
『ファイアーエムブレム 風花雪月』とは、「インテリジェントシステムズ」と「コーエーテクモゲームス」が開発したシミュレーションRPG。ファイアーエムブレムシリーズの1つで、2019年に発売された。様々な人の思惑が交差する混迷の大地・フォドラを救う為、傭兵上がりの教師である主人公が仲間達と共に立ち上がる。自らの選択が物語に大きな影響を与える他、登場人物の成長や葛藤を描く人間ドラマと見所満載。日本ゲーム大賞2020では優秀賞を受賞するなど、世間的な評価は高い。
『ファイアーエムブレム 風花雪月』の概要
『ファイアーエムブレム 風花雪月』とは、2019年7月26日に任天堂から発売されたNintendo Switch用シミュレーションロールプレイングゲーム。開発元は歴代シリーズの開発を担当してきた「インテリジェントシステムズ」と「コーエーテクモゲームス」。本作はファイアーエムブレムシリーズの16作目に該当する。日本ゲーム大賞2020の年間作品部門で優秀賞、The Game Awards 2019のBest Strategy Gameなど受賞歴多数。キャラクターの育成や探索などを行うRPG要素と、強化したキャラクターで戦闘を行うシミュレーション要素の2つからなる。
ストーリー、世界観、シミュレーション、シナリオなど全体的なバランスが取れているため、シリーズの正当な進化版作品として評価されているのが本作。初週時点の販売本数は14.3万本、ソフト・ハード週間販売数で1位を獲得。物語は、父親と共に傭兵稼業に明け暮れていた主人公が、ガルグ=マク大修道院(フォドラの民から信仰されるセイロス聖教会の総本山)の士官学校に通う3人の級長を盗賊から助け出す過程で、突如女神ソティス(セイロス教の信仰の対象)の力に目覚めるところから始まる。
彼らを助け出せなかったガルグ=マク大修道院は、失態を隠蔽するために主人公を士官学校の教師に迎えた。主人公はガルグ=マク大修道院を取り巻く様々な陰謀に、仲間達と協力して立ち向かっていくことになる。
『ファイアーエムブレム 風花雪月』のあらすじ・ストーリー
前半・士官学校編
白雲の章
父親のジェラルト=アイスナー率いる傭兵団と行動を共にしていた主人公は、滞在先の村でガルグ=マク大修道院の士官学校に通う3人の級長(後にアドラステア帝国の皇女、ファーガス神聖王国の王子、レスター諸侯同盟の若様だと判明する)を追っていた盗賊を追い払う。残るリーダー格の盗賊の斧が級長の一人に振り下ろされようとした瞬間、突如時間が静止し気付けば謎の空間にいた。目の前にいたのは幼い頃から夢に現れていた謎めいた少女で、彼女の持つ時を操る力を行使して時間を巻き戻すことで、危機的状況から少女を救うことに成功する。
彼らを守り切れなかったガルグ=マク大修道院は、事実を隠蔽するため主人公を士官学校の教師に任命した。教師となった主人公は、生徒達の成長を手助けしながら彼らと共に様々な課題をクリアしていき、次第に感情を表へ出すようになる。主人公の変化はジェラルドにとって嬉しい出来事だったが、平穏を手にしたと思った矢先に闇に蠢く者(古来よりフォドラの歴史の裏で暗躍してきた組織)にジェラルドは命を奪われてしまう。闇に蠢く者との戦いの中で、記憶を取り戻した謎の少女はセイロス教が信仰する女神ソティスだった。彼女と融合した主人公は、闇に蠢く者の一人・ソロンが仕掛けたザラスの闇から脱出しソロンを倒す。
主人公の変貌を目にしたセイロス教の大司教レアは、聖墓にて「女神の啓示」を受けるための儀式を行うが、突如として炎帝(ガルグ=マク大修道院の周辺で暗躍してきた者)率いるアドラステア帝国軍が襲来。迎え撃った主人公は、炎帝の正体が帝国の皇女であるエーデルガルト=フォン=フレスベルグだと知る。帝国はセイロス聖教会に宣戦布告し、フォドラは戦乱の世へと突入。やがて帝国軍との戦闘はガルグ=マク大修道院へと移り、決戦の最中に追い詰められた主人公は崖下へと転落し、5年もの間深き眠りにつくことになる。
煤闇の章
『ファイアーエムブレム 風花雪月』のサイドストーリー。ガルグ=マク大修道院の地下へと通じる隠し通路を発見した主人公と3人の級長は、広大な地下遺跡「アビス」と地下街に足を踏み入れた。地下には士官学校の第4の学級である灰狼の学級が設けられており、4人の生徒と出会うことになる。主人公達は図らずも、アビスと敵対する者達との戦乱へと巻き込まれていく。
