ファイアーエムブレム「暗黒竜と光の剣」の女性キャラ

任天堂の人気シリーズ「ファイアーエムブレム」。発売当時は、人気がパッとしない作品であったが、口コミで人気となり続編が作られ続けた作品だ。「ファイアーエムブレム」の原点である「暗黒竜と光の剣」の、魅力的な女性キャラクター達を紹介したい。(キャラ画像は、スーパーファミコン版のもの)

シーダ

1章で加わる、タリス王国のペガサスナイト。
ゲームのヒロイン的な存在で、彼女が戦死するとエンディング内容が変わる。
シーダの「はなす」コマンドで、仲間になるキャラクターがいるのも重要。
タリス王国の王女。
タリス王国は、主人公マルスが落ち延びた島国。
マルスに好意を持っているが、傭兵隊長のオグマに好意を持たれている。
ゲーム的には、速さの成長が良いが、力の成長が悪いので、使いにくい部分もある。
リメイク版では、専用武器のウイングスピアが登場する。

レナ

3章で加わる、マケドニア王国の僧侶。
マケドニア貴族出身の修道女。
後のマップで登場する、マチスの妹。
マケドニアの王子ミシェイルの求婚を拒絶して国を出奔し。
山賊集団サムシアンに捕らわれたところを、盗賊のジュリアンと共に脱走した。
ゲーム的には、初期に出てくる僧侶であり。重要な回復キャラ。
特に、スーパーファミコンではリフが出てこないので、最初の僧侶キャラ。

ミネルバ

10章で加わる、マケドニア王国のドラゴンナイト。
マケドニア白騎士団長を務める王女。
マリアの姉。
マケドニア王となりドルーア帝国と同盟した、兄のミシェイルと対立する。
しかし、妹のマリアを人質にとられ、渋々マケドニアの白騎士団として参戦する。
ゲーム的には、弓以外の物理攻撃に極めて強く、移動力も高く、「空飛ぶ要塞」とも言える活躍をする。
クラスチェンジをしないので、大きな成長は期待できない。

マリア

10章で加わる、マケドニア王国の僧侶。
マケドニア王家出身の修道女。
ミネルバの妹。
ミネルバをマケドニア王国に従わせるために、人質となっていた。
天真爛漫な性格で、主人公のマルスに好意を持っているようだ。
ゲーム的には、特に秀でた部分もなく、僧侶という育てにくいキャラクターでもあり、存在感は薄い。

リンダ

11章で加わる、アカネイア王国の魔道士。
司祭長ミロアの娘の宮廷魔道士。
ミロアがガーネフに殺害された後、男子の姿で放浪し、ノルダの奴隷市場でマルスと出会う。
ミロアに託された、専用呪文のオーラを使うことができる。
素足のキャラグラフィックの、人気も高い。
ゲーム的には、魔法攻撃の主力の一人で、司祭にクラスチェンジもさせたいところ。
オーラは強力だが、それなりに温存したい。
ストーリー上、ガーネフは彼女の手で倒したいところだ。

ミディア

12章で加わる、アカネイア王国のパラディン。
アカネイアの勇者アストリアの恋人。
アカネイア王都パレスで捕虜となっていたところを、マルス達に救出される。
13章のアストリアの説得に必要。
ゲーム的には、ソシアルナイト系はキャラが多く、最初からパラディンであることによる成長限界もあり、存在感は薄い。

パオラ

14章で加わる、マケドニア王国のペガサスナイト。
マケドニア白騎士団員でありペガサス三姉妹の緑髪の長姉。
ソシアルナイトのアベルに好意を持っているようだ。
ペガサス三姉妹は「外伝」にも登場する。
ゲーム的には、初期パラメーターは高いが、成長は地味。
ペガサス三姉妹の必殺技、トライアングルアタックは、一度は見ておきたい。

カチュア

14章で加わる、マケドニア王国のペガサスナイト。
マケドニア白騎士団員でありペガサス三姉妹の青髪の次姉。
密かに、マルスのことを思っているいるようだ。
ゲーム的には、成長スピードも高くバランスが良い。
特に、「紋章の謎」では登場マップも早く、重要なキャラ。

エスト

18章で加わる、マケドニア王国のペガサスナイト。
マケドニア白騎士団員でありペガサス三姉妹のピンク髪の末妹。
パオラと同様に、ソシアルナイトのアベルに好意を持っているようだ。
ゲーム的には、ゲーム内でも指折りの成長率を誇るが、登場マップが遅いのが難。

チキ

19章で加わる、神竜ナーガに変身する種族マムクートの少女。
神竜王ナーガの娘。
物語の根幹に関わる重要なキャラクター。
マルスを兄のように慕う。
ロリキャラ好きには、絶大な人気を誇る。
ゲーム的には、対マムクート戦で圧倒的な強さを誇り、成長スピードも良く、最終マップまでの主戦力の一人。
バージョンによっては、竜石の使用制限があるので注意が必要。

エリス

21章で加わる、アリティア王国の僧侶。
アリティア王国の王女。
主人公マルスの姉。
アリティア陥落後、ガーネフに捕らえられていた。
マルスの親友の魔法使いのマリクの憧れの女性。
戦死したキャラクターを蘇生するオームの杖を使える。
ゲーム的には、登場マップが遅いので、戦闘で使うことは少ないだろう。
エンディングに関わるので、シーダが死んでしまっていたら生き返らせること。

ニーナ

アカネイア王国の王女。
戦闘には参加せず、デモに登場する。
マルスに、「覇者の証・ファイアーエムブレム」を託す。
グルニア王国黒騎士団長のカミュに、強い愛情を抱いている。
そのカミュへの愛が、後に大きな禍根となるという、いささか困った人。

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