芳澤かすみ（ペルソナ5）の徹底解説・考察まとめ

P5主人公が少年院送りになっていた事実を知り、ショックを受けるすみれや「心の怪盗団」の面々。だが、すぐさまP5主人公を助ける事を決め、彼を釈放する手立てを探し始める。一方その頃、世間の方でもP5主人公を助ける為に様々な動きを見せる人々が現れていた。彼らは皆、物語中の出来事を通してP5主人公と知り合い、交流を深めてきた者達であり、隠れた「心の怪盗団」の協力者達であった。彼らの助力とすみれ達の奮闘の甲斐あり、P5主人公は無実の罪を被っていた事が認められ、釈放される事となる。そうして再び仲間達のもとへ戻り、彼らと共に過ごす日々を取り戻す。

それからしらばくした後、P5主人公は事件のほとぼりも冷めたという事で、一度実家に帰る事となる。すみれは東京駅で新幹線が来るのを待っていたP5主人公を見かけると、彼に声をかける。そうして笑顔で最後の挨拶をし、P5主人公と別れるのであった。

芳澤かすみの関連人物・キャラクター

心の怪盗団

P5主人公／ジョーカー

本作の主人公。プレイヤーの分身でもある。他のペルソナ使いには存在しない、複数のペルソナを使いこなせる「トリックスター」と呼ばれる能力を持っており、「心の怪盗団」のリーダー兼切り札として活躍している。ある時、酔った男に絡まれていた女性を助けたところ、男から傷害の濡れ衣を着せられてしまい、「保護観察処分」となってしまう。地元に居づらくなった事から、ほとぼりが冷めるまではと、東京にいる両親の知り合いのもとへ預けられる。東京へ来てしばらくしたある日、夢を通してベルベットルームに招かれた事をきっかけに、人々の認知から作られた精神世界「認知世界」へ足を踏み入れ、ペルソナ使いとなる。その後、認知世界での出来事を通して、ペルソナ使いに覚醒。さらに、認知世界で現実世界の「悪人」の改心を行える事が判明した事から、自身と同じように認知世界でペルソナ使いに覚醒した仲間達と共に「心の怪盗団」を結成し、「悪人」の改心を行っていくようになる。
芳澤かすみとは同時期に、都内の高校「秀尽学園」に転入してきた者同士として知り合う。P5主人公の方がかすみより1学年上の為、関係としては先輩後輩にあたる。かすみがペルソナ使いに覚醒後は、「心の怪盗団」の協力者の1人として付き合っていく事となるその後、『ペルソナ5 ザ・ロワイヤル』（P5R）にて追加された要素「3学期」中に起きた騒動を通して、かすみの本当の正体を知る事になる。以降は、「3学期」の騒動を巻き起こした丸喜拓人／アザトースの企みを止める為、「心の怪盗団」の仲間達にかすみも加え、共に丸喜拓人／アザトースに戦いを挑みに行く。

坂本竜司（さかもと りゅうじ）

「心の怪盗団」の仲間であり、自称「怪盗団の切り込み隊長」。P5主人公、モルガナと共に「心の怪盗団」を結成したメンバーでもある。P5主人公と同じ秀尽学園に通っている高校2年生。喧嘩っ早く、お調子者な面がある為、よく他の「心の怪盗団」の女性陣からたしなめられている。
『P5R』にて追加された要素「3学期」中に騒動を巻き起こした丸喜拓人／アザトースの企みを止める為、「心の怪盗団」のメンバーとしてかすみと共に彼らのもとへ戦いを挑みに行く。

高巻杏（たかまき あん）

「心の怪盗団」の仲間。P5主人公、モルガナ、竜司と共に「心の怪盗団」を結成したメンバーでもある。P5主人公と同じ秀尽学園に通っている高校2年生。アメリカ系クォーターで、自らの外見を活かして、読者モデルのバイトをしている。秀尽学園の教師・鴨志田卓（かもしだ すぐる）の教師とは思えぬ悪逆非道な指導により、親友が傷つけられた事をきっかけに、「悪人」である鴨志田と対峙する為、ペルソナ使いに覚醒する。
『P5R』にて追加された要素「3学期」中に騒動を巻き起こした丸喜拓人／アザトースの企みを止める為、「心の怪盗団」のメンバーとしてかすみと共に彼らのもとへ戦いを挑みに行く。

