アンリミテッド:サガ(アンサガ)のネタバレ解説・考察まとめ

『アンリミテッド:サガ』とは、スクウェア・エニックスから2002年に発売されたPlayStation 2用のRPGである。7人いる主人公から1人を選択しゲームを始めるが、選択した主人公によって異なる目的を果たすべく旅をする内容となっている。従来のシリーズとは全く異なるゲームシステムを採用しており、賛否は分かれるが理解を深めることでこのシステムが大きな魅力となってくる。

『アンリミテッド:サガ』の概要

『アンリミテッド:サガ』とはスクウェア・エニックスから2002年12月19日に発売されたPlayStation 2用のRPGである。『サガシリーズ』としては9作目に当たる本作は既存の『サガシリーズ』とは全く異なるシステムとなっており、中でも特徴的なのは冒険を進めるフィールド画面の移動がボードゲームの駒のように主人公を動かすシステムとなっていること、さらにフィールド上での行動の成功判定や、戦闘での使用技のレベルなどの判定を回転するリールをプレイヤーが狙って停止させることで決定する「リールシステム」を採用していることが挙げられる。

本作では最初に7人いる主人公から一人を選んで物語を始める形を取っており、これは前々作『サガ・フロンティア』と近いシステムとなっている。が、選んだ主人公によってメインとなる物語が異なってくるのは勿論のこと、仲間にできるキャラクター、行くことのできる場所も異なってくる為、自由度という点に関しては前作よりも低めとなっている。

冒険画面はターン制となっており、移動や待機など何らかのアクションを取るたびに、敵シンボルの移動・罠の発動・冒険シナリオの残り制限時間の減少など周囲の環境も変化していく。プレイヤーのフィールド上での行動は全て最低1ターンを要することとなる為、先に進まず探索や回復などの行動ばかりしているとシナリオクリア失敗となってしまうことも往々にして起こり得る。

戦闘システムは従来どおりの閃きシステムが採用されているが、一方でターンの始めに5回分の行動を入力し、その後敵との戦闘が始まる新しい形式をとっている。1ターンに1人を5回行動させたり、5人がそれぞれ1回ずつ行動、3人であわせて5回行動させるなど多様な選択が可能となっている。戦闘終了後の経験値取得やパラメータ上昇は一切無く、キャラクターの成長はシナリオ終了後の「パネル」と呼ばれる技能の交換によってのみ行われる。技能だけでなく、パネル自体に設定されたパラメータによるステータスの上昇があるのだが、必ず1つ交換しなければならないというルールが存在するため、その時点でのステータスと出現したパネルによっては逆に弱くなってしまう状況も十分にありうる。また、交換により失ったパネルに対応した技能は失ってしまうため、パネル交換はこのゲームをクリアする上で非常に重要な要素となっている。

これらの既存のRPGや過去の『サガシリーズ』には見られなかった斬新なゲームシステムに加え、本作に付随していた取扱説明書がこれらのゲームシステムを詳細に説明しているとは言い難い説明書であったことから発売直後からゲーム進行を諦め売却する事態が続出、一時期ワゴンセールで投げ売りされる事態となった。その後「解体真書」というゲームシステムが詳細に記載された攻略本が発売されたことで改めて本作の魅力が知られるきっかけとなり、そこからは賛否はあるが一定の評価を受ける形となっている。

本作は日本のセールスチャートではポケットモンスター ルビー・サファイアに次ぐ3位となる196,471本を売り上げ、27万本以上売り上げた。2003年末までに438,000本を売り上げ、2003年5月のスクウェア・エニックスの決算時点で全世界で56万本を売り上げた。ソニーコンピュータエンタテインメントは2003年6月29日、50万本以上売り上げたことからPlayStation Awardsゴールドプライズを授与した。発売前に開催されたCESA GAME AWARDSでフューチャー部門を受賞した。

