ファイナルファンタジーVI(FF6)のネタバレ解説・考察まとめ
スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに1994年に発売したゲームソフト。FFシリーズ6作目。今作では、FF5までのシステムを踏襲しつつ、キャラクターによるストーリー性を重視した群像劇を描き出す。
失われた魔法と幻獣、機械文明世界が舞台となる。世界征服を企むガストラ帝国と、それに立ち向かう抵抗組織に属する者たちの戦いを描く群像劇。
戦闘システム
アクティブタイムバトルシステム(ATB)は今作でも採用されている。
今作からATBゲージが満タンの行動できる状態で、他のキャラクターにコマンドの順番を廻すことができるようになり、さらに戦略性がアップした。
また、これまでもあった「バックアタック」に加え、「サイドアタック」や「挟み撃ち」など戦闘に突入する状況が追加された。
一部のキャラクターを除いて、キャラクターのHPが少なくなり、瀕死状態のときに「たたかう」コマンドを選択すると1/16の確率で「超必殺技」が発動する。
幻獣
今作の幻獣は、魔力の源として描かれる。
魔力を吸い取り魔石化するために、ガストラ帝国は魔導研究所に多くの幻獣を捕えていた。
ティナの父親であるマディンもその1人であった。
そのため、今作では多くの幻獣が登場する。
ラムウなどは人間に近い形でストーリー中に登場する。
また、ゲームボーイアドバンス版では幻獣が追加され、FF5の人気キャラクター「ギルガメッシュ」も召喚できるようになった。
『ファイナルファンタジーVI』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
FF6ではパッケージイラストをFF3までと同様に天野喜孝によるイラストを全面使用している。
FF4、FF5とチビキャラを使ったパッケージであったが、FF6のシリアスなストーリーには似合わないことと、今回の魔導都市と魔導アーマーのイラストを発注した際、出来上がった天野喜孝のイラストがイメージにしっくりきたため。
また、多くのファンからの天野喜孝イラストのパッケージ復活を望む声が多かったのも一因している。
また、このFF6から後にFF7のディレクターを務める北瀬佳範がシナリオに参加し、さらにグラフィックでは同じくFF7でメインビジュアルを担当する野村哲也が初のディレクターを務めている。
彼らは今作でその実力を認められ、次作ではメインディレクターに抜擢されることとなった。
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目次 - Contents
- 『ファイナルファンタジーVI』の概要
- 魔大戦
- 『ファイナルファンタジーVI』のあらすじ・ストーリー
- 『ファイナルファンタジーVI』の登場人物・キャラクター
- ティナ・ブランフォード
- ロック・コール
- エドガー・ロニ・フィガロ
- マッシュ・レネ・フィガロ
- シャドウ
- カイエン・ガラモンド
- ガウ
- セリス・シェール
- セッツァー・ギャッビアーニ
- ストラゴス・マゴス
- リルム・アローニィ
- モグ
- ゴゴ
- ウーマロ
- レオ・クリストフ
- ビックスとウェッジ
- ガストラ皇帝
- ケフカ・パラッツォ
- システム
- パーティ構成
- アクセサリ
- 魔石
- 戦闘システム
- 幻獣
- 『ファイナルファンタジーVI』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話