芳澤かすみ(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

芳澤かすみ(よしざわ かすみ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目、そのリメイク版の『ペルソナ5 ザ・ロワイル』(P5R)にて追加されたキャラクターである。物語序盤、P5主人公と共に都内の高校「秀尽学園(しゅうじんがくえん)」に転入してくる。美しい容姿と新体操選手としての優秀な成績がある事から、人々に将来を期待されている。物語後半、ペルソナ使いに覚醒してからは心の怪盗団の協力者となる。「3学期中」に起こる騒動の際は、心の怪盗団と共に黒幕の目論見を止めに向かう。

『ペルソナ5 ザ・ロワイヤル』(P5R)の本編開始前、芳澤家の双子の姉妹の1人として生まれた芳澤すみれ。幼くして姉のかすみと共に新体操を始めるようになるも、選手として目覚ましい成長を見せ、結果を出していくかすみと異なり、それなりの結果しか出せない自分に苦しくなり、次第に姉の存在を疎むようになってしまう。だがそろそろ高校生になるという頃、姉のかすみがすみれを庇う形で事故に合い、亡くなってしまう。自分のせいで姉は亡くなってしまったのだと思ったすみれは、以来、塞ぎ込むようになってしまう。姉と共に続けていた新体操にも身が入らなくなり、次第に彼女は「ここに居るのが自分でなければ」「姉の方が生きていれば」と強く望むようになる。そんな娘の姿を見かねた彼女の父親は、すみれにカウンセリングを受けるように勧める。すみれは父に言われた通り、カウンセリングを受けに行く。そして、その先ですみれが出会った相手こそが、『P5R』で追加された要素「3学期」中に起こる騒動の黒幕となる人物・丸喜拓人だった。

丸喜拓人は、カウンセラーを勤める傍らで「認知訶学」と呼ばれる分野の研究も行っていた。この「認知訶学」とは、人間には様々な「認知」で彩られた世界「認知世界」と呼ばれる場所があり、それに直接触れる事でその世界の主の「認知」を変える事ができる、というもので、丸喜拓人自身が考えついたものだった。しかしそれ故に、世間からは正式に学問として認められておらず、研究も難航していた。一時期は彼の研究に興味を示し、出資を行う者も現れたが、その後、何者かの圧力によって研究は無理やり中断させられ、彼の論文諸共なかった事にされてしまった。そこで彼は大学を辞め、友人の勧めで就いたカウンセラーを生業としながら1人、ほそぼそと「認知訶学」の研究を続ける道を選ぶ事にする。その中で、彼が患者として出会った相手が、すみれだったのである。

丸喜拓人は、すみれの事情を知ると、彼女を苦しみから救う為に己が持つペルソナ・アザトースを使用する。このアザトースは、過去のトラウマで苦しむ恋人の留美を救いたいという、丸喜拓人の強い願いに呼応する形で彼のもとに喚ばれたペルソナであった。人の認知を介入できるアザトースの特殊能力を近い、丸喜拓人はすみれに「亡くなったのはすみれの方」、「己はすみれではなくかすみである」という歪んだ認知を植え付ける。これにより、すみれは自分の事をかすみだと思い込むようになり、以降、芳澤かすみとして日々を過ごすようになっていく。

秀尽学園への転入とP5主人公との出会い

秀尽学園に転入した初日に、P5主人公(画面左の黒髪の少年)と遭遇したかすみ。

「芳澤かすみ」として生きるようになった、すみれことかすみ。自分の事をかすみだと思い込むすみれの姿に、彼女の周囲の者達は、姉が亡くなったが故に気を病んでしまったのだと思い、何も言わずに受け入れる。そんな周囲の反応がますます、「己がかすみである」という間違った認知を彼女の中に植え付ける事になり、かすみは己が本当のかすみであるという事実に一切の疑いも抱く事なく、日々を過ごしていく。

そんな日々の中、都内にある高校「秀尽学園」へ、スポーツに特化した「特待生」としての転入が決まる。さらにこの時、秀尽学園には本作の主人公であるP5主人公も転入生としてやってきていた。すみれよりも少し先に学園に転入してきた彼は、「噂の転校生」として周囲から敬遠されていた。その理由は、彼が傷害事件を起こした問題児であるという噂が存在していたからだ。実のところ、その噂は間違っており、P5主人公は傷害事件の濡れ衣を着せられたに過ぎなかった。だが、それを信じる者は誰1人おらず、「保護観察処分」の身となってしまった彼は、事件のほとぼりが冷めるまでは地元から離れなければいかなくなる。結果、都内にいる両親の知り合いの元に居候する事になり、同じく都内にある高校・秀尽学園への転入を余儀なくされてしまう。