『アンリミテッド:サガ』のあらすじ・ストーリー

世界観について

本作の舞台となる世界は、数千年前に古代文明が栄えた「黄金時代」が存在していた。繁栄を謳歌していたこの文明は「終末の日」と呼ばれる大きな荒廃時に滅亡したが、当時に作られた道具や建造物が未だ各地に残っている。
その時作られた道具は「遺物」と呼ばれ、形状こそ現在人間が使っている物と変わりは無いが、本来の使用用途が現在の人間が認識しているものとは同じとは限らない物もある。中には人間にとって有害な道具も存在する。

そして当時作られた建造物は「七大驚異」と呼ばれ、世界の7か所に存在している。建造目的や機能はいずれもほとんど解明されてはいないが、大きな力が眠っており、この力を全て解放したとき黄金時代が再び訪れると噂されている。

こうした謎の物質を残したまま「終末の日」によって黄金時代の文明が滅んだのち、この荒れ果てた世界に現れた「英雄イスカンダール」によって行われた世界平定の言い伝えが「イスカンダール伝説」として現在も語り継がれており、現在の世界秩序はこの英雄イスカンダール一味によって築かれたものであるとされている。1000年前に行われたこの大規模な征服事業には黄金時代の遺物が使われていた説が有力であり、七大驚異から力を得ていたとまで言われている。
英雄イスカンダールはその後、謎の失踪を遂げる。

ローラ編

ローラ編は雪の丘、ニバコリナから始まる。夫を失い喪に服していた主人公のローラの元に、追手に追われ逃げ続けていたアンリが偶然訪れ、追手からアンリを助けたことで物語が動き出す。追手の追撃を逃れるべく、アンリの記憶を頼りにニバコリナを離れ「レジナ・レオーヌ祭」が催されるヴァフトームを目指すこととなる。

レジナ・レオーヌ祭は死者の鎮魂を最大の目的とした祭りであり、ここでローラは夫を、アンリは両親をそれぞれ想い祭りに参加する。祭りのあと二人はアンリが持っていたエスカータの宝剣についてのことを知り、これをきっかけにアンリが追われていた理由が分かってくる。

その後アンリの故郷であった滅ぼされた国、エスカータへと向かう。廃墟と化したエスカータで見つけた文献を見たことでエスカータが襲撃されたのはアンリが持つエスカータの宝剣が目的だったことが発覚、宝剣の力を解放する為に必要な五行に関連するエレメンタルギアの入手が次の目的となる。

壁画洞窟にて土のエレメンタルギアを、地底湖で水のエレメントギアを入手。樹海と鉱山でそれぞれ木と金のエレメントギアを手に入れる。

その後アンリの故郷を滅ぼした元凶であるダグル・ボースの居城へと赴き、ダグル・ボースと相対する。
ローラ編ではこの戦いで勝利するか敗北するかで最終ボスとの戦いの難易度が大きく変化するようになっている。

この戦闘の後、エスカータの腹心であったバジル・ゲレイオスがダグル・ボースと繋がっていた裏切り者であったことが発覚、彼との決着を付けるべく七大驚異の一つである「ナクルの地上絵」へと向かうこととなる。
ダグル・ボースとの戦いで勝利していた場合はバジル・ゲレイオスが、敗北していた場合はダグル・ボースが最終ボス前の相手となる。
エスカータの宝剣は単なる強力な武器ではなく、力の源、混沌の海への扉を開く鍵であることが戦いの前に明かされ、この戦いの後、その短剣の力によって呼び出されたカオス・ルーラーを倒すことでシナリオクリアとなる。

ヴェント編

始まりは運び屋の街ワンダ。ヴェントはここにラファールが最後に運んだ荷物のことを調べようとやってくる。ラファールとはヴェントの兄が所属していた運び屋グループであり、彼もまた運び屋だった。が、兄は運び屋の仕事の最中謎の死を遂げる。その真相を探るべくヴェントは兄と同じ運び屋になったのだった。

ヴェントはワンダで兄の運んだ荷物が「ドラゴンハート」というワインであること、送り先はロングシャンクのフーガであることを突き止め、運びの仕事をしながらロングシャンクを目指すこととなる。
道中吸血鬼であるトゥースに襲われているティフォンという女性を助けようとトゥースに挑むが敗北。しかしトゥースはヴェントの血の味を知っていると言い残し、ヴェントの命を奪わず姿を消す。その後ヴェントは兄の血のついた運びの伝票を見つけ、先程相対したトゥースこそが兄の敵であると確信する。

