ストーンオーシャン(ジョジョ第6部)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦の漫画作品である。第6部の副題は『ストーンオーシャン』。父の愛に飢えた非行少女・空条徐倫はひき逃げの罪を着せられ刑務所に入るが、事故が罠であることや父の愛を知り、仲間と共に「天国」を目指すプッチ神父と戦う。新たなスタンドの発動条件、能力のディスク化とそれを植え込まれたスタンド使いが刑務所に乱立する。徐倫たちを待つ物とは何か。運命、絆を描き上げた、壮大なストーリー。

ウンガロ

出典: jojo.matomeno.net

DIOの息子の一人。母はDIOに血を吸われ食いカスとなった。今まで生きて来た中でロクな出会いがなく、人生に絶望し、麻薬中毒者として登場した。人々に希望を与えると言う理由で、漫画などのキャラクターを嫌っている。プッチ神父との出会いで能力が開花。徐倫たちを追い詰めるが、ウェザー・リポートが「あらゆるヒーロー、ファンタジーを元の世界に戻すことができる」と言うストーリーを思いつき、ゴッホにそれを描かれたことで能力が封じられて発狂する。

スタンド:スカイ・ハイ / スタンド使い:リキエル

スカイ・ハイ

出典: jojo.matomeno.net

【破壊力】なし
【スピード】なし
【射程距離】本体の肉眼で見える距離
【持続力】C
【精密動作性】なし
【成長性】なし

スカイフィッシュ(ロッズ)と呼ばれる生物を操る。本体の手首に、アクセサリーのように装着。スカイフィッシュ自体はスタンドではなく生物であり、それを操れるのは「心が通じ合っているからではないか」とされている。
戦闘力はないが、他者の体温を餌として奪う。これにより低体温症や凍傷になるだけでなく、脳幹の体温を奪って死に至らしめることもできる。スカイフィッシュは肉眼での補足が不可能であり、捕らえることは難しい。
弱点として、相手の体温が炎上して異常に高まっている場合や、本体がパニックに陥ることで方向性を見失ったり、スカイフィッシュが動けなくなってしまうことが挙げられる。

リキエル

DIOの息子。パニック障害を持ち、まぶたのけいれんや呼吸困難などを多く起こしていた。その後学校からも見放されて、希望を失い暴走族となる。まぶたの痙攣が元で交通事故を起こし入院。そこでプッチ神父と出会い、スタンド能力が開花。プッチ神父との出会いで得たのはスタンドの知識だけでなく、人間に最も必要なものは精神の成長だという信念であり、自分の体がボロボロになっても徐倫たちとの戦闘を続けた。ウェザー・リポートがプッチ神父の弟だと語る。その直後、エルメェスの攻撃で再起不能に陥った。

スタンド:アンダー・ワールド / スタンド使い:ドナテロ・ヴェルサス

アンダー・ワールド

出典: jojo.matomeno.net

【破壊力】なし
【スピード】C
【射程距離】フロリダ州オーランド付近
【持続力】C
【精密動作性】なし
【成長性】なし

生物が歩いた、車が通った、など、地面が記憶している事象、記録を呼び起こして再現させるスタンド。本体の少年時代から無意識的かつ不完全な形で発動しており、何もない道路で転ぶなどの憂き目に遭っていた。
プッチ神父との出会いで能力が完全開花する。どこで何が起きたのかを本体が記憶しており、事件や事故が起きた時間を利用しての戦闘(事件や事故が起きた時間に、スタンドを発動させる)が可能になった。
飛行機が墜落した場所では、その墜落した時間に別の飛行機を落とすことができる。予定時刻には必ず墜落するようになっており、命の状況をも再現可能。つまり、死者が座っていた座席にいれば死んでしまう。これを回避するには、生存者がいた席にいるか、生存者と同じ行動をとる必要がある。

ドナテロ・ヴェルサス

出典: jojo.matomeno.net

DIOの息子。母は遊び人で、ヴェルサスは育児放棄をされて育った。母の再婚に伴い完全に見放されて、13歳の時、両親へのストレスから数日のつもりで家出をする。この時、スパイクシューズを盗んだ罪を着せられ「障碍者から盗んだのだろう」と決めつけられて更生院に入れられた。実際に窃盗を行った人物が捕まり釈放されるが、心身共にボロボロであった。この頃よりスタンド能力が目覚めるが不完全で制御ができずにいた。強盗を働いた際に足を撃たれて、ビルから身を投げる。
一命をとりとめ搬送された病院で、緑色の赤ん坊と一体化したプッチ神父と出会う。その時、自分の父の正体や、自分の人生の意味を考え直し、スタンドを100%操れるようになった。
当初はスタンドを操れるようにしてもらったことでプッチ神父に感謝の念と敬意を持っていたが、戦いに参加しない彼に次第に不信感を募らせ「プッチが追う者、幸せを先に見つけ出し、自分が幸せになる」為に、能力で地面の記憶を読み、スタンドのディスクを手に入れようとする。これは、不幸続きだった人生を送って来たが為、誰よりも幸せを欲していたためである。
元より敵だった徐倫たちを倒すべく、この地に墜落した飛行機の中に皆を閉じ込めようとしたが失敗。無関係の物、特に子供を巻き込んだとして徐倫たちから報復を受ける。徐倫たちにもプッチ神父にも協力をしないと決め、両者を戦わせるためにウェザー・リポートの記憶のディスクを徐倫たちに投げ渡した。
これによりウェザー・リポートの記憶がよみがえり、ウェザー・リポートの真の能力、ヘビー・ウェザーが発動。町中にでんでんむしや虹が現れて、ヴェルサスは混乱に乗じて逃げ出そうとする。しかしヘビー・ウェザーの能力に巻き込まれて、最終的にはプッチ神父に引導を渡された。

スタンド:グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム / スタンド使い:緑色の赤ん坊

グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム

出典: jojo.wikia.com

【破壊力】?
【スピード】?
【射程距離】?
【持続力】?
【精密動作性】?
【成長性】?

本体に近づこうとすればするほど、本体との距離と比例する形で他者の体が2分の1ずつ縮んでいくスタンド(2分の1、4分の1、8分の1と言った具合)。スタンドのビジョンもまた本体に近づくと小さくなる。スタンドに捕まれると急激に縮むが、離れれば元の大きさに戻る。
本体に近づくほど小さくなるため永久に本体に到達することはできないが(近づくほどに体が小さくなることで、相対的に目標までの距離が縮まらない)、本体自身が近づいた場合は小さくはならない。歩いて近づいた場合だけでなく、落下などでも同じ現象が起こる。
単に小さくするだけの能力ではなく、「本体が触れた物は、本体から離れれば大きくなる」と言った面もあり、能力の性質を理解した本体により、石が岩となった描写もある。

緑色の赤ん坊

出典: jojo.matomeno.net

38名もの罪人の魂を吸収したことによって、DIOの骨から生まれた緑色の赤ん坊。その正体はDIOの魂である。ジョースター家の血統を表す星型の痣を持つ。スタンド能力で徐倫、アナスイを近づけないようにしたが、彼らの能力に興味を持ったようで、徐倫には懐く。
プッチ神父により連れ去られて、14の言葉に反応し、プッチ神父と合体。新たなスタンド、C-MOONを生み出すきっかけとなった。

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