【進撃の巨人】クリスタ「ずるい」ベルトルト「知らない」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。気が付くとベルトルトはクリスタに拘束されていました。どうして自分を拘束したのかと問いかけるベルトルトに、クリスタの語った意外な理由とは…?
クリスタ「ずるい」ベルトルト「知らない」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:16:26 ID:HH7lzVVg
※ベルユミが出てきますがどちらかと言えばユミクリ・ベルアニです
※ギャラ崩壊注意
ゴソゴソ...
ベルトルト「……ん、うーん……」
フーヤットデキタ
ベルトルト(……?誰の声だろう……)
ベルトルト「」パチリ
クリスタ「あ、ベルトルト起きた?」
ベルトルト「あれ、クリスタなんでこんな所に……」
ベルトルト(取り敢えず、体を起こそ……)ガッチリ
ベルトルト「あれ……?」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:17:09 ID:HH7lzVVg
ベルトルト「あれ、なんで僕縛られてるんだろう……?」
クリスタ「それね、スッゴく苦労したんだ
噂通り、本当に寝相悪いんだね」
クリスタ「亀○縛りって言うんだって 因みに本で読んで実戦しました!」エヘン
ベルトルト「そ、そんな本どこで……?」
クリスタ「なんか、図書室の禁書の所にあったんだって。
ミーナが言ってた」
ベルトルト(訓練兵団って怖い)
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:17:52 ID:HH7lzVVg
ベルトルト「後ろの方にも縄があるけど、寝ている僕を持ち上げて結んだの?」
クリスタ「まっさかぁ!
私はベルトルトみたいな男の子一人持ち上げるほど力持ちじゃないよ」
ベルトルト「じゃあどうやって……?」
クリスタ「ベルトルトがころころ寝転がるのを使って」ニコニコ
ベルトルト(本当に僕って寝相悪いんだなあ……)
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:18:21 ID:HH7lzVVg
ベルトルト「で、僕を縛り上げて何をするつもりなんだ」
ベルトルト(まさか、クリスタに僕は巨人だとバレたのか……?
いや、だったら僕じゃなくても同性のアニや、クリスタにベタ惚れのライナーに聞けばいい)
ベルトルト(それに僕はちゃんと静かに暮らしていた。名前を覚えられない程度には地味に過ごした筈だ!)
クリスタ「だってベルトルト……」
ベルトルト「」ゴクリ
クリスタ「ずるい!!」
ベルトルト「……へ?」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:19:05 ID:HH7lzVVg
クリスタ「最近ベルユミが流行っててずるい」
ベルトルト「そんな事言われても……」
クリスタ「良作ばかりでぐうの音も出ない
だからこうやって腹いせに縛った」
クリスタ「ずるい」
クリスタ「ベルトルトずるい」
ベルトルト「……」ハァ
ベルトルト(なんだそんな事か……
でも暫く解いてくれなさそうだなあ……)
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:19:29 ID:HH7lzVVg
クリスタ「読んでみたら、危うくハマる所だった」
ベルトルト「知らないよ」
クリスタ「ノーマルラブとガールズラブだったらノーマルラブの方が受けがいいもんね……」
クリスタ「やっぱりベルトルトもそう思う?」
ベルトルト「ノーコメントで」
クリスタ「こんな所で黙秘権を使うなんてずるい」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:20:04 ID:HH7lzVVg
クリスタ「ベルトルトだけユミルからあだ名呼びでずるい」
ベルトルト「長いからじゃないかな……」
クリスタ「でもベルトルトとベルトルさんだったらベルトルさんの方が長いじゃない」
ベルトルト「彼女の気まぐれだよ(多分)」
クリスタ「それでもずるい」
クリスタ「私だってクリスタんとかクリスタっちとか呼ばれたい」
ベルトルト「その呼び方はユミルの性格に合わないね……」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:20:52 ID:y8bUu1Tk
クリスタ「ベルトルトだけずるい」
クリスタ「身長がちょっと私より45cmくらい高いからってずるい」
ベルトルト「45cmって結構変わるよね」
クリスタ「……背が高くてずるい」
クリスタ「私にも10cm分けて欲しい」
クリスタ「……ううん、10cmじゃなくてもっと欲しいかな
175cmになりたいから27cmほど欲しい」
ベルトルト「そうしたら僕が小さくなるよ」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:21:30 ID:HH7lzVVg
ベルトルト「でもなんで175cm?」
クリスタ「ユミルよりも身長が高くなりたい。 そしてユミルを守りたい」
ベルトルト「成る程。 でもユミルより身長が高くなったら、彼女に頭なでなでして貰えないよ」
クリスタ「あっ……」