ヴェントは兄の敵を討つ為の力をつけること、そして兄が運んでいたドラゴンハートとは何なのかを調べることを目的とし、運びの仕事をしながら各地を渡り歩くこととなる。

途中運びの依頼の荷物を奪われ、それを取り返すべくダグル・ボースの城へと侵入するが、これは吸血鬼であるトゥースがダグル・ボースが持つドラゴンハートを回収する隙をつく為の策略だった。トゥースはヴェントが奪われた荷物とドラゴンハートを並べ、どちらを選ぶか迫るが、個人の感情より運び屋としてのプライドを優先したヴェントは荷物だけ奪ってその場を立ち去る。

その後の運びの依頼でレジナ・レオーヌ祭が催されるヴァフトームへと赴くが、そこにもドラゴンハートがあることを知る。が子の運びの依頼もトゥースの策略であり、吸血鬼に味方する人間の組織「ブラッディリーグ」の暗躍もあり、このドラゴンハートも奪われてしまう。

そのあとも大魔導士と呼ばれたリース・トーレスにまつわる塔に封印されていたドラゴンハートを見つけるもここでもブラッディリーグとトゥースによって奪われることとなる。こうまでヴェントの行動がいいようにトゥースの思惑通りになってしまうのは、仲間だったティフォンがトゥースの手下だった為、そしてここに至ってティフォンが兄の仲間であるエールであることをヴェントは思い出す。

そしてトゥースがドラゴンハートを集める理由、それはアンデッドの頂点に立つラウンドテーブルをドラゴンハートの力で倒すことだったが、そのことがトゥースの口から語られた直後トゥースはラウンドテーブルの攻撃によって消え去ってしまう。竜の楽園にドラゴンハートがあるという言葉を残して。

竜の楽園でドラゴンハートを手に入れたヴェントはドラゴンハートが何なのかを知り、それを持って七大驚異のひとつ「ファロスの地下迷宮」にてラウンドテーブルを撃破、その後蘇ったトゥースを七大驚異「二つの月の神殿」で倒し、その後現れたカオス・ルーラーを倒すことでシナリオクリアとなる。

ジュディ編

森の奥にある町サドボスがスタート地点。ある日祖父の店にクライドと名乗る老人が現れ祖父のジョーゼフを鏡に閉じ込め、「禁呪」の魔導版を渡すよう迫る。が、その瞬間ジョーゼフが店に仕掛けていた「強さに比例して周囲の人を遠くに吹き飛ばす防御魔法」が発動、クライドもろともジュディの家族は吹き飛ばされる。

幼く力も未熟だったジュディは飛ばされた距離も短く、すぐに閉じ込められた祖父の元に辿り着くが、ジョーゼフの頼みを聞き家族探しの旅へと出ることとなる。

世界を巡りながら離散した家族を見つけ出すも、その合間合間にはクライドの放った使い魔が襲い掛かってくる。それらを撃退しながら旅を続け、兄弟や父とは再会できたものの、母レベッカはクライドに攫われていたことが判明、家族を協力し母の救出に成功する。過去に大魔女の再来とまで呼ばれた母ならジョーゼフを鏡から救出できると考えた一行は一度故郷へと戻るが、クライドによってジョーゼフが閉じ込められた鏡が割られてしまった後だった。

途方に暮れる一行に父であるトマスが「七大驚異のひとつである神のテーブルに行けば何とかなるかもしれない」と提案。一行はは一縷の望みを託し七大驚異へと向かう。

神のテーブルにはジョーゼフのメモが散らばっており、それを全て集めることでメモに記された魔法が発動、その魔法によってジョーゼフは復活を遂げるが、そこに人間としての寿命を迎えつつあったクライドが闇の契約によって吸血鬼と化し襲い掛かってくる。

