【進撃の巨人】サシャ「コニー、暇です」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。暇を持て余したサシャとコニーが暇つぶしをするだけのSSです。シリアスな本編の合間に、仲良しなサシャとコニーの様子をお楽しみください。
サシャ「コニー、暇です」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/01(火) 23:47:30 ID:3vWrk3Mw
夕食後の食堂でコニーとサシャが喋ってるだけの話
*
サシャ「コニー、暇です」
コニー「芋でも数えてろ」
サシャ「無慈悲なことを言いますね。芋なんてどこにもないですよ…」
コニー「心の中で数えるんだよ」
サシャ「空想の芋をですか?」
コニー「そうだ」
サシャ「………それって暇つぶしになりますかね?」
コニー「知らん」
サシャ「とりあえず数えてみますね」
サシャ「お芋がひとつ」
サシャ「お芋が…ふたつみっつ…はふっはふっ…ふたつ…はふっはふっ」
コニー「おい、待て」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/01(火) 23:48:15 ID:3vWrk3Mw
サシャ「…ひとつ…はふっはふっ…」
コニー「………」
サシャ「なくなりました…」
コニー「途中はふはふ言ってたのはなんだ」
サシャ「…食べてしまいました……」
コニー「空想の芋をか?」
サシャ「空想の芋をです。ちなみに蒸かしてます」
コニー「そうか」
サシャ「でもあんなにお芋を食べたのに心も身体も満たされません…」
コニー「そりゃあな」
サシャ「はあ、お肉食べたいです」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/01(火) 23:50:56 ID:3vWrk3Mw
サシャ「干し肉がひとつ…ふたつ…みっつ」
コニー「また数えるのかよ」
サシャ「…よっつ……いつつ…」
コニー「よし、その調子だ」
サシャ「むっつ…はむ、あむあむ…いつつ」
コニー「………ダメか」
サシャ「よっつ……心配せんでも冬の備蓄なんかまた獲ってくればいいんよ…もぐもぐ…みっつ」
コニー「おい、どんなシチュエーションだ」
サシャ「ふたつ…ひとつ…もぐもぐ、ごくん」
サシャ「………ごちそうさまでした」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/01(火) 23:51:36 ID:3vWrk3Mw
コニー「お前ほんとにおもしろいやつだな」
サシャ「…コニー」
コニー「ちなみに褒めてる」
サシャ「コニー!」
通りすがりのマルコ「…仲良いね、ふたりとも」
コニー「まあな」
サシャ「そりゃあ心の友ですから」
コニー「心の友?」
サシャ「そうです。私のパンは私のもの、コニーのパンも私のもの」
コニー「は?」
サシャ「心の友とはそういうものです」
マルコ「いやいや、サシャ。人のパンは取ったらだめだよ…」
サシャ「…わかってますよぉ。言っただけです」
コニー「お前が言うと冗談に聞こえないんだよ」
マルコ「………まあ、仲良いのは良いことだよね」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/01(火) 23:52:27 ID:3vWrk3Mw
サシャ「マルコ行ってしまいましたね」
コニー「教官に呼ばれてるんだとよ。明日の演習の打ち合わせを兼ねた班長会議とかなんとか」
サシャ「班長は大変ですねぇ」
コニー「それに比べて…」
サシャ「…暇です…」
コニー「こんな暇でいいのか」
サシャ「いいんです」
コニー「まあ、いいか」
サシャ「………いいですかねぇ?」
コニー「………どうだろうな」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/01(火) 23:54:28 ID:3vWrk3Mw
サシャ「でも、暇なのは悩んでも仕方がないのでとりあえずコニー、遊んで下さい」
コニー「…よし、じゃあここに俺が夕食で一欠片残したパンがあるだろ?」
サシャ「はい!あります!ずっと狙ってました!そのパンのかけら!!」
コニー「だろうな、さっきから視線がずっと俺じゃなくてこのパンの方向いてたからな。で、このパンを…両手のどっちかに隠す」
サシャ「はい!」
コニー「さあ、どっちにあるか当てろ!当たったらこの欠片やる」
サシャ「!」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/01(火) 23:57:13 ID:3vWrk3Mw
サシャ「匂いを嗅いでも!?」
コニー「あ?あぁ、いいけどよ」
サシャ「」すんすん
コニー「くすぐってぇ」
サシャ「」すんすん
サシャ「………」
サシャ「」すんすん
サシャ「こっちです!!!」
コニー「…正解。ほら、やるよ」
サシャ「わぁい!コニーありがとうございます」
コニー「つか、よく嗅いだだけでわかるな。出来たてならともかくこんな乾いたパン、そんなに匂わねぇぞ?」くんくん
