周囲から酷い扱いを受けるカジモドが1人の女性に恋をする物語である。ディズニー作品といえば、プリンセスとプリンスが結ばれるストーリーで、年齢問わず楽しめるテーマが多い。一方で、今作は社会問題の1つである「差別」をテーマとした描写が見られ、歴史上差別対象となった「ジプシー」と呼ばれる民族が登場することからディズニー映画の中でも大人向けで異質なストーリーとなっている。

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アナと雪の女王(アナ雪)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アナと雪の女王(アナ雪)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「アナと雪の女王」はアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画。 日本ではアナ雪の略称でも呼ばれる。 王家の娘、2人の主人公アナとエルサを待ち受ける過酷な運命を描く。 大人から子供まで楽しめるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの名作。

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トイ・ストーリー(Toy Story)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー(Toy Story)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ピクサー製作、ジョン・ラセター監督による長編アニメ映画。人間の目がない所でおもちゃが動くという設定に、独自の味付けが成されています。古いカウボーイ人形のウッディは、新しくやって来た宇宙飛行士人形バズにより持ち主の「一番のお気に入り」の座を奪われます。その逆恨みが元で様々な困難に見舞われるのでした。厳しい現実をユーモラスに描きつつ、友情や冒険の要素も盛り込んだ、大人も子供も楽しめる作品です。

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モアナと伝説の海 / Moanaのレビュー・評価・感想

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モアナと伝説の海 / Moana
9

海の美しさに心躍る!心を解放する冒険物語

南の島モトゥヌイに暮らす少女モアナは海に選ばれ、伝説の英雄マウイと共に、海の女神テ・フィティの心を返す旅に出る。美しい映像、音楽、心温まるストーリーが魅力のディズニー映画『モアナと伝説の海』は、海と人々の心が繋がる冒険物語。

【海と共に生きる人々の姿】
本作は、海と共に生きるポリネシアの人々の文化や伝統が色濃く描かれている。海への敬意、自然との調和、そして家族の絆といったテーマが、美しい映像と音楽と共に表現されている。特に海を表現する映像は圧巻で、波の動きや水の透明感、そして海の生き物たちの姿は、まるで本物の海にいるような感覚を与えてくれる。

【心を解放する音楽】
本作の音楽はリン=マヌエル・ミランダが手掛けており、ディズニー映画らしい華やかさと、ポリネシアの伝統的な音楽が融合した心躍るようなサウンドが特徴だ。特にモアナが歌う「どこまでも ~How Far I'll Go~」は、夢に向かって突き進む勇気を与えてくれる、感動的な曲である。

【成長するモアナの姿】
主人公のモアナは、最初は自分の役割に迷い、不安を抱えている。しかし旅を通して様々な経験を積み、自信と勇気を持っていく。そんなモアナの成長は、多くの人の共感を呼ぶだろう。後半ではモアナがテ・フィティと対峙し、海の心を理解する。そして、海の心を取り戻すために、自らの命を犠牲にしようとする。しかしマウイの助けによって生き延び、テ・フィティと心を通わせ、世界に生命を与えるまでに成長する。

【まとめ】
『モアナと伝説の海』は美しい映像、音楽、心温まるストーリーが魅力のディズニー映画。海と心と繋がる冒険物語を通して、夢に向かって突き進む勇気と、自然との調和の大切さを教えてくれる作品である。

モアナと伝説の海 / Moana
5

子供の心にも伝わる何かがある、文化の漂うデイズニー映画

児童文学書を映画化されているような印象を受ける「モアナと伝説の海」。児童文学のにおいが漂う理由は、ポリネシア文化の継承をさせる島民の存在やヒロインである少女の存在にある。モアナはまだ少女であるが、心優しく幸せに暮らしていた。このおてんば娘故に島の内では好奇心がおさまらず、そのありあまっている好奇心を島から見える海の向こうまで広げて憧れている。
反してモアナの親はこの島にとどまるよう強くモアナを押さえ込むのだが…。そんなモアナに試練が襲いかかるが、ラストはついに役目を成し遂げてしまう。
モアナは一人で冒険に出るものの途中で話し相手と出会う。このモアナの救世主に見えた大男の存在と役目に対しては茶目っ気たっぷり。モアナは誰かの手柄を自分のものにしたのではなく、自分の血と勇気により島の向こうの海で大冒険を成し遂げる。そんな少女の大冒険に子供の心はどんなふうに反応するのだろうか?
大海を目指した少女のように、ワクワクしながら見ることができる映画。大人からも子供に見せる映画としてハズレがないと言われるデイズニー映画、教育的な意味でも楽しむことが出来、ダイナミックな映像美とミュージックが華を添えている。