吸血鬼と化したクライドとの戦いの最中、クライドの魔力と七大驚異が共鳴したことでカオス・ルーラーが降臨、ジュディ一家がこれを撃破することでシナリオクリアとなる。

キャッシュ編

ガデイラの騎士の名門バーガンディ家の長男であったが、黄金時代の知識を騎士団が独占している現状に疑問を抱き、さらに黄金時代の知識を一般に広める為、そして自らの腕にはめてしまい、外すことができなくなった黄金時代の遺物「ガントレット」の謎を解くためキャッシュは騎士団を辞め旅に出ることを決意する。

旅の途中ではガントレットの呪いによって一定時間毎に強制的にバトルに突入することとなる。このバトルに勝利することでキャッシュに付けられたガントレットのパネルがレベルアップしていく。

キャッシュはあくまでガントレットの謎を解く為の旅を続けているが、実はこの裏で弟であるレオンはとある野望を胸の内に秘め、それを実行に移すべく暗躍する。そしてその暗躍は遂にキャッシュとレオンの父であるバーガンディ公の暗殺にまで至るが、レジナ・レオーヌ祭に訪れていたキャッシュによってこれは阻止される。

レオンはその後自らの野望の為、騎士団のひとりジーン・ムーアを唆し、七大驚異のひとつ「神船の錨」征服を実行させる。それを知ったキャッシュも神船の錨へと向かうこととなる。

そして神船の錨最深部でキャッシュはレオンの真の目的、七大驚異の力を手中に収め世界全体を影から操る闇の王朝を打ち立てる、ということを知る。

その後レオンとの戦闘となるが、七大驚異の力の一部と融合したレオンに反応しカオス・ルーラーが顕現。これを撃破することでシナリオクリアとなる。

ルビィ編

美しい湖に囲まれた町、ラークバーン。ルビィの物語はここから始まる。ルビィの姉は高名な占い師として知られているが、騎士団の偉い人物に頼まれた占いをきっかけに占いの能力が低下してしまう。ルビィは姉に変わり占いを始めるが、姉と比べるとまだ未熟。その未熟さを持ち前の行動力で無理やり占いの通りに実現させるという荒業で数日姉の代わりに占いを続けていた。

その後、ある男がルビィの元に占いを頼みにやってくるが、その占いがきっかけとなり調子が戻らない姉は、そのイスカンダールと名乗る男と旅に出ることを決意する。その姉の心配半分、そして興味本位半分でルビィはそのイスカンダールと姉サファイアの旅に同行することとなる。

旅の途中ルビィはサファイアから占いの調子が悪くなった原因の、騎士団の偉い人物に頼まれた依頼の内容を聞く。その占いの内容とは七大驚異征服の吉兆を占うものだったという。そしてそれを占ったサファイアは「死」を見てしまい、その死には自分の未来も含まれていることを感じ、占いに支障が出たのだという。

それを知ったイスカンダールは、その原因となった七大驚異と向き合うことが解決の糸口になると提案、こうしてルビィたちは世界に点在する全ての七大驚異を回ることとなる。他の主人公では七大驚異がメインシナリオの最終目的地となっているが、ルビィ編は他主人公とは異なり全ての七大驚異を回ることがメインシナリオとなる。

七大驚異のひとつ空中庭園以外の6つの攻略の順番は自由に選べるようになっており、これら6つの七大驚異を全てクリアすることで最後に空中庭園に挑むことが可能となる。

全ての七大驚異で騎士団のジーン・ムーアと出会うこととなるが、それは彼女が七大驚異の力を手中に収めることで力を得て、騎士団を改革しようとする目的があったためだった。七大驚異ではテトラフォースと呼ばれるアイテムが入手できるがそれを巡ってルビィとジーンは争奪戦を繰り広げていく。

そして6つ目の七大驚異攻略時に、ルビィはテトラフォースを持ち去ろうとしたジーンに切り伏せられ、意識不明となってしまう。

昏睡状態の時ルビィは不思議な夢、伝説の存在であるイスカンダールやリース・トーレスの夢、そして自分によく似た少女の夢を見るがルビィには何のことか分からずそのまま目を覚ます。復活したルビィはイスカンダールの力を借り、最後の七大驚異である空中庭園に挑み、そこで待ち構えていたジーンを撃破、その後顕現したカオス・ルーラーを倒すことでシナリオクリアとなる。

