ドラゴンクエストビルダーズ（DQB）のネタバレ解説・考察まとめ

主人公

今作の主人公。初期設定で性別や髪、瞳の色が変更できる。
文明が失われたアレフガルドで、いつか現れるとされていた伝説のビルダーと呼ばれる存在。
その命はすでに尽きており、大地の精霊ルビスによって「後に勇者が現れたときのための準備をする」という使命を果たせるだけの命を与えられた。
世界を復興していくうち、今まで助けてくれた仲間がいるこの時代のうちに竜王を倒すべきだと考え、ルビスの制止を振り切って竜王を倒す。

出会う人々には「頼りない顔」、「とぼけた顔」、「筋肉のない貧相な体」との総評をもらっているが、ラダトームの姫からは「凛々しいお顔立ち」と言われ、竜王には「人の物を作る力をあらわしたなんともおそろしい顔だ」と言われていた。
作中で出てくる人物で唯一台詞がないが、主人公の対話相手が主人公が言ったであろう台詞を復唱するので（え？そんなことよりお腹が空いた、ですって？等）、それを見ると空気を読まずに自分の意見をはっきりと言う性格だと窺える。
ビルダーとしての能力の他に、一度死んでいるせいか幽霊が見える。
またマイラガライヤ編で作成したバイクに「ちょうげきとつマシン」という名前をつけており、アメルダからネーミングセンスの無さを指摘されていた。

大地の精霊ルビス

アレフガルドを創造したと言われている大地の精霊。
メルキドの墓に埋まっている主人公を見つけ、命と使命を与える。
主人公を導く存在であるが、自由奔放ではっきりと物を言う主人公に振り回されがち（現に再三勇者ではないと主人公に忠告したが、最終的には無視されてしまった）。

ロロンド

メルキド編で、魔物にブロックで閉じ込められていたところを主人公に救われる。
先人が残した「メルキド録」を読み解いて、メルキドの再建をするべく主人公と行動を共にした。
他の住人からは声がでかい、いびきがうるさい、リアクションがいちいちでかい、偉そうとの総評を受けていた。

ラダトーム編では三賢者のひとりとして再び登場するが、その際にも魔物にブロックの中に閉じ込められており、主人公に助けられている。

ピリン

主人公がメルキドで最初に会う女の子。優しく世話好きな性格。
料理を作るのが趣味で、レシピの通りに作るのは問題ないのだが、創作料理を作ろうとするとみんなに止められる（材料を土で煮込もうとするなどその腕は壊滅的）。
ゴーレムとの決戦の前には主人公に薬草を渡し、メルキドから旅立つ際にはモモガキの実を渡すなど最後まで主人公を気遣ってくれた。

ゴーレム

メルキド編のボス。
城塞都市メルキドの守り神として作られた。
勇者が裏切ったことで世界が混乱に陥り、魔物におびえた人々は安心を求めてメルキドへと集まった。
やがて物資が枯渇し、文明を失った人々は新たに物を作ることもできず、城の中で物資の奪い合いを始めた。
徐々に暴走した人々によってメルキドが崩壊する中、ゴーレムは人間こそがメルキドの敵だと判断し、以後は人間を襲うようになってしまった。

エル

リムルダールで主人公が最初に出会う少女。真っすぐで献身的な性格。
病に倒れた人々を救うべく、主人公に病院を建ててほしいと依頼する。
実はゲンローワの孫娘で、よくケンカはするものの血は争えないのか妙に意気投合するときがあり、他の住人からは「歳の差カップル」と勘違いされていた。

ラダトームでは三賢者として主人公と再会し、主人公を支えるべく奮闘していた。

ゲンローワ

薬の研究をしていた老人。エルの祖父でもある。
偏屈で物事を回りくどく考えてしまう性格であり、自分の思ったことを素直に口に出してしまう主人公とは対照的である。
かつての弟子が「病を克服するためには死を乗り越えてしまえばいい」という考え方になってしまい、方向性の違いから離別した。
それ以来、人間とはどう生き、どう死ぬのが正しい形なのか考えるようになった。
その末、死を素直に受け入れるべきだと考えていたが、孫娘であるエルが病に倒れたことがきっかけで、自分の考えは愚かだったと思い直した。

ヘルコンドル

リムルダール編でのボス。
リムルダールでの多くの病はこのヘルコンドルによって蔓延していた。
空を飛んでいるため通常の攻撃が当たらず、主人公が住人たちからもらったアイディアで作成したバリスタを用いて撃ち落とす必要があった。