クリスタ「」ウーン
ベルトルト「それにクリスタ、君はその身長で十分だよ。
今の君が一番いい。」
クリスタ「ベルトルト……」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:22:03 ID:y8bUu1Tk
クリスタ「そうやって甘い言葉をかけてユミルを誘うんでしょ?」
ベルトルト「そんなつもりはないよ……」
ベルトルト(それに170もあるクリスタってなんか嫌だしなあ)
クリスタ「私はそんな言葉には騙されない」
ベルトルト「騙すつもりは無いってば」
クリスタ「そうやって逃げようとしてずるい」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:22:52 ID:HH7lzVVg
クリスタ「そうだ!」
ベルトルト「」ギクッ
クリスタ「今ベルトルトは動けないから、刀でベルトルトの身長を削いでもぎとったらいいんだ!」
ベルトルト「いやいやいや」
ベルトルト「でもそうやってもクリスタの身長は大きくはならないよ…」
クリスタ「のーぷろぶれむ
削いだら気がすむような気がする」
ベルトルト「まってまってまって」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:23:38 ID:HH7lzVVg
クリスタ「今ならミカサの気持ちが解る気がする!」
ベルトルト「そ、そう……」
クリスタ「ついでに項も削ごうかな」
ベルトルト「えっ」
ベルトルト「そ、それだけは勘弁を……(本当に死ぬ)」
クリスタ「冷静を装って自分の身が危なくなったら命を乞うなんてずるい」
ベルトルト「いや誰だってそうするよ」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:24:20 ID:HH7lzVVg
クリスタ「そういえば」
ベルトルト「何?」
クリスタ「ベルトルトが立体起動の訓練の時、擦り傷作ったでしょ?」
ベルトルト「うん」
クリスタ「前、私見たんだよ。
次の日、その擦り傷はすっかり綺麗に治ってたのを……」
ベルトルト「」ギクッ
クリスタ「だから私気がついたんだ…」
ベルトルト「なななな何をかな?」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:25:21 ID:HH7lzVVg
クリスタ「ユミルの怪我も1日で治っていたよ」
ベルトルト「なんだって!?」
クリスタ「その時、ユミルは『魔法を使ったんだ』って言ってたけど……」
ベルトルト(僕だけじゃないじゃん
じゃなくて……)
ベルトルト「それは本当の事?」
クリスタ「そうだよ
もしかして、ユミルも魔法じゃなくてそういう体質なのかな…」
ベルトルト「多分…」
ベルトルト(確信は無い。けれど……いやそんな筈は……)
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:26:53 ID:HH7lzVVg
クリスタ「ずるい」
ベルトルト「ふぁっ!?」
クリスタ「こんな所がお揃いとかずるい
私だってそんな体質になりたい」
ベルトルト「こればっかりは……」
クリスタ「だからベルトルトの皮を削ぐ!」
ベルトルト「なんでそうなるの」
クリスタ「身に纏って治癒能力を身につける」
ベルトルト「無理だよ」
クリスタ「仕方ないから項を削ぐね」
ベルトルト「いやいやいや」
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:28:15 ID:HH7lzVVg
クリスタ「項をすぱんと削ぐだけだから。ね?」
ベルトルト「そういう意味じゃないから」
クリスタ「一瞬ちくっとするだけだから」
ベルトルト「注射じゃあるまいし……」
クリスタ「治癒できる体質なんでしょ?」
ベルトルト「そうだけど、やっぱりね……」
クリスタ「ベルトルトってなんだか巨人みたい」
ベルトルト「!!?」ビクッ
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:29:02 ID:HH7lzVVg
ベルトルト「そ、そんな訳ないよ
それにこんな小さな巨人がいるわけないじゃないか」ヒヤアセ
クリスタ「1.9m級……。確かにそれもそうだね……」
クリスタ「でも、それが仮の姿で、巨人になるには変身が必要だったりして」
ベルトルト「」ギクッ
ベルトルト「だったら今頃巨人になってこの縄から脱出するよ」
クリスタ「うーん……
だけど、私に隠したくて巨人になってないのかも……」
ベルトルト「」ギクギクッ
ベルトルト(女の勘って怖い)
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:30:03 ID:HH7lzVVg
ベルトルト(し、仕方ない。話題を変えよう!!)
ベルトルト「じ、実はクリスタ」
クリスタ「なあに?」
ベルトルト「僕には好きな人がいるんだ」
クリスタ「ユミルじゃないの?」
ベルトルト「ユミルじゃなくて」
クリスタ「ユミルじゃなくて」
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:31:12 ID:HH7lzVVg
クリスタ「うーん……
ベルトルトの好きな人かあ……」ナヤミ
ベルトルト(よ、よし話題が逸れた!! ナイス僕!!)
