ストーンオーシャン(ジョジョ第6部)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦の漫画作品である。第6部の副題は『ストーンオーシャン』。父の愛に飢えた非行少女・空条徐倫はひき逃げの罪を着せられ刑務所に入るが、事故が罠であることや父の愛を知り、仲間と共に「天国」を目指すプッチ神父と戦う。新たなスタンドの発動条件、能力のディスク化とそれを植え込まれたスタンド使いが刑務所に乱立する。徐倫たちを待つ物とは何か。運命、絆を描き上げた、壮大なストーリー。

スタンド:ホワイトスネイク / C-MOON / メイド・イン・ヘヴン / スタンド使い:エンリコ・プッチ

ホワイトスネイク

【破壊力】?
【スピード】D
【射程距離】?
【持続力】A
【精密動作性】?
【成長性】?

他者の記憶とスタンドをディスクの形にし、抜き出す能力。両方取り除かれた場合は仮死状態のようになるが、ある程度の学習は可能である。スタンドもしくは記憶のディスクを人物の顔面に差し込むと、その人物は復活する。抜き取り、与えられたスタンド能力は、その能力の本来の持ち主でないと100%完全には操れないものの、DIOの言う適材適所に応じて使用させればそれなりの効力を発揮する。
最終的にはウェザー・リポートの能力をエンポリオに押し込んでしまい、それが元で本体は敗北するという皮肉な結果となった。

C-MOON(シー・ムーン)

【破壊力】なし
【スピード】B
【射程距離】?
【持続力】?
【精密動作性】?
【成長性】?

プッチ神父が緑色の赤ん坊を吸収し、ケープ・カナベラルで進化した姿。このスタンドはホワイトスネイクがメイド・イン・ヘブンに進化する途中の状態である。スタンドのビジョンは身長こそプッチ神父と同じくらいだが、姿の印象は緑色の赤ん坊に似る。能力は本体を中心に重力が変わるという物。その他、殴ったり触れたりした対象が裏返る現象が起きる。スタンドや体が裏返ってしまう為迂闊に攻撃できない。徐倫は糸の能力を利用して胴体を裏も表もないメビウス状にし、裏返し能力を封じた。

メイド・イン・ヘブン

出典: twitter.com

【破壊力】B
【スピード】無限大
【射程距離】C
【持続力】A
【精密動作性】C
【成長性】A

最終的に発動したプッチ神父のスタンド。時を加速させる能力を持ち、雨が降ったと思えばすぐに止んで、買ったばかりのアイスが溶け落ちる、数秒程度話しただけで携帯電話の使用料金が数万円になるなど世界中に影響を与えた。
時の加速は止まらず、太陽と月が交互に入れ替わり、最後には世界が一巡りする事態に陥る。ジョースターの血統を絶えさせることに成功はしたが、彼らに与する人物、つまりエンポリオが生き残っていたため一度加速を止め、戦うことになる。
一巡り後の世界で、プッチ神父の支配を受けない存在であるエンポリオを始末し、もう一度ケープ・カナベラルへ行く為であった。

エンリコ・プッチ

グリーンドルフィン刑務所内で囚人の懺悔を聞く神父。第6部の『ジョジョ』におけるラスボスであり、DIOとは親友関係にあった。神学校時代、日光のアレルギーだというDIOを教会内に引き入れたのが縁で親しくなる(DIOは吸血鬼なので日光に当たれない)。彼からはスタンドに関する事や、「天国へ行く方法」について聞いていた。

実は赤ん坊のころ生き別れたウェザー・リポートの双子の兄である。妹のペルラが付き合っていた相手が死んだと聞かされていた弟のドメニコ(つまり、ウェザーとペルラは兄妹)だと知り、二人を引き離そうと「何でも屋」に頼み込む。しかし、彼らは人種差別主義者であり、ウェザー・リポートを人種上の理由でリンチした挙げ句に放置。ウェザー・リポートが死んだと思い込んだペルラは絶望のあまり自殺という悲劇を迎える。
DIOと出会ったのはその後で、太陽から匿われたその礼として心の傷と、生まれついての脚の小指の歪みを癒されたことから親友として付き合いを始めた。
通常は聖職者らしく温厚で物越し柔らかな態度をとるが、他者を平気で道連れにする。そしてそれを悪ではないどころか、使命と思い込んで行っている。
追い詰められると「孤独な数字」である素数を数え、気分を落ち着かせる奇癖を持つ。
時の加速を止めたのは、「プッチ神父の支配から逃れる」運命を持ったエンポリオを確実に始末する為。新たな世界で唯一運命に干渉できる存在となったプッチ神父だが、完全なる「天国」を遂行する為には、自分の存在や計画を知る者がいてはならないと、ケープ・カナベラルに着く以前で時間の加速を止めたのだった。エンポリオを追い詰めたが、ホワイトスネイクの能力を利用されてウェザー・リポートの能力を植え込んでしまう。
天候を操るウェザー・リポートにより密室内に純酸素が集まり、それにより中毒症状に陥って体の自由を失い、静かに頭を潰された。

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