モアナと伝説の海 / Moana
8

音楽と映像だけで癒されます。

まず、映像がとても綺麗です。

ストーリーの前にそこ?と思われそうですが、本当に綺麗なんです。
特にこの映画のメインともなる「海」の映像は見惚れてしまいます。

そして、この映画では海もキャラクターの一人のため、喋りはしませんが意思をもっていてキャッチーな動きをします。
モアナの事をいつも見守り、時に厳しく接する海の姿が愛らしく見えてくるのです。

また、ハワイが舞台のお話なのでフラも出て来たり、ハワイ好きの方は見てるだけで楽しいはず。

次に、音楽が素晴らしい!
大海原を船で冒険する情景が浮かび上がる力強い音楽。
自分の気持ちと周囲の期待で揺れる中で決断するモアナの心を描いた切なくも前向きな音楽。
自信を失ったときにエイに生まれ変わったおばあちゃんが優しく包み込んでくれる音楽。

どれを取っても気分が良くなる音楽ばかり。
サントラを聴くだけでその映像が目の前に広がり、何とも言えない高揚感と癒しに包まれます。

また、一人ひとりのキャラクター達も良いんですよね〜。
モアナは好奇心旺盛で突っ走ってしまう所があるけど、勇気と愛がある。
マウイは自分の力をひけらかして一見嫌な感じだけど、本当は寂しがりやで誰かに認めてほしいだけ。
モアナと一緒に冒険する羽目になったニワトリのヘイヘイはただのお馬鹿さん。
、、ではなくしっかりやる時はやってくれます。

あ、最後になりましたがストーリーについてももちろん文句なしですよ。

モアナと伝説の海 / Moana
6

恋愛要素なし

女性が主人公なので、ディズニープリンセス話かなと思いきや、マウイとのロマンスへの発展もなく、最後まで友達同士でした。
なかなか新しい話だなと思いました。
お話は村の長の娘が、旅を経て成長するというものなので、恋愛要素は必要ないっちゃあ、ないけど、別にあってもいいのにと思いました。
でも、この頃のアメリカのこども向けのドラマとかも男女の友人とか出てきてるし、今、流行りなのかもしれません。
旅の目的は自分探しです。
途中、いろいろありますが、スリルは少なめなので、ちよっと中だるみがあるなと思いました。
それに、あんまりよく意味がわからなかったなというのが本音です。
なんであんなに、海に出ることを反対されたのかもよくわからなかったです。
おばあさんのお話は泣けました。
死を覚悟しているというのも切ないですし、やはり身内との別れ は悲しいものです。
最後にはエイになって、モアナに会いにきてくれてよかったなあと思いました。
あと、歌は良かったと思います。
モアナの、村のみんなが心配するから我慢していたけど、やっぱり我慢できないという気持ちが歌詞によく表れていました。
他の曲も名曲揃いだったなと思います。

モアナと伝説の海 / Moana
10

最高の歌と話で感動しました。

海に憧れ、海に選ばれた少女のモアナが海に行きたい願望を込めた歌やその他色んなシーンで歌う歌はどれも綺麗で大好きになりました。
この映画自体は劇場では観ておらず、YouTubeで歌を聞いて気に入り、地上波放送で観たのですが、モアナが住む島やそこでの暮らし、海での冒険、マウイと心を失くした女神との戦いなど、映像も背景も本当に綺麗で素晴らしかったです。
マウイが歌う歌も面白いですし、モアナとマウイの掛け合い、マウイとマウイの体に刻まれた刺青の中にいるもう1人の小さいマウイとの掛け合いが本当に面白かったです。
2人が対面後は全然息の合わないコンビだったのに、本音でぶつかり合って喧嘩して、仲直りした後の中の良さは本当に微笑ましかったです。
それに、今までマウイが恐れていた女神も、本当は自分の心を失くしてしまったが故に暴走し、世界を闇へと変えようとしていただけなんだということが分かるシーンは切なかったです。
でも、モアナのおかげで心を取り戻し、島に花を咲かせて眠りにつく女神の姿はとても綺麗でした。
マウイとモアナの友情が、2人が離れ離れになっても続いていて、その絆の強さにも感動した、本当に素晴らしい作品でした。