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/01(火) 23:58:58 ID:3vWrk3Mw
サシャ「ふふん、私の鼻をなめてもらっちゃ困りますね」
コニー「鼻を?いや、お前の鼻なんか舐めねぇよ。汚いだろ」
サシャ「!?き、汚くないですよ!ちゃんと毎日洗顔してます!」
コニー「ほんとか?たまによだれのあと残ってんぞ」
サシャ「え!それは…その……でも毎日洗ってます!」
コニー「そうかぁ?」
サシャ「信じてませんね?………ほら、見てくださいコニー。つるつるのぴかぴかですよ」
通りすがりのユミル「ほう、確かにつるつるでぴかぴかだな」ぐに
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/02(水) 00:01:14 ID:Ge7a4S.6
サシャ「ひいい、ほっぺたつねらないでください」
クリスタ「ら、乱暴はダメだってばユミル」
ユミル「やきもちか?クリスタ。ほら、お前の頬も触ってやるよ」むにむに
クリスタ「ひゃ!ユミルったら!」
サシャ「クリスタのほっぺやわらかくて気持ちいいです」むにむに
クリスタ「サシャまで!」
コニー「お前ら仲良いなぁ」
ユミル「さて、サシャどうせ暇なんだろ?水汲み行くぞ」
サシャ「え!」
コニー「当番だったのか?」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/02(水) 00:02:09 ID:Ge7a4S.6
サシャ「え、あれ、私当番でしたか?」おろおろ
クリスタ「もー、ユミルったら。今日の当番は私とユミルなんだからサシャは関係ないでしょ」
サシャ「…ユミル、騙しましたね」
ユミル「はいはい、バレちまったら仕方ねえ。ここはクリスタに免じて見逃してやるか」
サシャ「見逃すも何も…」
コニー「油断ならねぇブスだな」
クリスタ「コニー!いくらユミルが悪くっても、ユミルにひどいこと言ったら怒るよ!」
コニー「すまんすまん」
サシャ「クリスタは怒ってもかわいいですねぇ」
ユミル「だろ?私のもんだから手ぇだすなよ?」
クリスタ「もう!みんなして」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/02(水) 00:02:52 ID:Ge7a4S.6
ユミル「つーか、ふたりで何してたんだ?」
サシャ「なんでしたっけ?」
コニー「なんだったか」
ユミル「…相変わらずだなお前らは。…さ、行くかクリスタ」
クリスタ「ふふ、じゃあね」
サシャ「………で、何話してたんでしたっけ?」
コニー「暇すぎて頭がはたらかねーや」
サシャ「あ、思い出しました」
サシャ「…さあ、コニー。私の鼻舐めてください!きれいですから!」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/02(水) 00:03:48 ID:Ge7a4S.6
コニー「………舐めてもらっちゃ困るんじゃなかったのか?」
サシャ「あれ、そうでしたっけ?」
サシャ「でもほら、物は試しですよ」
コニー「それじゃ、やってみるか」
サシャ「そういうコニーの男気あるとこ好きですよ」
コニー「人の鼻舐めるのに男気いらねぇよ」
サシャ「つべこべ言わずにどうぞ、いっちゃってください」
コニー「んーー…?」
れろ
サシャ「舐めました?どうです?お味は」
コニー「味?」
サシャ「味」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/02(水) 00:04:33 ID:Ge7a4S.6
コニー「…なんの味もしないな」
サシャ「残念です」
コニー「残念か?」
サシャ「残念ですよ。コンソメの味でもしたら良かったのに」
コニー「いや、良くないだろ」
サシャ「そうですか?鼻がコンソメの味したら毎日楽しいですよ、きっと」
コニー「…楽しい、か?……お前の考えることはわからん」
サシャ「鼻がコンソメ味なら小腹が空いたときに舐めれますからね」
コニー「いや、舌は鼻まで届かねぇよ」
サシャ「!?」
サシャ「うぬぬぬ」
コニー「サシャ、すげぇ顔してるぞ」
サシャ「うぬぬ」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/02(水) 00:05:40 ID:Ge7a4S.6
サシャ「…………ダメです、届きません…これは人類の進化が試されていますよ」
通りすがりのライナー「そんな試され方は嫌だ」
サシャ「あ、ライナー聞いてたんですか?…あれ?でもそういえば、ライナーも班長会議じゃ?」
ライナー「あぁ、これから参加する」
コニー「遅刻か?」
ライナー「違う、教官に雑用を頼まれてな。それを終わらせてから来たんだ」
サシャ「大変ですねぇ」
ライナー「まあ班長は点数の加算が多少あるからいいんだけどな。…それにしても気楽でいいな、お前らは」
くしゃくしゃ
サシャ「わわわ」
コニー「やめろ、撫でるなって」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/02(水) 00:06:20 ID:Ge7a4S.6