マイス編

ロングシャンクに住むマイス、ここで彼は遺物鑑定家として働きながら生活していた。容姿端麗で高身長でもあったマイスは仕事のかたわら女遊びに興じていたが、それも虚しくなってしまう。
そんなとき、富豪フーガの屋敷でパーティが行われる。そこで彼は一枚のフォートを見かけ、そこに書かれた女性に心奪われてしまう。それからというもの仕事に手が付かなくなるほどその女性のことが気になったマイスはロングシャンクを飛び出し、描かれた女性を探す旅を始める。

手がかりは女性が描かれたフォートのみ。そのフォートの持ち主であるフーガから誰から買い取ったのかを聞き、その売り手であるティフォンを探すことになる。

ティフォンの場所を探す為に占いに頼ったり、ティフォンを見つけたと思ったら相手にされなかったりと手がかりを掴むのに難航するが、最終的にはティフォンがグレースという退役軍人から盗んだことが発覚。

元々の持ち主であるグレースを訪ねると、元上司からの贈り物だったことを知らされ、その元上司であるファー・アンダレスからフォートは七大驚異のひとつである「ファロスの地下迷宮」で見つけたと教えられる。

その情報を頼りにファロスの地下迷宮に向かうマイスだったが、ここで重要な真実に気付く。それは黄金時代の建造物である七大驚異にあったフォートということは、描かれている女性も黄金時代の人間であること、つまりもう今の時代に存在している人間ではないということだった。

失意の中ロングシャンクに戻るが、その時フーガ邸が火事に見舞われる。フォートが燃えてしまうことを危惧したマイスはフォートを守る為に燃え盛る邸宅へ向かい、フォートを火の手から守ることに成功する。

マイスに仕事の依頼をしに来ていた為、一部始終を見ていたローラから「描かれている女性をヴァフトーム行きの船で見た」と聞かされマイスは再びフォートの女性を探す旅を再開する。

レジナ・レオーヌ祭の真っ最中だったヴァフトームでフォートの女性と遂に出会うことが叶ったマイスだったが、その女性は見た目に反し話し方も妙に古文調で難解、そしてマイスに対してさしたる興味も示さない。

が、その女性はイスカンダールを探している、ということを知りマイスは彼女のイスカンダール探しを手伝うこととなる。彼女の母の遺言から、イスカンダールに会うにはヴァフトームのイスカンダール霊廟に行く必要があると判明しそこへと向かう。

そこでイスカンダールと出会うこととなるが、ここでの会話から女性の名前はフィダルジェイン、人間とは違う「真人」であること、そして真人であるフィダルジェインはアンデッドの首魁であるラウンドテーブルを打倒する役目があることが判明する。

マイスはフィダルジェインのこの役目に協力したいと申し出、フィダルジェインと共にラウンドテーブルが居座る七大驚異「ファロスの地下迷宮」へと再度足を踏み入れる。

ファロスの地下迷宮深部でラウンドテーブルを倒し、直後顕現したカオス・ルーラーを撃破することでシナリオクリアとなる。

アーミック編

チャパ族の村では雨が降らなくなり、住民が困っていた。そこで村長は昔旅の人間に教えてもらった雨ごいの儀式を行うことを決意。その儀式に必要なアイテムを探す為チャパ族の若者が4人選ばれ、そのうちのひとりがアーミックだった。

アーミックは村長から儀式に飛鳥なアイテムが書かれた石板を受け取り、その情報を頼りにアイテムを求め世界を旅することとなる。

この石板だが、アーミック自身では解読が不可能だったが、ラークバーンに住む魔法屋の老人「ユン」がその石板に興味を持ち解読することに協力してくれることとなる。

ユンの解読を頼りに樹海、マグマ洞窟、ヴァフトーム鉱山、壁画洞窟へ赴き儀式に必要なアイテムを入手していく。そして最後のアイテムを手に入れるべく七大驚異の一つである「さまよえる島アヴァロン」に向かうこととなる。