後半・大陸戦争編
翠風の章
金鹿の学級を選択した場合に突入するルート。「炎の紋章」を掲げ、帝国とは徹底抗戦の構えを取る独立勢力を級長のクロード=フォン=リーガンと共に率いることになる。クロード達はミルディン大橋(同盟への圧力を強める帝国の要所)の掌握を機に、グロンダーズ会戦(帝国領グロンダーズ平原にて勃発したアドラステア帝国、ファーガス神聖王国、レスター諸侯同盟の戦い)でも勝利。帝国の難攻不落の要塞であるメリセウス城塞へと進軍し、陥落せしめることに成功した。直後に天空から降り注いできた光の杭により要塞は壊滅するが、クロードの縁を頼りに同盟を結んだパルミラ(フォドラの東側に隣接する好戦的な民族の国)と協力し帝都へと進軍。宮城の最奥にある玉座の間でエーデルガルドと対峙し、彼女を討ち果たすことに成功する。
エーデルガルド討伐後に現れた彼女の腹心のヒューベルト=フォン=ベストラ配下の使者は、帝国の裏で暗躍しフォドラを混迷へと陥れていたのが、闇に蠢く者であることを明かした。闇に蠢く者を倒すことを決意した主人公一行は、本拠地シャンバラを襲撃し敵の首魁を討伐。直後に復活した解放王ネメシス(邪心に染まりフォドラ全土に騒乱を巻き起こした男)と十傑(ネメシスに従い女神の眷属たちを虐殺した者達)をも倒し、ようやくフォドラは平穏を取り戻し、復興へと向かうことになった。
紅花の章
黒鷲の学級を選択し、皇帝に即位したエーデルガルト側に味方するルート。女神信仰から解放され、紋章を持たない者でも希望を持てる世界を実現するため、セイロス聖教会と敵対する皇帝エーデルガルドに主人公は味方することになった。主人公が黒鷲の生徒達と共にフォドラの変革を目指す中、教会に味方するファーガス神聖王国との間で全面戦争が発生する。
セイロス聖教会と同盟軍の脅威は差し迫ったものであったが、主人公指揮下の黒鷲遊撃軍(皇帝直属の部隊)の活躍により、王国軍や教会軍を次々と撃破。最後に敵として立ちはだかった白き者(大司教レアが変身した姿)の討伐にも成功した。レア討伐により主人公の心臓にあったセイロス教の紋章石は消え、主人公は大切な者達との結末を迎える。
紅花の章のラストは帝国でエーデルガルドの側近として政務に携わるか、政治には関与せず平穏な日々を送るかの2つから選択可能だ。黒鷲の学級ルートでも闇に蠢く者は暗闘しているが、後日談にて暗躍に加担した仲間が彼らに勝利したことが語られる。
銀雪の章
黒鷲の学級を選択し、皇帝エーデルガルドの覇道の阻止を目指すルート。
エーデルガルドを筆頭とする帝国と敵対することになった主人公達は、帝国に身柄を拘束されている大司教レアの救出のため、セイロス聖教会の協力を得て新生軍を立ち上げる。新生軍はミルディン大橋の戦いに勝利後に現れたディミトリ=アレクサンドル=ブレーダッドの一行から共闘を持ち掛けられるが、戦力不足を理由にセテスが反対したため、ミルディン大橋通行の許可を得て彼らとは別れることになった。新生軍の協力を得られなかったディミトリ一行は、単独でグロンダーズ平原に侵攻。グロンダーズ平原では王国・帝国・同盟の三勢力での戦いが始まり、戦いの最中ディミトリは命を落としてしまう。
メリセウス要塞に潜入していた新生軍は、同要塞を墜落させた後に帝国内に潜入。帝国に気付かれないよう少数部隊に分散し、道中で各部隊を吸収し進軍していくことで帝都を急襲した。主人公一行は進軍の勢いに乗りヒューベルトを倒し宮城に到達。最奥で待ち構えていたエーデルガルドと対峙し、彼女を討伐することに成功する。
エーデルガルドが倒れた後に現れた怪しげな人物によって、帝国の裏には闇に蠢く者の存在があり、彼らこそがフォドラ混迷の元凶であることが判明。主人公一行は、闇に蠢く者の本拠地シャンバラに侵攻し首魁を討伐した。平穏が訪れたと思った矢先に、大司教レアの力が暴走し彼女は白きものへと変貌する。理性を失ったレアを始めとした教団との戦いは、最終的に主人公がレアを倒したことで終結。終戦後、主人公は統一王国の初代国王に就任し、混迷を極めたフォドラの立て直しを目指した。
