るろうに剣心(るろ剣)のネタバレ解説・考察まとめ

和月伸宏によって1994年から1999年まで週刊少年ジャンプで連載された漫画作品、およびそれを原作とするアニメ、映画。明治時代を舞台に、幕末最強の人斬りと恐れられながら、不殺(ころさず)の誓いを立て人々を守る抜刀斎こと緋村剣心や仲間たちの戦いを描きます。幕末から明治に至るまでの時代の混乱もまた断片的に、かつ克明に描かれました。

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雪白縁(ゆきしろ えにし)

人誅編の敵。当時東洋の魔都と呼ばれていた上海で、復讐のためマフィアのボスにまで上り詰めた人物。姉を親代わりに育ったためか、少年時代は姉を慕う気持ちが少し強いだけの印象。しかし、その姉を剣心に殺される光景を見たことで髪が総白髪になるほどの精神的打撃を負います。上海に渡るものの、子供が一人で生きていける土地ではなく、行き倒れていたところを、同じく日本から来た裕福で親切な一家に助けられました。感謝の念を抱いたようですが、それは彼らが「馬鹿な獲物」であったため。金品強奪と、幸福な一家に対する妬みから彼らを皆殺し。部屋にあった倭刀術の書物を読んで独学で戦闘力を得ました。ルックス自体は美形の部類ですが、異常性は高く、攻撃を受けても「このくらいの戦力は持っていてほしかった」と喜び、薄笑いを浮かべるほど。上海から帰国したということと異常性の強調か、彼の発する擬音は皆漢字で表されます(破顔ィィ→ニィィなど)。一方姉を慕う気持ち、死の現場を見たトラウマから若い女性を殺すことができず、薫のことも殺害せず拉致にとどめました。シスコン度も異常の域で、「心の中の姉さんが笑ってくれている」と力の糧にするほど。趣味は死んだ姉との会話。当初剣心を生き地獄に叩き込むため、彼が最も大事にする薫を殺害(したと見せかけた)。しかし心の中の姉が笑わなくなったことから、本当の姉の望みは剣心を本物の地獄に叩き込むこととして、上海の地で決闘。後述の特異体質、狂経脈が仇となり、また償いの答えと見つけた剣心の揺るがない精神から来る渾身の天翔龍閃で倭刀を折られた上に剣心から諭されたこともあり、無抵抗で逮捕。生気のない表情で連行される彼に手渡されたのは、操らが見つけた姉の日記でした。脱獄に成功し、落人群でオイボレと出会います。実際には実親子であること、互いにそのことに気付きながらも「気のせいかどこかで会ったことがある」程度の発言をし、「今はここで休んでいきなさい」と声を掛けられました。

出典: blog.goo.ne.jp

【愛刀】倭刀(わとう)。日本刀の強度、切れ味を持った、大陸拵えの刀。これで繰り出される倭刀術は大陸のしなやかさ、破壊力の同居した動きを取り入れたことで日本剣術にはない斬撃、勢いを繰り出すことが可能。縁のものは独学なので我流交じり、とは本人談。剣心十八番の龍槌閃を始め、九頭龍閃、はては天翔龍閃さえ破った技も存在します。

【蹴激刀勢】跳躍しつつ刀の峰を蹴り、横蹴りの威力によって斬撃の威力を増す技。

【回刺刀勢】相手の斬撃を柄尻で受け流して、勢いで体を半回転、その勢いのまま相手を突く刺突技。

【朝天刀勢】刀を地面に突き立て、柄尻を踏み台に高く飛びあがり、柄についた紐で剣を持ち上げるというもの。

【掌破刀勢】掌で刀を押し出して、掌打の動きと斬撃を相手に叩き込む技。

【轟墜刀勢】刀で刺した相手を持ち上げ、重力に任せ地面に叩きつける技。

【疾空刀勢】高く飛びあがり、その最高地点にて、倭刀そのものとそれを振るった時の反動で加速し、空中から相手に向かって疾走する技。

【戦嵐刀勢】回転の遠心力による連続斬り。九頭龍閃を相殺する威力を持ちます。

【虎伏絶刀勢】奥義ともいえる技。またの名を絶技。左手の逆手に刀を持ち、刀身を自身の背中につけるという、変わった構え。超神速の天翔龍閃を超えるほどの速さを誇り、全力で大地に沈み込んだ状態で相手の攻撃を避けつつ刀を回転させ、大地の反動を利用して斬りあげます。唯一、天翔龍閃を破った技であり、「天翔ける龍の爪も、地に伏す虎には届かなかった」とまで言わしめました。しかしこれは、まだ剣心自身が贖罪の答えを見つけていなかったことも一因です。

