ゴッドファーザー PART III(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴッドファーザー PART III』とは、イタリア系移民のNYマフィアを描いた三部作「ゴッドファーザー・シリーズ」の第3弾。脚本マリオ・プーゾ、監督フランシス・フォード・コッポラ、主演アル・パチーノで贈る、1990年公開の作品だ。2020年には公開30周年を記念し、『ゴッドファーザー〈最終章〉:マイケル・コルレオーネの最期』と改題し、再編集版が公開された。コルネオーレファミリーの2代目ボスとなったマイケル・コルネオーレの最後を描いている。
その他
ギルディ大司教(演:ドナル・ドネリー)
CV:宮内幸平(麻生智久)(ソフト版)、青野武(フジテレビ版)
バチカン教会の大司教かつ、バチカン銀行の重役。借金を抱えたことでマイケルを頼ろうとする。裏ではルケージなどと繋がっていた。教皇になるまであと一歩というところで、ネリにより殺害される。
ドン・リシオ・ルケージ(演:エンツォ・ロブッティ)
CV:松岡文雄(ソフト版)、阪脩(フジテレビ版)
インモビリアーレ社の重鎮。アルトベッロやギルディ大司教とも繋がりがあり、イタリアにおける権力者。カロにより殺害される。
フレデリック・カインジック(演:ヘルムート・バーガー)
CV:大木民夫
スイス人のバチカ銀行の重鎮。ギルディ大司教との繋がりがある。マイケルの部下によって橋に吊るされて殺害された。
ランベルト枢機卿/教皇ヨハネ・パウロ(演:ラフ・ヴァローネ)
CV:池田勝(ソフト版)、小林修(フジテレビ版)
カトリック教会の中でも改革派であり、教皇ヨハネ・パウロに選出される。しかしギルディ大司教らにより殺害されてしまう。
グレース・ハミルトン(演:ブリジット・フォンダ)
CV:深見梨加(ソフト版)、堀越真己(フジテレビ版)
記者。ビンセントの愛人。しかしビンセントの事件に巻き込まれ、疎遠になる。
『ゴッドファーザーⅢ』の用語
ジョーイファミリー
マイケルの信頼を得て、NYの領土を仕切っているファミリー。
インターナショナル・インモビリアーレ社
ヨーロッパを中心に活動する国際的投資会社。バチカンとの関係が深い。
ローマ教皇
全世界のカトリック教徒の指導者。バチカン市国の代国家元首。2019年11月20日に日本政府が教皇フランシスコ訪日に合わせて「教皇」という呼称を使用すると発表し、マスコミも「教皇」と表記を統一するようになった。
枢機卿
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目次 - Contents
- 『ゴッドファーザーⅢ』の概要
- 『ゴッドファーザーⅢ』のあらすじ・ストーリー
- カトリック教会との結託
- ビンセントの台頭
- マイケルの攻防と懺悔
- マイケルの作戦
- シチリアでの悲劇
- 『ゴッドファーザーⅢ』の登場人物・キャラクター
- コルレオーネファミリーの主要メンバー
- マイケル・コルレオーネ(演:アル・パチーノ)
- ビンセント・マンシーニ(演:アンディ・ガルシア)
- コニー・コルレオーネ・リッツィ(演:タリア・シャイア)
- ケイ・アダムス・マイケルソン(演:ダイアン・キートン)
- メアリー・コルレオーネ(演 :ソフィア・コッポラ)
- アンソニー・ヴィトー・コルレオーネ(演:フランク・ダンブロシオ)
- その他のコルレオーネファミリー
- アル・ネリ(演:リチャード・ブライト)
- B・J・ハリソン(演:ジョージ・ハミルトン)
- アンドリュー・ヘイゲン(演:ジョン・サヴェージ)
- ドン・トマシーノ(演:ヴィットリオ・デューズ)
- カロ(演:フランコ・チッティ)
- ドミニク・アッバンダンド(演:ドン・ノヴェロ)
- アーマンド(演:ロゲリオ・ミランダ)
- フランシスコ(演:カルロス・ミランダ)
- ジョニー・フォンテーン(演:アル・マルティーノ)
- 主なコルレオーネファミリーの敵
- ドン・アルトベッロ(演:イーライ・ウォラック)
- ジョーイ・ザザ(演:ジョー・マンテーニャ)
- アントニー・スクゥイルアロ(演:ビト・アンツォフェルモ)
- モスカ(演:マリオ・ドナトーネ)
- スパラ(演:ミケーレ・ルッソ)
- その他
- ギルディ大司教(演:ドナル・ドネリー)
- ドン・リシオ・ルケージ(演:エンツォ・ロブッティ)
- フレデリック・カインジック(演:ヘルムート・バーガー)
- ランベルト枢機卿/教皇ヨハネ・パウロ(演:ラフ・ヴァローネ)
- グレース・ハミルトン(演:ブリジット・フォンダ)
- 『ゴッドファーザーⅢ』の用語
- ジョーイファミリー
- インターナショナル・インモビリアーレ社
- ローマ教皇
- 枢機卿
- 司教
- コンクラーベ
- カヴァレリア・ルスティカーナ(Cavalleria Rusticana)
- 『ゴッドファーザーⅢ』名言・名セリフ/名シーン・名場面
- マイケル・コルレオーネ「Never hates your enemy. Effects your judgement.(敵を憎むな。判断が鈍る)」
- マイケル・コルレオーネ「When they come, they’ll come what you love. (敵はいつも愛する人を狙ってくる)」
- ドン・リシオ・ルケージ「Finance is a gun. Politics is knowing when to pull the trigger.(金融とは銃だ。政治によってそれをいつ引くがが分かる)」
- マイケル・コルレオーネ「Politics and crime, they're the same thing.(政治と犯罪、コインの裏表さ)」
- ランベルト枢機卿「The mind suffers, the body cries out.(心が疲弊すると、体も疲弊する)」
- 『ゴッドファーザーⅢ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 制作に後ろ向きだったコッポラ監督
- 出演を断ったトム・ヘイゲン役のロバート・デュバル
- ジュリア・ロバーツのはずだったメアリー・コルレオーネ役
- 30周年でリメイク
- 『ゴッドファーザーⅢ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ニーノ・ロータ(Nino Rota)「Main Title」
- 挿入歌:ニーノ・ロータ(Nino Rota)「The Godfather Waltz」
- 挿入歌:ニーノ・ロータ(Nino Rota)「Brucia La Terra」
- ED(エンディング):カーマイン・コッポラ(Carmine Coppola)/ジョン・ベティス(John Bettis)「Promise Me You’ll Remember」