ドラゴンクエストウォーク(ドラクエウォーク・DQウォーク・DQW)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラゴンクエストウォーク』は、日本を代表するRPGゲーム『ドラゴンクエスト』のスマートフォン向けアプリ。スクウェア・エニックスとコロプラの共同開発タイトルとして2019年にリリースされ、Android・iOS対応。
端末を持ち実際に歩くことでモンスターの討伐やクエストの進行を行う位置情報RPGである。
略称は『ドラクエウォーク』、『DQウォーク』、『DQW』。
『ドラゴンクエストシリーズ』から完全に独立したタイトルとなっており、ストーリーも同様に独立している。

『ドラゴンクエストウォーク』の概要

『ドラゴンクエストウォーク』は2019年9月にリリースされたスマートフォン向け位置情報アプリ。スクウェア・エニックスとコロプラの共同開発タイトルである。運営元はスクウェア・エニックス。
本作は1986年にエニックス(後のスクウェア・エニックス)より1作目がリリースされたRPGゲーム『ドラゴンクエストシリーズ』の世界が舞台となっている。

プレイヤーは主人公アバターを作成し、自身がスマートフォンを持ちながら移動することでゲーム内のアバターも同様に移動する。
プレイヤーが冒険するのは、現実世界を基にした世界。画面に表示されるフィールド画面はGoogleマップの情報を元にしており、地図上には地名や施設名なども表示される。
プレイヤーは実際に現実世界で歩き、指定した目的地に辿り着くことで目的地に出現するストーリーを読み解き、ボスキャラクターを討伐することでクエストを進行させる。
冒険の道中では、モンスターが出現するためその討伐やアイテムを収集することでキャラクターは経験値を入手し成長する。

リリースの翌日にはApp Store (iOS)のセールスランキングで首位となり、更にその翌日にはAndroidとiOSの累計ダウンロード数が300万件に達した。その3日後にはGoogle Playのゲームカテゴリにおけるセールスランキングでも首位を獲得。同時に累計ダウンロード数は500万件を達成した。

『ドラゴンクエストウォーク』のあらすじ・ストーリー

『ドラゴンクエストウォーク』のストーリーは『ドラゴンクエスト』のナンバリングタイトルから独立した世界であり、メインストーリーには過去のナンバリングタイトルに登場した地名や物語は登場しない。
『ドラゴンクエストシリーズ』に見られるような主人公をはじめとするキャラクターごとのストーリーは無い。「冒険」自体が目的のRPGである。

物語は不思議な声に語りかけられるところから始まる。
その後は人へ物を届ける、ボスキャラクターを倒しに行く。などのクエストやイベントに関連して提示される小さな物語や対話を進めることで自身のアバターである主人公を成長させていく。

なお『ドラゴンクエストウォーク』のストーリーは不定期に更新されている。

はじまり

自己紹介するスラミチ。

『ドラゴンクエストウォーク』の世界に足を踏み入れてすぐ、どこからともなく不思議な声が聞こえてくる。
世界が「悪」に蝕まれようとしているため、ガイド役のスラミチと魔法のコンパスの力と共に世界を救ってくれと大きな使命を託される。
スラミチは魔法のコンパスを所持しており「導きのかけら」を消費することでコンパスが使用できること、コンパスは次に行く目的地を教えてくれるという。
目的地であるハイルの村に到着すると1章1話が終了する。

花びらを集める旅路

ストーリーの2章、3章、5章を終えるごとに光り輝く「花びら」を手に入れることができる。
主人公は何のためにその「花びら」を集めているのかはわからないまま手に入る。
9章になるとようやく「花びら」を集めている理由が明かされる。
この「花びら」を全て集めると「女神の果実」になるという。だが、それが何なのか、何のためのものなのか、は一切が謎のままである。

魔王の存在

章ごとに花びらを集め、道中では村人を困らせるモンスターの討伐や物を届けるなどのクエストをこなしていく。
第10章に入ると「黒い騎士」が現れる。彼は、「バリゲーン」という強大な魔物がかつて封印された魔王をさせようとしているという。
魔王の封印は解かれてしまうのか、まだまだ謎は深まるばかりだ。

『ドラゴンクエストウォーク』のゲームシステム

キャラクターメイク

性別・見た目を作成する

プレイヤーはまず初めに主人公アバターを作成する。このアバターは後から何度でも変更が可能である。
自身がスマートフォンを持ちながら移動することでここで作成したゲーム内のアバターも同様に移動する。

ストーリーを進める

必要な数の導きのかけらを使用してストーリーを解放する

メインストーリーは1話ごとに解放する必要があり、そのために「導きのかけら」というアイテムが必要となる。
導きのかけらはあらゆる場面で入手可能である。
ストーリーを解放したら目的地を自身で設定する。目的地はゲーム画面上のランドマークに設定するか、専用アイテム「導きのつばさ」を使用することで現在地から半径150m圏外の場所ならランドマークがなくても自由に目的地を設定することも可能だ。
ストーリーを進行すると冒険ランクの上昇や様々なコンテンツの解放がされていく。

目的地は自身で設定できる

ウォークモード

自動でアイテムの収集、モンスターの討伐ができる

位置情報ゲームでは、歩きスマホによる事故などが問題視されているが『ドラゴンクエストウォーク』では「ウォークモード」というモードを追加することで解消を図っている。
このモードは自動的にフィールド上のモンスターとの戦闘、アイテムの収集をしてくれる。
但し、車や電車に乗って早いスピードで移動している際は機能せず、端末がスリープモードの状態やバックグラウンドの際も機能しない。

攻撃の種類

『ドラゴンクエストウォーク』内には「斬撃」、「体技」、「じゅもん」、「ブレス」の4種類の攻撃方法が存在する。
各攻撃方法の威力や性能の上昇には、各ステータスの強化だけでなく「スキルの斬撃ダメージ+10%」などの効果を得る方法がある。

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