蒼月の章
青獅子の学級を選択し、ディミトリに協力して打倒帝国を目指すルート。
ファーガス神聖王国で起こった親帝国派による反乱は、王子ディミトリを追い込む事態にまで発展した。冤罪を着せられたディミトリは処刑されそうになるも、ドゥドゥー=モリナロに救われ危機的状況から生還。一時は帝国への復讐心に囚われていたが、フラルダリウス公爵であるロドリグ=アシル=フラルダリウスの「王となるべき人間は復讐心に囚われてはいけない」という言葉により、王になり自分の国を取り戻すことを決意。王都フェルディアを奪還し、クロードからの救援要請に応じてレスター諸侯同盟の首都デアドラに侵攻中だった帝国の摂政フォルクハルト=フォン=アランデルを打倒した。
メリセウス要塞後の王国軍は帝都アンヴァルへと侵攻、宮城にて帝国兵を次々と倒したディミトリ一行の前に立ちはだかったのは皇帝エーデルガルドだ。最後は「覇骸」という魔物に変貌したエーデルガルドを倒し、フォドラ全土を巻き込んだ戦争は終結。主人公はセイロス聖教会の次の大司教に任命され、ディミトリは弱者が虐げられない社会の実現を目指すことを決意した。
『ファイアーエムブレム 風花雪月』のゲームシステム
基本的な流れ

『ファイアーエムブレム 風花雪月』の1ヶ月のスケジュール画像。
『ファイアーエムブレム 風花雪月』は、1ヶ月(1節)毎に何をするのか行動を決めていくゲームシステムを採用している。1ヵ月のうち平日の月曜日から金曜日は教育がメインで、休日の日曜日は自由行動。平日は1週間毎に教育方針を選択することが可能で、各生徒達の能力は選択された教育方針に応じて高まっていく。日曜日の自由行動については、散策・講習・出撃・休養の4種類から1つを選択することになる。
散策は修道院内の施設の使用・人々との交流・クエストの進行がメイン。講習は指名された講師が生徒達に講習を行っていくことになり、参加ユニットは技能経験値ややる気を獲得可能。出撃にはフリーバトルと外伝があり、行動力を消費して戦闘を行うことで、出撃ユニットはレベルアップや技能経験値を獲得出来る。休養の場合は技能経験値の獲得はないが、全生徒のやる気を上げることが可能だ。
基本的に月末(最終日)に行われるのがストーリー進行に関わる課題出撃、月初に命じられた任務を実行していく。戦闘終了後は会話シーンを経て、場面は翌月へと移行する。イベントについては個別の生徒の誕生日イベントの他、ストーリーに影響及ぼすような重要な会話イベントも存在。各イベントは曜日に関係なく発生することが確認されている。月初には指導レベルに応じた支給金が支払われるが、1ヵ月に一度だけの支給のため計画的に使用することが必要だ。武器の購入や騎士団を雇ったり、クラスチェンジに必要なパスの購入でかなり消費されるので、多くの支給金を持っていることが推奨される。
モード

『ファイアーエムブレム 風花雪月』のモード選択画面の画像。
『ファイアーエムブレム 風花雪月』には、カジュアルとクラシックという2つのゲームモードがある。戦闘で失った仲間が戦闘終了後に復活するカジュアルに対して、クラシックは戦闘で失った仲間は二度と復活しない。ゲーム開始後からゲームモードは固定されるため、初心者や中級者はカジュアルで進めることが推奨されている。
本作にはゲームモードの他に戦闘難易度が存在するが、戦闘難易度はノーマルとハードに加えて、アップデート版から追加されたルナティックの2種類から選択可能。戦闘難易度によって敵の強さ・配置・戦闘レベルが変わるため、ストーリー進行を急ぐ場合はノーマルを選択することになる。ゲームモードと戦闘難易度を上手く組み合わせれば、自分に合ったゲームプレイをすることが可能だ。
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目次 - Contents
- 『ファイアーエムブレム 風花雪月』の概要
- 『ファイアーエムブレム 風花雪月』のあらすじ・ストーリー
- 前半・士官学校編
- 白雲の章
- 煤闇の章
- 後半・大陸戦争編
- 翠風の章
- 紅花の章
- 銀雪の章
- 蒼月の章