モルガナ

「心の怪盗団」の仲間。P5主人公と共に「心の怪盗団」を結成したメンバーである。猫のような姿をしたペルソナ使いだが、本人曰く「ニンゲンである」とのこと。とある事件で生身を失い、それを取り戻すべくダンジョン「パレス」内にあるオタカラを求めている。だが物語後半、実はベルベットルームのイゴールが、P5主人公達人間を「より良き真実」へ導く為に用意した存在であった事が判明。「人々の希望」をかき集める形で創造されたものの、イゴールが『ペルソナ5』の一連の事件の黒幕・ヤルダバオトに封印される直前になんとか作り上げた為に、不完全な存在として生まれてしまい、自分は人間である、という勘違いをしてしまっていた。
『P5R』にて追加された要素「3学期」中に騒動を巻き起こした丸喜拓人／アザトースの企みを止める為、「心の怪盗団」のメンバーとしてかすみと共に彼らのもとへ戦いを挑みに行く。

喜多川祐介（きたがわ ゆうすけ）

「心の怪盗団」の仲間。P5主人公と同じ高校2年生だが、彼とは異なる高校「都立洸星高校」に通っている。美術科の特待生であり、いくつもの受賞経験を持つ芸術家の卵である。育ての親であり、絵の師でもある斑目一流斎（まだらめ いちりゅうさい）が「悪人」であった事がきっかけにペルソナ使いへ覚醒し、「心の怪盗団」に加わる事になる。
『P5R』にて追加された要素「3学期」中に騒動を巻き起こした丸喜拓人／アザトースの企みを止める為、「心の怪盗団」のメンバーとしてかすみと共に彼らのもとへ戦いを挑みに行く。

新島真（にじいま まこと）

「心の怪盗団」の仲間。P5主人公が通う秀尽学園の3年生であり、生徒会長でもある。検察官の姉がいる。物語序盤は秀尽学園の学園長から命じられ、「心の怪盗団」の正体を暴こうとしていた。しかしその最中に、秀尽学園の生徒達を困らせていた「悪人」に苦しめられる羽目になり、P5主人公達「心の怪盗団」を巻き込む事件へと発展させてしまう。後に、この出来事を通してペルソナ使いへと覚醒し、「心の怪盗団」に加わる事になる。「心の怪盗団」内では、作戦参謀兼P5主人公の良き相談役として活躍している。
『P5R』にて追加された要素「3学期」中に騒動を巻き起こした丸喜拓人／アザトースの企みを止める為、「心の怪盗団」のメンバーとしてかすみと共に彼らのもとへ戦いを挑みに行く。

佐倉双葉（さくら ふたば）

「心の怪盗団」の仲間。「心の怪盗団」内唯一のサポート特化型ペルソナを使う、ペルソナ使いでもある。人間離れした計算能力と天才的なプログラミングスキルを持つ天才ハッカーであり、世界的ハッカー集団「メジェド」の創設者でもあるという経歴を持つ。中学時代に母親が自殺しており、以降は、母の知り合いでありP5主人公の居候先の主である佐倉惣治郎（さくら そうじろう）に引き取られる形で暮らしている。
母の自殺の原因が娘である自分のせい（育児ノイローゼ）だと思っており、母を殺した「悪人」である自分を「改心」して貰おうとP5主人公達「心の怪盗団」に近づく。だが、後に全て双葉の勘違いであった事が判明し、改めて母の死と向きあった結果、ペルソナ使いとして覚醒する事になる。
『P5R』にて追加された要素「3学期」中に騒動を巻き起こした丸喜拓人／アザトースの企みを止める為、「心の怪盗団」のメンバーとしてかすみと共に彼らのもとへ戦いを挑みに行く。