また同時期、秀尽学園ではバレー部顧問の鴨志田卓(かもしだ すぐる)が、生徒に対し暴力的な指導を行う事件が起こっていた。だが鴨志田自身がバレー選手として実績のある人物であった事や、学園側がそのような事実をもみ消したいが為に、それらは起きてはいないものとして扱われていた。そのような事件が起こっている傍らで、人々の認知から生まれた精神世界「認知世界」に足を踏み入れた事を通しペルソナ使いに覚醒したP5主人公は、この力と「認知世界」を使えば、鴨志田卓のような「悪人」を改心させられる事を知る。そこで同じようにペルソナ使いに覚醒した仲間達と共に「心の怪盗団」を結成し、鴨志田卓の改心を行う事にする。すみれとP5主人公が出会ったのは、彼が鴨志田卓の改心を行う為、「心の怪盗団」として奮闘している最中の事だった。

かすみは、P5主人公が噂の転入生である事を知るも、だからといって周囲のように彼を敬遠する事はなく、普段と変わらぬ態度で彼に接する。その中で、彼女が新体操をしている事を知ったP5主人公は、彼女が持つ新体操選手としての技術が「心の怪盗団」の活動に使えるのではないか、と考える。そこで彼女に新体操というものを教えて貰えないかと頼む。ちょうどこの時、かすみの方にも、新体操に関する事でちょっとした悩みを覚えるようになっており、それを誰かに聞いてほしい、という思いがあった。そこでかすみはP5主人公の頼みを了承。彼に新体操の技術を教える代わりに、自分の話も聞いてもらう事にする。

スランプ解決の方法をP5主人公と共に模索するかすみ

P5主人公(画面手前の黒髪の少年)に、自分が抱えている悩みを打ち明けるかすみ。

P5主人公に新体操の技術を教える約束をしたかすみは、後日、改めてP5主人公を連れて吉祥寺の公園へ出向き、そこで新体操の体の動かし方を教える。また最初の取引通り、技を教えるだけではなく、P5主人公にも自分の相談にも乗ってもらう。実はこの時、かすみは新体操の選手として「スランプ」状態にあった。なぜか以前のように、大胆な動きで演技をする事ができなくなっており、さらには師事している平口コーチ(ひらぐちこーち)からは「新体操から離れる余裕も持て」「自分を見つめ直す必要がある」と言われてしまい、困惑している状態にあったのだ。そこでかすみは、かつての「大胆さ」を取り戻す為、P5主人公に新体操をしていない時の自分に付き合ってほしい、と頼む。P5主人公は驚きながらも、自分に必死に頼み込んでくるかすみの姿に押され、彼女の頼みを引き受ける事にする。

以降、P5主人公はかすみから新体操の技術を教えてもらうだけではなく、彼女の「新体操以外」の時間にも付き合うようになる。一緒にお弁当を食べたり、買い物に出かけたり、様々な時間をかすみと過ごすP5主人公。そんな彼との時間をかすみも楽しく過ごしていくが、弁当を作る際に味付けに失敗したり、買い物の際に「これだ」と思う物を決められずに迷ったりと、自分の優柔不断さに、どんどんと気落ちしていくようになる。それまでは新体操の演技も含め、何事もバシッと決められていた筈なのに、そんな自分とは真反対な状態にある今の自分に、不安を覚え始めるかすみ。しかし、そのような状態にあるのは、全てかすみが本当はすみれだったからだ。何事も大胆かつ、自分の意見で決める事ができた本物のかすみと違い、すみれの方は優柔不断な面があり、新体操選手としての技術も姉のすみれと比べると劣っていた。だが自分をかすみだと思いこんでいるすみれは、以前のかすみのような事ができる筈、という思い込みをしており、それ故に本当の自分には出来ない事以上の事をしようとしてしまっていた。それが、すみれこと「芳澤かすみ」のスランプの真の原因だったのである。

とはいえ、もちろんかすみ側は自分の正体に気づいていない為、不安を抱きながら、それでもひたむきに元の自分(かすみ)を取り戻そうと奮闘し続ける事となる。

ペルソナ能力の覚醒

かすみが落としたお守りを拾ったP5主人公(画面真ん中の少年)。かすみに連絡をいれるものの、なぜか突然、通話状態が悪くなる。

かすみがP5主人公と共に「新体操以外の時間」を過ごすようになってから、しばらく経ったある日、かすみは教師から生徒指導室に呼出される。そこで彼女は、自分が「特待生」の枠から外される可能性がある事を聞かされる。ここのところの新体操での成績が芳しくなかった事が理由となっているようで、スランプから抜け出せていない事も合わさり、かすみは酷く落ち込んでしまう。するとその日の放課後、彼女のもとにP5主人公から電話が入る。いわく、かすみが落としたお守りを拾ったとのこと。拾ったのは朝の事で、その時にも一度連絡をいれてくれていたらしいが、どうやらかすみの方のスマホの調子が悪かったようで、彼女はその事に全く気づいていなかった。ひとまず届けに行くという流れになるものの、通話中、かすみの方のスマホの調子がまた悪くなる。突然調子が悪くなりだしたスマホに疑問を抱きながらも、かすみは電話を切り、P5主人公がやってくるのを待つ。だがその時、スマホの中に見覚えのないアプリが入っていた事に気づく。それは「イセカイナビ」と呼ばれる特殊なアプリで、P5主人公達が認知世界に行く時に使用してるアプリだった。