クリスタ「成績が良くてー…」
ベルトルト「うん」
クリスタ「金髪でー…」
ベルトルト「うん?」
クリスタ「背が小さいでしょ?」
ベルトルト「」
ベルトルト(女の勘って怖い)
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:32:19 ID:HH7lzVVg
クリスタ「えっ?図星!!?」
ベルトルト「いや、あの、その……」ヒヤアセ
クリスタ「ま、まさかベルトルト……」
ベルトルト「ま、待ってクリスタ……」
クリスタ「アルミンが好きだったなんて!!」
ベルトルト「えっ?」
クリスタ「えっ?」
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:33:15 ID:HH7lzVVg
クリスタ「金髪だし、身長低いし!ベルトルトに比べたらだけど」
ベルトルト「僕から見たら大抵皆身長低いよ……」
クリスタ「座学だけだったら成績優秀だし」
ベルトルト「ま、まあ確かに……
でも、アルミンっていう決定打は?」
クリスタ「ベルトルトとアルレルトって似てるから、そうなのかなーって」
ベルトルト「なんか……あやふやな理由だね……」
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:34:20 ID:HH7lzVVg
クリスタ「違うの?」
ベルトルト「違うよ……」
クリスタ「じゃあ……もしかして……」
ベルトルト(『もしかして私』とか言うんだろうか…
身長低いし金髪だし……)
クリスタ「やっぱりユミル……?」
ベルトルト「なんでそうなるのかな」
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:35:12 ID:HH7lzVVg
クリスタ「やっぱりユミルなんでしょ!!」
ベルトルト「金髪とか身長低いとか何処に行ったの……?」
クリスタ「いや、アルミンじゃなかったらユミルしか思いつかなかったから……」
クリスタ「この期に及んで言い訳なんてずるい」
ベルトルト「……」
クリスタ「項削いでやる」
ベルトルト「まってまってまって」
クリスタ「問答無用」チャキッ
ベルトルト「うわーっ!!それミカサミカサ!!」
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:36:20 ID:HH7lzVVg
ワーワー
バッタンバッタン
ユミル「クリスタ!!」バアン
クリスタ「ユミル……!」パアァア
ベルトルト(取り敢えず助かった)
ライナー「ベルトルト、お前こんな所にいたのか……」
ベルトルト「ライナー……、僕危うく死んじゃう所だったよ……」
ライナー「そ、そうか……」
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:37:26 ID:HH7lzVVg
ユミル「大丈夫かクリスタ、怪我してないか?ベルトルさんに嫌な事されてないか?」
ベルトルト「ねえユミル、僕のこの状況を見て欲しいんだけど」
クリスタ「うん、私逃げたから大丈夫だよ……」
ベルトルト「おーい逃げたのは僕だよー」
ユミル「そうか……
なにはともあれお前が無事で良かった……」
クリスタ「ユミルっ……!」
ベルトルト「……」
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:38:06 ID:HH7lzVVg
ライナー「ベルトルト」
ベルトルト「何?」
ライナー「俺、お前とかなりの年数つきあって来たが
まさかそんな趣味があったとは……」
ベルトルト「ないよないない、全然無い」
ライナー「ほら、あれだろ……
クリスタにやって欲しいと脅迫か何かしたんだろ……?」
ベルトルト「違うよ僕が一方的にやられたんだ」
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:39:11 ID:HH7lzVVg
ライナー「……クリスタがか?」
ベルトルト「他に誰が居るんだ……」
ライナー「そうか。変な風に見てすまん」
ベルトルト「いや、いいよ……」
ライナー「全く羨ましい」ボソッ
ベルトルト「」
ベルトルト(こっちの身にもなってみてよ……)
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:39:54 ID:HH7lzVVg
クリスタ「」ジー
ユミル「どうしたクリスタ」
クリスタ(金髪で、成績優秀で、身長低い……)ジー
クリスタ「ねえベルトルト」
ベルトルト「何?」
クリスタ「ベルトルトが好きな人ってまさか……」
ベルトルト「うわっ、待ってってばクリスタ!!駄目だってこんな所で!!」
クリスタ「ライナー……?」
ベルトルト「えっ」
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:40:36 ID:HH7lzVVg
ベルトルト「な、なんで……?」
ベルトルト(確かに友達としては好きだけど)
クリスタ「だって成績も次点だし、金髪だし
それにベルトルトから見たら身長低いし……」
ベルトルト「だから僕から見たら誰だって身長低いってば!!」
ユミル「そうか、ベルトルさん、だからいつもライナーと一緒に……」
ベルトルト「違うよ!!」
ライナー「お前、そうだったのか…… 俺はてっきり……
その、すまん……」
ベルトルト「やめてライナーそんな目で見ないで」
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/09(土) 22:41:56 ID:HH7lzVVg
ユミル「ほらクリスタ、私達は邪魔だから帰るぞ」
クリスタ「うん。ごめんなさいベルトルト、私勘違いして」
ベルトルト「うん今凄く勘違いしてる」
ユミル「じゃあなベルトルさんにライナー いいランデブーを」
ベルトルト「ランデブーってなんだランデブーって」
クリスタ「大丈夫、ベルトルトなら!!」
ベルトルト「何が!!?」
トコトコトコ...
ライナー「……」
ベルトルト「なんか、うん、ごめん……」
ライナー「おう…… まさかお前こっちだったんだな……」
ベルトルト「違うってば!!」
終わり
関連リンク
進撃の巨人の厳選面白SSまとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『進撃の巨人』に関する名作SSを厳選してまとめています。シリアスな本編に辛くなったら、たまにはクスっと笑える面白いSSをお楽しみください。中にはキャラ崩壊・ネタバレしているものもあるかもしれないのでご注意ください。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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