そこで最後のアイテムを手に入れたとき、魔法屋の主人ユンがアーミックの前に現れる。ユンはかつては名の知られた有名な魔法使いであり、石板を研究するうちに書かれた魔法がただの雨ごいの儀式ではない、悪用すれば世界を支配できる代物であると察知し、その力に魅了されていた。

そうしてアーミックに雨ごいの儀式の術を独占させるよう強要してくるがアーミックは固辞、戦闘となる。ユンは不完全ながらも石板に書かれた術を使うがそれを撃退。直後七大驚異と石板の術の力によってカオス・ルーラーが出現するので、これを撃破することでシナリオクリアとなる。

『アンリミテッド:サガ』のゲームシステム

フィールド行動

フィールド上での行動は、対象と行動の選択を行わなくてはならない。例えば宝箱を開けたいなら、十字キーの左右で宝箱を対象として、スキルからアクションを選択する必要がある。また、味方に回復術や強化術をかける場合、△ボタンを押して、対象を味方に切り替え、術の触媒となるアイテムを選択してから使用術を選択する必要がある。

また、成功判定は全てリールで行われる。戦闘中のリールとは違い、50%の確率で滑りが発生するため、どんなに習熟しても意のままに止めることはできない。フィールド上でのリールは○(成功)、×(失敗)、爆弾(大失敗)の3つの目で構成される。

移動

フィールドはボードゲーム風のマップに移動ポイントが幾つか設定される構成となっており、従来のRPGのように一定の範囲ならば自由に移動することが可能なわけではない。左スティックをわずかな時間倒すと移動先のポイントの敵の有無と大まかな数が判り、左スティックを長く倒すとそのポイントに移動する。

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ロマンシング サ・ガ(ロマサガ1)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ロマンシング サ・ガ』とは、1992年1月28日に現スクウェア・エニックスから発売されたスーパーファミコン(SFC)用ロールプレイングゲーム(RPG)。 ゲームボーイ用ソフト『Sa・Ga』シリーズのスタッフが新たに手掛けた意欲作。最大の売りは、当時まだ珍しかった自由度の高い「フリーシナリオシステム」を採用したこと。それぞれ異なる事情を抱えた8人の主人公から1人を選んで自由に世界を冒険するうち、伝説の邪神と戦うこととなる。

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ロマンシング サ・ガ3(ロマサガ3)のネタバレ解説・考察まとめ

ロマンシング サ・ガ3(ロマサガ3)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロマンシング サ・ガ3』とは、1995年に現スクウェア・エニックスより発売されたスーパーファミコン用ロールプレイングゲームソフト。サガシリーズの6作目にあたり、ロマサガシリーズの3作目にしてシリーズの集大成との呼び声も高い。シリーズの特徴であるフリーシナリオの他、ミニゲームも充実。グラフィックや演出、音楽などの点で特に評価が高い。8人の主人公から1人を選び、「死食」がもたらす数々の謎を解き明かす冒険の旅に出る。

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ファイナルファンタジー 零式(FF零式)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジー 零式(FF零式)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジー 零式(れいしき)」 (FF零式) とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーションポータブル(PSP)用ロールプレイングゲーム(RPG)。戦争をテーマに、クリスタルと神、人間の命と死について描かれるFFシリーズの外伝的作品。舞台は「オリエンス」という世界で、主人公の14人の少年少女たちは、アギトと呼ばれる救世主になるために厳しい訓練をこなしながら戦争に身を投じていく。

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サガ フロンティア2(SaGa Frontier 2)のネタバレ解説・考察まとめ

サガ フロンティア2(SaGa Frontier 2)のネタバレ解説・考察まとめ

『サガフロンティア2』とは、現スクウェア・エニックスが1999年に発売したプレイステーション用ソフト。ジャンルはRPG。サガシリーズとしては8作目、『サガフロンティア』シリーズでは2作目に当たる。 シリーズの特徴であるフリーシナリオは、今作では年代順にシナリオを追っていく「ヒストリーチョイス」システムとして採用されている。術が一般化している世界を舞台に、術が使えないギュスターヴ13世と時代の影で起こる災いに立ち向かうウィリアム・ナイツとその一族を主人公に、約100年に及ぶ物語が描かれる。

