ストーンオーシャン(ジョジョ第6部)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦の漫画作品である。第6部の副題は『ストーンオーシャン』。父の愛に飢えた非行少女・空条徐倫はひき逃げの罪を着せられ刑務所に入るが、事故が罠であることや父の愛を知り、仲間と共に「天国」を目指すプッチ神父と戦う。新たなスタンドの発動条件、能力のディスク化とそれを植え込まれたスタンド使いが刑務所に乱立する。徐倫たちを待つ物とは何か。運命、絆を描き上げた、壮大なストーリー。

男囚。初登場時はエンポリオが寝泊まりしている音楽室にいた。名前とスタンド名が同じなのは、記憶がない為。あまりしゃべらないが、気配りに長け、思いやりを持つ。判断力や洞察力にも優れており、頼れる存在と言える。
記憶を取り戻し明らかになった名前はウェス・ブルーマリンだが、これは息子を亡くした母親が、双子の片割れと自分の死んだ息子を取り変えた結果であり、実際には母と血の繋がりはない。本当の名はドメニコ・プッチ。プッチ神父の双子の弟であるが、そのことを知らず、病身の母の為アルバイトに励む好青年に成長する。その後、プッチ神父の妹、ペルラと実の兄妹であるとも知らずに恋に落ちる。
しかし、たまたまウェスの本当の素情を知ったプッチ神父の雇った「何でも屋」によってリンチの挙げ句木に吊るされた。ペルラは自殺に追い込まれ、母も家諸とも焼き尽くされてしまった。この一件でスタンドが覚醒し、自殺もままならなくなったウェスはスタンド能力でペルラを死に追いやった男たちに復讐、「ヘビー・ウェザー」で生まれ故郷に無差別攻撃を行いプッチ神父をも殺害しようとするが兄弟の名乗りを上げられた時に隙が生じて記憶を抜かれて刑務所に入れられた。
双子の絆なのか、プッチ神父が緑色の赤ん坊と一体化して背中に星型の痣ができた時にはウェザー・リポートにも同じ現象が起こり、プッチ神父の存在を感知できるようになる。終盤で記憶を取り戻し、それまでの沈着冷静な性格が一変。共に脱獄したアナスイを困惑させるが、自分の人生に決着をつけるべくアナスイにプッチ神父打倒の協力を頼み込んだ。
片足を失いながらもプッチ神父を捕らえることに成功。最終決戦前に死亡するが、ホワイトスネイクの能力を利用して自分のスタンドをディスク化し、仲間に託した。
プッチ神父を倒した後の世界では、囚人になることもなく暮らしていたらしいが一コマだけの登場なので詳細は不明。

スタンド:ダイバー・ダウン / スタンド使い:ナルシソ・アナスイ

ダイバー・ダウン

出典: jojo.matomeno.net

【破壊力】A
【スピード】A
【射程距離】E
【持続力】C
【精密動作性】B
【成長性】B

人体や物体の中に潜り込み、内部から操り、時には内部構造を組み替えるスタンド。内部に自らの力を篭もらせ、解放して攻撃することもできる。内側からの破壊だけでなく、手足や指などを負傷した者の体内に入って欠損部位を補ったり、潜り込んだ者の代わりにダメージを引き受けたりといった広い使い道を持つ。本体の顔に異物を埋め込んで変装をさせることも可能である。