【狂経脈】姉の殺害現場に居合わせたその瞬間から、神経が休むということを止め、結果異常に鍛えられて肌に浮き出るほどにまで発達。怒った時や本気を見せた時に狂経脈が発生し、進化した神経により速度も力も倍増。しかし所詮は人体の機能が異常発達したというだけなので、痛みや感覚の狂いも常人以上に感じる諸刃の剣でもあります。とはいえ、縁の場合は精神が肉体を凌駕している状態。体が激痛を感じても脳がそれを感知しないため、大したダメージにはならず、自ら三半規管を潰す描写もあります。

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十本刀

佐渡島方治(さどじま ほうじ)

出典: matome.naver.jp

志々雄の右腕。合理的思考の主で、一味のブレーン。拳銃の使い手でもあります。当初は志々雄に対しあまり心酔していませんでしたが、「汚れ役を押し付ける代わりに、いの一番で勝利を味わわせてやる」との言葉に陥落。彼のため軍艦まで手配します。人体発火で志々雄が死亡した直後、ヤケになって戦いの場(煙突など、火気が大量にある場所)を破壊。剣心らと心中しようとしますが、仲間の安慈に救出されて生還。明治政府に弱肉強食の重要性を説く為自首しますが、大逆の敵を罰することも出来ず、逆にその敵の能力を欲し、懐柔しようとする明治政府や日本に失望し、隠し持っていた短刀で獄中自殺。地獄で志々雄らと再会し、地獄の国盗りをする旨を聞いた時は涙を流して喜びました。別名は百識の方治。

瀬田宗次郎(せた そうじろう)

またの名を天剣の宗次郎。縮地という、神速による瞬間移動のような動きが可能。走行中の馬車に近づき、大久保利通を暗殺した張本人でもあります。その脚力のみだけではなく剣の腕も剣心に引けを取らず、逆刃刀を一度折った人物。十本刀で最も強くもあり、「僕が十人分戦えばいい」というほど、自信もある模様。見た目は屈託のない笑顔を絶やさぬ青年ですが、その笑顔と、志々雄についてきた理由には暗く重い過去が関係していました。米問屋の子として生まれたものの、愛妾の子。しかも時代上米問屋もあまり儲からず家計も逼迫していたことから、養父(実父の嫡子。つまり異母兄)とその家族から使用人以下の虐待を受け、米蔵で寝ることもよくありました。泣くとうるさいと殴られて、怒るともっと怒られる。笑うのが一番が害が少ないとの自己防衛で、無意識に喜怒哀楽の楽の感情以外を封じていたのです。

出典: blogs.yahoo.co.jp

そんな中、火傷を負った志々雄が追っ手を斬る姿を目撃するも、怖いはずなのに笑っていることに興味を持たれて、米蔵を宿替わりに包帯と食事の供給を要求されます。志々雄とのやり取りで彼の思想を突き付けられて、暗に養父一家を殺せとの意味で脇差を渡されますが、人殺しはいけないと脇差を返そうと決意。その矢先、米や包帯の減りが早いことから政府のお尋ね者(全身火傷の情報が出ていた)を匿っていることがバレて遂には殺されそうになります。その恐怖心でタガが外れて一家を皆殺し。雨の降る中、笑顔で志々雄についていきますが、剣心との二度目の戦いで本当は一家を殺したくなかったことなどを見透かされ動揺。負けた後、正しかったのは剣心の方としますが、「本当の答えは自分で見つけろ」と言われて脇差を置いて一味を抜けます。志々雄、剣心がそれぞれの答えを見つけるのに十年かかったことから、十年は旅をしようと決意するのでした。

