サガ エメラルド ビヨンド(サガエメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『サガ エメラルド ビヨンド』とはスクウェア・エニックスより2024年に発売されたRPGであり、『サガ』シリーズの1作である。『サガ』シリーズのコンソール向けゲームとしては前作『サガ スカーレットグレイス』以来となる完全新作となっており、バトルシステム面において、『サガ スカーレットグレイス』で採用された「タイムラインバトル」をさらに発展させたシステムを採用している。タイトルは本作で採用されているシステム「エメラルドビジョン」に由来する。
その他仲間になるキャラクターの種族
人間
大別すると「ヒト」種族であり、その中の「人間」という種族となる。戦闘中に「ひらめき」により技を習得していくオーソドックスな種族。「ひらめき」は装備している武器や使用した技によって異なり、基本的には強敵とのバトルで強い技をひらめきやすい傾向にある。さらに人間には特定の技を使い込むことで元の技から派生する「我流技」を習得することが可能となっている。
装備に関しても、ほぼ全ての装備や技を扱うことが可能となっている。
また、基本的には人間と同仕様だが、設定上の事情で術を覚えない「従士」や我流技をひらめかない「女神(コピー)」といった特殊なサブタイプに該当するキャラも一部存在する。
目立った癖もなく使いやすい、最もオーソドックスな種族となっている。
従士
大別すると「ヒト」種族であり、その中の「従士」という種族となる。ひらめきによって技の習得が可能。他の「ヒト」種族との最大の違いは術を習得するのが不可能ということ。
女神
大別すると「ヒト」種族であり、その中の「女神」という種族となる。女神はヴァッハ神(コピー)の専用種族となっており、「ヒト」とほぼ変わらないが唯一の違いとして、「我流技」の使用が不可能となっている。
メカ
武器や防具の装備箇所の制限がなく、装備したアイテムに応じて能力や技が変更される。具体的には能力値が装備したアイテムに応じて変化する他、片手剣などの近接武器を装備することで「近接メカ技」を、銃などの遠距離武器を装備することで「射撃メカ技」を、防具などをセットすると「補助メカ技」がセットされるようになっている。さらに「魔具」と呼ばれるアイテムを装着することで、モンスター技を使用することも可能となっている。
「ひらめき」による技の習得は無く、基本的には一般的な状態異常にかからないことも特徴のひとつ。往年の『サガ』シリーズに登場していたメカと同感覚で使用できる種族となっており、強化自体は手軽な反面、装備の構成を吟味しないと器用貧乏になってしまう傾向のある種族である。
モンスター
元々生まれ持っている武器や防具にバトルで倒した敵を吸収することで、そのモンスターの技を使うことが可能となる。装備に関しては武器や防具はモンスター固有のものとなっている為変更することができなくなっており、アクセサリーのみ装備可能となっている。
吸収したモンスター技は自由に使用可能だが、吸収できる技の数には限りがあり、吸収する枠がいっぱいの場合は「解き放つ」で放出することで新たな技の吸収が可能となる。この「解き放つ」はHPを10%消費する代わりにBPコスト1で使用することが可能となっているが、使用するとその技は忘れてしまう。装備に制限が多いことから防御面に不安が残り、技の吸収に関してもランダム要素が絡むこともあり、種族としては他と比べると不遇な種族となっている。
クグツ
「ひらめき」で技を覚えることができない代わりに、戦闘中に使われた他キャラクターの技を覚える「写し身」が発生することがある。この他キャラクターというのは味方だけでなく敵も対象となっており、相手が使用した技が、自身が持つ武器で使用できる技であることが条件となっている。但し「我流技」は不可能。装備に関しては武器をひとつしか装備することができないようになっており、対応力に若干の不安が残る種族となっている。
綱紀を主人公に選択した場合に限り、クグツ固定のソウル以外に、特定の敵を倒すことで入手できるソウルを装備することが可能となっており、これにより新たなロール、新たなソウル技の習得が可能となっている。
騎士
大別すると「ヒト」種族であり、その中の「騎士」という種族となる。吸血鬼の眷属となった「ヒト」種族がブラッドギアを授けられることで変異したものがこの「騎士」となる。このとき注意することとして、ただブラッドギアを装備するのではなく、メニューの「さまざまな目録」から「眷属たちの管理」の項目を開き、そこからブラッドギアを授けるを行わないと「騎士」には変異しないこと、一度ブラッドギアを授けられ「騎士」に変異した者からブラッドギアを剥奪すると「廃人」となってしまうことが挙げられる。「騎士」は「ヒト」種族であるため技をひらめくことが可能となっているが、「廃人」になってしまうとLPが1となってしまい、さらに技のひらめきも不可能となる。一度「廃人」になったキャラクターは二度と元には戻せないため注意が必要。
ブラッドギアには、それ自体に「ブラッドロール」と呼ばれるパッシブスキルが付与されており、その効果はブラッドギアにより様々なものとなっている。さらに騎士は吸血鬼と同じく「ブラッド技」の使用が可能となり、LPを消費することで強力な技を放つことが可能となる。
短命種
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目次 - Contents
- 『サガ エメラルド ビヨンド』の概要
- 『サガ エメラルド ビヨンド』のあらすじ・ストーリー
- 御堂 綱紀(みどう つなのり)編
- アメイヤ・アシュリン編
- シウグナス編
- ディーヴァ・ナンバー5編
- ボーニー・ブレア&フォルミナ・フランクリン編
- 『サガ エメラルド ビヨンド』のゲームシステム
- ワールドマップ
- バトルシステム
- バトルの基本ルール
- BP
- 連携
- オーバードライブ
- 独壇場
- 『サガ エメラルド ビヨンド』の登場人物・キャラクター
- 6人の主人公
- 御堂 綱紀(みどう つなのり)
- アメイヤ・アシュリン
- シウグナス
- ディーヴァ・ナンバー5
- ボーニー・ブレア&フォルミナ・フランクリン
- その他仲間になるキャラクターの種族
- 人間
- 従士
- 女神
- メカ
- モンスター
- クグツ
- 騎士
- 短命種
- 『サガ エメラルド ビヨンド』のアイテム
- 片手剣
- 両手剣
- 片手銃
- 両手銃
- 体術
- 術
- 防具
- 素材
- 『サガ エメラルド ビヨンド』の用語
- フィールド画面用語
- アヴァロン
- ヴィジョン
- 概念
- カテドラル計画
- キャピトルシティ
- ミヤコ市
- 連接領域
- ヨミ
- バトル画面用語
- 陣形
- タイムライン
- バトルランク
- ひらめき
- リザーブ技
- ロール
- LP
- 『サガ エメラルド ビヨンド』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 連接領域だけ3Dで表現
- ゲームに必要なものとそうでないものの議論
- 6人の主人公を産み出すきっかけは総合ディレクターの河津秋敏
- シナリオ分岐と周回数