イセカイナビは、認知世界にあるダンジョン・パレスに纏わるキーワードを認証する事で動く仕様となっている。そのような性質故か、関連のあるキーワードをアプリの持ち主が口にすると、勝手に動き出してしまう面があり、この時もかすみが呟いた「競技場」、「芳澤かすみ」という独り言に反応して起動してしまう。そうしてそのまま、かすみを認知世界にあるダンジョン・謎のパレスに放り込んでしまう。突然の出来事に、かすみは事態を把握しきれず困惑。だがその時、彼女の前にレオタードを身に着けた「芳澤すみれ」が現れる。すみれは何かをかすみに伝えようとするかのように呟きを発するが、かすみは反射的に彼女の言葉を拒絶する。すると、突如かすみの頭が激しい痛みに襲われる。耐えられなくなったかすみがその場に倒れたその時、「芳澤すみれ」の方も突然現れた異形の存在に背中を蹴り飛ばされる。そうしてかすみの見ている前で地面に倒れ伏し、そのまま力尽きるように姿を消してしまう。

異形の存在はその後、「主の慈悲にあだなす者は許さない」と言って、かすみに攻撃を仕掛けようとする。その時、かすみを助けにP5主人公と彼の仲間であるネコのペルソナ使い・モルガナがやってくる。実はこの時、P5主人公の方は、かすみが認知世界に足を踏み入れるところを目にしていた事から、慌てて彼女の後を追う形で自らもモルガナと共に認知世界に突入してきていたのだ。P5主人公達が助けにやってきてくれた事に驚くかすみ。その時、辺りに聞き覚えのある声が響き渡る。それは、特待生としてのかすみに自分勝手な都合や理想を押し付ける教師の声や、特待生という特別な扱いを受けている彼女を妬んでいる生徒の声であり、現実世界の人々の認知をそのまま写し取ったものだった。さらにその中には、かすみに関してだけではなく、すみれ(本当は姉のかすみ)に関する悪口も含まれており、それを聞いたかすみは、自分だけではなく大事な姉妹までもが卑下されている事に耐えられず、怒りを顕にする。すると、そんなすみれの怒りに呼応をする形で、彼女のペルソナ使いとしての能力が覚醒。ペルソナ・サンドリヨンを召喚できるようになる。ペルソナ使いに覚醒したかすみは、P5主人公、そしてモルガナと共に自分に攻撃を仕掛けてこようとした敵を倒す。

その後、P5主人公達と共に現実世界に戻った彼女は、自分が得た能力の事や、認知世界に纏わる事を彼らから教えてもらう。さらに、P5主人公からは「心の怪盗団」に入らないかとも誘われるが、新体操に集中したいという思いがあったかすみは、その誘いを断る。代わりにこれまで通り、P5主人公の、ひいては「心の怪盗団」の協力者であり続ける事、そして今日助けて貰ったお礼は必ずいつか返す事を宣言し、P5主人公達と別れるのであった。

思い出してしまった「芳澤かすみ」に纏わる真実

突如現実世界に現れた「謎のパレス」の調査に、P5主人公(画面左の少年)と明智吾郎(画面右の少年)と共に向かったかすみ。

ペルソナ使いとしての力を手にしたかすみ。その力が本格的に使われるような事態が起こったのは、学校での生活も3学期目に突入したある日の事だった。その日、かすみは街の中に、かつて自分が放り込まれたパレスがある事に気づくも、周囲の人がパレスに驚いた様子はないという不思議な現象に遭遇する。戸惑ったかすみは、この現状を知らせる為にP5主人公に連絡を取る。この頃、P5主人公の方でもいくつかの問題が起きていた。というのも、なぜか亡くなっていた筈の人が生きている事になっていたり、ネコである筈のモルガナが人になっていたりしたのだ。しかしそれに疑問を抱いているのはP5主人公だけだった。さらにそこへ、かつて「心の怪盗団」と敵対していた人物・明智吾郎(あけち ごろう)が現れる。彼は総理大臣になって日本を牛耳ろうと目論んでいた大物政治家・獅童正義の愛人の息子で、彼に復讐をする機会を探る為、彼の従順な手下のフリをして、認知世界で様々な悪行を実行していた張本人だった。だが「心の怪盗団」に敗れた事で、明智の目論見に気づいていた獅童が生み出した「認知上の明智」と相打ちになり、その後、行方知れずとなってしまっていた。再びP5主人公の前に現れた明智は、他の「心の怪盗団」のメンバーと異なり、現状の異変に気づいており、2人は今の世界の現状について話し合う。かすみからの連絡がP5主人公のもとに入ったのは、そんなタイミングでの事だった。

