
『The Son/息子』とは2022年のイギリス・フランスのドラマ映画である。戯曲『Le Fils 息子』が元になっている。優秀な弁護士のピーターを、元妻のケイトが突然訪ねる。息子のニコラスが1カ月も学校に行っておらず、その相談に来たのだ。原因は親の離婚だった。本作では家族が離れたことを境に子供の心が変化していく様子を繊細に描き、視聴者に家族のあり方を訴えかける。第79回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門出品されている。

ピーターの再婚相手。ピーターと再婚してからセオを産む。ピーターのことは愛していたが、仕事を優先してほぼ家にいなかったため子育ての相談をできず、悩みを1人で抱える。そして不登校になったニコラスとも一緒に住むことになってから、彼とのコミュニケーションがうまく取れずにストレスを抱えるようになる。仕事と、ニコラスの面倒を見るので忙しいピーターに心配をかけないようにと、ピーターの前ではあまり不満を言わないようにする。責任感が強い母親。
ピーターの父(演:アンソニー・ホプキンス)

ピーターの父親。ピーターが高校生の時に、ピーターの母親が病気で入院をする。しかしピーターの父親は一切見舞いに来ず、仕事を言い訳にして取引先との会食や出張で海外へ行くことが多かった。自身の妻を心配する素振りを全く見せないところを、ピーターに呆れられてしまう。それ以降、ピーターと会うことはほぼなくなっていた。家庭よりも仕事が何より第一優先だと考える、冷たい考えを持つ父親。
『The Son/息子』の用語
SAT
SATとは「大学進学適性試験」のこと。もうすぐ高校を卒業するニコラスが大学進学のために受けなければならない。そんな最中にニコラスが1カ月も学校に行っていないことを聞かされたピーターは、SATを受けなければならないのに授業をサボるニコラスを心配する。試験勉強の進み具合はどのようなのか聞いた。
Bording School
Bording Schoolとは全寮制の寄宿学校のこと。不登校のニコラスを心配した母親のケイトは、ニコラスが人間関係で何か問題があったのではないかと心配する。Bording Schoolに通う生徒たちは親元を離れてクラスメイトと一緒に寮で生活をする。ケイトは年齢が同じ子たちと長い時間を過ごせば、コミュニケーションを取る時間が増えて何か改善するのではないかと考える。ニコラスをそこに通わせることをピーターにも相談するが、それを知ったニコラスは猛反対する。
白昼夢
日中、目覚めている状態で、現実で起きているかのような空想や想像を夢のように映像として見る非現実的な体験のこと。ニコラスが亡くなって数年後、昼間にピーターは白昼夢を見る。ニコラスが小説家として初めての作品を出し、新しい彼女ができたことを報告するのだった。
『The Son/息子』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
家を出て行くニコラスを送り出す時に、泣きそうになるケイト

家を出て行くニコラスを抱きしめるケイト(黄色のセーターを着ている)。
ニコラスはピーターとケイトが離婚して、別居から2年後にピーターに会った時「父さんと一緒に暮らしたい」と相談する。彼の希望を聞けば精神状態が安定する可能性を考えて、ピーターとケイトは了承する。ケイトがニコラスを送り出す日、ケイトは出て行くニコラスに「いつでも帰ってきていいのよ」と言いかける。しかしニコラスはすぐにでも家を出て行きたい素振りを見せて、早く会話を終わらせようとした。今まで一緒に暮らしてきた息子が冷たい態度で去っていくことに、ケイトは寂しさを感じる。冷たくされてもケイトはニコラスが子供の頃から好きな手作りのバナナケーキを渡してあげる。母親の愛が伝わる、心がじんわりするシーン。
ニコラス「ママを傷つけた時、父さんも僕に同じようなことをしたんだよ」

学校に行くことを拒むニコラス(右)と、何があっても学校には行くことを強制するピーター(左)。
ピーターはベスから、ニコラスのベッドの下からナイフを見つけたことを知らされる。ニコラスがリストカットをやめてないことを知ったピーターは、彼を𠮟りつけた。ピーターは「ニコラスが自分を傷つけたら、父さんも傷む」と必死にリストカットを止めることを伝えようとする。しかしニコラスも本音を伝える。その時のセリフが「ママを傷つけた時、父さんも僕に同じようなことをしたんだよ」だ。ピーターが仕事を優先にして家庭のことをケイトに任せて、ケイトはストレスを抱えていた。結果2人は離婚することになり、ピーターが出て行ってからケイトは寂しい思いをする。そんなケイトを見ながらニコラスは生活し、尊敬していたピーターは家を出て行った。ニコラスは突然ピーターへの信頼を失い、気力を失ってしまった。このニコラスの一言で自分が陰ながらニコラスを傷つけていたことに、はっと気づかされる。
必死に家に帰りたいことを訴えるニコラス
ニコラスがバスルームで自分の手首を切り、自殺未遂をする。幸い傷は深くなく、救急車もすぐに到着したためニコラスは助かった。しかし、彼が何度もリストカットをしていたことも考えて病院側はニコラスを精神科へ入院させることを勧める。そうすると、両親にはしばらく会えない。それが何よりも寂しく、孤独を感じたニコラスはピーターとケイトに必死に家に連れて帰って欲しいことを訴える。精神科の医師が精神が不安定な状態のニコラスを今家に帰すことは危険であることを訴える横で、ニコラスは必死にピーターとケイトに泣き叫ぶ。そんなニコラスをピーターとケイトは今までに見たことがなかったため、入院を勧める医師の横で苦渋の決断をしなければならなかった。親として子供のことを思うならどちらの選択を取るべきか。シリアスで、緊張感あふれる場面。
『The Son/息子』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
主演を務めることを監督に直談判したヒュー・ジャックマン

撮影中に演じ方について話すヒュー・ジャックマン(右)と、フロリアン・ゼレール監督(左)。
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目次 - Contents
- 『The Son/息子』の概要
- 『The Son/息子』のあらすじ・ストーリー
- ピーターとニコラスの再会
- 居心地のいい場所が欲しいニコラス
- ニコラスの自殺未遂
- ニコラスを助けられなかった大人たち
- 『The Son/息子』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ピーター(演:ヒュー・ジャックマン)
- ニコラス(演:ゼン・マクグラス)
- ケイト(演:ローラ・ダーン)
- その他の人物
- ベス(演:ヴァネッサ・カービー)
- ピーターの父(演:アンソニー・ホプキンス)
- 『The Son/息子』の用語
- SAT
- Bording School
- 白昼夢
- 『The Son/息子』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 家を出て行くニコラスを送り出す時に、泣きそうになるケイト
- ニコラス「ママを傷つけた時、父さんも僕に同じようなことをしたんだよ」
- 必死に家に帰りたいことを訴えるニコラス
- 『The Son/息子』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 主演を務めることを監督に直談判したヒュー・ジャックマン
- 監督の義理の息子が作品に登場
- 作中に何度も登場する洗濯機は辛い記憶は一生拭えないというトラウマの意味
- 『The Son/息子』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Hans Zimmer「Love Is not Enogh」