ナルシソ・アナスイ

殺人罪(恋人の浮気が原因)で収監されている男囚。初登場時は美少女のような外見だったが、特別懲罰房等にいる徐倫を救うべくストーリーに本格的に絡む時、男性だと発覚する。その頃より徐倫を妻にすると言っており、エルメェスやエンポリオに「祝福しろ」と言っていた。真剣に徐倫への愛情を抱くが、ことごとくアプローチは空回りしている。
少年時代から分解癖があり、恋人と浮気相手の肉体をバラバラにした。最終決戦の時、承太郎に徐倫と結婚させてほしいと頼む。アナスイは徐倫に本気で惚れこんではいたものの、結婚できるとは思っていなかった。それでも承太郎の許しを願ったのは、恋人を殺した時に死んでいた自分の心を生き返らせてくれた徐倫たち親子を自分にとっての希望としていたからである。承太郎からは拒絶されるが徐倫自身には結婚の申し出を受け入れられる。
プッチ神父が攻撃してきた瞬間を承太郎に教える為(その瞬間に時を止めようとしていた)、全員の体にダイバー・ダウンを潜り込ませていたが、プッチ神父に上をいかれて失敗する。最後にはプッチ神父がストーン・フリーの腕を使ってアナスイを攻撃し、胸を貫かれて死亡した。
プッチ神父を倒した後の世界ではアナキスの名で、アイリン(徐倫の生まれ変わりのような存在)と恋人関係になっている。彼女の父に結婚を申し込みに行く途中らしい。ヒッチハイカーや見知らぬ人間には比較的そっけないが、アイリンのことは大事に思っていることが伺える。
ちなみに、初登場の時点では女性設定で、徐倫に同性愛的な恋愛感情を抱く予定だったとのこと。

renote.net

スタンド:フー・ファイターズ / スタンド使い:フー・ファイターズ

フー・ファイターズ(スタンド)

出典: jojo.matomeno.net

【破壊力】B
【スピード】A
【射程距離】C
【持続力】A
【精密動作性】C
【成長性】B

知性あるプランクトン。ディスクを与えられて、スタンド使いになった。元は黒く小さなミジンコのような姿だが、殺した生物を取り込むことにより成長、人型のスタンドとして姿を現した。
刑務所の敷地内にある湿地帯に保存してあるディスクを守る為、そこに近づいた看守や囚人たちを殺す。徐倫に敗北するが、自分の正体を知りながら止めを刺さなかった徐倫に完全敗北を認め、守りたいと言う気持ちを起こして女囚エートロの死体を使い蘇生する。
プランクトンを弾丸のように飛ばしたり、傷口をプランクトンで塞いだりと、攻撃だけでなく応急処置にも使用可能である。

フー・ファイターズ(本体) / エートロ

フー・ファイターズが生き延びる為女囚エートロの死体を使って生還した姿。かつてのエートロはいじめられっ子だったが、フー・ファイターズが同居してからは囚人を殴り返すなど強気の態度をとっている。通称はF・F(エフ・エフ)。
復活後はやや砕けた性格になる。一方で他人に認められたいとの意識を持ち、それなら自分から変わるべきと考え、体の要求する物とは真逆の物を食べたりした(コーヒーが飲みたいからココアを飲み、豚肉が食べたいからと、鮭を食べた)。
エートロの体を得てまで生き返ったのは徐倫に負け、彼女に協力したいと考えた為である。水分をマメに取らないと干からびてしまう性質であり、その水分がゲロであっても喜んで口にする。
戦闘だけでなく、傷口にプランクトンを埋め込んでの応急処置を行う役目もこなしていた。DアンG戦で全ての水分を使い、死亡する。その瞬間、知性ある生物として、友達の徐倫に「さようなら」を言えることが嬉しいと言っていた。

renote.net

スタンド:スタープラチナ・ザ・ワールド / スタンド使い:空条承太郎

スタープラチナ・ザ・ワールド

出典: blog.livedoor.jp

【破壊力】A
【スピード】A
【射程距離】C
【持続力】A
【精密動作性】A
【成長性】E(完成していると言うこと)

超スピードと緻密な動きを持ち、あまりに凄まじいスピードのため相対的に周囲の時が止まる。全盛期の18歳(第3部)頃には、体感時間で5秒ほど止められた。第6部の時点では体感で5秒程度の時を止められるが、時を加速させる能力を得たプッチ神父の前では無力に等しかった。

空条承太郎

出典: festy.jp

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ジョジョの奇妙な冒険シリーズのモデル・元ネタ・由来まとめ

ジョジョの奇妙な冒険シリーズのモデル・元ネタ・由来まとめ

“ジョジョ”の名を冠する勇者たちの戦いを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズには、膨大な数のキャラクターが登場し、その中には現実の人物やグループがモデルとなっているものも少なくない。 伝説的殺人鬼のジャック・ザ・リパー。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカス。波紋の戦士リサリサ。ナチスドイツのサイボーグ戦士シュトロハイム。恐るべき柱の男たちに、4部以降の数々のスタンドたち。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクターのモデルとなった人物やグループを紹介する。

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