ライナー「ははは…ま、お前らも早いとこ部屋帰れよ?あと一時間もしたら消灯だ」
サシャ「はーい」
ライナー「いい返事だ。…じゃ、行ってくる」
コニー「おう、頑張れよ」
サシャ「頑張って下さい」
サシャ「さあて!それじゃ、コニーも舐めたんですから私にも鼻を舐めさせてください!」
コニー「なんでだよ」
サシャ「ギブアンドテイクですよ」
コニー「何がギブで何がテイクなんだ」
サシャ「まあまあ、いいじゃないですか」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/02(水) 00:06:57 ID:Ge7a4S.6
コニー「…仕方ねぇな」
サシャ「じゃあ、遠慮なく」
サシャ「んー?」れろれろ
コニー「うはは、やめろやめろ」
サシャ「なんのあひもひまへん」
コニー「そりゃ、味なんかしねぇだろ」
サシャ「………」がぶ
コニー「おわ!噛むなよ!!!」
サシャ「ふひふ」
コニー「人の鼻噛んだまま笑うな」
通りすがりのアルミン「え…なにしてるの二人とも…」
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/02(水) 00:07:40 ID:Ge7a4S.6
コニー「お、アルミンか」
サシャ「ハフヒン、ひま、わらひはコヒーの…」
コニー「鼻噛まれてんだよ。見たらわかるだろ」
アルミン「いや、ごめん聞き方が悪かった…どうしてサシャはコニーの鼻を噛んでるの?」
サシャ「ほれはへふね」
コニー「おい、いい加減噛み付くのやめろ!」
サシャ「…ぷは、えっとですね、アルミン。何故私がコニーの鼻を食べようとしてたのかといいますと」
アルミン「う、うん…」
コニー「おい、待て。舐めようとじゃなくて食べようとしてたのか!?」
サシャ「口に入れたら食べたくなるのは当たり前じゃないですか」
コニー「お前怖いやつだな」
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/02(水) 00:08:59 ID:Ge7a4S.6
アルミン「…どうして、そんなことに?」
サシャ「それはコニーが私の鼻を舐めたからです」
アルミン「………うん?コニーが?」
サシャ「はい、コニーが!」
アルミン「え、なんで???」
コニー「いや、こいつが舐めてくれって言うからよ」
アルミン「え?サシャが???なんで?えぇ???」
通りすがりのエレン「…お前ら、相変わらわけわかんねーな」
通りすがりのミカサ「サシャ、コニー。アルミンが混乱してる。もうこの話はおしまいにして」
サシャ「…?はい」
コニー「俺たち何か難しいこと言ったか?」
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/04(金) 22:34:32 ID:j1A40ySA
サシャ「ミカサたち行ってしまいましたね」
コニー「なあ、俺たちそんな難しいこと言ってたか…?」
サシャ「まだ考えてるんですか?それより楽しいこと話しましょうよ」
コニー「楽しいこととは」
サシャ「うーん…」
サシャ「そういえばですね、クリスタとこの間これを街で買ってきたんですよ」
コニー「なんだ?」
サシャ「スケッチブックと色鉛筆です」
サシャ「まあ、色鉛筆と言ってもお金がないので赤と黒しかないんですけど」
コニー「意外だな、お前が食いもん以外に金使うなんて。それよりお前絵なんて描けるのか?」
サシャ「もう、バカにしないでくださいよ。クリスタは私の絵を見て卒倒したんですからね!」
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/04(金) 22:36:44 ID:j1A40ySA
コニー「そんな上手いのか!」
サシャ「上手いなんてもんじゃないですよ!あのユミルが私のことを画伯と褒め称えたんですから」
コニー「そりゃすげえな!で、どんな絵なんだ?見せてくれよ」
サシャ「いいですよ!ちょっと待ってくださいねー…ふふふ、これが一番の自信作です」
コニー「勿体ぶるなよ」
サシャ「はい!これです!」
※参考画像:進撃アニメ12話エンドカード
サシャ「どうです?!」
コニー「んん?これは…なんだ?赤と黒の線がグロテスクの渋滞起こしてとんでもないことになってるが」
サシャ「私と芋です!」
コニー「???悪魔とデーモン?」
サシャ「もう、コニー。悪魔もデーモンも同じ意味ですよ」
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/04(金) 22:37:58 ID:j1A40ySA
コニー「そうだったか?つか、この絵はなんだ。地獄以外の何物でもないだろ」
サシャ「ちゃんと見てください!芋を持つ私の笑顔が微笑ましい絵じゃないですか」ぐいぐい
コニー「うお!やめろ近づけるな。さすがの俺も視界いっぱいにこんな絵みたらトラウマになるぞ」
サシャ「クリスタは感激して泣いてましたよ?」
コニー「おい!クリスタにも同じことしたのか?そりゃ卒倒もするだろ…」
サシャ「芸術は爆発ですよ」
コニー「…確かに爆発してるな」
