サガ エメラルド ビヨンド(サガエメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『サガ エメラルド ビヨンド』とはスクウェア・エニックスより2024年に発売されたRPGであり、『サガ』シリーズの1作である。『サガ』シリーズのコンソール向けゲームとしては前作『サガ スカーレットグレイス』以来となる完全新作となっており、バトルシステム面において、『サガ スカーレットグレイス』で採用された「タイムラインバトル」をさらに発展させたシステムを採用している。タイトルは本作で採用されているシステム「エメラルドビジョン」に由来する。

バトルで行動を選択する際に消費されるポイントであり、1ターンで使えるBPはパーティ内で共有される。つまり、あるキャラクターが高BPの強力な技を使用してしまうと、残りのキャラクターは低BPの行動しか選択できなくなってしまう。このBPはバトルにおいて選択した陣形によって初期値、1ターン毎の増加値、増加条件などが異なってくる。さらに陣形は、それ単体でも陣形の特定の位置に配置したキャラクターに補正が加わる効果もある為、この補正とBP増加条件のバランスなどを考慮して選択する必要がある。

連携

本作のタイムラインバトルから導入された新たなシステム。行動を選択した際、タイムラインがに翠色に変化した範囲が出現する。ここを味方の行動のみで繋げることで「連携」が発生し、与ダメージ上昇効果を得ることが出来る。注意点は翠色に変化した場所を繋げていても、タイムラインの味方の間に敵キャラがいた場合、連携は発生しない、という点。

オーバードライブ

上記連携には「連携率」というものがあり、味方同士の連携が多人数になるほど連携率は上昇していく。そして連携率が150%を超えると、一定確率でオーバードライブが発動し、選ばれたキャラクターが再度連携して敵に攻撃する。連携率が高いほどオーバードライブに参加する人数も増加、さらに連携率が200%を超えることで確実にオーバードライブが発動することとなる。

連携率の上昇に関しては、基本的には連携参加人数が多いほど上昇するが、それ以外にも武器種ごとに決まった加算値、ロールや武器アビリティによる加算値が加わり、さらに連携中に敵を倒すことでも連携率にボーナスがつくことから、それらを加味して連携率の上昇を狙っていくこととなる。

ちなみにバトルにおいては敵も味方と同条件で行動しており、敵も「連携」や「オーバードライブ」を使用してくることにプレイヤーは留意しなければならない。本作ではバトル中に回復するための行動が存在しないことから、敵に一度これらを使用されると即全滅の可能性があるため、いかに敵の連携を阻害するかもタイムラインバトルにおいては重要となってくる。

オーバードライブ発生中の再連携にも連携率は反映され、そこで規定値を越えれば再度オーバードライブが発生する可能性もあり、一度のチャンスで複数回の連携を敵に叩き込むことも可能となっている。

独壇場

今作より導入された新要素。タイムライン上で前後2マスずつ(独壇場を行うキャラクター含め全5マス)に行動できる味方、敵がいない場合、さらに独壇場を行うキャラクターが選択した技と繋がる連携範囲が無い状態で発動する。注意点として左右端の画面外は空きマス扱いとならないため、タイムライン左端にいて右に空きが2つある場合では独壇場は発生しない、独壇場は1ターンに敵、味方含めて1回だけのため、敵に先に独壇場を実行されると、こちらが条件を満たしていても発動しない、という点が挙げられる。効果として、残りBP+1の状態からスタートし、残りBPを全て消費して装備している技、術を自動で選択し複数回行動する。さらに残りBPが足りない場合は、最後の技、術は消費BPに関係なく使用される。さらに本作では術使用時には詠唱ターンが術毎にきまっており、そのターンを経過しないと術を発動させることができないが、独壇場の場合に限り無詠唱で術を発動させることが可能になっていることから、「味方が大多数やられて、残りが術師だけしかいない」状態からの大逆転も可能となっており、「独壇場」のおかげで最後まで勝敗が分からない大逆転も起こり得るバトルへと進化している。