パレスの事を知ったP5主人公と明智は、かすみと合流し、ひとまず3人でパレスの中を探る事にする。すると、そこで3人はかすみの過去に纏わる記憶を目にする事になる。徐々に自分(かすみ)が自分ではない可能性に気づき始めながらも、その事実が認められないかすみは戸惑う。だがそれでも懸命にP5主人公達と共にパレスの奥へと進んでいくと、パレスの主・丸喜拓人が彼女達の前に現れる。実はこのパレスは、「認知」を歪めてでも人々を幸せに導きたい、人々が望む幸せな世界を創りたい、という丸喜拓人の歪んだ欲望から生まれてしまったパレスだったのだ。

丸喜拓人は自分の前に現れたかすみ達に、自分がこの「世界の認知」を歪めた事を告げる。実はこの時、丸喜拓人、そして彼が所持するペルソナ・アザトースは新たな力を手にしていた。それは、かつてP5主人公達「心の怪盗団」が倒した、3学期までの間に起きた様々な事件の黒幕・聖杯/ヤルダバオトを倒した結果、生まれた力だった。聖杯/ヤルダバオトは、人々の欲望が集められたサブダンジョン・メメントスの主であり、コアにあたる存在で、人間の統制を目論んでいた。そんな彼の目論見を阻止する為、P5主人公達は聖杯/ヤルダバオトと戦い、激闘の末勝利を収める事となる。だがこの時、聖杯/ヤルダバオトが持っていた筈のメメントスの支配権が、丸喜拓人のペルソナ・アザトースに渡ってしまう事態が発生。それにより、世界の人々の認知を一度に歪められる力を、丸喜拓人/アザトースが手にする。世界の認知を変えられる事に気づいた丸喜拓人は、自らの欲望である、「人々を幸せに導きたい」「人々が望む幸せな世界を創りたい」という思いのままに、認知の歪んだ偽の現実世界を作り出してしまったのだった。

「芳澤さんのように過去を苦しむ人を救えるのだ」と喜ぶ丸喜拓人。その言葉を聞いたかすみは、そこで丸喜拓人に、自分の過去に何があったのかを訊ねる。訊ねられた丸喜拓人は、かすみに全てを思い出させる為、彼女が忘れていた真実を告げる事にする。自分がかすみではなくすみれであった事を思い出した、かすみことすみれは、思い出してしまった本当の自分と事故の真相に混乱してしまう。自分の行いが正しい事を立証する為、すみれを自分側に引き込もうと考えた丸喜拓人は、「自分の方につけば、かすみのままの世界で生きていく事が出来るのだ」と混乱する彼女を揺さぶるように言葉を投げかける。そうして動揺したままのすみれをP5主人公達の前から攫うと、丸喜拓人の思想が理解できずに彼を敵視しているP5主人公・明智の2人に、「何が正しい世界か、自分達の目で見てくるといい」と言い残してその場を去っていく。

ペルソナ使いとしての真の覚醒

心新たに自分自身と向き合う事を決意したかすみが、失ったペルソナ能力を取り戻す為、ペルソナ・サンドリヨンを喚び出す為に手を差し伸べているシーン。

丸喜拓人に囚われの身となったすみれ。思い出してしまった現実に、再び心を病ませてしまった彼女は、そんな辛い現状に耐えられなくなり、丸喜拓人が作る世界にて「かすみ」として生きる事を願うようになる。だが、すみれの願いとは裏腹に、丸喜拓人に言われた通り、自分達の目で外の世界を眺めてきたP5主人公と明智は、「やはり丸喜拓人の作る世界は間違っている」という結論を出してしまう。そうしてすみれを救い出し、丸喜拓人の目論見を止める為、再び彼のもとへ戦いを挑みに行く。だがすみれで居る事に苦しんでいたすみれは、P5主人公達の選択が理解出来ず、2人に抗う為、戦いを挑む。

激闘の末、すみれは彼らに敗北。すると、そんなすみれの姿を見かねた丸喜拓人が、彼女のペルソナをパワーアップさせる。だが、無理やりパワーアップさせた影響か、すみれのペルソナは暴走。すみれ自身も気を失ってしまう。P5主人公と明智は、彼女を救う為、今度は暴走したすみれのペルソナと戦う事になる。しかしすみれのペルソナの暴走が落ち着く事はなく、その力に2人が屈しかけた時、本当の現実の姿を思い出した「心の怪盗団」の面々が現れ、彼らを救う。そうして2人と共にすみれのペルソナとの戦闘を開始する。「心の怪盗団」の仲間達の手助けもあり、P5主人公と明智は、なんとかすみれのペルソナを撃退。すみれを救い出す事に成功する。そんな光景を目にした丸喜拓人は、自力で自分の作り上げた世界を見破った「心の怪盗団」の面々に驚きながらも、彼らに最後の選択を与える事にする。「2月3日(ゲーム上の暦で)」までに、本当に正しい世界の姿はなんなのか、もう一度考え、結論を出すよう彼らに告げると、そのまま彼らの前から去っていく。