サシャ「コニー、そんなに褒めてもなにもでませんよ」
コニー「………」
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/04(金) 22:39:06 ID:j1A40ySA
コニー「………つか、お前部屋戻れよ。そろそろユミルたちも戻ってるんじゃねぇか?」
サシャ「え!コニーは私と居たくないんですか?」
コニー「そんなことは言ってないだろ」
サシャ「よかったです………ふあ…」
コニー「サシャ、大口開けてあくびすんな。のどちんこまで丸見えだぞ」
サシャ「え、のどちんこ」
コニー「そいや、女にもちんこついてるっての不思議だな」
サシャ「そう言われるとそうですね…人類最大の謎です」
コニー「最大か?」
サシャ「…いえ、適当に言いました」
コニー「やっぱりお前眠たいだろ」
サシャ「うーん、そろそろ部屋にもどりましょうかね…でもコニーに何か言い忘れた気がして…」
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/04(金) 22:40:31 ID:j1A40ySA
コニー「お前今日はよく忘れるな」
サシャ「サシャおばあさんとお呼び下さい」
コニー「…サシャばあさんや、夜ご飯はまだかね」
サシャ「いやですよコニーじいさん、さっき食べたじゃないですか。でもお腹が空いたからもう一回食べましょうねぇ」
コニー「………」
サシャ「………」
コニー「………じいさんになるまで生きてられっかなー」
サシャ「………がんばって生き残るんですよ!おじいさんおばあさんになってもずっと一緒ですよ、コニー」
コニー「おう」
コニー「で、俺に言いたいことって?」
サシャ「あ、そうそう…えっとですね」
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/04(金) 22:41:19 ID:j1A40ySA
サシャ「今度の休み、街に行きましょうよ!」
コニー「いいけどよ、どこ行きたいんだ?」
サシャ「先週クリスタたちとお出かけしたときに見つけた甘味屋さんなんですけど、ふふふ」
コニー「なに笑ってんだよ」
サシャ「聞いてください、なんと!」
コニー「なんと?」
サシャ「カップルで行くと、もひとつパンがおまけがつくんですよ!」
コニー「お、いいなそれ」
サシャ「行きますよね?」
コニー「いいぞ、今度の休みな」
サシャ「わーい、約束ですよ?」
戻ってきたマルコ「…どこから突っ込めばいいかな」
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/04(金) 22:45:32 ID:j1A40ySA
コニー「お、マルコ会議終わったのか?」
サシャ「お疲れ様です!」
マルコ「…………ふたりは付き合ってるの?」
サシャ「ええ!いきなりなんですか?付き合ってませんよ?」
コニー「付き合ってないぞ」
マルコ「だよね…」
サシャ「ですよ」
マルコ「ねえ、サシャ…例えばぼくがそのお店に一緒に行こうって言ったらどうするの?」
サシャ「えっ」
コニー「今なんつった?もう一回いいか?」
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/04(金) 22:46:21 ID:j1A40ySA
マルコ「うん、だからさっき言ってたカップルがおまけしてもらえる甘味屋に僕が一緒に行こうって言ったらどうするの?って」
コニー「マ、マ、マルコお前サシャのことが好きだったのか?」
サシャ「マ、マ、マルコ!そんな、カップルだなんて気が早いですよ!私たちまだそんなお互いのこと知らないのに…ま、まずは矢文から…」
マ、マ、マルコ「矢文!?…いや、ごめん変なこと言って。サシャのことは好きだけれど、そういう好きではないから安心して?例えばの話だから。あとコニーその空いた口がふさがらないみたいな顔やめて」
サシャ「なあんだ、安心しました」
コニー「びっくりさせんなよ」
マルコ「…僕が言ったらそんなに動揺するのに、コニーとは普通に行けるんだね。もうふたりが付き合ってないことのほうが驚きだよ」
サシャ「コニーは特別ですから」
コニー「サシャは特別だ」
35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/04(金) 22:49:16 ID:j1A40ySA
マルコ「そう…それより、もう消灯の時間だよ?部屋に戻らなくていいの?」
サシャ「戻りますか…」
コニー「戻るか」
サシャ「じゃあ、マルコお休みなさい」
マルコ「お休み」
サシャ「…コニー、お休み前のいつものやってください」
コニー「まったく、仕方ねぇ奴だな」
マルコ「?」
サシャ「コニー」
コニー「サシャ」
サシャ「明日も頑張りましょうね?」
コニー「ああ、明日の対人格闘もよろしくな」
ぎゅっ
コニー「相変わらず体温高くてあったけーなサシャは」
サシャ「ふふふ、コニーもですよ」
マルコ「え!?なにこれ!?」
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/04(金) 22:50:12 ID:j1A40ySA