- 『ファイアーエムブレム 風花雪月』のゲームシステム
- 基本的な流れ
- モード
- 戦闘前準備
- 戦闘中
- 兵種(クラス)
- スキル
- 『ファイアーエムブレム 風花雪月』の登場人物・キャラクター
- 主人公 / 謎の少女
- 主人公
- ソティス
- 黒鷲の学級(アドラークラッセ)
- エーデルガルト=フォン=フレスベルグ(Edelgard von Hresvergr)
- ヒューベルト=フォン=ベストラ(Hubert von Vestra)
- フェルディナント=フォン=エーギル(Ferdinand von Aegir)
- リンハルト=フォン=ヘヴリング(Linhardt von Hevring)
- カスパル=フォン=ベルグリーズ(Caspar von Bergliez)
- ベルナデッタ=フォン=ヴァーリ(Bernadetta von Varley)
- ドロテア=アールノルト(Dorothea Arnault)
- ペトラ=マクネアリー(Petra Macneary)
- 青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)
- ディミトリ=アレクサンドル=ブレーダッド(Dimitri Alexandre Blaiddyd)
- ドゥドゥー=モリナロ(Dedue Molinaro)
- フェリクス=ユーゴ=フラルダリウス(Felix Hugo Fraldarius)
- シルヴァン=ジョゼ=ゴーティエ(Sylvain Jose Gautier)
- アッシュ=デュラン(Ashe Ubert)
- メルセデス=フォン=マルトリッツ(Mercedes von Martritz)
- アネット=ファンティーヌ=ドミニク(Annette Fantine Dominic)
- イングリット=ブランドル=ガラテア(Ingrid Brandl Galatea)
- 金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)
- クロード=フォン=リーガン(Claude von Riegan)
- ローレンツ=ヘルマン=グロスタール(Lorenz Helman Gloucester)
- ラファエル=キルステン(Raphael Kirsten)
- イグナーツ=ヴィクター(Ignatz Victor)
- ヒルダ=ヴァレンティン=ゴネリル(Hilda Valentin Goneril)
- リシテア=フォン=コーデリア(Lysithea von Ordelia)
- マリアンヌ=フォン=エドマンド(Marianne von Edmund)
- レオニー=ピネッリ(Leonie Pinelli)
- セイロス聖教会(中央教会・士官学校関係者)
- レア(Rhea)
- セテス(Seteth)
- フレン(Flayn)
- マヌエラ=カザグランダ(Manuela Casagranda)
- ハンネマン=フォン=エッサー(Hanneman von Essar)
- ツィリル(Cyril)
- イエリッツァ=フォン=フリュム(Jeritza von Hrym)
- トマシュ
- モニカ=フォン=オックス
- アンナ(Anna)
- ドルテ
- シトリー=アイスナー
- セイロス騎士団
- ジェラルト=アイスナー(Jeralt Eisner)
- アロイス=ランゲルト(Alois Rangeld)
- ギルベルト=プロスニラフ(Gilbert Prosnirav)
- カトリーヌ(Catherine)
- シャミア=ネーヴラント(Shamir Nevland)
- 門番(双子の兄)
- 灰狼の学級(ヴォルフクラッセ)
- ユーリス=ルクレール(Yuri Leclerc)
- バルタザール=フォン=アダルブレヒト(Balthus von Albrecht)
- コンスタンツェ=フォン=ヌーヴェル(Constance von Nuvelle)
- ハピ(Hapi)
- アビス関係者
- アルファルド
- 番人
- 謎の女
- アドラステア帝国
- イオニアス9世
- アランデル公 / フォルクハルト=フォン=アランデル