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ファイナルファンタジーX-2(FF10-2)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーX-2(FF10-2)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーX-2」(FFX-2)はスクウェア・エニックスより2003年にPlayStation2用ソフトとして発売されたRPGで、「FFX」からの正当な続編。 世界観は「X」から引き継いているが、キャラクター演出などのノリはかなり軽い。ドレスアップなど新たなシステムを搭載している。 「FFX」から2年後、ユウナはティーダに似た青年が映ったスフィアを見て、再び旅に出る。

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ファイナルファンタジーVIII(FF8)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーVIII(FF8)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファイナルファンタジーVIII(FF8)』とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)が1999年にPlayStation用に発売したロールプレイングゲーム(RPG)で、シリーズ8作目。 今作ではシリーズ初の主題歌が採用され、その主題歌「Eyes On Me」は50万枚を超えるセールスを記録した。 兵士養成学校に所属する青年スコールがその仲間たちと共に、世界の脅威となる魔女と戦う物語。

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ファイナルファンタジータクティクス(FFT)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジータクティクス(FFT)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジータクティクス(FFT)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)から1997年にプレイステーション用ソフトとして発売されたシミュレーションロールプレイングゲーム(RPG)である。 獅子戦争と呼ばれる内戦の最中、その裏で活躍した主人公ラムザと、その親友だったディリータの栄光と暗躍を描く物語。

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ロマンシング サ・ガ2(ロマサガ2)のネタバレ解説・考察まとめ

ロマンシング サ・ガ2(ロマサガ2)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロマンシング サ・ガ2』とは、スクエア(当時)が開発したSFC用のRPGである。特徴は、決まった流れを追うのではなく、フリーシナリオを採用している点と、レベルに関係なく技を習得する閃きシステムが挙げられる。プレイヤーはバレンヌ帝国の皇帝となり、かつて世界を救った「七英雄」と対峙していくこととなる。その戦いは世代を超えて続き紡がれる。

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ファイナルファンタジーIX(FF9)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIX(FF9)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファイナルファンタジーⅨ』(FF9)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)より2000年に発売されたプレイステーション用ゲームソフト。FFシリーズ9作目。 今作のテーマは原点回帰。中世欧州風の王道ファンタジー的世界観に加え、過去のシリーズのオマージュ的な要素が盛り込まれている。 主人公ジタンと世界を滅ぼそうとするクジャとの闘いを通して、命と絆の大切さと生きる意味を問う物語。

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ファイナルファンタジーI(FF1)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーI(FF1)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジー(FF)」とは、1987年に発売されたファミリーコンピュータ(FC)用ゲームソフト。ジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)。以降、様々なゲーム機にリメイクされている。 FFシリーズの記念すべき第1作目。 闇に覆われた世界に、クリスタルを手にした4人の若者が現れる。 彼らは「光の戦士」として、この世界の闇を払い、平和を取り戻すために冒険の旅に出る。

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ファイナルファンタジーVI(FF6)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーVI(FF6)のネタバレ解説・考察まとめ

スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに1994年に発売したゲームソフト。FFシリーズ6作目。今作では、FF5までのシステムを踏襲しつつ、キャラクターによるストーリー性を重視した群像劇を描き出す。 失われた魔法と幻獣、機械文明世界が舞台となる。世界征服を企むガストラ帝国と、それに立ち向かう抵抗組織に属する者たちの戦いを描く群像劇。

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ファイナルファンタジーIV(FF4)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIV(FF4)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIV(FF4)は1991年、スーパーファミコン(SFC)用ソフトとして発売されたシリーズ4作目。 「ATB」(アクティブタイムバトル)が初めて導入され、現在までの基本システムを形作った作品。 バロン王国飛空挺団隊長セシルは王の命令により、理不尽な任務を命じられる。王に疑念を抱いたセシルは隊長の任を解かれ、親友カインと共に新たな任務に赴くのだった。