【縮地】神速をも超えた速度を誇る技。一瞬で相手の間合いに入り、攻撃します。室内であればその脚力を活かし天井、壁をも床替わりに全方角からの攻撃が可能。

【瞬天殺】縮地が移動の術なのに対し、こちらは攻撃へとつなげる連続技。飛天御剣流の使い手でも先読みは難しいらしく、うまく決まった場合相手は痛みを感じる間もなく、何が起こったのかも分からずに死ぬという技です。

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駒形由美(こまがた ゆみ)

花魁時代。

厳密には戦闘に参加しない、志々雄の愛妾のようなもの。といっても、志々雄とは互いに甘い言葉で表現できない強い絆で結ばれています。元は薩長のお偉方でもなかなか相手にできない花魁でしたが、マリア・ルーズ号事件で家畜同然の扱い(清国人が密航した事件。清国人の密航は奴隷制度が絡んでおり、日本人も遊女という奴隷を使っている、と批難されたことに対し、明治政府が批難を避けるため苦し紛れに「家畜」「雌」と表現)をされたことから政府を憎んでいました。スピンオフ作品『炎を統べる』で志々雄との出会いが描かれています。遊女になったのは、炎を操る剣士に家族を殺されたからという過去の主。妹分の一人は殺されて、幼い双子の妹分は誘拐。「お前らが弱いから」との志々雄の言葉により、妹分たちの救出には志々雄一派の強さを買うしかないと「自分の命を好きな時に奪え、一緒に地獄に行ってやる」と啖呵を切り、彼の心を動かすことに成功。

志々雄が自分の家族を殺した張本人と知りつつ彼についていくことに。「弱い自分の命を食んで、あなたの強さに変えて」とまで言った通り、剣心との戦いの際、庇いだてをしたところを、背中から刺されて致命傷を負います。この時、油断していた剣心も傷を受けたため「初めて闘いの役に立てた」と嬉し涙を流し、先に地獄で待っていると言って息絶えました。志々雄の人体発火に巻き込まれて遺体も焼失。

本条鎌足(ほんじょう かまたり)

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。

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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

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高荷恵(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

高荷恵(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

高荷恵(たかに めぐみ)とは『るろうに剣心』シリーズの登場人物であり、会津出身の美人女医である。悪徳商人の武田観柳に命じられアヘンの精製・密造を行っていた。その後、本作の主人公・緋村剣心に助けられ、剣心たちの仲間となる。戦闘へは参加しないが、その医療技術で剣心たちの怪我を治療をしたり、客観的な立場からアドバイスを送るなど裏方的な立ち回りが多い。恵は自分を助けてくれた剣心に恋心を抱いていたが、同じ剣士という立場から彼を支えていた神谷薫には勝てないことを悟り自ら身を引いた。

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沢下条張(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

沢下条張(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

沢下条張(さわげじょう ちょう)とは『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』やその続編『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』の登場人物で、志々雄真実の精鋭部隊である十本刀の一員。二つ名は「刀狩りの張」であり、戦いを好み名のある名刀をコレクションしている。剣客としての技量も確かで、自慢の名刀を次々に持ち替え敵を翻弄する変幻自在の戦術を得手とする。残忍な性格ではあるが仲間思いな一面もあり、同じ十本刀の同士には職の斡旋なども行った。志々雄亡きあとは警察の密偵として様々な場面で登場する。

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鵜堂刃衛(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

鵜堂刃衛(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

鵜堂刃衛(うどう じんえ)とは『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』に登場する人物で、明治政府の要人を暗殺していた人斬りである。凶賊「黒傘」の二つ名を持ち、幕末の頃より暗殺に従事していた。同じ人斬りであった緋村剣心との戦いに挑み、一時は好戦するほどの実力を持つ剣客であった。しかし剣心に破れ、最期は人斬りを依頼した依頼人の秘密を守るために自害する。刃衛は人を斬りたいという欲求を満たすために人斬りを行っている非常に残忍で危険な人物である。

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比古清十郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

比古清十郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

比古 清十郎(ひこ せいじゅうろう)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクター。十三代目飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)継承者。髪は黒く長髪で、肉体は鍛え上げられ、大きな白外套を羽織る。人間嫌いのため、山中で一人で暮らしており、陶芸家・新津 覚之進(にいつ かくのしん)として活動している。自身の才能を自画自賛するナルシストだが、それに見合う実力を持つ。主人公、緋村 剣心(ひむら けんしん)の師匠であり育ての親でもある。

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