さらに独壇場の「残りBP+1」からスタート、というルールのおかげで戦闘の前半から独壇場を行ってもその恩恵は薄く、BPが溜まってきたバトル中盤以降に真価を発揮するシステムとなっており、独壇場だけ使用していれば勝てるわけではないゲームバランスにも仕上がっている。

『サガ エメラルド ビヨンド』の登場人物・キャラクター

6人の主人公

御堂 綱紀(みどう つなのり)

CV:三宅貴大
ミヤコ市出身のクグツ使いの一族。男性。種族、ヒト(人間)。ミヤコ市は日本の京都をイメージして作られた世界で、彼はそのミヤコ市にある名家「御堂家」の傍流にあたる。御堂家は多くの大臣を輩出したという表の顔を持つと同時にクグツという人形を操る力を持つ一族としての顔も持っている。先の大戦の影響でミヤコ市は霊的秩序が崩壊し、様々な怪異現象が発生するようになった。失われた霊的支配力を回復するために御堂は異世界探査計画「カテドラル計画」に参加することとなり、叔父である御堂忠道の手引きで4体のクグツをもらい受け、精霊の力を集めるため異世界を巡ることとなる。出身地が京都をモチーフにしているため、御堂自身も口調が京都弁に近しいものとなっている。

彼を主人公に選択した場合、独自要素として初期メンバーが「クグツ」という特殊な種族になっており、御堂が持つ「クグツ使い」の能力によって仲間をカスタマイズすることが可能となっている。具体的には特定の敵を倒すことで「ソウル」というアイテムが入手可能で、取り付けた「ソウル」によって様々なパッシブスキルや技をクグツに覚えさせることができる。クグツという種族自体は他の主人公を選択した場合にも登場するが、このクグツのカスタマイズが行えるのは、御堂を主人公にしたとき限定をなっている。

精霊集めがメインシナリオとしてあるため、他主人公とは若干異なる専用展開になることもある。メインシナリオ自体の長さもそこそこのものとなっており、初心者向けの主人公となっている。

アメイヤ・アシュリン

CV:飯沼南実
プールクーラ出身の魔法使い。女性。種族、ヒト(人間)。卒業試験として世界に漂う魔精(マナ)を収集するためにミヤコ市を訪れ、幼い少女「泉ゆめは」の姿で小学校に転校する。だが、突如現れた謎の男に正体を見抜かれ魔力を奪われそうになる。このとき魔術の神ヴァッハの介入により阻止こそされたものの、男から抜き取られたアメイヤの魔力は猫の姿となり、散らばってしまった。自身の魔力を取り戻し試験に合格しプールクーラに帰還するため、アメイヤは元は自身の魔力であった猫と魔精を集めるための旅に出ることとなる。メインシナリオは魔法少女を意識した作りとなっており、初めての周回では物語が少々尻切れトンボ気味に終わるもののチュートリアル的な内容となっているため、初心者や始めたばかりのプレイヤーにおすすめのシナリオとなっている。が、実はアメイヤのシナリオは、他の主人公シナリオで一定のフラグ条件を満たさないとラスボスが出現しないようになっており、アメイヤ編ばかりを周回していると、永遠とボスが現れない仕様となっている。

本シナリオの独自要素は、「猫あつめ」。各地に散らばっているアメイヤの魔力が変化した猫を集めることで魔力が上昇し、専用装備の「ネコアイテム」を入手できたり、強力な術を習得していくことができる。さらにこの猫の収集がエンディング分岐にも関わってくることとなる。

シウグナス

CV:小野友樹
ヨミにて君臨していた闇の世界の王。男性。種族、ヒト(吸血鬼)。何者かの裏切りによって命を奪われ玉座を追われ、その後死者の国であるブライトホームにて蘇る。力を取り戻し、闇の世界の王に返り咲くため、ブライトホームの「騎士団」と共に旅を始めることとなる。シグナウスは種族が吸血鬼である主人公のため、仲間にしたヒト種族の血を吸って「眷属化」することが可能となっている。さらにこの「眷属化」したキャラクターにブラッドギアを与えることで種族を「騎士」に変異させることが可能。「騎士」になったキャラクターは元の種族特性を失い、代わりにLPが3増加、さらにブラッドギアにセットされている「ブラッドロール」が固定ロールとして追加される。さらにシグナウスと「騎士」となったキャラクターはLPを消費して使用可能な「ブラッド技」を使用することができ、これはLPを消費するデメリットこそあるものの、それを補って余りある性能となっている。注意点として、「騎士」からブラッドギアを取り外すとLPが1固定になってしまい、「廃人」化するリスクもある。一度種族が「廃人」となってしまったキャラクターはその後元に戻すことは不可能となっている。