モアナと伝説の海 / Moana
10

夏にピッタリ

これを見れば気分はあっという間に南の島へ!あの南国の美しさが、アニメーションとは思えないほど美しい。キャストの歌声に潮の香りを感じ、海をゆく冒険に、日常を忘れます。初めて見ると多感な時期の女の子に向けた作品のように感じましたが、小さな子どもにも理解できる内容です。神話がもとになっているので、神話好きな大人も引き込まれることでしょう。個人的に大好きなのは、随所に見られるジブリ作品へのオマージュ。ディズニー作品でありながら、ジブリを感じずにはいられない不思議な作品に仕上がっています。数あるジブリ作品のいいところを一作品にまとめ、描いたところはさすがのディズニー。圧巻です。ヘイヘイ、マウイ、タラおばあちゃん…といった魅力的なサブキャラクターにも注目です。吹き替えの声優さんは尾上松也さん。あのうまさと歌声は、今まで尾上さんのファンでなかった私も、思わずファンになるほど!おばあちゃん役の夏木マリさんも、役のうまさはもちろん、歌声も最高です!子どもは純粋に楽しみ、一緒に歌い、大人はその映像美に酔いしれ、日常を忘れ、大切なものを思い返す。夏にピッタリの作品です。

モアナと伝説の海 / Moana
9

何度でも観たくなる作品

南国の島を舞台に、呪いにかかり魚も獲れず、植物も枯れてしまった島と、その島の住人を救う為に、村長の娘モアナが半神半人のマウイとともに、テフィティの心を返しに行く冒険を描いた物語です。映像がとにかく綺麗で、海の描写もとてもリアルで美しく引き込まれます。ストーリーも危険な海や島や海底での大冒険、炎の神テカに溶岩の攻撃を受けて道を阻まれテフィティの所までたどり着けないなど、ドキドキハラハラの連続で、最後まで大人から子供まで楽しめます。恋愛要素は全くなく、ヒロインはいるけれど王子様は出てこない珍しいディズニー映画です。マウイは赤ん坊の時に顔が醜いという理由で両親に捨てられたところを、神に拾われ、半分が神の身となって生きながらえたという過去がありました。傷ついたマウイは、人間に好かれたいという想いから、人間のために太陽を捕まえて昼間を長くしたり、島を引き上げたり、船に追い風を吹かせたり、様々なことをしてきます。それほど承認欲求が強いマウイが、モアナと出会い一緒に旅をすることで、自分を見つけていくというストーリーです。
この映画は「自分は何者なのか、自分とは何か、自分の役目は何か、自分は何がしたいのか、心の声を聞け」というメッセージを伝えたいのだと思います。作中に流れる歌は実力派による歌唱なので、とても素敵で楽しめました。何度でも繰り返し観たくなる映画です。

モアナと伝説の海 / Moana
8

コミカル!でも愛情にあふれた作品

ディスニー映画で初めて南国を舞台にした作品です。
特に素晴らしいのは映像表現。波しぶき・登場人物の髪や自然風景が息をのむような美しさです。それを見てるだけで癒されます。
映画の舞台は、大昔に神・テフィーティーの心を盗んだ半神マウイによる伝説が言い伝えられる南国の島。海に強いあこがれをもつ島の王女・モアナは海の意志に選ばれ、伝説であるテフィーティーの心を返しに行くため、船で海に繰り出します。
途中遭難しそうになりながらも、盗人である半神・マウイの島に漂着します。モアナはマウイに心を返すよう説得を試みますが…
美しい自然と陽気で楽しい音楽が見る人全員をハッピーな気持ちにするのは間違いありません。そして何より母なる海の偉大さ、尊さを感じ、大切にしたいと感じる作品です。
私がキャラクターの中で一番好きなのは、マウイです。マウイの吹替を担当した米国の人気俳優であるドウェイン・ジョンソンの声はマウイにピッタリだと感じます。俳優として彼を知っている視聴者にとって、アニメの吹替を担当する彼の声と歌は、かなり面白く感じるのではないでしょうか。
本作はきれいな歌と音楽、魅力的な海と自然を丁寧に描いた美しい作品です。

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