ジョジョ第5部(黄金の風)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦の漫画作品である。第5部『黄金の風』はジョルノ・ジョバァーナという青年が、麻薬がはこびるイタリアで正義のギャング・スターなるために奮闘する物語。組織での成り上がりを目指すジョルノだったがボスの非道な行いに仲間たちと共に反旗を翻すことになる。第4部では敵スタンドが弱いという声があったが、第5部では強力なスタンドが登場し、ジョルノたちを苦しめた。

キング・クリムゾンの能力の一部。キング・クリムゾンの額に着いたもう一つの顔から、数秒先の未来が見える能力を持つ。ボスだけでなくドッピオも使用可能な能力である。ただ、未来を「投影」するだけで、具体的にどのようなことが起きるのかまでは分からない。だが「時間を消し飛ばす能力」と併用することで非常に危険な能力となる。例えば「数秒先にディアブロが殺される未来」を予見できれば「時間を消し飛ばす能力」でその未来を消し飛ばすことが出来る。

ディアボロ(ボス)

声:小西克幸

パッショーネのボス。若い頃から自分の正体がばれないよう行動してきたとされる。組織内で自分の正体を知った者、嗅ぎつけようとしている物を裏切り者と見なして刺客を送り、時に自ら残虐な制裁を下す。
暗殺チームが裏切り者として始末されることになったのも、そこに所属していた構成員、ソルベとジェラートの二人がこっそりボスの正体を探っていたためである(アニメでは暗殺チーム全員でボスの正体を探ろうとしていた)。この時ソルベを生きたままつま先から輪切りにし、ジェラートの方はその光景の恐ろしさから猿轡に使われていたタオルを飲み込み窒息。ソルベの死体は数十個に分けられて、ホルマリン漬けにされた状態で暗殺チームのアジトに額に入れられて毎日送られた(単体では立体アートに見えなくもない、また、アニメではソルベの解体はチョコラータの仕業になっていた)。
ある女子刑務所で囚人により誕生するが、母は2年間男性がまったくいない環境の中で出産した。父親については「すでに死んでいる」と母の口から語られたのみで、詳細は明かされなかった(DIOではないかとの説もある)。
性格は冷酷、残忍。任務をきちんと遂行した部下や、敵の戦い方如何によっては敬意を表するが、基本的には邪悪な性質の主である。血のつながった娘でさえ、自分の地位を失いかねない脅威として、殺すためにブチャラティ一行に護衛させていた。娘のトリッシュとは親子の絆として互いの存在を感じることができ、それもトリッシュの殺害要因の一つだった。
裏社会のボスとしての手腕は相当な物で、20年の間に多くの裏組織を潰してきた。また麻薬により利益を得るようになるとイタリアには麻薬中毒者による事件数が20倍に増えた。
恐れているのは運命により失敗すること、それが元で自分が築いてきたものすべてを失うことで、過程よりも結果を重視する一面を持つ。それが時を飛ばすスタンド能力「キング・クリムゾン」の発動に至ったらしい。
スタンドを引きだす弓と矢を追っていたポルナレフにより、矢を所有していることを突き止められていた。しかし既に組織は成長を遂げており、刺客を送ってポルナレフから片目と両足を奪うに至る。
二重人格者であり、もう一つの人格、ドッピオが現れている時は体格も年齢もまるっきりの別人となる。ドッピオとの会話は「電話」で行う。
ローマでポルナレフと対峙し、シルバー・チャリオッツ・レクイエムの能力の影響を受ける。ミスタの肉体に潜んで、ミスタと入れ替わったトリッシュを始末しようとした。また、シルバー・チャリオッツ・レクイエムの能力の特性に気付きその能力から逃れることに成功している。

最後にはジョルノのゴールド・エクスペリエンス・レクイエムと戦う。その結果「意思や動作を全てゼロにする」つまり、何をしても遡ってやり直しというゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの能力を受ける。その後は生きたまま解剖される、チンピラに刺されるなどあらゆる死を経験することとなった。

一説には二重人格は先天的なもので、ディアボロの母が2年間も妊娠していたのは二つの精神が宿っていたためではないかとされる。また主人格はドッピオの方であるとの考察もある。