その後、P5主人公達は、気絶しているすみれや自分達の戦闘での怪我を癒やす為、一度現実世界へ帰る事にする。現実世界で目を覚ましたすみれは、帰ってきてしまった現実に絶望する。だが、P5主人公達が各々胸の内に辛い現実を抱えながらも、それと真摯に向き合う為、元の現実を取り戻そうとする姿を目にした彼女は、己も自分が抱えている現実と向き合ってみようと考える。その結果、もう現実から逃げないと決めたすみれは、再び丸喜拓人のもとへ向かおうとしていたP5主人公達に、自分も一緒に連れて行ってほしいと頼み込む。実はこの時、先の戦いの影響でペルソナ使いとしての力をすみれは失っていた。だが、それでも自分の抱えている苦しみと決着をつける為、丸喜拓人と向き合う事を決心。そこで丸喜拓人と戦おうとしていた彼らと共に行こうと考えたのである。

最初は渋っていたP5主人公達も、すみれが本気である事に気づくと、共に連れて行く事を決意。すみれと一緒に丸喜拓人がいる「謎のパレス」改め「マルキパレス」を攻略しに向かう。するとそこで、すみれは、自分がペルソナ使いに覚醒した時にも出会った異形の存在と再び対峙する事となる。この時、パレスの主が丸喜拓人である事が判明していた為、彼らがどうやら丸喜拓人に従っている存在である事にすみれは気づいていた。そんな彼らに囲まれてしまったすみれは、ペルソナを召喚しようとするも、ペルソナ使いとしての能力がない為に召喚に失敗。P5主人公達は急いで彼女を救出しようとするが、すみれは「自分で戦うと決めたから」と彼らの行動を制す。そうして再び強い決意を持って、自らのペルソナ・サンドリヨンを喚び出そうと試みる。すると、そんな彼女の決意に呼応したサンドリヨンが、再びすみれの前に姿を現す。そうして自らに手を伸ばしてくる彼女の手を取る。その時、サンドリヨンの姿が本物のかすみの姿となってすみれの目には映る。突然の再会に驚き、言葉を失うすみれであったが、自分の名を呼び笑顔を見せる姉にすみれは改めて、自分自身と向き合う事を強く決意。かすみこと、ペルソナ・サンドリヨンの手を強く握る。すると、サンドリヨンが第2形態のヴァナディースに超覚醒する。新たな力を手に入れたすみれは、心新たにペルソナ使いとしてP5主人公達と共に丸喜拓人と戦う事を改めて決心する。

新体操選手「芳澤すみれ」との向き合い

P5主人公(画面手前少年)にかけてしまった色々な迷惑について、改めて謝罪するすみれ。

ペルソナ使いとしての力を再び取り戻したすみれ。だが、丸喜拓人がいるマルキパレスを攻略するのはそう簡単な事ではなく、P5主人公達と共に毎日少しずつ攻略していく日々を送る事となる。そんな日々の傍ら、己がすみれである事を受け止めたすみれは、P5主人公に改めて迷惑をかけていた事に対する謝罪をする。そうして自分の新体操選手としてのスランプの原因が、自分自身の認知の歪みから生まれたものであった事に気づき、それをP5主人公にも話す。そしてその上で、改めて「芳澤すみれ」として新体操と向き合っていきたいという思いをP5主人公に告げ、今度は「芳澤すみれ」として頑張る自分を見ていてほしい、とP5主人公に頼む。すみれの強い決意を感じたP5主人公は、彼女の頼みを引き受ける。

以降、すみれは「芳澤すみれ」として、かすみが目指していた「世界」を獲る事を目標に新体操と向き合っていくようになる。しかし努力を続けるすみれとは裏腹に現実は厳しく、すみれは平口コーチから「今の貴方はかすみの真似をしているだけ」と言われてしまう。しかしそれだけはなく、コーチの口からすみれは、かすみが自分の事をライバル視していた事を教えられる。「妹の繊細な演技が羨ましい」「だから負けないように頑張る」と言っていたと教えられ、戸惑うすみれ。しかしP5主人公と話をし、自分の中の戸惑いを整理していく内に、かすみが持っていた大胆さと、自分の繊細な演技をあわせたら、新たな技の域にたどり着けるのではないか、という閃きを得る。以降、すみれは、選手としての飛躍の第一歩を踏み出し、自分の演技を完成させる為にP5主人公と様々な取り組みをしていく事になる。その結果、すみれはかすみが持っていた「大胆さ」が、自分という存在がいたからなのではないか、という事に気づく。ライバル視している相手に、演技を通して自分という存在を見てもらう、意識してもらおうとしていた、だからこそかすみは人に見られる為の「大胆な」演技が出来たのではないか、とすみれは推測する。そして、かすみが本当に自分の事をライバルとして見ていてくれたのだ、という事実をようやく受け入れられる事となる。そしてそんな姉が認めてくれた自分の「繊細さ」と、姉が持っていた「大胆さ」を武器に、選手として絶対に強くなると誓う。そうして抱いた誓いを胸に、お世話になったP5主人公、それから平口コーチの前で自らの演技を披露する事にする。すみれの演技を見た平口コーチは、その演技を通して彼女の成長を認める。平口コーチに認められたすみれは、その事を喜びながら、かつての姉の夢であり、そして今は自分自身の夢でもある「世界」を獲る為、新体操選手としてさらに励んでいく事を決める。

