ファイナルファンタジーV(FF5)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーV(FF5)」とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに発売したゲームソフトで、シリーズ5作目となる。
FF4から採用されたアクティブタイムバトル(ATB)をさらに進化させ、新ジョブも追加された。
風・水・火・土の4つのクリスタルを守るため、クリスタルの心と力を受け継いだ光の戦士達は暗黒魔道士エクスデスと戦う。
ゼザ・マティアス・サーゲイト
58歳。
サーゲイト城の城主で、暁の4戦士の1人。
冷静沈着な性格から「氷のゼザ」の異名を持つ。
船団を有し、さらに、潜水艇も所有している。
バッツたちとともにバリアの塔に侵入を果たした後、バッツたちとは別行動をとって、1人で地下の動力部へと向かい、動力部を破壊し、崩壊した塔と運命を共にした。
ケルガー・ヴロンデット
63歳。
ウェアウルフが住むケルブ村の村長。暁の4戦士の1人。
バッツたちと会った時には既に病を患っていた。
バッツがクリスタルを砕いてエクスデスを復活させたと誤解し、1対1の勝負を挑んでいる。
その後、村の北にある飛竜の谷への門を開けてくれる。
命と引き換えにエクスデス城の幻を打ち破り、死去した。
彼が亡くなったことで、暁の4戦士は全員死亡したことになる。
シド・プリヴィア
カルナックの学者。
クリスタルの力を増幅する装置を発明したが、クリスタルを酷使したことで、クリスタルの限界を指摘し、使用を止めるように女王に諫言したことから囚われの身になってしまう。
クリスタルが砕け散る原因を作り、またそれを阻止できなかったことにひどく責任を感じている。
バッツたちと孫のミドの励ましによって元気を取り戻し、その後はバッツたちの旅を助ける。
火力船、飛空艇の整備・改造と、今回も主人公をバックアップしてくれる。
ミド・プリヴィア
出典: www.geocities.jp
シドの孫。本を読むことが何より好きな少年。
母は家出し、父は事故で亡くなったためシドが唯一の肉親として育てている。
故にシドを祖父として慕う一方で、師として尊敬もしている。
シドと共に火力船や飛空艇の整備・改造を引き受け、バッツたちに協力する。
シルドラ
ファリスの親友である海竜。体長30メートルを超える巨大なシーサーペント。
昔は近くの海域を荒らす暴れん坊だったが、ファリスと出会ったことで性格が変わり、親友として海賊船の動力として活躍するようになった。
バッツたちを乗せた船を牽引しているとき、トルナ運河に巣くう魔物、カーラボスの道連れにされ、一時行方不明になる。
沈むウォルスの塔にバッツたちが巻き込まれる危機を救うため、瀕死の体で現れるが、バッツたちを助けて力尽きてしまう。
その後、シルドラの魂は召喚獣となり、バッツたちの力となってくれる。
ギルガメッシュ
エクスデスの親衛隊長。
エクスデスの屈指の部下だが、人情に厚く、ドジな一面があり、悪役になりきれていない憎めない性格。
何度もバッツたちの前にボスとして立ちはだかるが、その都度おかしなセリフを残して逃亡する。
戦いを通じてバッツたちをライバルと認め、後のシリーズでも特にバッツを強くライバル視しているさまが描かれる。
聖剣エクスカリバーの偽物である「エクスカリパー」で攻撃する。
歌舞伎の武蔵坊弁慶のような風貌に違わず、刀剣コレクターでもある。
エクスデスが仕掛けた罠の宝箱を、本物のエクスカリバーだと思い、バッツより先に開けてしまい、エクスデスの怒りを買ってしまう場面も。
失望したエクスデスにより、時空魔法「デジョン」により次元のはざまに飛ばされてしまう。
その後、バッツたちと次元のはざまの最深部で再会し、バッツたちの危機を救出するために自爆し、最期を遂げる。
ギルガメッシュとの戦闘が行われる際のBGM「ビッグブリッジの死闘」は今なお名曲として語り継がれている。
エクスデス(ネオエクスデス)
「無の力」を求めて暗躍したために30年前に封印されていた暗黒魔道士。
元はムーアの大森林にあった、樹齢1000年以上の樹であった。
ムーアの大森林に封印された4つのクリスタルの力が、邪悪な意思を引き付け、それらが集まって1本の樹に宿り、やがて人の形を取るようになったのだ。それこそがエクスデスであった。
エクスデスは植物の生命力を持ち、限りなく不死に近い存在であった。
次元のはざまや無の力についての知識があり、クリスタルを破砕して回り、再び無の力を得ようとする。
決戦の最中に無の力に飲み込まれて、自分を含む世界や次元など全てを永遠の無にしようとする存在へと変貌。その際に自らを「ネオエクスデス」と称し全てを無に還そうとする。
戦闘システム
パーティの人数は最大4人。
主人公(バッツ)、レナ、ファリス、ガラフ(クルル)のメンバー固定である。
前作FF4では、パーティメンバーが頻繁に、しかも強制的に入れ替わるシステムであったが、今作ではメンバーが入れ替わるのは一度だけである。(ストーリー中、一旦キャラが抜けることがある)
しかも入れ替わる前のキャラクターのレベルやジョブ、アビリティはそのまま引き継がれるので、1から育て直す必要はない。
前作FF4に引き続き、今作でもアクティブタイムバトルシステム(ATB)が採用されている。
今作ではプレイヤーキャラクターの行動待ち時間を示す「ウェイトゲージ(=ATBゲージ)」がコマンド画面に表示されたことで、よりわかりやすい戦闘システムとなり、戦略性が増した。
防具には「重さ」が設定され、それが大きいほどウェイトゲージの増加が鈍くなる。
ジョブチェンジシステム
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目次 - Contents
- 『ファイナルファンタジーV』の概要
- 『ファイナルファンタジーV』のあらすじ・ストーリー
- 『ファイナルファンタジーV』の登場人物・キャラクター
- バッツ・クラウザー
- レナ・シャルロット・タイクーン
- ファリス・シェルヴィッツ (サリサ)
- クルル・マイア・バルデシオン
- ガラフ・ハルム・バルデシオン
- ドルガン・クラウザー
- ゼザ・マティアス・サーゲイト
- ケルガー・ヴロンデット
- シド・プリヴィア
- ミド・プリヴィア
- シルドラ
- ギルガメッシュ
- エクスデス(ネオエクスデス)
- 戦闘システム
- ジョブチェンジシステム
- ジョブ
- 風のクリスタル
- 水のクリスタル
- 火のクリスタル
- 土のクリスタル
- 隠しジョブ
- 追加ジョブ(リメイク版)
- 魔法
- 『ファイナルファンタジーV』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ものしりじいさん
- エンディング分岐
- さいきょう
- 最強ボス