ディーヴァ・ナンバー5

CV:諏訪彩花
かつてはアヴァロンの人気アイドルメカとして活躍していた。女性。種族、メカ。あるとき禁じられた歌を歌ってしまったことでメモリと歌唱機能を剥奪され、自失状態となった彼女はそれまでの美しい歌姫のボディを捨て、破棄されていたスクラップボディに姿を変える。だが、彼女の元マネージャーだったコンスタンティン率いる「アルビオン王国異世界探索隊」に拾われ、彼らと共に自身の「心」を探す旅に出る。

彼女を主人公に選択した場合の独自要素は「換装」となっており、メインストーリーを進めることで新たなメカボディを獲得し、好きなボディに変更することが可能となっている。PlayStationで発売された『サガ フロンティア』の「T260G編」と似たような要素となっており、種族がメカということもあり他の主人公とは少々違った育成が必要となってくる。仲間となるキャラクターもメカ系が多く加入するシナリオとなっており、それ故に前半に彼女を主人公に選択すると武装の取り合いとなることが多々ある、さらに主人公である彼女がメインシナリオで新しいボディを獲得するまでは、色々と機能に制限がある、シナリオの都合上戦闘回数が多くなるため、終盤の敵やラスボスのランクが上がる、などと進行上の特性上かなり癖のあるシナリオとなっているため、ゲームシステムを熟知したプレイヤー向きの主人公と言える。

ボーニー・ブレア&フォルミナ・フランクリン

右のキャラクターがボーニー・ブレア、左のキャラクターがフォルミナ・フランクリン。

CV:村中知(ボーニー・ブレア)、陶山恵実里(フォルミナ・フランクリン)
キャピトルシティの女性新人巡査コンビ。女性。種族、ヒト(人間)。大統領暗殺未遂事件の重要参考人を追って、不思議な世界に迷い込むこととなり、力を合わせて事件の真相にせまっていく。彼女たちを主人公に選択した場合はダブル主人公となり、シナリオの展開に応じてボーニーとフォルミナのどちらかの視点になるかが随時切り替わるようになっている。スーパーファミコン用タイトルである『ロマンシング サ・ガ3』から恒例となっている、攻略の制約が少なく自由度が高めとなっているフリーシナリオ色の強い主人公ルートとなっており、彼女たちを主人公にした場合のみ、条件を満たせば全主人公を仲間にすることが可能となっている。その反面初心者にとっては「何をすればいいか分からない」といった問題点にぶつかることも多く、さらに初期メンバーである仲間がネコ3匹という尖った構成をいうこともあり、フリーシナリオや『サガ』シリーズにある程度慣れたプレイヤー向きの主人公となっている。

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『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』とはスクウェア・エニックスより発売されたドラゴンクエストモンスターズジョーカーシリーズ4作目となるRPGである。物語の舞台であるブレイクワールドでモンスターをスカウトして仲間にしながら、主人公の過去と世界の秘密を解き明かすストーリー。シリーズ初となる仲間モンスターに乗って移動できる「ライドシステム」など新要素も追加されている。ジョーカーシリーズ1作目との繋がりも多く、マイナーチェンジのプロフェッショナル版はシリーズのフィナーレを飾る完結作となった。

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ファイナルファンタジーXI(FF11)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXI(FF11)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXI(FF11)とはスクウェア・エニックスが開発したPlayStation2、Xbox360、Windows向けのMMORPG(大規模多人数参加型ロールプレイングゲーム)である。 現在Windows版のみがサービス継続中。 プレイヤーはヴァナ・ディールと呼ばれる世界の冒険者となり、他のプレイヤーとコミュニケーションを取りながら様々なクエストをこなしていく。

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