丸喜拓人との戦い

自分に挑みに来た、すみれとP5主人公達と戦う為、ペルソナ・アザトースを召喚した丸喜拓人。

そうしてすみれが新体操選手としての自分と向き合う事が出来てからしばらくしたある日、ついにすみれは、P5主人公、明智、そして「心の怪盗団」の面々と共に、丸喜拓人の元に辿り着く。自分に挑みに来た彼女達に丸喜拓人は残念な様子を見せながらも、すみれ達との戦闘を開始する。激闘の末、すみれ達は丸喜拓人に勝利する。だが、それを認められなかった丸喜拓人は、自らのペルソナをパワーアップ、進化させ、再度戦いを挑んでくる。再び始まった戦い。先刻よりも激しい戦いが行われる、それでもすみれ達はなんとか丸喜拓人に勝利する。
だが2度負けても納得がいかなかった丸喜拓人は、自分が作る世界の方が人々にとって幸せな筈だ、という思いから、またP5主人公達に立ち向かっていこうとする。だがそんな彼に、すみれは「前を向くと決めた自分の気持を奪われるのは絶対に嫌」と訴える。かつて自分が認知を曲げて救った筈の少女に、そう言葉をぶつけられた丸喜拓人は、自分が助けたかった相手の1人であったすみれが、大きく成長を遂げている事に気づき、自分の敗北を認める。

しかし彼が負けを認めた瞬間、認知世界の消滅が始まる。すみれ達は、ヘリに変身したモルガナに乗ってその場を離れるが、その時丸喜拓人が最後の力を振り絞ってP5主人公のみを呼び止める。P5主人公は仲間に危機がおよばないよう、たった1人で彼のもとへ向かう。その事に気づいたすみれ達は、2人を救出する為、急いでヘリをP5主人公と丸喜拓人のもとへと戻す。だが、2人を救い、本当の現実世界に戻った筈なのに、すみれ達が帰ってきた現実世界にはP5主人公がいなかった。というのも、実は丸喜拓人の力により歪められていた認知が戻った事が起因し、P5主人公は「少年院送り」になってしまっていたのだ。物語後半、3学期の騒動が起こる前、P5主人公達「心の怪盗団」は大物政治家の獅童正義の「改心」を行っていたのだが、彼が起こした事件は「認知世界」という不可解な世界を通して行われていた為、それを立証する術が存在せず、警察は困り果てていた。そこで警察側にいた「心の怪盗団」の協力者である新島冴から、P5主人公は「(「心の怪盗団」として)出頭して事実を述べてほしい」と頼まれる。怪盗団に証言を行わせるとなると、警察は「心の怪盗団」にメンツを潰される形になる為、P5主人公は「保護観察処分」という身の上を利用され、「少年院」送りにさせられる事は確実だった。だが、その代わり、他の仲間達には絶対危害を加えさせないという約束を持ちかけられた事により、P5主人公は彼女との取引を成立し、自ら「心の怪盗団」として出頭する事になる。しかし認知が歪んだ世界の方では、P5主人公が出頭する前に明智が現れ、彼の代わりに自分が出頭すると冴に告げた為、それがなかった事になっていた。実はこの認知世界で彼らと一緒に居た明智は、「自分達に敗北したせいで明智が行方知れずとなってしまった」事実に罪悪感を覚えていたP5主人公が生み出した、「認知上」の存在で、本物の明智ではなかったのだ。その為、現実が元に戻ると同時に、明智が出頭した事実はなくなり、P5主人公が出頭していた世界へと戻ってしまっていたのである。

P5主人公との別れ

元に戻った現実世界で、P5主人公が「少年院」に送られている事を知り、彼の為に何かできないかと「心の怪盗団」と話し合うすみれ。

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高巻杏(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

高巻杏(たかまき あん)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。P5主人公が通う「私立秀尽学園高校」に通う高校2年生。アメリカ系クォーター。学業の傍ら、読者モデルもしている。「悪人」な大人によって親友が傷つけられた事をきっかけに、ペルソナ使いに覚醒。その後、同時期にペルソナ使いとなったP5主人公達と共に「心の怪盗団」を結成し、ペルソナ使いの力を使い、悪人の「改心」を行っていくようになる。怪盗団内でのコードネームは「パンサー」。

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聖杯/ヤルダバオト(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

聖杯/ヤルダバオト(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

聖杯/ヤルダバオトとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。本作の一連の事件の黒幕・元凶として、ボスキャラクターを務めている。元は大衆の願いを叶える為に存在していた「聖杯」であったが、大衆が「誰かに全てを任せて、自分は特に何もせず何も考えず生きていきたい」という怠惰な願いを抱くようになった事で歪んでしまい、統制の神・ヤルダバオトになってしまった。人間を管理する存在となり、現実世界をサブダンジョン・メメントスのような世界にする事を目論む。

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新島真(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

