【完全網羅】任天堂の名作・戦略シミュレーション、『ファミコンウォーズ』シリーズ作品まとめ
任天堂の有名ウォー・シミュレーション『ファミコンウォーズ』シリーズ作品まとめ。
ファミコンウォーズはキャラものの戦略シミュレーションと違い、運の要素を絡めないリアル志向かつシンプルなシステムで人気を集めているシリーズです。
国内で発売延期になった作品や、店頭販売されていない幻の作品など、すべてまとめています。
ファミコンウォーズ（FC）
ファミコンウォーズシリーズの記念すべき第一作。 プロデューサーはミスター任天堂こと横井軍平。 登場ユニットはこの頃から少なめで、歩兵2種、車両8種、航空4種、海上2種のみ。 1作目からシンプルさを目指していたようです。 軍もレッドスター軍とブルームーン軍の2つのみで、まだショーグンはいませんでした。
本作は高いクオリティと人気のわりに出荷数が少なく、慢性的な品薄状態が続いていました。 そのため1992年当時に結成された日本初のゲームソフト販売店団体『ジャパンテレビゲームチェーン協会』の要請を受け、再発売されました。 こうした自体は当時としては異例であり、どれだけ人気だったのかを物語る逸話となっています。
現在は3DSバーチャルコンソール、Wii Uバーチャルコンソールで配信されています。
スーパーファミコンウォーズ
名前どおり、スーパーファミコンで発売されたウォーズシリーズ。 この作品から対応ハードをソフト名に冠する事が伝統となりました。
『ファミコンウォーズ』に追加要素を加え、さらにパワーアップした作品。 敵CPUの思考速度が大幅に短縮され、快適な戦闘が可能になりました。 さらにマップやユニットも追加され、索敵モードやユニットのレベルアップシステム、4人対戦機能も搭載。 また、グリーンアース軍・イエローコメット軍とショーグン達が初登場したのもこの作品です。
現在はWii、Wii Uバーチャルコンソールで配信されています。
ゲームボーイウォーズ(GB)
ゲームボーイで登場した作品。
戦闘画面が従来のスクエア制ではなくヘクス制変更され、新ユニットが追加されました。 ゲームボーイの性能の問題なのか、従来作品に比べてCPUの思考時間がかなり長かったようです。
そしてこの作品は当時のイラク情勢の影響で発売が延期になりました。 ファミコンウォーズシリーズは戦争を模したシミュレーションゲームですが、そのせいか発売が延期になる事が非常に多い作品です。 結局このソフトも半年ほど延期されました。
ゲームボーイウォーズTURBO(GB)
前作の不満点だったCPUの思考時間の長さを解消した作品。 思考速度は前作よりも約5倍ほど早くなっており、戦闘シーンのアニメーションも高速化され、スムーズに遊べるようになりました。
ゲームボーイウォーズTURBO ファミ通version
ゲームボーイウォーズTURBOの特別バージョン。
ファミ通と任天堂が良好な関係だった頃に作られた、読者プレゼント用のソフトです。 このソフトでしかプレイ出来ない新マップなどが追加されています。
ゲームボーイウォーズ2（GB、GBC）
前作『TURBO』のバージョンアップ作品。 思考時間がさらに3倍も短縮されたほか、ユニットの移動範囲や攻撃範囲が表示されるようになりました。
さらに2人対戦プレイの復活と、エディットモードも実装されており、作ったマップは他のプレイヤーと交換できるようになりました。 プレイヤー同士の交流に力を入れた作品といえます。
ゲームボーイウォーズ3（GBC）
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