- パトリシア
- ベストラ侯
- エーギル公 / ルートヴィヒ=フォン=エーギル
- ディルク=フォン=エーギル
- ヘヴリング伯 / ヴァルデマー=フォン=ヘヴリング
- ベルグリーズ伯 / レオポルト=フォン=ベルグリーズ
- ヴァーリ伯 / グレーゴーア=フォン=ヴァーリ
- ヴァーリ伯夫人
- ゲルズ公
- オックス男爵
- ランドルフ=フォン=ベルグリーズ
- フレーチェ=フォン=ベルグリーズ
- ラディスラヴァ
- メトジェイ
- 門番(双子の弟)
- ファーガス神聖王国
- ランベール
- リュファス=ティエリ=ブレーダッド
- ランベールの王妃
- 先代国王
- ルーグ=フォン=ブレーダッド1世
- ロドリグ=アシル=フラルダリウス
- グレン
- ロナート=ジルダ=ガスパール
- クリストフ=アルド=ガスパール
- ゴーティエ辺境伯 / マティアス=ラウル=ゴーティエ
- マイクラン=アンシュッツ=ゴーティエ
- ドミニク男爵
- ガラテア伯
- カロン伯
- コルネリア=アルニム
- ローベ伯
- グェンダル=ロッシュ
- クレイマン子爵
- ダスカー反乱軍の将
- レスター諸侯同盟
- オズワルド
- ゴドフロア
- クローディア
- グロスタール伯 / エルヴィン=フリッツ=グロスタール
- コーデリア伯
- エドマンド辺境伯
- ジュディット=フォン=ダフネル
- アケロン=レーテ=フレゲトン
- ホルスト=ジギスヴァルト=ゴネリル
- マーヤ
- パルミラ
- パルミラの国王
- ティアナ
- ナデル
- 炎帝軍
- 炎帝
- 死神騎士
- 闇に蠢く者
- タレス
- ソロン
- クロニエ
- ミュソン
- キロン
- ピッタコス、ビアス
- オデッセ
- 解放王・十傑
- ネメシス
- 十傑
- 盗賊・山賊
- コスタス
- バジャルド=ダビーノ
- マイクラン配下の盗賊頭
- 四聖人関連
- マクイル
- インデッハ
- 風を呼ぶもの
- 動かさざる重きもの
- その他
- 彷徨えし獣
- はぐれ魔獣
- ゾルタン
- 『ファイアーエムブレム 風花雪月』のアイテム
- 英雄の遺産
- 天帝の剣
- アラドヴァル
- フェイルノート
- アイギスの盾
- ラファイルの宝珠
- テュルソスの杖
- 雷霆
- 打ち砕くもの
- 破裂の槍
- ルーン
- フライクーゲル
- ブルトガング
- ストゥングの神秘
- イコル文書
- 失われた遺産
- ドローミの鎖環
- ヴァジュラ
- 魔書フロッティ
- 神聖武器
- セイロスの剣
- ベガルタの剣
- モラルタの剣
- アッサルの槍
- ウコンバサラの斧
- 尽きざるもの
- タスラムの弓
- カドゥケウスの杖
- セイロスの盾
- オハンの盾
- ラブラウンダ
- ヤルングレイブ
- 風呼びの根源
- タロスの書
- アマルテア
- 紋章石改造武器
- アイムール
- 刀
- 妖刀アシユラ
- 剣
- ゾルタンの剣
- アサメイの剣
- リジルの剣
- 毒の剣
- 神器
- 始原の宝杯
- 『ファイアーエムブレム 風花雪月』の用語
- 歴史
- 英雄戦争
- 鷲獅子戦争
- 三日月戦争
- フリュムの乱
- 七貴族の変
- ダグザ・ブリギット戦役
- ダスカーの悲劇
- 組織
- セイロス教
- 枢機卿団(カルディナ)
- 中央教会
- セイロス騎士団
- 西方教会
- 東方教会
- 南方教会
- ジェラルト傭兵団
- 炎帝軍
- 黒鷲遊撃軍(シュヴァルツァアドラーヴェーア)
- 闇に蠢く者 / アガルタ
- 種族
- フォドラ人
- パルミラ人
- ダスカー人
- スレン族
- 女神の眷属
- その他
- 紋章
- 『ファイアーエムブレム 風花雪月』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- お茶会のパーフェクトティータイムで目線を逸らす生徒が存在
- 女神再誕の儀の大修道院内探索クエストは未クリアでも先に進むことが可能
- 特定の建物に対象の人物を近づけると隠し報酬を貰うことが可能
- 王都奪還戦のフェルディアに出現するレベル50のスナイパーからレア武器が入手可能