新島真(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

新島真(にいじま まこと)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目の女性キャラクターである。「私立秀尽学園高校」の生徒会長。検事の姉、新島冴(にいじま さえ)と2人で暮らしている。当初は校長からの指令により、「心の怪盗団」の調査を命じられ、怪盗団であるP5主人公とその仲間達の行動に目を光らせていたが、後にペルソナ使いとして覚醒。「心の怪盗団」の作戦参謀役として、P5主人公達と共に悪人の心を盗み「改心」させていくようになる。怪盗団内でのコードネームは「クイーン」。

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喜多川祐介(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

喜多川祐介(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

喜多川祐介(きたがわ ゆうすけ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。日本画家、斑目一流斎(まだらめ いちりゅうさい)の下で住み込みの門下生として暮らしている。しかし実は斑目が悪人であった事から彼を「改心」させようとしているP5主人公達「心の怪盗団」と関わるようになる。その結果ペルソナ使いとして覚醒。「心の怪盗団」に加入し、P5主人公達と共に悪人の心を盗み「改心」させていくようになる。怪盗団内でのコードネームは「フォックス」。

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吉田寅之助(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

吉田寅之助(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

吉田寅之助(よしだ とらのすけ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。渋谷駅前で街頭演説をしている政治家の男。『ペルソナ5』のサブ要素・コープの「太陽」枠を担当している。過去に何度も不祥事を起こしており、7回連続で選挙に落選している。だが本人は過去の事を悔やんでおり、それ故に真剣に国の未来と向き合おうとしている。P5主人公とは街頭演説中に知り合う。自分の演説を訊いてくれたP5主人公を見込んで、演説の手伝いを頼むようになる。

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奥村春(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

奥村春(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

奥村春(おくむら はる)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。大手ハンバーガーチェーン「オクムラフーズ」の社長令嬢であり、P5主人公達が通う「秀尽学園高校」の3年生。父、奥村邦和(おくむら くにかず)が「悪人」であった為、彼の「改心」を行おうとしていたP5主人公達「心の怪盗団」と知り合う。父の一件をきっかけにペルソナ使いに覚醒。以降は怪盗団に加わり、「悪人」の「改心」を行っていくようになる。怪盗団内でのコードネームは「ノワール」。

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ジュスティーヌ&カロリーヌ/ラヴェンツァ(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

ジュスティーヌ&カロリーヌ/ラヴェンツァ(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

ジュスティーヌ&カロリーヌ/ラヴェンツァとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。P5主人公の手伝いをする不思議な青い部屋・ベルベットルームの住人。本作のベルベットルームは「監獄」がテーマの為、ジュスティーヌ&カロリーヌは「双子の看守」としてP5主人公の「更生」を手伝っていく事となる。元はラヴェンツァという1人の少女であったが、本作の黒幕・聖杯/ヤルダバオトによって、ジュスティーヌ&カロリーヌの2人に分断されてしまう。

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坂本竜司(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

坂本竜司(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

坂本竜司(さかもと りゅうじ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。P5主人公が通う「私立秀尽学園高校」に通う高校2年生。P5主人公が最初に仲良くなる親友、または悪友ポジションのキャラクターとなっている。P5主人公と共に「心の怪盗団」を発足させたペルソナ使いでもある。「怪盗団の切り込み隊長」を自称している。怪盗団内でのコードネームは「スカル」。

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岩井宗久(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

岩井宗久(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

岩井宗久(いわい むねひさ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。渋谷の裏通りに店を構えているミリタリーショップの店長。本作の「武器屋」の店主にあたる人物であり、サブ要素・コープ「刑死者」枠を担当してもいる。モデルガンのカスタムが得意で、P5主人公達「怪盗団」が使う銃のカスタムもしてくれる。P5主人公とは、彼が客として店にやってきた時に知り合う。宗久作の改造銃を欲しがるP5主人公を利用し、己の「シゴト」を手伝わせるようになる。

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東郷一二三(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

東郷一二三(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

東郷一二三(とうごう ひふみ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。P5主人公の仲間であるペルソナ使い・喜多川祐介(きたがわ ゆうすけ)と同じ高校に通う、女子高生棋士。『ペルソナ5』のサブ要素・コープの「星」枠を担当している。棋士の腕前と美麗な容姿が認められ、「美しすぎる棋士」として人々の注目を集めている。そんな一二三の棋士としての戦術の腕前に興味を持ったP5主人公が、彼女に声をかけた事から2人の交流が始まるようになる。

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PERSONA5 the Animation(ペルソナ5・P5A)のネタバレ解説・考察まとめ

PERSONA5 the Animation(ペルソナ5・P5A)のネタバレ解説・考察まとめ

『PERSONA5 the Animation』とは、アトラス製作のゲーム『ペルソナ5』を原作とするアニメーション作品。全26話+特番2話で、原作に忠実にストーリーが展開される。 転校生の雨宮蓮は学校へと向かったが、着いた場所は異形な城「パレス」だった。そこで“ペルソナ”使いとして覚醒した蓮は、新たに出会った仲間達とともに「心の怪盗団」を結成し、悪しき欲望に塗れた大人達の“歪んだ欲望”を盗んで改心させていく。 原作通りのスタイリッシュさが健在で、高評価を得ている作品。