ゴツン
サシャ「はひっ!」
コニー「あだっ!」
通りすがりのジャン「お前らいい加減にしろ!ここ食堂だぞ!!!」
サシャ「痛いです…」
コニー「なんだよジャン、いきなり出てきてゲンコツすんなよ!」
ジャン「黙って見てればさっきからいちゃいちゃいちゃいちゃ…つか、他に人いるのに堂々と抱き合うとか頭おかしいんじゃねえの!!」
サシャ「?いちゃいちゃしてないですよ」
コニー「?してないぞ」
ジャン「あーーーーー!!!いい加減にしろ!!!!」
マルコ「ジャン落ち着いて」
37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/04(金) 22:51:02 ID:j1A40ySA
ジャン「これが落ち着けるかってんだよ!水飲みに来ただけなのにこいつらの馬鹿みてぇないちゃいちゃ見せつけられてよぉ!」
サシャ「だから、いちゃいちゃなんかしてませんって」
コニー「ジャン、考え過ぎなんじゃねぇの?」
ジャン「ッ!!!!!」
マルコ「………もう、みんな部屋に戻ろうよ……」
サシャ「そうですね、明日も早いですし」
コニー「俺も眠くなってきた」
ジャン「………もういい、寝て忘れる」
マルコ「じゃ、食堂の灯り消しちゃうから早く出て」
サシャ「はーい」
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/04(金) 22:51:51 ID:j1A40ySA
サシャ「それじゃ、女子の兵舎はこっちですから私はここで」
サシャ「皆さんお休みなさい!」
コニー「お休み」
ジャン「とっとと寝ろ」
サシャ「あ、寝る前にもうひとつすることありました」
コニー「そうだな」
マルコ「?」
サシャ「お休みなさいのキ…ジャン「ふざけるなよ!!!!!」
*
おわり
無自覚いちゃいちゃコニサシャおいしい
関連リンク
進撃の巨人の厳選面白SSまとめ | RENOTE [リノート]
renote.net
進撃の巨人に関する名作SSを厳選してまとめています。シリアスな本編に辛くなったら、たまにはクスっと笑える面白いSSをお楽しみください。中にはキャラ崩壊・ネタバレしているものもあるかもしれないのでご注意ください。
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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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サシャ・ブラウス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
サシャ・ブラウスとは「進撃の巨人」シリーズの登場人物であり、主人公エレン・イェーガーと同じ調査兵団に所属している女性。頭はあまり良くないが、並外れた身体能力と勘の良さは周囲からも認められている。狩猟を生業とする村の出身であるため、食べ物には目がなく食料庫からよく盗みを働いていた。方言で話すことに抵抗があるため他人には敬語で話す。天真爛漫で非常にマイペースな性格の持ち主である。
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コニー・スプリンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
コニー・スプリンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の兵士。坊主頭が特徴で、小柄な体格を生かした小回りの利く機動を得意としている。バランス感覚にも優れ104期訓練兵団を8番の成績で卒業したが、少々頭の回転が鈍く同期達からはバカ扱いされている。同期のサシャ・ブラウスとはバカ同士気が合うようで、よく訓練中に2人でふざけていた。当初は憲兵団を志望していたが、主人公のエレン・イェーガーに感化され調査兵団に入団を決めた。入団後はムードメーカーとして活躍する。
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テオ・マガト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
テオ・マガトとは『進撃の巨人』の登場人物でマーレ軍エルディア人戦士隊隊長。後にマーレ上層部が全滅すると元帥に就任した。ジーク・イェーガーやライナー・ブラウンら「マーレの戦士」達を選抜し育て上げた人物でもある。性格は厳格で戦士候補生に対する態度も威圧的だが、大多数のマーレ人とは異なりエルディア人に対する差別感情は薄く、部下たちを1人の人間として尊重している。現状認識能力に優れ、始祖奪還作戦を数人の子供に託すマーレ軍上昇部の正気を疑っていた。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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