ヴィネガー・ドッピオ

声:斉藤壮馬

突如現れた気弱な青年。怒ると口調や行動が乱暴になり、突如「とぅるるるる」と電話の呼び出し音のような声を発する。その場にある物(タバコ、生きたカエル、アイスクリームなど)を電話と認識し、ボスと会話する奇妙なキャラクター。実はボスの持つ第二の人格であり、隠れ蓑のような存在である。ドッピオが表に出ている時は顔つき、身長、体重など、すべてが完全な別人となる。
キング・クリムゾンの能力の一部、エピタフを使用可能。シルバー・チャリオッツ・レクイエムの能力でブチャラティの体に入り、その肉体の死と共に死亡。最期までボスに対し寂しい、電話が欲しいと言っていた。

その他のスタンド及びスタンド使い

スタンド:エコーズ / スタンド使い:広瀬康一

エコーズ

出典: jojosoku.com

ACT3。

【破壊力】B
【スピード】B
【射程距離】C
【持続力】B
【精密動作性】C
【成長性】A

ACT1からACT3という成長段階を踏んだスタンド。ACT1は文字や言葉を他者に貼り付けてその言葉を心に響かせる。ACT2は物や人に擬音や擬態語を張り付け、その擬音、擬態語の効果を実現させる。ACT3は任意の物を重くする。成長したからと言ってACT1や2が使えなくなったわけではない。上記のパラメーターはACT3のものである。

広瀬康一

声:梶裕貴

第4部の登場人物。承太郎に頼まれて汐華初流乃(ジョルノ)の調査のためイタリアにやって来た。自分の知る仗助、承太郎と言ったジョースター一族の誇り高い黄金の精神をジョルノの中に感じ取る。

スタンド:シルバー・チャリオッツ / シルバー・チャリオッツ・レクイエム / スタンド使い:ジャン・ピエール・ポルナレフ

シルバー・チャリオッツ

【破壊力】C
【スピード】A
【射程距離】C
【持続力】B
【精密動作性】B
【成長性】C

初登場は第3部。甲冑を来た西洋騎士のようなスタンド。本体が片目と両足を失ったことにより、スタンドのビジョンにもその影響が現れており、両足の先端が尖っている。矢ではなく、生まれつきのスタンドである。能力は緻密な剣捌き。

シルバー・チャリオッツ・レクイエム

【破壊力】E
【スピードE
【射程距離】A
【持続力】A
【精密動作性】E
【成長性】A

シルバー・チャリオッツが矢に貫かれてレクイエム化したもの。周辺の生物を眠らせ、魂を入れ替える力を持つ。魂が入れ替わったものは最終的に見たことがない生物へ変貌していく。矢を守る為のスタンドであり、矢を奪おうと攻撃をすれば他者のスタンドを暴走させ本体を攻撃するように仕向ける。
視認できているシルバー・チャリオッツ・レクイエムのスタンドではなく、シルバー・チャリオッツ・レクイエムを見る者の精神が影として具現化している(それ故にシルバー・チャリオッツ・レクイエムは影のように真っ黒なのである)。スタンドの背後に光源があり、それがシルバー・チャリオッツ・レクイエムの影を映し出しているのでその光源を破壊することでシルバー・チャリオッツ・レクイエムの能力から逃れることが出来る。

ジャン・ピエール・ポルナレフ

出典: jojosoku.com

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『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

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連載を開始から30年という年月を経ても根強いファンをもち、ゲーム、アニメなど様々なメディア展開を行い続けている、名作漫画。絵柄、言い回し、擬音など、強烈な作風の中でも、時代を経て人々に愛される、シンプルな「人間讃歌」というテーマ、そこに描かれる唯一無二の世界観と、世代を超えて受け継がれていくキャラクター達の生きざまについて解説する。

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ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

場所と時代を変えながら活躍する、“ジョジョ”と呼ばれる勇者たちを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』には、様々な都市伝説や豆知識、裏設定が存在する。 ディオの母親の存在。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカスの真実。ツェペリの設定の変遷。カーズの行方。シュトロハイム最後の戦い。設定のみ存在するアヌビス神のスタンド使い。作者がその強さを保証する意外な強豪キャラクター。物語中盤でフェードアウトしたフーゴの本当の役割。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』の有名な都市伝説や豆知識、裏設定を紹介する。

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ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦によるアクション・アドベンチャー漫画及びそれを原作としたアニメ・小説・ドラマ・映画などのメディアミックス作品。この記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、その他の劇場アニメ、OVAなどの主題歌を紹介していく。

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