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【ペルソナ5・P5】モルガナの正体と事件の真相のネタバレ解説・考察まとめ

【ペルソナ5・P5】モルガナの正体と事件の真相のネタバレ解説・考察まとめ

ATLUSのRPGシリーズ「ペルソナ」の五作目にて、主人公らと共に「怪盗団」の一味として活躍する謎の黒ネコ・モルガナ。主人公らに怪盗としてのノウハウを教えつつ、日常生活にも溶け込み、悪人を改心すべく活躍する。怪盗団として彼が見つけ出した自身の正体と、真相について解説する。

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ペルソナシリーズの音楽・BGMまとめ

ペルソナシリーズの音楽・BGMまとめ

『ペルソナ』とは、株式会社アトラスより発売されているジュブナイルRPGシリーズである。全世界累計売上本数が1300万本越えの大人気ゲームとなっている。その人気の理由の1つにあるのが、ゲーム本編を彩る楽曲達の存在がある。魅力的な楽曲で多くのファンの心を掴んでいったペルソナの音楽は、人気が高まった結果両国国技館を舞台にライブを行ったり、リズムゲームまで発売するまでに至っている。ペルソナの魅力を語る上で外せない要点である。

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ペルソナ5主人公・ジョーカーの魅力とは?【P5解説・考察】

ペルソナ5主人公・ジョーカーの魅力とは?【P5解説・考察】

『ペルソナ5』の主人公は困っている人を放っておけない性格の持ち主だ。しかし本作の物語が始まる前、道路で酔っ払った男に絡まれていた女性を助けた結果、冤罪をかけられてしまう。そのような苦い経験をした後でも彼の正義感が鈍ることはなく、窮地に陥った人々を「心の怪盗団」として救い出していく。

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高評価多数!PlayStation 4のおすすめソフトまとめ!『ペルソナ5』『ドラクエ11』など

高評価多数!PlayStation 4のおすすめソフトまとめ!『ペルソナ5』『ドラクエ11』など

ソニーから発売されている「PlayStation 4」は、技術の進歩によってグラフィックスやサウンド性能が以前の機種よりも格段に上昇しており、よりリアルにゲームを楽しむことができるようになっている。さらにVRシステムに対応している為、ゴーグルや専用コントローラーを使用すればさらにゲームの楽しみ方の幅が広がるのだ。本記事では特にユーザーからの評価が高かった、おすすめの「PlayStation 4」ソフトを厳選して紹介する。

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ペルソナ5主人公の初期ペルソナはアルセーヌ!そこからわかる主人公の人物像は?【解説・考察】

ペルソナ5主人公の初期ペルソナはアルセーヌ!そこからわかる主人公の人物像は?【解説・考察】

『ペルソナ』において、主人公たちが召喚する「ペルソナ」の姿かたちには当人の思いや考えなどが反映される。『ペルソナ5』主人公の初期ペルソナは「アルセーヌ」だった。アルセーヌはフランスの小説家モーリス・ルブランの小説に登場する怪盗である。それを踏まえ、主人公がどのような人物であるのか考察してみた。

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【ペルソナ5】世界観が特徴的なPS4用ソフトを大特集!シュールさがクセになる!【風ノ旅ビト】

【ペルソナ5】世界観が特徴的なPS4用ソフトを大特集!シュールさがクセになる!【風ノ旅ビト】

ゲーム選びの際に重要視するポイントとして、ストーリーの面白さやキャラクターデザインにこだわっているというプレイヤーは多い。しかし「たまには一味違ったゲームを楽しみたい」という時には、世界観に注目して選んでみてはいかがだろうか。PS4には「シュールさにハマる!」とプレイヤーから評価された作品が多数あるのだ。本記事では世界観が特徴的なPS4用ソフトを、厳選して紹介する。

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ペルソナシリーズ歴代主人公の不幸な要素まとめ

ペルソナシリーズ歴代主人公の不幸な要素まとめ

『ペルソナシリーズ』では、主人公や仲間が困難に立ち向かい、成長していく様子が描かれる。主人公はストーリーの導入として序盤から不幸な目に遭っている場合が多い。中でも『ペルソナ2』の周防達哉は最後まで報われないことで有名である。 ここでは『ペルソナシリーズ』歴代主人公の不幸な要素をまとめた。

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ペルソナシリーズのシャドウとは?由来・元ネタとなったユング心理学を交えて解説!

ペルソナシリーズのシャドウとは?由来・元ネタとなったユング心理学を交えて解説!

『ペルソナシリーズ』に登場する重要な用語である「ペルソナ」や「シャドウ」は、ユング心理学に由来する言葉だ。ペルソナ4では仲間たちが自身のシャドウと向き合うことでペルソナを獲得するという流れになっており、これらの語句がストーリーと密接に関わっている。 ここではユング心理学ではどのように説明されているのかを交えて、「ペルソナ」や「シャドウ」について解説を行う。

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