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ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-(FF4TA)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-(FF4TA)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-」(FF4TA)とは、スクウェア・エニックスより配信・発売されたロールプレイングゲーム(RPG)。 元は携帯アプリとして配信され、その後スマホ版も配信され、携帯ゲーム機用ソフトとしても発売された。 FF4の主人公セシルの息子セオドアが主役となり、かつての仲間と共に世界の危機を救う旅に出る。

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ファイナルファンタジーII(FF2)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーII(FF2)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIIは、FFシリーズの第2作目。 FF2は、従来のゲームにあったレベルや経験値という概念を無くし、戦闘中にとった行動によって、キャラクターを好きなように成長させられる新しいシステムを採用した意欲作である。 パラメキア帝国が世界を侵略しようとしている世界で、帝国軍と反乱軍との戦いを軸に、出会いと別れ、命の絆の物語が展開される。

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Sa・Ga2 秘宝伝説(Final Fantasy Legend II)のネタバレ解説・考察まとめ

Sa・Ga2 秘宝伝説(Final Fantasy Legend II)のネタバレ解説・考察まとめ

『Sa・Ga2 秘宝伝説』とは、1990年12月14日に現:スクウェア・エニックスから発売されたゲームボーイ(GB)用ソフト。サガシリーズの第2作目。 基本的なシステムは前作『魔界塔士Sa・Ga』を踏襲しているが、さらに遊びやすくなるようシステムに変更や追加がなされている。 古の神々の遺産「秘宝」は手に入れるとすばらしい力が得られるという。主人公は、その「秘宝」を追って行方不明になった父親を探して、仲間たちと共に旅に出る。

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ドラゴンクエストXI(DQ11・ドラクエ11)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラゴンクエストXI(DQ11・ドラクエ11)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラゴンクエスト11とは、2017年7月29日に発売された同シリーズ11作目にして初の「PlayStation4(以降PS4と呼称)」と「Nintendo3DS(以降3DSと呼称)」の2機種同時発売のゲームとなる。2013年の企画当初はPS4のみだったが、後に3DS版の開発も決定された。 悪魔の子と呼ばれ、勇者でありながら追われる身となってしまう主人公。その旅のなかで出会う仲間たちとの壮大な冒険が始まる。

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時空の覇者 Sa・Ga3(Final Fantasy Legend III)のネタバレ解説・考察まとめ

時空の覇者 Sa・Ga3(Final Fantasy Legend III)のネタバレ解説・考察まとめ

『時空の覇者 Sa・Ga3』とは、1991年12月13日に現:スクウェア・エニックスから発売されたゲームボーイ専用ソフト。サガシリーズの完結編。今作がGB最後の作品となった。システムは前2作とは異なり、経験値でレベルアップするというオーソドックスなものに変更され、武器や魔法の使用回数制限も撤廃された。滅びの未来を変えるため過去へ送られた3人の若者たちが、仲間と共に時空を超えて異次元の神と戦う物語。

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ファイナルファンタジーXIV(FF14)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXIV(FF14)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファイナルファンタジーXIV(FF14)』とは、スクウェア・エニックスが開発・販売したオンラインゲーム。FFシリーズ14作目。 2010年に発売された最初のFF14はゲームの不備により、2年でサービスが終了した。その後2013年に、ストーリーや世界観を引き継ぎつつ、大幅リニューアルし、新生FF14として発売。 プレイヤーはエオルゼアという世界を自由に冒険し、世界を侵略しようとする帝国と戦う。

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ファイナルファンタジーV(FF5)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーV(FF5)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーV(FF5)」とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに発売したゲームソフトで、シリーズ5作目となる。 FF4から採用されたアクティブタイムバトル(ATB)をさらに進化させ、新ジョブも追加された。 風・水・火・土の4つのクリスタルを守るため、クリスタルの心と力を受け継いだ光の戦士達は暗黒魔道士エクスデスと戦う。

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